1 :
熊野プー:
「A.I.」公開時に開園した東京ディズニー・シーのコンセプトは、
「E.T.」公開時に開園したディズニーランドのコンセプトとは、
明らかに一線と画しているように思えます。
ディズニー作品にたとえるならば、
「101」や「トイ・ストーリー」ではなく、
「ハーキュリーズ」や「リトルマーメイド」の趣向でしょう。
「赤影(レッドシャドゥ)」で適役を演じている藤井フミヤさんが、日本版の主題歌を歌っていた、あれです。
ギリシャ悲劇に謡われた過酷なエピソードを、ディズニーのゴスペル調のミューズたちが、あのように弁護して、悲劇性を巧みに緩和させた、なんともあたたかい作品に仕上がっていました。
メグにとっても過酷な、目を覆いたくなるような古典叙事詩のエピソードをも、メリッサのささやきに求めようとはせずに、ペインたちに起因するひとつのトラウマを想定しています。
私は「ハーキュリーズ」こそが、ディズニー芸術の最も高次な作品であり、キリスト教のみに留まらない西欧文化の源流のひとつを、現代において昇華させた重要な作品であると、考えます。
多神教でありながら神々の物語を文学としてとらえることに、抵抗がある日本では、興行的な人気こそ「トイ・ストーリー」には及びませんでした。しかしながら、
「ハーキュリーズ」のもつ、エーゲ海のドーリア建築の高貴さ、
「リトル・マーメイド」のもつ、潮風のような良質の性的魅力を、
東京ディズニー・シーは、兼ね備えていると言えましょう。
みなさんは、どのようにお思いでしょうか?
2 :
文責:名無しさん:01/09/08 00:42 ID:VyXqsi0I
なにがやりたいんだよ。
3 :
:01/09/08 00:42 ID:/YUFMCoo
「シー」って、米国にもあるのか??
4 :
文責:名無しさん:01/09/08 00:43 ID:VyXqsi0I
東京ディズニー・シーは日本独自の企画と聞いたけど。
5 :
:
フランスのディズニーは閑古鳥らしいね