■扶桑社を採択しなかった教育委員会名をさらす■

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211文責:名無しさん
★速報 都立養護学校37校で扶桑社採択へ

けさの産経新聞より

 東京都教委は二十六日、定例の教育委員会を開き、都立の盲・ろう・養護学校の小・中学部で来春から使う教科書を選ぶ審議を行った。新しい歴史教科書をつくる会のメンバーが執筆陣に加わった扶桑社の中学校歴史・公民教科書について、養護学校向けの審議の中で採択を支持する意見が多数を占めた。他の部門は結論が出ず、来月上旬に開かれる臨時教育委員会で最終決定する。
 委員会では、都立の盲学校、ろう学校、養護学校(肢体不自由、知的障害、病弱)の五部門の学校の小・中学部で使う教科書について、(1)記述内容(2)障害者が学ぶ上で適切かどうか−などについて話し合った。
 扶桑社については「大きさや厚さが障害者に扱いにくい」「見やすさという点で劣っている」などという意見があったが、養護学校のうち二部門の審議で「内容が充実している」「(他の教科書より)学習指導要領をふまえて作られている」と評価する意見が多数を占めた。
 都立養護学校は三部門に分かれ、中学部があるのは肢体不自由養護学校十四校、知的障害養護学校二十一校二分校、病弱養護学校二校。
 都教委は教科書採択の改善に積極的で、二月に「我が国の歴史に対する愛情を深め国民としての自覚を育てる」と定めた学習指導要領の目標をふまえることなどを通知。
 四月には石原慎太郎知事が区市町村教育委員に、指導要領に沿った教科書を教育委員の責任で選ぶよう呼びかけていた。