「従軍慰安婦」はこうして作られた。

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67実話に基づく冤罪痴漢例
慰安婦と同じく冤罪痴漢も同じような方法で作られます。

悪夢は突然やってきた。
早朝、激しく玄関のドアを叩く音で目を覚ました。
警察であった。
突然、わいせつ容疑の逮捕状を見せられた。
始めは人違いではないかと思ったが、自分のものであった。
これまでまじめに暮らしてきたつもりだ。
最近、特にトラブルもないので、心当たりもない。
何が起きたのか訳がわからない。
いきなり手錠をかけられ、連行された。
○月○日の○時頃に何をしていたのか聞かれた。
1ヶ月近くも前のことなので、あまり覚えていない。
どうやら、まったく身に覚えのない、わいせつ行為
について追求されているようだ。
被害者は路上を歩いている時に、後ろからきたバイクの男に
痴漢をされたと言っているらしい。
顔つきが似ているとのことで、逮捕されたらしい。
でも、被害者の顔も知らなければ、名前も知らない。
なぜ犯人扱いされるのかわからない。
自分にはこれまで前科などはない。
しかも、証拠もないのに、なぜ逮捕状が簡単に取れるのか。
牢屋の中では、手錠をつけたまま食事をせねばならない。
自分は何もしてないのに、なぜこんな目に遭うのか。
有罪と決まったわけではないのに、ひどい屈辱だ。
結局、訳もわからないまま起訴された。
それも証拠が何もないままの起訴だ。
起訴後も、ずっと留置場に入れられたままだ。
判決は、懲役2年だ。執行猶予はついているようだった。
執行猶予をつければ、控訴しないと思ったのだろうか。
でも、自分は何もしてない。
窓の外には雪がちらついていた。
いきなり逮捕されてから、1年ばかり過ぎたのだ。