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自衛隊をして「暴力装置」と発言し、危険な海外のPKO派遣に際しても過重と言わざるを得ないような武器使用基準で送り出そうとしていた民主党であるが、
今度は民間企業でも可能な除染作業に陸上自衛隊の部隊を投入しようとしている。
一部報道では自衛隊は「便利屋」ではないと報道しているが、
民主党幹部の本音は、自衛隊は道具に過ぎず、自衛官を消耗品のように見なしているとしか考えられない。
彼らもまた政府がその生命と健康に責任を負うべき「日本人」であることを忘れているとしか思えないのである。
この際、井尻千男がかねて思ってきた自衛隊の扱いに対する不満を申し述べさせて頂きます。
※産経 11月20日:除染に自衛隊派遣 防衛省から不満 「政治の道具」「便利屋でない」
・東京電力福島第1原発から半径20キロ圏内にある自治体庁舎の除染作業に陸上自衛隊を派遣する政府方針が、防衛省内で波紋を呼んでいる。
野田佳彦首相には来年1月から始まる民間業者の作業に先んじて国の機関が取り組む姿勢を示す狙いがあるようだが、
本来は国防を担う自衛隊を政治の「道具」「便利屋」扱いする姿勢が透けてみえるからだ。