『「つくる会」教科書に反対する掲示板』観察スレ

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194文責:名無しさん
例の掲示板、開設3日目で16万ヒットを超える大盛況でありますが、肝心のサヨク関係者からの反論が無く(反論できない??)、残念です。

さて、ここで最近、と学会会長の山本弘氏の話題が出ましたね。
僕も「と学会」の本は何冊か持っていて、一時、共感していた時期がありましたが、彼はオカルトをあれだけ批判していたのに、歴史に関しては冷静な批判的思考が欠けているようなので、残念でなりません。

国内には「と学会」の他に、「Japan Skeptics」という疑似科学批判組織があります。
後者はアカデミックな組織で、現役の科学者や心理学者などが多数参加しており、その設立には、TVによく出演されている大槻義彦・早大教授などが関わっています。(現在、大槻教授は脱会)

昨年、私が都内で開かれたこのJapan Skepticsの総会に参加した時のことです。(この時は、パネリストに江川紹子が呼ばれていた)
ある会員が、「最近、南京大虐殺は幻であったと主張し、歴史を改竄しようとしている勢力がある。今後、ウチも歴史問題も取り上げてはどうか?」と提案する一幕がありました。
実はこの学会の会長である安斎育郎・立命館大学教授は、「立命館大学・国際平和ミュージアム」の館長も務めており、歴史観は左がかっている方の様なので、まぁ会員からこの様な提案が出るのもおかしくないな、と思いました。

しかし、いわゆる「サヨク」の方々の主張を聞いていると、どうもオカルト信者との共通点が多いように思います。
Japan Skeptics会員でもある菊地聡・信州大助教授の本に「超常現象の心理学」(平凡社新書)という本があり、オカルトの思考法について触れられています。

UFOも超能力も、現代人の科学的知識では説明のつかない(ように見える)未知の現象という意味においては同じだ。だから、実際の証拠を見て考えるしかないのだが、証拠の多くは「体験」のみである。「超常現象は実在する。なぜなら私はこうした事実を体験した。私がウソを言っているとでもいうのか!!」と、声を大にしていう人がよくいる。これに対しては「超常現象と同様な体験をもたらす心理学的な錯誤は数多く存在する。したがって、超常現象のみを根拠にした主張は、妥当なものではない」と答えることができる。

サヨクの方々の「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」などの主張にしても、物的証拠に乏しく「体験」のみである点は、オカルトと非常に酷似しております。
「大虐殺(又は、軍による強制的な強姦行為)は実在した。なぜなら私はこうした事実を体験した。私がウソを言っているとでもいうのか!!」なんて、彼らの主張そのものじゃないですか!(笑)

また同書では、こんな例も取り上げられています。

K氏(注:霊能力者)もここぞとばかり反論してきた。
「他人の人にはわからないだろうが、頭の中に見えてくるんですよ」
そしてまた教科書通りのセリフを続けた。
「もし、霊じゃないと言うのなら、それを証明してみせて下さい」
誤った論法としてあまりにも有名なこのセリフがいきなり出た。
これは立証責任の転嫁という欺瞞である。霊に限らず何らかの存在を主張しようと思ったら、そう主張する側に立証責任が生じる。これはあらゆる学問の常識である。

これもサヨクの人たちにそのまま当てはまりますよね。
そう主張するならば、「立証責任」は彼らの方にあるわけです。
したがって「そちらが自分で勉強してください」なんて、もっての外、彼らは「学問の常識」さえ踏まえていないことになります。

さらに、どうもサヨクの人々は「愛」だとか「心」だとかいった言葉を安易に用いる傾向にありますねぇ。これも、多くのオカルトに共通する事項です。

以上のような理由から、私は彼らの主張は「オカルトである」と考えています。