やっちゃた!今日の朝日のドキュン記事 その3

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225文責:名無しさん
昨日の夕刊の記事(時のかたち:森巣博)について、まだ書かれてないな。

80年代初頭から、いわゆる「西洋」の知の世界では、国境と言う捏造物によって
切り取られる「民族論」「文化論」「文明論」等々は、完全に否定された過去の遺物だ
(中略)極東の島国では、「日本人論」「日本文化論」「日本文明論」の花盛り。
21世紀になっても、「国民の形成」を主張するような本が、大ベストセラーになってしまう。
右の「論」は知の世界から相手にされない、つまり批判が出ない。それをいいことに、大衆受けを
狙うジャーナリズムが偏狭なナショナリズムを煽る。(中略)簡単に論破可能なのだから、
論破すべきだろう。そこで私は、「存在しなかった古き良き時代」への回帰を志向する
老人たちを「のすたるじじい」と表現し、徹底的に笑い殺すように務めた。
批判された者たちからの反論はなかった。逃げ回っていると聞いている。

要約。
1、国家は個性を持ってはいけない。西洋では既に確立されてしまったから仕方ないが、
 日本がこれからアイデンティティを持つ努力をするなどとは言語道断である。
2、自国を褒めるのはすべて大衆迎合であり、我々朝日のようなエリート(藁 は
 そんな下品なマネはしない。
3、偏狭なナショナリズムを煽るのは全て老人たち忘れ去られた世代である。
 未来は我らの手中にあり!
4、連中の言ってることなど、既に論破済みである。まあ誰にも読まれなかったような
 マイナーな本でだけど、重要なのは数ではない。広く受け入れられるかどうかも、
 大した問題ではない。追求すべきは自己満足である。