狂想! 朝日の基地外投稿3

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182ちょっと長いけどスマソ
本勝板より転載のドキュソ投稿

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あぶない教科書・講演報告 投稿者:ウサギの眼  投稿日: 4月25日(水)23時15分03秒

 初めて書き込みします。どうぞ宜しくお願い申し上げます。貴掲示板の益々の発展を祈念いたします。

 『週刊金曜日』誌上でも「つくる会」教科書やその執筆母体である人々が問題となっていますが、
今夜群馬で開かれた「『新しい歴史教科書をつくる会』教科書を学校に持ち込ませない県民のつどい」に
参加し、「子どもと教科書全国ネット21」事務局長である講師の俵義文さんのお話を聞くことが出来ました。

 俵さんは今年で既に65回の講演をされ、今日が66回目だそうです。
しかもここ一週間は帰宅しておらず、昨日は愛媛で講演されたばかりといいますから、そのご活動には頭が下がります。

 初めてお見かけした俵さんは「ロマンスグレーな小倉久寛(^^)」のような渋くかつ温かみを感じる風貌で、
「つくる会」教科書自体の問題点から、「つくる会」幹部の言動や背後の政権党や財界の支援者、
そして今回の採択活動の向こうにあるねらいに至るまで分かりやすく説明して頂けました。

 詳しくは俵さんの近著『徹底検証あぶない教科書』(学習の友社)をぜひお読みいただきたいのですが
(わたしも事前にこれを読みました)、今回の「つくる会」教科書採択は近年の海外派兵法や戦争法の成立
などの政治状況と呼応した「戦争のできる国」づくりへの地ならしの一環です。
憲法や教育基本法等の改悪という法整備と共に、国民が一体となって戦争に協力する意識の育成のため
青少年に歴史を歪曲して教え、かつての加害行為を正当化し、
子どもたちに戦争そのものを肯定させる必要があるわけです。
教育基本法を改悪して「お国のために」兵役を担えるよう奉仕活動を義務化したり、
精神的柱として
「日本の国はまさに天皇を中心にしている神の国であるぞ、ということを国民にしっかりと承知していただく」
ことも全てその目的へ収斂します。

 今までにも政治や社会の情勢に腹を立てたりしていましたが、今回の「つくる会」教科書採択は
今までにない危機感を感じました。大げさに言えば、個人的には「歴史の転換点」の様に思えます。
法令により今年の8月15日までには全国の教科書採択地区協議会で来年4月から使われる教科書が決まります
(実際は7月中には決まるようです)。
わたし達自身が
「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占め」
るために、次代を担う子どもたちに平和で明るい社会を残し伝えるために、
今回は色々できる事をやってみたいと思います。

 皆さんのお智慧をどうぞお貸しください。