1 :
文責:名無しさん:
「いま魂の教育」石原慎太郎著 初版 2001年3月30
日光文社発行
この著作で石原は親が子に天国と地獄のあることを教える必要
があると主張し,芥川龍之介の「蜘蛛の糸」に天国と地獄とい
うイメージが鮮やかに描かれていると記した後つぎのように述
べている。
---引用のはじめ-----------------------
かつて所用でネパールヘ行ったとき、中学生だった長男を同
道しました。ヒンズー教のだいがらん聖地のひとつパシュパテ
ィナートの大伽藍に見物に行った時、多くの巡礼に向かって寺
の境内で喜捨を乞うているハンセン病の患者たちを目にし、息
子に向かって、この世にすでにこうしてある天国と地獄の併存
の不条理さを教え、来世における魂という存在がおかれる状況
としての天国と地獄について話したことがあります。 (続)
2 :
文責:名無しさん:2001/08/19(日) 02:56
はたして
私の言葉が芥川龍之介の一編の短編以上に子供に強い印象を与
えたかどうかは疑問ですが、いずれにしても子供たちに向かっ
て、人間は、その人生を善なり悪なり生き切ってしまえぱそれ
で終わりであり、死んでしまえばこっちのものだ、といった無
責任では決してこどは終わらないのだということを教えてやる
必要があると思う。自分が生きた人生の責任はまず何よりも自
分自身にあり、その責任というものは死後もなおさまざまな形
で自分が負わなくてはなりません。それであるがゆえに、人生
の生き方というものを常に反省し、自省し、よき開拓を心がけ
る必要があるのだと。
-----------------------引用のおわり---
3 :
文責:名無しさん:2001/08/19(日) 03:06
石原に捧げたい。
人生の生き方というものを常に反省し、自省し、よき開拓を心がけ
る必要がある。
もう、石原ネタはいいよ。あんなアホオヤジ、スレたてるほどのこともない。
5 :
文責:名無しさん:2001/08/19(日) 05:35
6 :
文責:名無しさん:2001/08/19(日) 05:37
>5
それはまずいんじゃないの?
まぁ、実際ハンセン病にかかって、病苦にあえぎ、差別にさらされるのは地獄だろうな。
仮に国家がこれを保護しても、その苦しみに変わりはあるまい。
人間は生まれついて不平等であり、その境遇は天国と地獄のようにも思える。
てすと。