1 名前:あら探しのあら探し 01/09/07 07:32
あら探しが得意な+αという人物であるが、人にケチをつけている割には、
自分では「戦史」らしいものはほとんど書いていないようだ。コミケで冊
子を売ったりしているようだが、その内容もやはり「他人のあら探し」が主である。
さて、ここでその「戦史研究所」HPを見てみよう。
http://homepage1.nifty.com/SENSHI/ ここでの面白いコンテンツは「間違った歴史の本」という個所。ここでも
「他人の本の間違い探し」に懸命のようだ。まあ、開設目的がそうだといえ
ばそうなのだが。例えば、<大東亜戦争への道 中村粲 2>で、中村本の
602pに対し、「日本が「甲案」において三国同盟の死文化を提案した
という中村氏の主張は誤りであると言わざるを得ません」と+α氏は言う。
ところが、いくら読んでも中村本には「甲案において三国同盟の死文化」を
提案したする記述はない。+α氏は夢でも見たのであろうか。
また、漫画家・小林よしのりの『戦争論』などを大真面目に取り上げて「反論」
を行っているのも気になるところ(ワラ)。
『太平洋戦争こうすれば勝てた』の真珠湾攻撃第二次攻撃論については、
「しかし、こういった主張をする論者は、大海指第一号、機密連合艦隊作
戦命令第一号のいずれにおいても、機動部隊の攻撃目標として指示してい
るのは「米國艦隊」であって、真珠湾ではないという極めて初歩的な事実
を見落としています」と+α氏は言う。要するに、タンクなどの攻撃は
「命令違反」とでも言いたいのであろうか。それと、第二次攻撃の考えの、
持ち主には源田実や淵田美津夫といった人物もいるということは周知の
事実である。もっとも、第二次攻撃をやった方が良かったかどうかはまた
別の話であるが。
田中正明の「松井日記改竄」にも触れているが、この問題は元々、板倉由明
氏が発見、公表したものであることは戦史をかじっている者であれば、大概
の人が知っていることかもしれない。
今後は+α氏に「一切間違いの無い、正確な歴史書」でも書いもらいたいも
のというものだ。+α氏ならきっと書けるのであろうから。