やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その98

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482文責・名無しさん
そのA
「歴史教育加害を語らないのが中立か」朝日大阪社会部 高木智子

「百人斬り競争」は「あった」から「なかった」まで見解か分かれている。「はっきりしないことは教えるな」
「自虐教育は反日だ」との匿名の抗議が押し寄せ、ネットは「炎占」。右翼団体も来島 
する騒ぎになった。収束を急ぐあまり、教師も学校も即座に不適切だったと謝罪し、授業を訂正した。   

時代をさかのぼって検証できない部分はある。けれど、国民を戦争へとあおった記事が掲載されたのは事実だ。  
近現代史に詳しい学者は「加害を教えさせたくない人たちが公平でないと騒ぎたて、授業をさせない。抗議に
どう対処するかが大事だが、事なかれ主義では自主規制に走ってしまう」と指摘する。学校は「外」からの批判に
免疫がないのだろう。思考停止しているように映った。

どんなときも被害者と加害者の言い分は食い違う。「中立」を目指すからといって、意見が対立する話題から目を
背け、□を閉ざして、未来を担う子たちに戦争の痛ましい出来事を伝えていくことができるのか。日本によって痛み
を受けた人たちへの想像力を失いはしないだろうか。加害と被害は表裏一体。双 方を知ることが、平和の実現
につながるはずだ。戦後67年。負の遺産を知らされない子が育ってしまう。その風潮がこわくてならない。