【1社だけ】日刊ゲンダイ 44【10円値上げ】

このエントリーをはてなブックマークに追加
187文責・名無しさん
http://gendai.net/articles/view/sports/134495
2012年1月5日 掲載
ダルビッシュ 中島 岩隈「メジャー」より「カネ」のさもしい根性がクビしめる
大リーグ実績ゼロなのに「いきなり年俸15億円よこせ」「条件かけ離れてる」といっても
188文責・名無しさん:2012/01/08(日) 23:44:45.70 ID:uIC3bbmU0
<投手ナンバー2の高給取り>
大リーグでのプレー経験もないのに、いくらなんでも吹っかけ過ぎじゃないか。
このオフ、メジャー入りを目指すダルビッシュ有(25)や中島裕之(29)のことだ。
まずはダル。すでに本人が渡米し、レンジャーズの本拠地テキサスを視察したらしいが、
驚くのはダル側の要求額。
一部スポーツ紙によれば「年平均2000万ドル(約15億4000万円)」という。
ヤンキースとの交渉期限が日本時間7日午前7時に迫っている中島にしても、複数の
米メディアによれば「両者は条件面で大きな開きがあり、契約には程遠い」とか。
要は去年2億8000万円だった年俸の大幅ダウンが避けられないからだろう。
岩隈久志(30)が10年オフ、同様に入札制度で米球界入りにチャレンジしながら
アスレチックスとの交渉が決裂したのもカネが原因だった。
189文責・名無しさん:2012/01/08(日) 23:45:16.51 ID:uIC3bbmU0
「メジャーの投手で平均年俸が2000万ドルを超えているのはヤンキースのサバシアひとり
(年平均2300万ドル)。仮にダルビッシュがその条件でメジャー入りしたとすればいきなり、
投手でナンバー2の高給取りになります」
と言うのは大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏だ。
「メジャーのエース級の平均年俸が1400万〜1500万ドル(約10億8000万〜
約11億6000万円)ですからね。かなり強気な要求といえます。内野の控えなら相場は
80万〜100万ドル(6200万〜7700万円)くらい。内野のどのポジションもこなす
控えのスペシャリストですら2年300万ドル(約2億3000万円)程度です。『内野の控え』
とポジションがはっきりしている中島の年俸が、西武時代より下がるのは仕方ありません。
青木の交渉権を獲得したブリュワーズの地元ミルウォーキーでは、補欠の交渉権を獲得するのに
なぜ250万ドルもビッド(入札)する必要があるのかという批判の声も上がっています」
190文責・名無しさん:2012/01/08(日) 23:45:51.71 ID:uIC3bbmU0
<野茂は980万円のマイナー契約>
イチロー(マリナーズ=38)は去年、アスレチックスとの交渉がこじれた岩隈に関して、
「ポスティングでカネで揉めるなんて信じられない。自分がアメリカに行くときは、
代理人にどんな条件でも絶対に行くからって伝えた。アメリカではまったく実績が
ないのだから当たり前だよね?アメリカで野球をやりたいならそれぐらいの覚悟がないと」
と話した。至極もっともではないか。
イチローがマリナーズ入りした当初の年俸は1年目400万ドル、2年目200万ドル、
3年目300万ドル。いずれもオリックス時代の最高年俸である5億3000万円を下回った。
メジャー通算123勝の野茂英雄(43)にしても、ドジャースとは当初マイナー契約。
近鉄時代に1億4000万円だった年俸は、980万円まで下がった。
191文責・名無しさん:2012/01/08(日) 23:46:26.11 ID:uIC3bbmU0
メジャー2年目にメッツで12勝した吉井理人(現日本ハム投手コーチ=46)は、1年目の
年俸がたったの20万ドル(約1600万円)。それでも彼らはメジャーリーガーになることを
夢見て海を渡り、イチローは結果として年平均13億円のカネを稼ぐようになった。
というか、日本での実績は捨てて裸一貫、ゼロから勝負するくらいの気概がなければ、
生存競争の激しいメジャーで成功しないのではないか。
逆に最初から山ほどカネをもらってメジャー入りした松坂大輔(年平均1000万ドル、
現レッドソックス=31)や井川慶(年平均400万ドル、前ヤンキース=32)は、
すでにメジャー入りした時点で腹いっぱい。カネだけでなく、VIP待遇で迎えられ
気持ちも満たされている。だからこそ勝負の土俵は米国なのに、メジャーに適応する努力を
するどころか「マウンドが硬い」「ボールが滑る」などと、いまだにブツクサ言っている。
前出の友成氏がこう言った。
192文責・名無しさん:2012/01/08(日) 23:47:17.61 ID:uIC3bbmU0
<渦巻く妬み>
「斎藤(現ダイヤモンドバックス)や大塚(元パドレス)がいい例じゃないですか。
彼らは日本球界で上がり目がなく、わらにもすがる思いで必死にやったからこそ、メジャーで
それなりの地位を確立できた。米国では日本に限らず、中南米やヨーロッパ諸国の選手たちが
メジャーリーガーを夢見ている。ただでさえ足の引っ張り合いや差別とも戦わなくてはならないうえ、
いきなり高額な給料をもらって入団する日本人選手はそれだけ風当たりも厳しい。ダメならクビくらいの
危機感を持ってプレーしないと、メジャーでそれなりの実績を残すのは難しい。最初から高い年俸で
プレーするのはどうかと思いますよ」
マイナーは別名「ハンバーガーリーグ」と呼ばれる。ハンバーガーを主食にしなければならないほど
貧しいことからこの名が付いた。
底辺は厳しくても、メジャーで一流と認知されたときに手にする名誉やカネはケタ違い。
カネはメジャーに行ってから稼げばいいのではないか。