狂想! 朝日の基地外投稿3

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349「声」@憲法記念日その2
絶対忘れない小尻記者の死 会社員(女性) 京都市31歳

4月21日のオピニオン面「編集部から」にあった「私はあなたの意見に同意できない。
しかし、あなたがそれを言う権利は死を賭しても守ろうと思う」との言葉。
このような言葉を目にする度に思い出すのは87年5月3日の朝日新聞阪神支局襲撃事件と
小尻記者の死である。
私がたかんな年頃の事件で、決して忘れることがない。恐らく私の中で「言論の自由」も侵される
ものだと初めて知った出来事だった。報道期間に向けられた殺意は、民主国家の中でぬくぬくと育った
自らを問い返すきっかけともなった。
昨年、民主主義を考える小さな学習会に参加した。そこで60代後半の男性が私に問われた。
「戦中戦後の貧困、食べ物や着る物がないという状況は比較的想像しやすい。しかし、言いたいことが
言えるということを、今の若者は一体どう考えているのか。それがどれほど貴重なことか」
その方はいつも、広島平和記念公園の落ち葉を1枚テキストにはさんでおられた。
私には、それは原爆という第2の禁断の実の種から育った木の葉のように思えてならなかった。