読売と朝日の比較スレッド

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1名無しさん@お腹いっぱい。

2つの新聞を取ってます。
比較するのも面白い。
2名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/29(月) 02:57
まず、配達時間。
読売の方が早いです。
読売は5時過ぎ。
朝日は6時半過ぎ。
経路の違いか。
3名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/29(月) 02:59
雨の日の対応。
朝日は何もしないでポストにほりこんでくれます。
そのため、びしょびしょ。
読売は必ずビニールに入れてくれます。
ですから濡れません。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/29(月) 02:59
折り込み広告はほぼ同じ。
5名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/29(月) 04:14
ついでにダボス会議の記事を比較して下さい。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/29(月) 07:49
>>2-4
それは販売店の問題だろ・・・。
7名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/29(月) 07:54
ワンマンマンの4コマを出すのが朝日
苦情を出すのが讀賣 煽るのが産経(スポーツ)
8名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/29(月) 09:47
ウチのあたりは朝日は4時ごろ、読売は7時近く。
朝日はビニールにはいっていて、読売はそのまま。
2・3と全く逆です。やはり販売店の問題ということですね。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/03(土) 09:17
日航ニアミス事件

読売:機長らが再三の警察・社内の事情聴取を、労働組合と拒否していた点を鋭く追求。機長が「弁護士と相談してから」といって拒否し続けたことが原因究明遅れの一因。


朝日:この点一切の記載無し。

労働組合の弊害を隠蔽する朝日新聞えらい!!!
10名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/04(日) 13:05
今朝の朝日新聞、読売から遅れること3日間、日航ニアミスで「乗員聴取巡り混乱」を34ページ目に取り上げました。もちろん労働組合への最大限の配慮を忘れない朝日の報道姿勢には好感が持てます。34ページ目と言うことで気がつかないで終わる読者も多いことでしょう。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/04(日) 13:15
機密費事件の今朝の報道
・読売
「8年で入金8億2000万」
「機密費流用松尾元室長」
「口座の詳細判明」
事実を的確に伝えているだけでつまらないですね。
・朝日
「機動的に使うと余りでないの?」
「機密費完全消化」
「年間計約72億円」
「竹井費に流用の指摘も」
今回の事件の枠を超えて、読者の政府に対する不信感を煽ろうとする、前向きな姿勢に好感が持てます。「関係者によると...行われているという」という伝聞をうまく使い、あたかも事実であるがごとく表現する手腕はまさにマスコミの鏡であるといえるかもしれません。
ちなみに予算とは使い切る物です。それは無理に使おうとするのではなく、建前上、使いたい費目は常に予算よりも多くあるからです。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/04(日) 19:14
読売は大本営発表みたいなもんてこと?
>11
13名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/04(日) 22:52
>>12
読売が大本営発表という印象は受けていません。煽りや世論誘導が弱いのです。
朝日に比べて読売は記事を捏造するぐらいの積極性が無いような気がします。読売に珊瑚に落書きをするぐらいの前向きさが有ればもっと面白い記事が書けそうなきがします。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/04(日) 23:45
>>8
ところで君も両方とってるの?
15名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/04(日) 23:45
1612:2001/02/05(月) 07:00
>13
あったまいい〜
おれが漠然と考えてた事を全部言葉にしてくれた感じ。
すっきりした〜有難う〜
読売のが安心して読めるけど、そこは朝日みたいのがあってこそ。
上手く共存してほしいです〜
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/05(月) 19:34
・読売
「KSD機密費追求 鳩山氏」
「衆院代表質問始まる」
・朝日
「KSD機密費国会論戦スタート」
「鳩山民主政権奪取へ正念場」
「自民党の構造批判」
やはり朝日新聞は熱いですね。政権奪取へ正念場だそうです。このくらい騒いだ方が読者も喜び、高い購読料を払っていることに納得するでしょう。批判だけで政権奪取が出来るか、などとさめたことを言ってはいけません。対して読売はつまらないですね。些細なことでも政権がひっくり返ると騒ぐべきです。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/05(月) 19:41
Z
19名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/05(月) 19:46
読売では1面に出て朝日だと記事にもならないことが今日の夕刊に2つありました。
・読売
「自衛隊機、インドへ出発」
朝日読者はご存じないかもしれませんが、自衛隊も頑張っているようです。朝日敵視点で言うと自衛隊は黙殺すべき対象です。
「組織窃盗被害200億円」
「3年で37件 外国人・暴力団連携が大半」
内容はやはり中国人。
「総額12億2500万円の被害があった八号事件では、中国人ら26人もの窃盗団が、飲食店で客の財布を盗み、クレジットカードで工高額の商品を買いあさっていた。」
「また東京都愛知を拠点にしていた中国人窃盗団による十六号事件では、窃盗団が暴力団から多額の現金のある会社事務所や住宅情報を聞き出し、特殊な工具で鍵を開けるピッキングで空き巣狙いや金庫破りを繰り返していた。暴力団には情報提供を受けるたびに50万円の報酬を支払っていた。」
中国共産党に頭の上がらない朝日新聞ではこの記事は黙殺されるか、社会面の隅に小さく中国人という記述を削除して取り上げられるでしょう。世の中には知らなくていいこともたくさんあるんです。
20名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/05(月) 19:48
Yomiuri Onlineにて:
http://www.yomiuri.co.jp/04/20010205it07.htm
***************************
広域的な組織窃盗が横行

全国にまたがる組織的な窃盗事件について、警察庁が指定した「登録組
織窃盗事件」が、過去三年余りで三十七件に上り、被害総額は推定で二百
億円を超すことが分かった。その大半は、中国人窃盗団が暴力団に盗品の
販売を依頼するなどの「盗品ビジネス」で、盗み、見張り、盗品売買とい
った分業体制が取られている。
(以下略)
***************************

朝日はこういうことをきちんと書いているかい?
2120:2001/02/05(月) 19:50
しまった、19とかぶってしまった。卯津田志乃鵜。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/05(月) 20:05
朝日はホワイトハウスの大本営発表である。
読売は永田町の大本営発表である。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/05(月) 20:37
朝日…ニセ紳士
毎日…ちんぴら
読売…ヤクザ
24名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/05(月) 20:56
朝日…酒鬼薔薇が読んでいた
読売…酒鬼薔薇が読んでいなかった

25名無しさん:2001/02/06(火) 04:53
>>19
情報提供すらなら、考えてしてほしい.被害者も世間も納得する所!1つあるでしょう。
26名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 13:42
http://ntt.asahi.com/532/board002.html

ここを読むと朝日読者主婦は外人と結婚したり外国に
住んでたりする外国かぶれ馬鹿女ばっかなんだと
よくわかる。
27名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 14:07
>>19@`20
やはり中国人ネタは朝日に載りませんね。
28朝日読者:2001/02/06(火) 14:17
毎朝見てるけど全然載らなかったね>品人犯罪増

主義主張は勝手だがそれによって偏った記事の選別をして事実を事実として報道できないのであればもはや報道機関を名乗る資格なし
29名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 14:24
私は情報を情報を選別し、政府に対する国民の不満を高め、中国・朝鮮の悪行を隠し、中国・朝鮮に対する好感度アップを図る、自虐史観に貫かれている朝日の編集姿勢を支持します。気に入らないなら朝日の購読を今すぐ止めましょう。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 14:36
>29
とっくの昔にやめました。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/07(水) 00:21
>29
だから減ってるんだろうね。>読む人
32名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/07(水) 00:42
朝日…17歳の新聞
読売…77歳の新聞
33名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/07(水) 16:48
今日の社説。
・朝日
「怒りに鈍感すぎる 代表質問」
「身内意識が道を外した 捜査情報漏れ」
・読売
「総合的な支援の枠組みが必要だ 高齢者住宅」
「誘致の利害得失を見極めたい 核融合実験炉」

多くの人が朝日の見出しに心動かされ、読売の見出しにがっかりさせられることでしょう。その通りです。読売はマスコミのマッチポンプとしての使命を完全に忘れていると言わざる得ません。マスコミたるものいかなる理由が有ろうとも権力に迎合してはならないのです。反政府を煽り、国民の不満を高め、その不満が頂点に達して暴力行為に走る者がでるぐらいまで煽り続けなければ逝けません。それで騒動でも起これば、起こした側と遠因を作った政府をさらに攻撃すべきなのです。
読売の社説はまるで建設的な提案です。これはマスコミとして最も恥ずべき行為です。
たいして朝日の社説は、マッチポンプをしっかり実践しています。「怒りに鈍感すぎる」この言葉はそのまま読者に向けられた言葉なのです。朝日の読者は常に血圧を上げて、手に汗握りながら、与党野党双方を「鈍感な奴らだ」と怒りながら代表質問に注意を払うことが求められています。人間は感情の動物です。読者から冷静さを奪い取り感情で政府批判をするよう煽る朝日新聞は、やはり日本でもっともマスコミらしい新聞であると賞賛せざる得ません。
あなたも朝日新聞を読んでエキサイトしましょう。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 00:14
テレビ朝日の“盗撮”を批判=自民(時事通信)

 放送の公平中立性や放送法の在り方などを検討する自民党の放送活性化検討委員会(委員長・熊代昭彦副幹事長)の初会合が7日午後、国会内で開かれ、先月スイスで開かれた世界経済フォーラム(ダボス会議)の際、社民党の辻元清美政審会長にビデオカメラを託して非公開の会議の模様を放映したテレビ朝日に対し、「主催者に対する信義違反だ。適切な処置が必要」との意見が出された。
 また、「偏向報道には訴訟を起こし、判例を積み重ねるべきだ」などの厳しい意見が出る一方、「多チャンネル時代を迎え、米国のように放送法を廃止し、完全自由化すべきだ」と規制緩和を求める声もあった。同委は「偏向報道が目に余る」との古賀誠幹事長の指示で、副幹事長らをメンバーに設置された。

[時事通信社 2001年 2月 7日 00:00 ] http://news.yahoo.co.jp/headlines/jij/010207/dom/19383402_jijdomx706.html

35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 01:20
朝日のやりそうなこと!
36名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 01:23
がんばれ自民党!!!
37名無しさん@お腹いっぱい:2001/02/08(木) 01:29
いや、朝日嫌いだけど、自民党もやりすぎなんじゃないの
38名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 01:35
どうせ自民党なんてあと半年の命
39名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/08(木) 02:19
あなた方は朝日の未来を先取りしてることに気付かないのです。
無知な国民と闘い続けてきた朝日の孤高の精神、魂を今は理解されなくても
いずれあなた方にも分かる時がくるでしょう。
朝日が正しいことは歴史が証明してます。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 02:31
証明するのはええけど煽るのはやめれ朝日
41名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 02:32
39はマジなのか?煽りか?朝日がどうだったかはすでに歴史が証明してくれてるよ
カンボジア・ポルポトはどうなった?地上の楽園北朝鮮はどうなった?
中国の文革を絶賛してたのはどこだ?南京三十万人虐殺、慰安婦の軍による強制連行を大宣伝してたのはどこだ?

全くいい加減にしとけよ、このクズが!!
42名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 05:44
>>39
あなたは基本的な部分を勘違いしてます。
朝日は売り上げを伸ばすために努力しているのであって、孤高の精神や魂は無関係です。まして、正しい正しくないで論ずること自体、あなたが煽られ踊らされている証拠です。
>>40
煽るのはマスコミの仕事ですが、煽った後の責任を負うのはマスコミの仕事ではありません。
43名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 10:18
39 
昔から朝鮮、韓国の方々の意見を紙面に反映させているのは朝日新聞以外にありません。
44名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 13:18
>>43
朝鮮人発見!!
45名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 13:38
>>43
あなた方の購読料が朝日新聞を支えているのです。
46名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 13:55
改めていうまでもないことだが、
>>昔から朝鮮、韓国の方々の意見を紙面に反映させているのは朝日新聞以外にありません。
それでいて韓国人や中国人の犯罪を隠し続ける朝日新聞の姿勢は
韓国人にはメリットがあっても純粋な日本人には何のメリットも
ないのだよ。
47名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 21:54
あなたがたは正義について考えたことがありますか?

朝日新聞が正義感と勇気と責任感を社の創立以来一貫して持っていることは誰もが否定できません。

朝日の努力が無ければ、今回の新大久保の事件も闇に葬られていたでしょう。
48バナナ@朝日新聞の性技:2001/02/08(木) 21:59
朝日の提携先は『人民日報』
49名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 22:07
酒に酔って駅員に暴行した本社社員を逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/04/20010208ic28.htm

これってどう?
50名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 23:53
うp
51名無しさん@もうすぐ一周年:2001/02/09(金) 01:26
>47
素晴らしいほめごろ紙だ。
広報部のHは、責任感がなかったな。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/09(金) 01:51
聖教新聞と赤旗をとってます。
何も怖いものはありません。
53名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/09(金) 03:51
タクシー強盗vs駅員への暴行
54名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/09(金) 06:10
編成部次長ってのは整理部デスクのことか。午前8時に酔っ払っててって・・・
宿直明けに飲んでたのか、飲んで夜を明かしたのか・・・
55名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/09(金) 11:03
どっちも拡販がえげつないのが共通点かな
56名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/09(金) 17:30
朝日の社会に正義を実現しようとする純粋さ、差別根絶の強い意志・・・・
57名無しさん:2001/02/09(金) 17:45

どっちも嫌いだが朝日の社説はキティガイ。
58名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/09(金) 17:51
読売は体質が嫌いだけど記事は割合と今の世の中に合ってると思う。
特に朝日見た後は。
59名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/09(金) 18:04
>>49
彼は15年ほど前にも、飲み屋での暴行事件で逮捕されており(相手は「ポルノ女優」)、
今回が2回目。
60朝日新聞奨学生:2001/02/09(金) 20:48
読売は最近リニューアルして、やたら字のサイズが大きくなりました、
そのため字数を削った文章を書かなくてはいけなくなり、表層的な記事しか
書けなくなっています。
朝日はそんなことやってませんが、相変わらずイっちゃってる記事を書いてるので、
朝日信者しか読まなくなり、部数減が止まりません。
おかげで奨学生もいろいろくだらないてこ入れをさせられていやになります。
結論、「馬鹿でも読める読売新聞。馬鹿しか読めない朝日新聞。」
ということです。
61名無しさん:2001/02/09(金) 22:31
鍋恒は氏んでください。

朝日は倒産してください。

  以上2点よろしくお願いいたします。
62名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/09(金) 23:21
≫59
ちがーう!女が某雑誌社にリークしただけ。事実上はなにもなかった!
知らんくせに知ったかするな!
貴様、読の人間だな?!
63名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/11(日) 00:22
>>62
そういうあなたも讀賣さんね♪
64マスコミ志望:2001/02/11(日) 03:08
61は理由を言わないのはおかしい
65名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/11(日) 12:20
朝日がこれからも正義のスーパーヒーローであることを祈って・・・・・・
6659:2001/02/11(日) 14:38
>>62
そのポルノ女優の電話がうるさいと、こずいたor突き飛ばした。
その女が騒ぎ立て、警官を呼んだ。
その警官達に彼はかなりの暴言を吐いた。
そして現行犯逮捕。
これが真相。
わかったか?しったかの>>62君
67名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/11(日) 17:40
朝日・読売・NHK・産経? は入社試験を同じ日に持ってくるあたりが
なかなか面白いね。

YWはアエラをパクろうとしているのか?
68名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/11(日) 18:43
>>67
「パクリ」なんていうと、優秀なアエラ編集部の視野狭窄女性編集者に
失礼だよ(藁
ちなみに両社とも出版部門は赤字・・・額的には朝日の赤字は読売の
3倍程度(除く「アエラ」・・・ここは別会計)
69名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/12(月) 10:44
さて、原潜事故にルーシーさん。どう見ても100%悪役が決まっているこれら事件に対する読売、朝日の論評に差はありません。しかし、朝日新聞は次なる展開を虎視眈々と伺っています。
・朝日38項
「日本どこへ 憲法教科書・・・」
「建国記念日各地で集会」
「原潜事故あげ「軍備で命守れぬ」の声」
次なる展開は原潜事故から在日米軍批判、日本の自衛隊批判そして政府、自民党批判という今後の論調の下ごしらえに入ったようです。今後の展開が楽しみですね。
「...の声」といういと、あたかも世論が高まっているかのような錯覚を起こしてしまいそうですが、「五十川孝・フォーラム事務局次長がえひめ丸の事故に触れ、米軍を非難した」。見出しの「声」の持ち主はこの五十川という人の声だったようです。
70XYZ:2001/02/12(月) 11:08
>>69
ヘルメットにマスクしないと朝日から「市民の声」として認められません。
7169:2001/02/12(月) 11:17
後半の日本語がすこし変だにゃ〜。
気にしないでよんでけろ。
72名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/12(月) 23:42
>>59
見ていると62の人が言っているように読売の人なの???
なのになんで会社の内部の事このスレでばらしてるの〜???
楽しいの?そんなことして〜???
読の中って実際どうよ?社員として???
あー社員として相手にされてないから
ここ来てうさばらし???
ハハハッ
73名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/13(火) 00:02
こういう比較はいいね。
良スレ
74名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/13(火) 16:14
7562:2001/02/13(火) 21:07
≫59
逮捕なんてされていたら15年前のその時に
とっくに処分されてるわ!!!
捕まった人と同じ読の人間なら最後までちゃんと調べろって!
76名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/14(水) 03:59
>>60
>結論、「馬鹿でも読める読売新聞。馬鹿しか読めない朝日新聞。」

(笑)オレも元新聞屋だけど苦労してそうだねえ、現場は。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/14(水) 07:36
読売新聞2/14
「原潜の対応、理解できる」船長が批判撤回
 ホノルル13日=石井一夫】愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」と
米原子力潜水艦「グリーンビル」の衝突事故を調査している米国家運輸安全委員会
(NTSB)は十二日夜(日本時間十三日午後)の記者会見で、遭難者の救助をめぐって
「グリーンビル」側の対応を批判していた「えひめ丸」の大西尚生船長が、NTSBの
事情聴取に対しては前言を撤回し、「事故後の状況下では、潜水艦乗組員による
救助活動は困難だった」と話したことを明かした。朝日新聞2/14■《天声人語》
 「見えないものはどうしようもない」。沈没させられた漁業実習船えひめ丸の
大西尚生(ひさお)船長は、そう語った。胸中は察するに余りある。海の中から
いきなり飛び出してきた原潜を避けることは、だれにもできない。
 非は全面的に米国側にある。それなのに、日本政府の対応は妙にものわかりがいい。
たとえば、事故後まもなく「米海軍の原潜は、救助活動をせず、
当て逃げしたのではないか」という疑問が、報道陣から出た。外務省は否定し、
さらに30分後「救助・捜索にあたったと米側に確認できた」と念を押した。
 救助しなかったのは、いまや周知の事実である。また、現地に赴いた
桜田義孝外務政務官は12日、米太平洋軍の司令官と同席して会見し「潜水艦の
救助活動は適切だった」と語った。「満足できる時間内にヘリコプターや
船が到着しており、潜水艦もえひめ丸の救命ボートとともに移動していた」からだそうだ。
 大西船長の「潜水艦に救助された乗組員はいない。ゴムボートか何かおろしてくれるかな
と思ったが、ただ監視しているような感じだった」ということば(事故翌日)とは、大きな
隔たりがある。安全な場に身を置いた加害側。波の間で助けを待つ被害者。なお行方不明の9人。
「満足できる時間内に」などと言ってもらいたくない。
 緊急浮上訓練中の事故だった。十数人の民間人が乗っており、PRのための緊急浮上だった疑いも
なしとしない。高精度の音波探知装置が備えてあるのに、使わなかった。問いただしたいことが、
つぎつぎに出てくる。反米軍感情を抑えようという「火消し作業」に精を出す時期ではあるまい。
 ゴルフ場の一件に関して、森喜朗首相は「(秘書官から)その場にとどまるように言われた」と
釈明した。「秘書が、秘書が」のあの言い方。笑う以前に、もの悲しくなる。
78すまん、訂正:2001/02/14(水) 07:39
●読売新聞2/14
「原潜の対応、理解できる」船長が批判撤回
 ホノルル13日=石井一夫】愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」と
米原子力潜水艦「グリーンビル」の衝突事故を調査している米国家運輸安全委員会
(NTSB)は十二日夜(日本時間十三日午後)の記者会見で、遭難者の救助をめぐって
「グリーンビル」側の対応を批判していた「えひめ丸」の大西尚生船長が、NTSBの
事情聴取に対しては前言を撤回し、「事故後の状況下では、潜水艦乗組員による
救助活動は困難だった」と話したことを明かした。

●朝日新聞2/14■《天声人語》
 「見えないものはどうしようもない」。沈没させられた漁業実習船えひめ丸の
大西尚生(ひさお)船長は、そう語った。胸中は察するに余りある。海の中から
いきなり飛び出してきた原潜を避けることは、だれにもできない。
 非は全面的に米国側にある。それなのに、日本政府の対応は妙にものわかりがいい。
たとえば、事故後まもなく「米海軍の原潜は、救助活動をせず、
当て逃げしたのではないか」という疑問が、報道陣から出た。外務省は否定し、
さらに30分後「救助・捜索にあたったと米側に確認できた」と念を押した。
 救助しなかったのは、いまや周知の事実である。また、現地に赴いた
桜田義孝外務政務官は12日、米太平洋軍の司令官と同席して会見し「潜水艦の
救助活動は適切だった」と語った。「満足できる時間内にヘリコプターや
船が到着しており、潜水艦もえひめ丸の救命ボートとともに移動していた」からだそうだ。
 大西船長の「潜水艦に救助された乗組員はいない。ゴムボートか何かおろしてくれるかな
と思ったが、ただ監視しているような感じだった」ということば(事故翌日)とは、大きな
隔たりがある。安全な場に身を置いた加害側。波の間で助けを待つ被害者。なお行方不明の9人。
「満足できる時間内に」などと言ってもらいたくない。
 緊急浮上訓練中の事故だった。十数人の民間人が乗っており、PRのための緊急浮上だった疑いも
なしとしない。高精度の音波探知装置が備えてあるのに、使わなかった。問いただしたいことが、
つぎつぎに出てくる。反米軍感情を抑えようという「火消し作業」に精を出す時期ではあるまい。
 ゴルフ場の一件に関して、森喜朗首相は「(秘書官から)その場にとどまるように言われた」と
釈明した。「秘書が、秘書が」のあの言い方。笑う以前に、もの悲しくなる。
79名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/14(水) 18:32
ロシア空軍機の領空侵犯記事
読売
ttp://www.yomiuri.co.jp/00/20010214i205.htm

朝日
なし。

ロシアより中国が来てくれたらもっと嬉しいとこでしょか。
朝日にとっては。
80名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/14(水) 20:22
人民解放軍の日本上陸が始まったら朝日新聞は熱烈歓迎の社説を載せることでしょう。
81名無しさん:2001/02/15(木) 16:10
森首相のゴルフ会員権問題、朝日朝刊には
「朝日新聞の調べで明らかになった」、
他社のサイトには「15日、分かった」とあるんですが、朝日の特ダネなの?
朝日以外の朝刊には載ってないの?
82名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/18(日) 15:35
ゴルフ会員権とワインは朝日が半日先行。
負けたね、読売。
83名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/18(日) 16:13
今日の朝日の社説はいつもより厳しい指摘のように感じたが。
84名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/18(日) 18:07
今日の社説もいつも通りと感じました(藁
朝日・読売とも最近森政権、潜水艦事件といい記事に大差はありません。

朝日の社説からきつい表現を拾ってみました。
「首相進退 すでに「裸の王様」だ」
「リクルート事件から12年余り、森氏は何の成長もしていない」
「このところ相次ぐ重大問に、首相はもとより政府全体がまともに対応できていない。」
「自民党の自殺行為というしか。」
次の社説も、
「イラク空爆 米英の攻撃も疑問だ」

非常にアグレッシブで◎です。

「12年余り、森氏は何の成長もしていない」非常にいい表現です。森氏には森氏の人生がありますし、12年間何かがあったから首相になったのでしょうが、そんなものは頭から否定してかかる。気持ちいいじゃありませんか。勧善懲悪。森氏の存在自体を否定し、読者に爽快感を与えています。

「政府全体がまともに対応できていない。」まさにその通り、っと言いたくなります。頑張っているのは朝日新聞だけで、政府は役に立っていないことを強調しています。

「自殺行為」この表現はキーです。「殺」や「死」という表現は出来る限り隅々で使う表現です。これらの漢字に、日本人は本能的に感情が動かされ、よりテンションがアップします。

さらに返す刀で、「米英の攻撃も疑問だ」。この「...も...」がポイントです。この2つの独立していることが期待される社説は、怒りという感情の元で連続して扱われます。ここの「も」は「自民党はクズだし、米英*も*カスだ」。読者はテンションを落とすことなく、2つの社説を読み切ることが出来ます。うまく社説の筆者に感情移入できれば、自民党や政府そして米英を見下しながら、悪を批判する熱い正義の味方のような気持ちになることができます。

ちなみに、読売の社説。
「イラク攻撃 米国は歩杏里で十分な説明を」
あまりにも理論的で、朝日のような「民間人に死者や負傷者」という表現が見られません。このての記事社説では「死」は重要なキーワードであることを理解できていないようです。
85名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/18(日) 18:39
歩杏里→安保理
杏里の歌が懐かしい
86名無しさん:2001/02/18(日) 21:37
>82
単に半日早かったのではなく、朝日が載せなきゃバレなかったんじゃないの?
87名無しさん:2001/02/18(日) 21:42
>86
森の会員権がバレたのは朝日の「調査報道」だってこと?
ほんとのとこ、どうなんでしょ。
88下衆:2001/02/18(日) 22:03
朝日はこの世から消えてなくなって欲しい。
89名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/18(日) 23:15
激しく同意。>88
90名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/18(日) 23:24
毎日も忘れるな!
91名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/19(月) 22:14
>>84
おもろい
92名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/19(月) 22:49
>>91
あんがと。
仕事が忙しく、なかなか書く暇ないけど、そのうちまた書きます。
93名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 23:20
本日の夕刊を見ています。まず、1面の記事に対してのコメントです。

読売
・米、国債2兆ドル買い戻し
 10年計画 累積責務6割削減
 財政黒字減に
・ネットビジネス企業支援
 適法性を事前判断 携帯通話域拡大
 IT推進重点計画

朝日
・ニース条約
 「大欧州」目指しEU調印
 政治統合を論議へ
・原爆犠牲者の遺影収集
 全国に呼びかけ 平和記念館に収蔵へ

いつも思うのですが、読売は経済的な記事がよく1面のトップ記事にきます。また国債額に示されるように計数的な表現も多くあり、感情の動物である人間にとっては非常に反応しにくいものです。読者の知能指数を買いかぶり、計数、理性に訴えようとする姿勢は、煽りと偽善をその本分とするマスコミとしては、あってはならない姿であることは言うまでもありません。

ニース条約、あたかも歴史の教科書に出てきそうなこのフレーズは受験生の心をとらえることでしょう。今のサラリーマンの生活には、今すぐには何の変化ももたらさないこの記事も、なにやら世の中が大きく変わろうとしているという錯覚を起こしてしまう、まさに1面のトップ記事にふさわしい内容です。「原爆」このキーワードは朝日で未来永劫に用いられる、すばらしいキーワードです。大学受験出題率No.1の朝日、受験生受けするキーワード、朝日新聞に死角はありません。
94名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 23:42
さて、最終面の記事の取り扱いが目に付きました。

読売(4段ぶち抜き、最終面トップ、目立つように)
・民主党公設秘書ら書類送検
 都議選出馬予定者の身代わり出頭支持

朝日(8段目、下の隅に小さく)
・元民主秘書ら3人書類送検
 駐車違反身代わり

この同じ事件について、その扱いに差がありますが、これにはもちろん問題があります。読売は政党の関係者の書類送検と言うことで大きく扱ったと考えられます。しかし、タイミングを全く考慮していません。今は右も左も「森降ろし」で大騒ぎしています。この茶番劇では自民党は悪党集団で野党である民主党は、頼りなくとも同情の沸く、正義の騎士でなければなりません。つまり自民党のやることは全て悪で無駄で私服を肥やすだけの政党であり、政権がひっくり返されなければならないのです。その方が記事が増え、一般のアホ読者が新聞に払う注意力が増し、ひいてはマスコミ全体の売り上げ浮揚につながるのです。今このタイミングで夜盗第一党の民主党に対する批判が高まることは、読者を混乱させ、自民党の延命をはかることになります。大衆受けするドラマでは善玉と悪玉がはっきり分かれなければならないと言うことを、読売新聞は見落としているようです。

その点、朝日新聞のこの事件に払う注意は繊細かつ適切なものです。小さく扱うことで、複雑な思考ができない読者に混乱を与えないよう、見落としやすく、あるいは読んでも議員のコメントもない無味乾燥した記事となっています。この表現なら、「森降ろし」キャンペーンに熱くなった読者の気勢をそがないで済むでしょう。朝日新聞は煽りばかりの新聞だと勘違いしている人も多いようですが、このように記事の扱いについては常に細心の配慮も怠っていません。
95名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 23:55
読売新聞では一面にでていながら朝日新聞には載らない記事が、みなさんのご期待通りあります。

読売
・人権問題 米が中国非難決議
 来月国連委に提出へ

朝日
 (記事無し)

明日の朝刊には出るでしょうか。少なくとも1面には出ないでしょう。中国人犯罪と中国の人権問題は、朝日新聞読者は知らなくていい事実であり、常に読者はこのような事に注意を払わず、日本の政治に対する不平・不満にストレスを貯め続ければいいと言うのが朝日新聞の編集姿勢です。

しなみに「北朝鮮による法人拉致事件」の解決を米国で訴えた横田さんの記事は、読売は1面写真の2面記事、朝日は最終面に写真と記事。文章量は、朝日は読売の三分の一程度で、横田さんのしゃべった内容もほとんど載せてません。北朝鮮関係の記事だけに、黙殺しなかったのは意外でしたが、内容的には北朝鮮にたいする嫌悪感を読者が持たないよう、最大限の配慮を行っている点は、朝日の編集姿勢を表しているものと思います。
96名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 00:48
かなりおもしろいんですけど、もう書かないんですか?
97名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 00:56
今日の読売の社説は朝日を攻撃しているね
98名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 01:03
99名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 14:37
100名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 21:48
朝日万歳
101名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 22:55
今日の夕刊も両紙の違いが鮮明に出ている記事がありました。扱いは大きくありませんが、両紙の編集姿勢、読者層がイメージできて面白いかもしれませんので、拾ってみます。

・朝日(14ページ、小さく)
「韓・朝鮮総連議長の葬儀に6000人以上参列」
・読売
(記事の扱い無し)

・読売(15ページ、トップ)
「国連に救済申し立て」
「北朝鮮拉致疑惑 日本人家族が本部訪問」
・朝日
(記事の扱い無し)

当然マスコミは売り上げ向上のために、ターゲットとする読者層に欲しがる情報を提供します。記事を見ればターゲット読者層はだいたい想像がつきます。

朝鮮総連に感心のある人は朝日新聞を読む。さらに朝日新聞読者は北朝鮮による拉致疑惑には余り感心がない(あるいは北朝鮮側の見解を信じ、否定したい)という読者像が見えます。読売新聞読者はその逆でしょうか。ちなみに朝鮮総連議長の葬式には「(北朝鮮の)ヤンヒョンソブ最高人民会議常任委副委員長のほか、鳩山由紀夫・民主党代表や土井たか子・社会党党首ら各界の代表が参列した」そうです。ここから朝日新聞読者層は金成日と北朝鮮首脳部、朝鮮総連関係者、民主党関係者、社会党関係者と考えてもいいかもしれません。

北朝鮮関連記事も朝日・読売に差が出て面白いですね。
102名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 22:59
部数が減っているのは朝日だけじゃないだろ。
103名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 23:50
これやってる人、面白い
104名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 23:52
朝日って東亜日報と提携してるんだって?
105名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/03(土) 23:54
朝刊の社説、予算通過と米国経済についての社説。ここでも朝日はマスコミとして、お手本的なすばらしい立ち回りをしています。対して読売は、またしても、マッチポンプとしてのマスコミの本分を忘れた、建設的な締めくくりをしています。

・朝日
「機密費はどうした 予算案通過」
「新年度予算案が無修正で衆院を通過した。国会は何か忘れたのではないか。...機密費の問題だ。」
「一体、何のための国会審議だったのか。...早期成立を念仏のように繰り返すだけで、なんら修正しなかった自民、公明、保守の与党3党は、国民感覚から完全にずれている。 」
「一部で私的な飲食に使われているといううわさも出ている。 」
「せんべつについて福田康夫官房長官は「ないと理解している。あれば、いくらでも責任をとる」と、半ば慣例化した周知の事実を堂々と否定している。...外遊に当たって首相官邸からせんべつを受け取ったことのある国会議員は、堂々と名乗り出てはどうか。」

・読売
「予算衆院通過 「政治不況」克服する政治の責任」
「来年度予算案が衆院を通過し月内成立が確定した。予算執行は最大の経済対策でもある。参院でも、自然成立を待たずに早期成立を図る必要がある。執行に不可欠の予算関連法案の成立も急がなければならない。 」
「(政治が機能不全の状態の)その責任の多くは森首相自身にあると言っていい。 」
「政治の混乱や空白を避けつつ、一刻も早く安定した政治体制を作るべきだ」
「経済危機回避のためには、野党も危機感を共有して政策に取り組むべきだ。党利党略を離れて、与野党が“挙国一致”で当たるべき局面でもある。 」

まず、朝日。表現が感情的で読者を巻き込む勢いがあり、◎です。「機密費はどうした」この見出しの後には感嘆符が見えます。一部表現を拾いましたら、「何か忘れたのではないか」、「念仏の要に繰り返すだけで」「何のための国会審議だったのか」、これら表現はポイントです。冷静に読むと、感情的でときにケンカの際に使うような表現となっています。この社説に感情に移入することにより、読者は自分が偉くなったような心地よい爽快感に包まれます。例えばあなたがあなたの職場で同僚や後輩に「念仏みたいに繰り返しても無駄だ」、あるいは「何のためにやってたんだ、完全にずれている」と言うことを想像してみてください。ほとんどケンカモードか、見下しモードであることに気付くでしょう。

また「うわさもでている」という表現をさらりと使っている点も重要です。この一言で、他に情報源をもたない、視野が狭く新聞を信じたがる読者にとって、このことはすでに事実として受け取られます。なんといっても天下の大新聞が言っているのですから。また、事実は知りませんが、福田長官が否定していることも、すでに頭から否定し「名乗り出てはどうか」とすでに決めてかかっています。このような、それらしいストーリーを決めつけ、視野の狭い読者に、最大限に悪い政府を見下す爽快感を与える文章力は朝日の圧巻です。万が一名乗り出る国会議員がいようものなら、朝日の新たなネタになることはいうまでありません。次の展開を含む当たりに朝日の読みの深さが見えて取ることが出来ます。

対して読売はあまりにもインテリぶっており、読者に何の感動を与えることもできません。読売の社説を読んで、「悪い政府をやっつける正義の味方」に感情移入し、爽快感を得ることの出来る読者は一人も以内でしょう。精一杯の政府非難が「その責任の多くは森首相自身にあると言っていい」という、なんとも冷静な表現です。さらに予算通過の問題点を指摘を大きく取り上げず、今後の景気回復のために予算の早期通過、体制の安定化、また与野党の強力を呼びかけるという、あまりにもつまらない結論に至っています。言ってることはもっともですが、本当に与野党が協力して政治がうまくいったら、新聞としてネタにすべき題材が無くなってしまいます。読売の社説執筆者は自分の給料が、新聞の売り上げから来ており、ネタがないと新聞の販売部数が伸びないことをきもに命じるべきかもしれません。
106名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 00:02
ウヨ厨房とは違って
嫌味ったらしい批評で面白いね。
107名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 00:11
批評ではなく分析のつもりです
108名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 00:52
米国経済についての両者の社説。

「米国経済 IT不況への試練」
「借金に支えられた好況のなかで、経常赤字は拡大した。景気減速で資金の流出が増えたり流入が細ったりしたら、ドルは売られる。そうなれば大幅な金融緩和は続けにくくなるだろう。「好循環」はいつでも「悪循環」に一転する。 」
「回復の足取りがはっきりしない日本は、米経済のソフトランディングを願うばかりといったところだ。しかしこの10年、世界を引っ張ってきた米経済には、負荷がもたらしたゆがみも目立つ。楽観はできまい。」

「ブッシュ演説 期待される繁栄への指導力」
「ブッシュ構想の前提は、今後十年間、年3%の経済成長率が維持され、財政黒字が総額五兆六千四百四十億ドルに達するという予測だ。」
「日米間では、新世紀のアジア太平洋地域で、平和と繁栄のために必要な具体的な政策を、ともに追求していく努力が、今後はさらに必要になる。日本も、構想の提示と実行を可能にする態勢の整備が必要だ。 」

朝日がこのタイミングでこの話題を取り上げたのもブッシュ演説で今後の方向性がでたためです。まず、着目して欲しいのは、やはり朝日の方が、読者が次も読みたくなるような話題の広いか違うまい点です。先に書きました予算通過もそうですが、朝日は予算通過そのものよりも機密費に集中して話題にしています。予算の中で機密費の占める比重は小さいですが、読者に提供する爽快な話題としては機密費の方が扱いやすいからです。対して読売は予算通過と将来にたいして論陣を張っています。バランスは読売の方が優れていますが、読者に感動(政府を非難できるほどあなたは偉いという錯覚)を与えるという意味で、朝日の方がマスコミとしてふさわしい取り上げ方です。

米国経済の話題も似ています。朝日は米国の政策を広く扱うのではなくIT不況を切り口として選んでおり、読売はブッシュ演説から経済を中心とした政策全般を扱おうとしています。

しかし、経済問題は朝日にとっては鬼門です。それはリストラや労働組合、あるいは企業献金を除けば、経済の話題では、誰かを悪人に決めつけ、感情的な抑揚を持って批判することが難しいのです。さらに日本経済なら「森が悪い」といえても。米国経済ではそうはいきません。かくして朝日の経済の社説は炭酸の抜けたコーラのように物足りないものとなってしまいがちです。それでも、現状を許容せず、批判問題点を指摘し、「楽観できまい」という将来への不安でしめくくり、これといった提案を行わないあたりは、朝日がスコミとして、忠実にその役割を果たそうと努力しているものととらえることが出来ます。

読売は政治系でも経済系でも基本的に論調は同じです。分析に最後には建設的な提案という、マスコミらしくないパターンをここでも踏襲しています。また、文中には6ヶ所も予算金額や成長率のパーセンテージの数値が出てきます。たいして朝日は非常におおざっぱな金額が1ヶ所だけです。読者は計数が理解できるほど賢くないのですから、「年3%の経済成長率...財政黒字が総額五兆六千四百四十億ドルに達する」なんていう表現は止めるべきでしょう。朝日の「「好循環」はいつでも「悪循環」に一転する」ぐらいの表現の方が、自分で考えているほどかしこくない読者には適した表現でしょう。読売は読者を買いかぶりすぎです。
109名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 00:58
入力ミス >>108
誤:話題の広いか違うまい点です。
正:話題の拾い方がうまい点です。
110名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 01:02
何も考えてない奴らは新聞なんてどこでも同じって思ってるよ。
そこが一番怖いんだけどね。
朝日にとっては生命線か。
111名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/05(月) 10:09
あげ
112名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/06(火) 22:03
3月6日夕刊、トップのえひめ丸の記事は会えてコメントするほどの価値はなさそうです。悪役が100%きまっており、しかも相手は軍人で、日本人が潜在的にコンプレックスを持つ、戦勝国の米国。調査内容と被害者の気持ちをつづれば、誰が見ても満点の記事が書けます。

2ページ目の記事、中国国防費に関する記事の方が、扱いは小さいですが、記者の思いや奥深い表現力が見られます。分析する題材としてはこちらの記事の方が、遙かに興味深いものがあります。

・朝日(2ページ目、右上トップだが、扱いは紙面の1/5程度で大きくない)
「中国国防費増 ハイテク化を推進」
「内訳は非公開 不透明さに周辺懸念も」
「国防費の内訳については公開されておらず、不透明さは周辺国の懸念も呼びかねない。」
「兵器輸出の費用をロシアの対中債務で相殺することが協議されたとの情報もある。」

次は長い文章だが、面白い脈絡なのでそのまま引用する
「しかし、国防費の内訳は国防白書の中で、人件費、活動費、装備費がほぼ三分割されているぐらいしか公表されていない。中国では、来年の党大会を前に後継体制に向けた勢力争いが水面下で始まっている。鍵を握るのは軍の支持といわれる中、強硬姿勢をとれる次期指導者候補は見あたらない。軍の発言力が高まれば、増加する国防費がさらに不透明さを増すとの見方も出ている。」

・読売(2ページ目、左下方。扱いは紙面の1/10程度)
「中国国防予算17%増、13年連続2ケタの伸び」
「国防費の高い伸びに、米国や周辺諸国は改めて警戒感を強めることになりそうだ。」
(これ以外は数字の羅列)

さて、記事量、引用部分に偏りがあり、比較しにくいですが、そのような制約の中でも朝日・読売の特長がそれぞれよくでている記事です。

この記事のポイントは、国防費増額の事実と、それに対する懸念です。その懸念点が、実は両紙で全く異なっています。読売は「国防費の高い伸び」に、朝日は「(国防費内訳が公開されない)不透明さ」が懸念点となっています。このことは、朝日を理解する上で、非常に大きなポイントとなります。まず、マスコミたる者、常に情報の公開と言論の自由(時には相手を言論で傷つけても保護される権利)を主張し続けなければなりません。情報か公開され、自分たちが安全な場所から、好きなことを書けて、初めてマスコミたる者の、特権が保証されるのです。みなさんは、ロシア軍人スパイによる海上自衛隊スパイ事件を覚えているでしょうか。あのときの朝日の社説も後生にのこる名文でした。「季節はずれのスパイ事件」と題するあの社説はスパイを行ったロシアの非難ではなく、スパイされるような情報を持っている自衛隊をとがめ、自衛隊に隠すような情報を無くし、情報を公開するように求めたのです。マスコミの初心を忘れず、情報公開を常に求める朝日に共感を覚えるのは私だけではないはずです。

ちなみに、読売、マスコミの指命を忘れ、「国防費の高い伸び」に注目しています。言っていることは正しいかもしれません。しかし表層のみをとらえており、奥の深みがありません。情報が公開されればもっとたくさん記事が書けるのです。ミサイルより情報公開が重要だと言うことを、マスコミの初心に立ち返り、再考して欲しいものです。
113つづき:2001/03/06(火) 22:04

また、語尾も朝日の表現の方が読者を魅了しています。「...の懸念も呼びかねない」「...されたとの情報もある」「...がさらに不透明さを増すとの見方も出ている」どれも良い表現です。どの述語も主語があやふや、あるいは3回リバウンドしたような婉曲な表現を、うまく使っています。主語をあやふやにすることには、いくつかのメリットがあります。一つは読者が勝手に主語を想像してくれることです。「見方も出ている」の「見方」をしたのは誰でしょうか。「世界が」、「多くの人々が」等読者は勝手な想像をしてしまいます。実は、この「見方」をしたのは、他ならぬこの記事を書いた記者ですが、すでに読者も、その見方をする一人になっているのです。また、最大限婉曲な表現を使うことにより、歴史的な友好関係が深い、中国共産党のご機嫌を損ねないで済みます。自民党・政府に対しては「リクルート事件から12年余り、森氏は何の成長もしていない」、「このところ相次ぐ重大問に、首相はもとより政府全体がまともに対応できていない」とはいえても、このようなきつい表現を中国共産党に使うことは、社是として朝日には出来ないのです。第三者的な表現を婉曲に使うことにより、記事に対する中立性を得ることが出来る、良い文章例といえるでしょう。「米国や周辺諸国は改めて警戒感を強めることになりそうだ」という読売の表現は、奥行きが足りません。断言ではなく、「呼びかねない」という、読者の頭に余韻の残る表現を使う工夫が欲しいものです。さもなければもっときつい、わかりやすさと感情に訴える表現を探すべきでしょう。中途半端はいけません。

さらに、中国共産党と密な情報交換を行っている朝日ならではの、中国に対する分析もすばらしいものです。この記事の最後の短い一節を読んだ読者は、ゴルゴ13を読んで国際通になったと勘違いしている厨房と同じく、中国の事情通になったと勘違いできることでしょう。基本的には情報非公開を婉曲に非難しているのですが、「後継体制」「鍵を握るのは軍の支持」「次期指導者候補」等なんか読んだ人が、賢くなったと勘違いできるキーワードがきっちり押さえられています。しかし、良く読むと、一般的な想像の範囲で具体的なことは何も書いていません。このように新聞が読者サービスである以上、読者を満足させる情報を、誰もが同じ事を思いつく物語的に作ったとしても、提供してゆくことは、マスコミとしての重要なことなのです。読売も予算の金額をだらだら書いているスペースがあるのなら、読者サービスのショートサスペンスを入れるぐらいの、サービス精神を持ってもらいたいものです。だれも金額の細かい部分を読んだりはしません。
114名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/06(火) 22:10
サヨ厨房とは違って
嫌味ったらしい分析で面白いね。
115で、結局朝日関係者なんでしょ?:2001/03/06(火) 22:13
>また「うわさもでている」という表現をさらりと使っている点も重要です
記者なら足を使え!べったり張り付け!
116名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/06(火) 23:26
>>で、結局朝日関係者なんでしょ?
ハズレ
117名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/06(火) 23:47
不定期連載なのが非常に惜しい名作スレですな。
118名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/07(水) 02:46
どんどん分析してください。毎日チェックします。
それにしても、昔はテレビで「やじうま新聞」の塩田丸男さんに新聞の比較方法を学びましたが、今はネットの2chで随時学べるのですね。「21世紀になってよかった」と初めて思いました(マジレス)。
119名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/07(水) 03:27
>>118
具体的にどんな比較方法なの?
120名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/03/07(水) 04:52
おもしろage
121名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/07(水) 23:58
今日も読売はやってくれたなという感じです。正気でしょうか。

・読売(朝刊、1面トップ、2ページ、3ページ、社説)
「国民と市場の信頼を取り戻せ」
「政治の混迷を断て デフレ阻止へ緊急提言」
(社説)「これが失政でなくて何が失政か」等々

提言の内容は次の通りです。
「新内閣で経済停滞を打破せよ」
「不安心理と景気悪化の悪循環を断て」
「日銀は金融緩和を断行せよ」
「金融システム不安を再燃させるな」
「日本経済復活のシナリオを示せ」
「株式市場再生に総力を集結せよ」

言っていることに私も異論はありません。これ以上の金融緩和の余地とその実効性といった細部には問題もありますが、なにかをしなければ行けないのも事実です。この時期のこのような問題意識を提議することが悪いわけでもありません。なぜ、今日なのかという点もありますが、デフレ傾向か日に日に明らかになっています。日時はともかく、そのことに警鐘を鳴らすことの価値を否定することはできません。

しかし、景気の回復以上に重要な課題がマスコミにあるはずです。それは、中立の振りをすると言うことです。「不偏不党」を掲げ、何事にも中立な立場を装い、そのうえで恣意的に読者の気持ちを誘導する事が、マスコミの姿勢として必要なのです。そのため、マスコミは、その実はどうあれ常に中立を掲げ続けなければいけません。中立公正だからこそ説得力がうまれ、自分の頭で思想を生み出せない、読んだことを自分の思想と勘違いする多くの読者を魅了することが出来るのです。中立を念仏のように唱えることはマスコミの大事な使命です。そうでなければ、その新聞は聖教新聞や赤旗と同じレベルの思想誌に成り下がってしまいます。中立を装い読者を洗脳します。すると読者は中立の情報から自分で思想、意見を生み出したと勘違いし、新聞の意見を自分の意見と勘違いしてくれるのです。

それを大上段に構えて「提言」といってしまったらどうなるでしょうか。これは読者の意見ではなく読売の意見になります。そして、えらい全国紙の有り難い意見に賛成するかどうかの選択が求められることになるのです。人間誰しも他人を目上に見たくはありません。まして、新聞ごときにえらそうにされたくはないのです。読売は読者の心理に繊細な注意を払い、読売を見上げられるような紙面の使い方は避けるべきです。そのうえで、朝日のように、読者の政治家や政府に対する怒りと優越感を助長し、そのうえで自分は中立を装うべきでしょう。

以上が私の読売に対する緊急提言です。
guest guest
123名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/08(木) 00:31
age
124名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/08(木) 00:54
提言ではありませんが、朝日新聞の「反日の丸・君が代」キャンペーンに沿った記事です。マスコミとして朝日のしたたかさが顔を覗かせる面白い内容です。

・朝日(1面と39ページ)
「日の丸・君が代 完全実施へ「職務命令」」
「卒業式巡り神奈川など 事実上の強制に」
「命令かざして疑問かき消す」
「生徒の撤回請願 教委、拒否」
「教委、職員会議で”にらみ”」
「着席退席× 「全員斉唱を」」

見出しの大文字にワクワクさせられてしまいます。感情を刺激しそうな言葉が適度にちりばめられています。
この記事についてもっとも着目したい点は朝日の立ち振る舞いでしょう。弱気を助け強気を挫く、悪を暴く正義の味方を装うと同時に、中立という立場は崩していません。

「強制ではなかったはずなのに「教育委員会からの指導」として従わせる。....押しつけに疑問を持つ子供や教員もいるが、その声はかき消されがちだ。」

この記事の文章には「だから教育委員会が悪い」という行間を、相当鈍い読者でも読みとることが出来るでしょう。行間にはそう書いていますが、記事の文章の主語には朝日は入っていないのです。あくまで、教員や子どもの声なのです。こうして多くの読者はこの行間を自分の意見と勘違いすることでしょう。これぞ煽りと洗脳の極意です。

やはり朝日の記事は味があります。。
125名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/09(金) 20:47
age
126主語のない記事:2001/03/09(金) 20:56
そして裏を取られたくない責任逃れの書き逃げである
あたかも一般論に見せかけてはいるが、実体はない
127名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/09(金) 20:56
やはり朝日の記事はブラックジャーナリズムならではの味わいがあります。。
128ハム太郎:2001/03/09(金) 20:58
今日も読売の勧誘員が来ました。
なんでいつもバカそうなのばっかり来るんだろう・・。
最近「付き合いで他の新聞とってます」というと帰る確立100%
129:2001/03/09(金) 21:16
辛スゴにでも聞け!
130ハム太郎:2001/03/09(金) 21:26
何?辛スゴって?
教えて!!
131名無し:2001/03/09(金) 21:41
>130 朝生によくでてるじゃん。目が細い在日韓国人3世。三国人発言の時もいた。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 14:15
首相退陣、松尾元室長逮捕。この2つの記事を両紙はトップで扱っています。しかし、煽り的視点で見ると若干の温度差があります。

森首相退陣についての社説を比較します。

・朝日
「森首相退陣 見事な反面教師でした」
「それにしても、森首相は実に見事な反面教師役を演じてきた。」
「本来なら、総選挙で国民に審判をゆだねるべきところである。 」
「「神の国」発言から始まった一連の言動や態度は、時代の求める首相像との落差を際立たせ、国民に一国の指導者とはどうあるべきかを思わず知らず、考えさせてくれた。 」
「後継者には、そのことをしっかりふまえた人を選ばなければならない。 」

・読売
「首相辞意 「空白」を回避すべき政治の責任」
「となると、新政権発足までの間、事実上の「死に体」の内閣が一か月以上も続きかねない。」
「それに加えて、この政権移行の過程が政治空白となって、一層の政治の機能不全をもたらすことは何としても避けなければならない。」
「経済停滞を打破するための中長期的な抜本策は、新政権にゆだねるとしても当面実行すべき政策は切れ目なく、迅速に遂行する必要がある。」
「一瞬たりとも気を抜けない状況下にあって、森内閣は、最後まで、危機回避のための責任を果たしてもらいたい。 」

ネタが同じなのだから記事の内容もだいたい同じす。しかし、一点違いがあります。それは朝日がきっちりと、森首相個人に対する、気持ちいい批判を繰り返しているのに対し、読売が現状での努力を促している点です。まず、朝日は読者のことを、やはり、良く理解しています。読者は人を見下し、馬鹿にして、自分は偉いと思いたいのです。朝日の社説を読んだ読者は、一国の馬鹿首相を見下しながら優越感に浸り、気持ちの良い休日を過ごすことが出来るでしょう。「反面教師」、いい言葉です。政治経済のの問題としてとらえず、一個人のあらを強調しています。その話題の方が多くの読者にとってわかりやすいのです。「「神の国」発言から始まった一連の言動や態度は、時代の求める首相像との落差を際立たせ、国民に一国の指導者とはどうあるべきかを思わず知らず、考えさせてくれた。」これもいい表現です。「考えさせてくれた。」の主語はいつの間にか読者になっている、主語省略法を使っています。これで読者は社説執筆者と同じ視点にいつの間にか引き込まれていきます。

さらに2点、注意を払いたい表現がありました。一つは総選挙を促している点です。総選挙をマスコミが求めているのです。「本来なら」という表現により、やらないのがおかしいと言っています。選挙になれば、政治的な空白期間がさらに大きくなり、政策はなおざりにされますが、マスコミとしてのネタは大いに増えるのです。国民の選挙に関する感心はそのままマスコミ報道への感心です。マスコミの売り上げ高揚の一大イベントを常に求める姿勢は、朝日の営業努力として評価されるべきでしょう。また、締めくくりの「後継者には、そのことをしっかりふまえた人を選ばなければならない」もすばらしい表現です。この表現の中で朝日は、誰にも何も求めてません。「選ぶ事を求める」とするとその主語は朝日となり、これは朝日の主張になります。しかし「選ばなければならない」していることにより、朝日は我関せずの中立の第三者になっています。朝日の押しつけでない自分の意見として、読書の頭の中に残ることでしょう。

対して読売の社説は多くの読者に理解しにくいものです。政治の空白を嘆き、さらに最後までやり遂げてもらいたいとの論旨展開となっています。悪役は悪役です。ここまでダメといわれた森内閣に何かを期待するというのは、多くの単純な決めつけしかできない、多くの読者に受け入れられる事ではありません。読者は単純でわかりやすい勧善懲悪のストーリーを欲しているのです。また、「責任を果たしてもらいたい」といいう表現の主語は読売です。つまりこれは読売の要望であって、読者の意見ではありません。これでは読者が、社説を読んで自分の意見と勘違いすることが出来ません。

読売は、マスコミのマッチポンプとしての責任を果たしてもらいたいと思います。
133名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 17:37
面白いのでage
134名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 17:52
松尾元室長関連の記事です。社説の内容も大筋では同じだが、細かい表現には差異が見られます。

・朝日
「元室長逮捕 個人の犯罪で済ませるな」
「後ろ暗い機密費の使い方、長く続いた秘密主義、外務官僚に根深い公私混同意識などが今回の事件の温床になったといえよう。 」
「今後の決裁や監査、公開の抜本的な改善策を練る。そうした手だてがぜひとも必要だ。」
「自らもせんべつを受けたから、と議員たちが追及の手を緩めたりすることのないよう、私たちも監視を怠らぬようにしたい。 」

・読売
「機密費事件 政府は「被害者」ではすまない」
「機密費がデリケートな一面を持っているのは当然だが、しかしそれでも公金だ。もっと国民に丁寧に説明する必要がある。真に「機密」の名にふさわしい経費とは何なのかについても議論を深めなければならない。 」
「長年にわたって機密費が抱え込んで来た灰色の部分を、今回の事件を機にどこまでそぎ落とすことができるか。国民はじっと見守っている。 」

補足的な記事。

・朝日(39ページ、小さく)
「「外交情報は非公開」改めよ」
「全国市民オンブズマン連絡会議の事務局長、新海弁護士の話」

読売(39ページ、大きく)
「欧州転勤執念の阻止 警察庁幹部が官邸で直談判」
「松尾容疑者立件「やり遂げる」」
「「うやむやにするわけにはいきません」。幹部は厳しい表情を浮かべてこう言った。「彼をヨーロッパ大使館に異動させるようです。日本を離れれば捜査は困難になります。」」

わかりやすい記事を書く、悪を悪と決めつける。これは、読者を引きつけるための鉄則です。ここでも朝日はその鉄則をしっかりと守っています。「後ろ暗い」、「秘密主義」、「公私混同」と外務官僚に同情の余地が起こらないよう、畳みかけています。多くの読者が「公務員=公私混同」という前提で社説を理解することが出来るでしょう。また、この事件をネタに情報公開を強調している点も重要です。記事にするためにはまずは情報が必要です。情報があってこそ、その情報をこねくり回してさらに面白い情報を生み出してゆくことが出来るのです。オンブズマンの人の意見を求め、「政府は情報公開すべき」という流れに読者を煽る手法は、いつもながら鮮やかです。オンブズマンなる組織がどのような組織なのか、私も詳細は知りませんが、こうして朝日の論調と同じ意見として取り上げられると、国民の総意のごとく聞こえるから不思議です。

また、最後の締めくくりも、読者を引き込むいい文章です。「私たちも監視を怠らぬようにしたい」。読売の「国民はじっと見守っている」とどちらがよいでしょうか。いわずとしれた前者です。朝日はここで主語を私たちといっていますが、実はこの私たちは非常に曖昧です。「朝日」と「朝日と読者」の2通りの解釈が出来き、読者は「私たち」に自分を勝手にくわえることが出来るのです。朝日の論調は「政府もダメだし役人もダメだ、だから読者が怒って馬鹿な政府役人をたださないとダメなんですよ」と、明示することなく、煽っています。感情的に煽った読者を「私たち」ということで巻き込んでいるのです。熱い読者は「その通りだ」と思うことでしょう。

対して読売は「国民はじっと見守っている」と、第三者的な表現としています。この表現の問題点は、この文章が政府や役人に対しての冷静な警鐘である点です。第三者的な表現をするときには、自分(新聞)は第三者で、読者を当事者にする必要があります。もちろん、主語のない文章で、読者に結果的にそのように解釈させるのです。また、読売は政府に妥協しすぎです。機密費の必要性があることに理解を示していますが、読者の多くが外務省を信頼できない役所と考え、怒りを覚えている以上、細かい理屈は後回しにし、朝日のように「公開」を求めてゆくべきでしょう。
135名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 17:52
さて、読売の39ページの載せられている機密費捜査の警察庁による捜査の裏舞台の話は、読み物としては、非常に面白いものです。外務省、政府、与野党が表沙汰にしたがらない重大事件、事件隠滅をはかろうとする動きに警察庁が官邸での根回しを行いつつ、執拗な捜査を行った背景が載せられています。

しかし、朝日読者はこのような事実は知らないでしょう。当然です。このような記事は載ったことがありませんから。そう、載せる必要がないのです。読者は新聞を通して政府の悪事を知り、新聞が悪事を批判することを期待しているのです。今回の事件も、新聞が、あるいは勘違いしている多くの読者が政府に圧力を掛けているのです。「私たちが監視」することにより、公私混同の体質の役人をただすことが出来るのです。ここでは主役(国民...それを陰で支えるマスコミ)と悪役(官僚)とがはっきりしており、そこに警察庁が入る必要はありません。警察庁も公私混同する役人の片割れであり、必要以上に美化することは読者に混乱をもたらすのです。大事なことは事実を伝えることではないのです。

これでは読売が政府のお抱え新聞と陰口を言われても仕方ありません。

>>132
もーめろめろ。
腰が抜けたかも
137名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 18:28
なんか、近頃読売のあらがやたら目に付きます。

・読売
「報道に抗議の遺書」
「自殺の賀川氏 聖獄遺跡石器問題」
「一部の週刊誌が「石器捏造疑惑」と報道したことに対して、「悪質な讒言と報道に対して、死を持って抗議する」という遺書を子どもあてに残していたことが十日わかった」

この記事がいかに余計な一言を言っているかは賢明なかたは瞬時に理解できるでしょう。そうです。マスコミの虚偽報道に対して抗議の自殺をしたことなど書かなくて良いのです。このような事実を載せることは、当の週刊誌に対する信頼を失うにとどまらず、マスコミ全体の威信の失墜に結びつきます。したがってこのような事件は闇に葬るべきなのです。

10日朝刊の朝日のこの部分に対する記載は合格点です。「「ねつ造と言われることは、本当にくやしい」と周囲に漏らすなど、自らの潔白を示そうとしていたという」。完璧です。この文章からは賀川氏がマスコミのねつ造に傷つけられ、自殺に追い込まれたとは解釈できないでしょう。

社屋に右翼が来て抗議の自殺をしようとも、同志社大学の教授がみだらな行為の報道をされ自殺しようとも、死んだ奴らがばかで、無駄死になのです。言論の自由、報道の自由は保障されており、たとえ当人が苦しもうとも読者が喜ぶ限りに置いてはそれらの情報を提供須知づけることはマスコミの使命です。

たとえ、三流誌であっても同じマスコミはマスコミです。同じマスコミ仲間として、群れ、つるみ、かばい合うことを忘れては行けません。
138すばらしい:2001/03/11(日) 18:31
もっと続けて
139名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 18:33
後で読むと、漢字の変換ミス、おおいね。
我慢して読んでけろ。
guest guest 
141名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/12(月) 21:50
age
142名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/12(月) 22:11
>この記事がいかに余計な一言を言っているかは賢明なかたは瞬時に理解できるでしょう。そうです。マスコミの虚偽報道に対して抗議の自殺をしたことなど書かなくて良いのです。このような事実を載せることは、当の週刊誌に対する信頼を失うにとどまらず、マスコミ全体の威信の失墜に結びつきます。したがってこのような事件は闇に葬るべきなのです。

わけがわからん『週刊文春』の『新聞不信』は毎週連載されているというのに。。。
143名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/12(月) 22:46
>142
確かに文春の新聞不信はわけが分からん。
いっそ2チャンネルをコピペすればいいのに。
144名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/14(水) 22:50
今日の夕刊も同じ記事。解釈が逆転していて興味深いものがあります。

・読売
「デフレ下春闘「金属」一斉回答 ベア昨年上回る」
「造船重機復活600円」
「日産1000円、トヨタしのぐ」
「全産業の賃上げ率は過去最低だった昨年の2.06%を超え、四年ぶりに前年実績を上回る可能性も出ている。」

・朝日
「春闘 金属大手が一斉回答 ベア、昨年やや上回る」
「消費底上げ効果薄く」
「米経済の減速や株価低迷、政局混迷などで昨年明け後に景気の先行き懸念が急速に広がったため、電機大手は昨年と同額で、四年ぶりの底打ちも微増にとどまっている。」

読売の記事は非常に楽観的な見出しです。なんか、景気が回復してきそうな気がしてきます。きっとこの記事を読んだら、将来に楽観的になり、新聞のことなど忘れて気持ちよく夕食をとって眠ってしまうことでしょう。結果として新聞には対して注意は払われません。

朝日の記事はどうでしょうか。読売の「昨年上回る」にくらべて「やや上回る」と弱い表現になっています。さらに、「効果薄く」、「経済の減速」、「株価低迷」、「政局混迷」、「懸念が急速に広まる」そして「底打ちも微増」と暗くなりそうなキーワードをオンパレードで並べています。かくして読者は「世の中良くないことばかりだ、森首相が悪いんだ」と、フラストレーションをためながら新聞の政治記事を読み続けることでしょう。

コップに入った水が半分。多いか少ないかの解釈は心の持ちようでいかようにでも見えるでしょう。読売は多いといいます。朝日は少ないといいます。片方の新聞しかよまない読者も知らない間に、そのように解釈する癖がついているかもしれません。どちらがいいかは私は知りません。
145名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/14(水) 23:33
実におもしろいです。
がんばってこれからもかいてねん。
146:2001/03/14(水) 23:33
なぜなら、日本は「言霊の国」だからです
147名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/14(水) 23:42
これははずれません。東京都教育委員会と組合活動の記事です。通常、勧善懲悪で読者好みのストーリーを組み立てる朝日も、この話題はトーンが低くなっています。

・朝日
「都教委 給与の返還を請求」
「勤務時間内組合活動 3000人に1億3000万円」
「事前の届け出をしなかったり、事後の報告がなかったりしたことが、職務専念義務違反だとしている。」
「都教職員組合は「都教委が定める書類を使わない例もあるが、実態は学校ごとに台帳に記入して校長の了承を得ており、きわめて不当な処分だ」と反発している。」
「都教育庁によると、勤務時間内に組合活動に参加するためには、定められた書面で事前に校長に届け出をし、事後には参加したことを示す参加票を提出しなければならない。」

・読売
「都教委 3100人に給与返還請求」
「1億3200万円 勤務時間中の組合活動」
「不適正な組合活動は四万三千時間に上っており、勤務時間と組合活動が公私混同されている実態が明らかになった。」
「都内の公立小中学校では、事前に「職務専念義務の免除」を申請するなどの手続きを踏めば、勤務時間中であっても一定の範囲内で組合活動が認められる。」
「勤務中の組合活動をめぐっては、広島県と三重県の教育委員会も、教職員に給与の返還請求を求めている。都教委も返還請求に踏み切ることで、同様の動きは全国に広がりそうだ。」

まあ、都(だけではなく公立学校)の教員がクズで無能で、日本をダメにしているという意見が支配的ですが、彼らは朝日の強力な読者基盤を形成しています。私も公立学校を経ましたが、朝日を賛美し、産経をけなす教師がいたことが強く印象として残っています。「受験に強い朝日」は学校、とりわけ組合にたいして友好的、同情的な論調をとることが多いのが現状です。今回も、明らかに教員給与の不正支出ですが、朝日自身はこの事に対する白黒はつけようとしていません。自民党や自衛官が同じ事をしようものなら、三日連続でキャンペーンでも組みそうなものですが、今回は非常に奥ゆかしい表現に満ちています。「違反」としているのは「都教委」の意見の引用でしかありません。また組合側の反論も載せており、公務員の手続きを踏まない不正な所得にもかかわらず、朝日の論調はきわめて中立なものとなっています。

対して読売は「公私混同されている実態が明らかになった」と白黒をつけています。また、他都道府県の事例も引用し、今回の事件が東京だけにとどまらず、全国的な問題であることを示唆してます。

今回は読売の方がわかりやすくていい文章ですね。悪者もはっきり指摘してますし。朝日は読者層に気を使って身動きがとれなかったようです。教員組合の悪を指摘することは「17才の新聞、朝日新聞」としては出来ないのでしょう。
148名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/14(水) 23:50
>>145
応援ありがとうございます。
いつのまにかワンマンショーになってしまった (^^;)
149名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 00:17
最近、読売は森総理に対しては朝日と同じくらい厳しい記事書いてるね。
このスレッドに学んだか?
150名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/15(木) 00:25
>>149
たしかに、読売も個人の資質を問うていましたが、嫌みな表現と個人攻撃では朝日が常に上だという印象を受けました。
151149:2001/03/15(木) 01:07
読売は株価の急落という日本国民への「実害」を懸念して総理退陣論を述べている。
朝日は「政府・自民党批判」して読者のストレスを発散させるために総理退陣論を述べている。
…といった違いでしょうか。
読者が朝日の記事を読んで溜飲を下げ、どこぞの国にように不満を抱いた分子がテロ活動などの非合法的な活動に出ることを防止している結果になっているのなら、朝日の記事にも存在理由があるのでしょうか。
常に政府の政策に反対している共産党の存在理由と同じですかね。

152149:2001/03/15(木) 01:07
読売は株価の急落という日本国民への「実害」を懸念して総理退陣論を述べている。
朝日は「政府・自民党批判」して読者のストレスを発散させるために総理退陣論を述べている。
…といった違いでしょうか。
読者が朝日の記事を読んで溜飲を下げ、どこぞの国にように不満を抱いた分子がテロ活動などの非合法的な活動に出ることを防止している結果になっているのなら、朝日の記事にも存在理由があるのでしょうか。
常に政府の政策に反対している共産党の存在理由と同じですかね。

153149:2001/03/15(木) 01:10
スマン。ダブった。
154名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 23:49
新聞は読むものです。これは正しくありません。新聞は感じるものです。実はこれが正しい。多くの人は新聞を癖で読んでいます。何か期待しているわけではありません。なんとなく、快感を与え続けてくれるから読み続けているのです。そのためには小難しい理屈は良くありません。的確な表現よりわかりやすい表現が、理性的な表現より感情的な表現が、自分が責任を感じるより他人に責任があるという表現の方が好まれます。そしてわかりやすくするポイントとして視覚的な表現があります。小さい見出しより大きな見出し、文字より写真、白黒写真よりかはカラー写真の方が読者を引きつけます。

今日はカラー写真の取り上げで両紙を比較してみます。結論から言うと朝日の勝ちです。両紙のカラーのページは次の通りです。

・朝日(朝刊)
総ページ数40、カラーページ数12、うちカラー全面広告4
・朝日(夕刊)
総ページ数20、カラーページ数9、うちカラー全面広告1
・読売(朝刊)
総ページ数40、カラーページ数10、うちカラー全面広告6
つけくわえると、カラー2ページはちゃちな2色刷
・読売(夕刊)
総ページ数20、カラーページ数7、うちカラー全面広告0

カラーにしたからといって情報量が増えるわけではありません。朝日朝刊6ページ目など小さな写真2つとグラフがカラーになっており、これがモノクロで何が違うのかという気がしないでもありません。しかし、カラーになるとなんとなくにぎやかで、得した気分になります。しかも読売の2色刷ページ、貧乏くさくていけません。

だれも細かく読んだりはしません。読まないで賢くなったような気になりたいのです。読売もコストを惜しまず、カラーページを増やし、「読む」読者より「見る」読者を取り込む努力をするべきでしょう。
155読みー名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 00:00
>149
>読売は株価の急落という日本国民への「実害」を懸念して総理退陣論を述べている。

それは理由のひとつに過ぎません。最大の転換要因はナベツネが森と差しで
飲んだときに大喧嘩したこと。ほんとうでーす。
156名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 00:39
入試シーズンということで朝日の反君が代・日の丸キャンペーンも佳境に入りました。現在朝日は「日本の予感 二〇〇一年のナショナリズム」なる連載をしています。今回が3回目。

「存在感のない援助大国 「国際貢献」熱から十年。海外援助への関心は薄れ「内向き」が進むのか」
「自分の領域を出ない若者 外国人を危険視する社会」
「「石原知事リコールの署名をお願いしまーす」15日、東京都新宿区駅前で、学生やフリーター、自営業者らのグループが石原慎太郎東京都知事のリコール署名運動を始めた。」
「静岡県浜松市に住むブラジル人女性、アナ・ボルツさんも、石原知事の発言を理解しかねた。「なぜ外国人の犯罪ばかりが騒がれるのか」」
「「海外に出てゆくことの意味は、その国を助けることだけではない。自分の国だけでは見えてこない者が見えてくる。その方が大きいのです。」」(日本在住外国人の引用)
「国を覆う「内向き意識」 作家・西木正明さんの話し」
(社会部 福田伸生 社会部 伊藤厚史 大久保泰)

いいですね。読売の「提言」にくらべ、したたかで深みのある文章です。「提言」は読売の提言でした。しかし、「日本の予感」と題するこの特集は、ほとんど明確に石原知事を初めとする、外国人犯罪に取り組もうとする人間を批判を意図しています。しかし、他人の意見の引用から、読者が自分の意見としてそれらを感じ取るように、文章が組み立てられています。朝日の役割は、取材者の署名が入っているにもかかわらず、人の意見を伝えるだけという建前を崩していません。

本来中立の立場から言えば、賛否両論を載せるのが、(他人を欺くために引用される)マスコミとしてのあるべき姿です。しかし、ここではピッキングや年々凶悪化する外国人犯罪には触れることなく、(一般に知識人の代表格と目され、マスコミ好みの情報をいくらでも提供してくれる)一人の作家の意見を載せ、文全体の権威付けを行っています。こうやって作家として名前を紹介されると聞いたことのない人間でも、世論の代表者のように響くから不思議です。
読売は大上段に構えた「提言」シリーズをやめ、朝日のように読者を恣意的に一つの意見に扇動するための連載に切り替えるべきでしょう。この方が新聞としての中立性を損なうことなく、読者が自分の意見と思いこむので効果的です。

そしてこの連載の締めの一言が最高にいいと思います。「海外に出てゆくことの意味は、その国を助けることだけではない。自分の国だけでは見えてこない者が見えてくる。その方が大きいのです。」在日外国人の引用ですが、なんかすごいことを言っているようで、何を言っているかわかりません。このように徹底的に意味のない言葉には、読者は自分で好き勝手に意味を見いだそうとします。

他人の言葉で警鐘を鳴らす。記事に沿った引用、コメントの収集(と記事に沿わない情報の排除)。マスコミとしての中立を崩さず、自分は安全な場所にいる。そして最後に余韻のあるエンディング。朝日はやっぱり奥が深いですね。
157名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 01:31
読売、朝日。今朝は切り口は違いますが学校関連の社説が両紙で扱われています。朝日が日の丸・君が代、読売が教科書検定です。

・朝日
「卒業式 自主自律の気風大切に」
「今年も国旗・国歌なしの卒業式を生徒たちが企画したが、各校長は県教委の職務命令などを理由に実施の意向を伝えた。3校の生徒たちは共同で県教委に命令撤回を求める請願もしたが、退けられた。...3校の男女の生徒たちに、なぜ自主的な卒業式にこだわるのかを聞いてみた。「校風が好きだから。個人がすごく尊重されていて、まとまる時には皆がまとまる」「私も今の学校が大好き。中学と違って高校では自分で考えて動ける。今度のような命令がまかり通るようになって、生徒たちがやる気をなくしたらいやじゃないですか」「国旗・国歌の意義はきちんと伝えるべきだと思うけど、学校行事に押しつけることとは別だと思う」それぞれが、はっきりと答えた。」
「ある公立高校長は、「私は指導要領にのっとって掲揚・斉唱をすべきだと思う。ただ、自治・自律の校風との整合に悩む」と苦衷を語った。」
「自主・自律と、形式の押しつけと。どちらが本当に教育的なことだろうか。文部科学省や教育委員会に属する一人ひとりに、立ち止まって、もう一度考えてみてもらいたいと思う。」

反君が代・日の丸キャンペーンの一環。完璧な社説です。朝日はここでもいくつかのトリックを仕掛けています。読者が社説を自分の意見と勘違いするためのトリックです。まず、「自主自立の気風」=「国旗・国歌なし」という定式を当てはめていることです。学校である以上指導要領の枠内で「自主・自立」であり、国旗を掲げたら自主自立が壊れるわけではないのですが、ここは響きのいい「自主・自立」を押し立て、「国旗・国歌」(あるいは「形式の押しつけ」)の対立概念として「自主・自立」を用いています。これにより悪者・善者の概念が読者の頭に生じ、文章全体が理解しやすいものとなっています。

また、生徒と、公立高校校長のことばを引用しています。読者は、疑問を持たない素直な心ならば、知らず知らずのうちに生徒の複数の意見に同調し、国歌・国旗なしの卒業式を応援したくなるでしょう。三校の男女の生徒たちの意見です。「はっきりと答えた」ら、助けたくなる気持ちが起きるのも人情です。他の意見を持つ生徒もいるでしょうが、そんなことを読者は知るよしもありません。

そして、もっともすばらしいことは、朝日は中立の立場を崩していないことです。「自主・自律と、形式の押しつけと。どちらが本当に教育的なことだろうか。」身震いを覚えるような、すばらしい誘導です。まず、「自主・自立」と「国旗・国歌(形式の押しつけ)」という対立概念を前提として持ちだし、朝日の言う「自主・自立」と同じ意見の3人の男女の生徒の意見を持ち出しておいて、最後に「どちらが本当の教育だろうか。」と締めくくっています。わかりきったこの答えを読者は自分で考えたと勘違いできます。そして読者は、生徒達を応援し、文部省を気持ちよく批判することができるでしょう。朝日は問題提議し、最後に文部省等に考えを促すだけで、自分の立場を明らかにしていません。

不偏不党の朝日。中立な文章に読者の誘導、朝日はまさにマスコミの鏡です。
158名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 02:10
読売の学校関係の社説です。読売もこの話題は嫌いではないので、結構読み応えはありませんが、深みはありません。

・読売
「歴史教科書 検定で無用の摩擦避けるために」
「検定は厳正で政治的にも中立でなければならない。政府が現在の姿勢を最後まで貫くよう見守ってゆきたい」
「朱首相が「言論の自由を理由に、日本政府は責任を回避することは出来ない」などとしているが、これは日本の検定の仕組みを十分承知した上で、あえて干渉発言をしているのではないか。これには毅然とした態度で臨む必要がある。」
「教科書への批判は、あくまで個別の記述に対して、学問的見地から行うべきであろう。」
「もっと多彩な教科書を子ども達に与えるにはどうすべきか。そんな論議こそ、いま始めなければならない。」

文章はすっきりしており、論点もはっきりしており、気持ちよく読めます。朝日との比較で言うと、引用が少なく、結論も明示的であり、読売の姿勢がはっきりしています。かくしてこの社説は読売の意見であることが読者にはっきりと理解されます。朝日の社説を読んだ後のような、社説の意見を自分の意見と勘違いすることは出来ません。人に教わった意見と、自分の考え出した意見、どちらが重要かは論を待たないでしょう。人を動かす基本は、本人に気がつかせることであって、行動を強要することではありません。かくして格調高い文章も、多くの読者にとって「ああ、そうですか」という他人事の情報収集に終わってしまいます。

悪い文章だとは言いません。でも、もう一ひねりほしいですね。表の主役は読者であり新聞ではありません。
159名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 02:32
この朝日新聞は「各界のオピニオンリーダーにも多く読まれているのね」と加藤あいがもうしております。「社会福祉関係者」、「グラフィックデザイナー」、「国立・公立大学教授」、「作家」だそうです。「社会福祉関係者」と「グラフィックデザイナー」が各界のオピニオンリーダーだということを私は初めて知りました。ちなみに朝日はこれらの読者の利益を損ねることが書けない言うことも想像できます。読売が大学改革で法人化、教員の査定等を大きく取り上げるのに対して朝日はほとんど記事にならないのもそういった理由かもしれません。「大学受験に朝日新聞」としては事実を書くよりも大学教授の購読率を上げる方が、売り上げ増大につながります。

http://www.asahi.com/sp/daigaku/opinion/index.html

ここには挙げていませんが、韓国・北朝鮮関係者(在日、帰化された方を含む)の朝日新聞購読率もなかなかのものでしょう。19日朝刊より在日関係者の美化のための特集記事が始まりました。

「「日韓W杯に向けて 第三部」では、朝鮮半島にルーツを持ち日本に住む人たちを取り上げる。歴史に翻弄され、自分は何者かを問い続けながら、この国で生きてきた。彼ら在日韓国・朝鮮人の「名前」を巡る旅に出てみたい。」

是非織原氏を思い出します。この特集に出てくるでしょうか。パチンコ、ラブホテル、ソープランド経営者の方々も参加させて欲しいと思います。ご存じの方も覆いと思いますがこの3業界は在日の方のほぼ独占的な支配が続いている業界ですので在日の方の活躍を知るのにもっとも適していることに疑いはありません。

読者を大事にし、読者層の欲しがる情報を提供する朝日。この朝日の営業努力を否定することは誰にも出来ません。
160名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/23(金) 21:45
定期age
161p75.usslc12.stsn.com:2001/03/24(土) 05:02
次回投稿予定は木曜日以降の暇なときの予定です。
162名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/25(日) 23:29
期待してマス
163名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/26(月) 03:01
明日の千葉知事選の記事が楽しみ。
164名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/26(月) 04:09
鋭い分析。感心しました。
165みにょもんた:2001/03/26(月) 04:26
評価の基準が広告代理店的
朝日の読者は朝っぱらから煽られて、脳溢血での死亡率が高いというデータが。。。
それでは思いっきりまいりましょう!
166名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/03/26(月) 05:13
1
購読料もったいないからやめろ。
167名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/26(月) 06:19
朝日の読みは「チョウニチ」らしいです。
入試にでるよ。
168>165
朝日シンパの広告代理店は多いからねえー
典型的なマスコミ人のシンパシーを掻き立てるんだろうな。

読売、産経シンパは系列だけでは?