2月11日付東京本社版
都民の意思は脱原発とみた 無職 永井久一(三重県 64)
東京都知事選は無所属で自民党と公明党が支援した舛添要一
氏の圧勝に終わった。しかし、舛添氏の得票数211万票は、
「脱原発」を訴えた宇都宮健児氏の98万票と細川護熙氏の95万
票を合わせた193万余票と比較すると、わずかに17万票上回
ったに過ぎない。
今回の都知事選は候補者を一本化できなかった「脱原発派」
の戦い方が舛添氏を利したことも否定できない。また、民主党
が細川氏、同党の支持母体の連合東京が舛添氏と、どうして違
う候補者を支援したのか疑問に思うところである。
一方、舛添氏は原発依存度を可能な限り少なくするという姿
勢を示すとともに、東京都の再生エネルギーの割合を現在の数
%から20%まで高めると具体策まで踏み込むことで、巧みに脱
原発派の票も取り込んだと思う。
こうしてみると、都知事選の結果は、脱原発路線についての
国民の姿勢が変わったことを示すものではなく、再確認したも
のと考えていいのではないか。今回の都知事選で示された民意
を踏まえ、政府・与党には脱原発に向けて国民の姿勢を尊重し
た政策を実施して頂きたい。
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・はい出ました常連トンチキ爺さん。
その都合のいい足し算には、なぜ原発利用を主張して60万票とった候補者の票は無視されるのか。
しかし「わずかに17万票」って、鳥取駅前ででも主張できるものならやってみろ。