朝日の基地外投稿7

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10文責:稲妻二郎
お待たせしました。
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8月14日 朝日新聞・大阪版 『声』
「戦争の実態を知らなければ」
日本語教師 岡部節子(奈良市 59歳)

「アジア・太平洋地域の戦争犠牲者に思いを馳せ、心に刻む集会」ってご存知ですか。
太平洋戦争中に日本がアジアの国々でしてきたことを被害・加害の当事者から直接聞き、
2度と起こしてはならない戦争の実態を心に刻み、忘れないようにしようという集会です。
 16回目の今年は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から証言者を招くことになり、
準備が進められていましたが、直前になって入国が拒否されました。7日に大阪で開かれた
証言集会は取材ビデオとスライド上映に切り替えられ、朝鮮人従軍慰安婦の体中に
入れられた入れ墨などを見て、息をのみました。
 1回目から集会に参加してきた私は、日本軍がアジアの人々に与えた、消すことのできない
傷を知りたくなくても知らなければならないと思い、体を震わせながら聞きつづけてきました。
と同時に、加害者となった日本人兵士のほとんどが忠君愛国、絶対服従を強いられ、
彼らも被害者だったことを知りました。
 だれが、戦争を始め、若者を戦争に駆り立てたのか。アジアの国々を踏みにじり、人々を
いたぶり殺した責任者は誰なのか。「平和を願う」日本の首相に答えてほしいのです。