安倍シンパが日本や海外のメディアに揚げ足を取られているというより、自ら進んで自殺点を重ねている格好だ。
こうした人たちの考え方が決定的に間違っているのが問題なのだ。
(中略)
安倍政権になって日銀が財政を支える構造がさらにあからさまになっている。
日本国民の財産を毀損する形で「増刷」されたマネーが戦略的広報予算としてマスコミにばらまかれ、言論空間が歪められていく。
そもそも戦略的に広報外交を展開しなくても、日本と日本人の評判は海外ではすこぶる良い。
しかし、その日本の評判を著しく貶めているのは他ならぬ、安倍首相に極めて近い国家観の持ち主たちなのだ。
木村正人
在英国際ジャーナリスト
在ロンドン国際ジャーナリスト(元産経新聞ロンドン支局長)。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20150215-00043059/