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名無しさん:
6月22日東京本社「声」より
歴史見る目を養う「真珠湾」
高校生 河合 紹美
(シンガポール 18歳)
19日の「むごい歴史も、目そらさずに」を読んで、私たちは、いろいろな視点から歴史を学ばなけれはならないと思う。
私が通っているシンガポールのインターナショナルスクールでは、卒業生が卒業前に見に行く映画に、「パールハーバー」を選んだ。しかし、ほとんどの日本人学生が見に行かなかったと聞いて残念に思った。
在校生の私は、その映画をイギリス人の友人と2人で見に行った。その後、互いの国の歴史を話し、当時のイギリスが窮地に追いやられていたということを知り、また、なぜ日本が真珠湾攻撃をしかけたかという、私の理解を彼女に知ってもらうことができた。違う視点から歴史を学んだ人々と、歴史について話し合うことは、これから私たちが共に暮らしていく中で必要なことだと思う。
私は、他国の視点から見た「パールハーバー」のような作品を、多くの日本人に見て欲しいと思う。歴史というのは、一方の国側から見ているとどうしても偏ってしまい、真実から遠ざかってしまうからだ。