がいしゅつかもしれんが、高知新聞の夕刊より
http://www.kochinews.co.jp/evening.htm 非公開区長会に読売新聞記者が録音機仕掛ける 村「信頼関係損なう」
十三日夜、非公開で開かれた土佐郡土佐山村の村区長会の会場に、読売新聞社記者が録音機を隠し置いていたため、村側が「信頼関係を損なう行為だ」と反発するトラブルが起きた。
録音機が見つかったのは午後十時半ごろに区長会が終了した直後。後片付けをしていた村幹部が入り口ドア付近の、部屋の隅に置いてあったモップの下から発見した。
閉会後の記者会見の場に村幹部が録音機を持ち込み、持ち主を尋ねたところ、読売新聞社高知支局の記者が名乗り出て、「非公開にされる理由がない」「区長の中には公開しても構わないという人もいた」と置いた理由を説明した。同記者は開会前に部屋に入り、自分で置いたという。
村幹部は「後で会見するので、非公開を了承してもらったはず。ショックだ」と憤慨。別の幹部は「訴えたり、罪に問うことはしない。ただモラルの問題として、きちんと受け止めてほしい」と話し、録音機を高知署土佐山駐在所に預けた。
同記者は「あくまで個人の判断、生の声が聞きたいということで置いた」と話している。
読売新聞大阪本社広報宣伝部は「取材手法として不適切だった面があり、村の関係者の方々におわびします」と話している。
同記者は十四日午前、村幹部らに謝罪した。