【真の】 青山繁晴 Part68 【武士】

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278文責・名無しさん
韓国の船長と日本人の魂

福島原発が2011年3月12日に爆発してほどなく、福島県に行っていた大手テレビ、全国紙の新聞の記者は
一斉に福島から引き揚げた。
事故が起こってから半年ほどたった時に、私は四大誌の一つの新聞の記者のインタビューを受けた。
場所は東京駅に近いホテルのレストランで、彼は椅子に座るとほどなくして「先生、私は人生で一番つらい思い
をしました」と言い始めた。よほど胸につかえていたのだろう。
「事故直後、私は福島にいたのですが、退避命令を受けて福島からでました。
それから3か月たって、また福島の取材を命じられ、防護服を着て線量計を持ち、福島に入りました。・・・・
そうしたら、そこに普通の服装で普通に生活し、線量率も測っていない人たちがいるのです。
聞いたら「テレビが安全と言っているから」と言いました。
恥ずかしくなって、人生でこんなにつらい気持ちになったのは初めてです。

沈む船の乗客に「安全だから、そこにいてください」と言って船から先に脱出した船員と、福島の人に
「安全だから、そこにいてください」と言って福島から総員退避し、定点カメラを残した日本人・・・
なにか違いがあるのだろうか?

そのNHKに受信料を払い、新聞を買うのはどういう意味だろうか?
 起訴もされていない・・・