「つくる会」教科書の批判を一面に載せる朝日新聞

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923名無しさん@お腹いっぱい。
3月19日付・読売社説(1)

[歴史教科書]「検定で無用の摩擦避けるために」

 「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆した中学歴史教科書の検定を巡って
波紋がおさまらない。検定は厳正で政治的にも中立でなければならない。政府が現在の姿
勢を最後まで貫くよう見守っていきたい。

 「つくる会」の申請教科書には、文部科学省の検定調査審議会が百三十七か所の記述に
検定意見をつけ、そのすべてが修正されたという。審議会は近く検定合格の判断を下すと
見られている。

 これに対し、朱鎔基・中国首相は先日「修正は十分ではない」と記者会見で発言した。
ほかにも、中韓両国の日本側への牽制(けんせい)が相次いでいる。

 日本の教科書検定は、学習指導要領と教科用図書検定基準のみに従って、実態的には学
者などで構成する審議会によって行われる。民間の創意で豊かな教科書を実現するため
に、国の関与は最小限にとどめる仕組みと言っていい。

 そこでは歴史観、価値観は多様であることが前提になっている。子どもたちは多様な見
方、考え方を学び、その中から自分なりの歴史観、価値観を身に着けていくのが望まし
い。