612 :
文責・名無しさん:
「法務大臣による指揮権発動が政治の司法に対する介入であるというならば、これはまぎれもない司法の政治に対する越権行為なのではないか。
<東京地検、石川議員ら逮捕/大久保秘書にも逮捕状>
http://www.asahi.com/national/update/0115/TKY201001150431.html <小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に取得した土地の購入原資4億円が政治資金収支報告書に記載されていない事件で、
東京地検特捜部は15日夜、いずれも小沢氏の元秘書で同会の事務担当者だった、衆院議員の石川知裕(ともひろ)容疑者(36)=同党、北海道11区=と
池田光智容疑者(32)を、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕した。
会計責任者だった公設第1秘書・大久保隆規(たかのり)被告(48)についても同容疑で逮捕状を取っており、16日以降に逮捕する方針。>
いや、司法の政治に対するというよりも、これまでも述べているように、新政権が抹殺しようとしている「官僚主権」勢力が乾坤一擲の抵抗を仕掛けてきたと私は見ているのである。
まず前提として、政治資金報告書の虚偽記載が実際に行われていたのであれば、それに対しての責めを当事者は負うのは当然である。自分の政治団体でのことであれば、
小沢一郎民主党幹事長も相応の政治的な責任はとらねばならないだろう。」
613 :
文責・名無しさん:2010/01/16(土) 08:07:48 ID:/lzF1Mu70
「しかしここでひとつ確認しておかなくてはいけないのは、検察のリークを垂れ流している大マスコミだけを見ている多くの国民は
「何か騙されている」と思いながらも「ゼネコン」「肝沢ダム」「口きき」などという文字の羅列と、旧田中派と小沢さんのつながりを「ほのめかし」
しまくる記述に、あたかもロッキード事件のように「先生、ダム、ひとつおねがいします」「よっしゃよっしゃ」という光景を想定してしまっていることの大きな間違いだ。
政治資金規制法違反がまあ、あったとしよう。しかしそれは当の大マスコミがずっと書いているように在宅起訴相当の罪である。
そこから、ゼネコンからカネが入っていて、それがダム建設に何か影響を及ぼしたということを証明するところまでの道筋は月に行くよりも遠い。
にもかかわらず検察は最終到着点がそこであるとほのめかして、強引な捜査を正当化している。
もう百歩譲ってゼネコンから政治資金の提供があって、小沢事務所が何らの影響力を行使したとして、どこに贈収賄を成立させる職務権限があるのか。
当時は野党の政治家ですよ。大マスコミが作り上げた「田中派の系譜につらなる汚い土建利権にまみれた闇将軍」というイメージに乗っかって
やっているとしか私には見えないのである。」
614 :
文責・名無しさん:2010/01/16(土) 08:08:53 ID:/lzF1Mu70
「もちろん不正は糺されるべきだし、政治家には相応の責任が伴うだろう。しかし、ここ1、2年の検察のやり口を見ていると、
それは法の番人としての規範を逸脱していると私は思う。何も民主党に対してだけではない。自民党政権の時も、
自らの番犬である御用記者記者クラブ大マスコミと組んでの「世論盛り上げしかるにちに強制捜査」という図式は目に余ったが。
昨日という日に石川知裕議員を逮捕した最大の理由は国会の開会だと言う。
<また、国会会期中の国会議員逮捕には、国会に逮捕許諾請求を提出して議決を得る必要があることから、検察当局は
18日からの国会審議への影響を配慮し、土日を除いて最後の機会となる15日に決断した。>
堂々とやりゃあいいじゃないか。民主党はそれこそ踏み絵を踏まされることになる。私は要求されれば許諾をすればよかったと思う。
これまでは故・中川昭一さんに託していた北海道11区の民意を背負って石川議員は出ているのである。
それを踏みにじってまで実現すべき法と正義があると検察が主張するならば「ではどうぞ」と国会と民主党は認めてやればいい。
しかし、その結果、北海道11区の何万票に見合う結果がでなければ、これは国会の場で検察の責任者を呼んでしっかりとケジメをつけてもらうべきだろう。
今や検察側の証人が証言を覆している西松建設の件では、政権交代が実現しそうな総選挙の直前に検察は動き、
大マスコミの一面に今思えば嘘八百を連日のように書かせて大騒ぎした。その証人が「実は違う」と法廷で言ってそれが翌日の記事になりそうな時に、
今度は陸山会への家宅捜査に入って、それを一面にして該当記事はベタにさせることに成功した。」
615 :
文責・名無しさん:2010/01/16(土) 08:10:07 ID:/lzF1Mu70
「そして今回の逮捕は国会開会の直前、何よりも民主党大会の前日である。利権談合共産主義、
官僚主権時代にこんな露骨な政治的な動きを検察がしたことがあるか。末期にいくらか国策捜査と言われるものがあったが、
あれはむしろ政権側の意図を受けていた。それ以外は「否」である。であれば、一連の動きが何を意味するかは明らかだ。
「官」に手をつっこもうという平成維新への抵抗と言うほかはない。
鳩山由紀夫首相、というよりも民主党代表はここでこそ指導力を発揮すべきだろう。小沢さんもまた、真骨頂を見せるべきである。
進退を含めて、国民に分かりやすい透明感を出すことだ。私は大マスコミが言っている「説明責任」に乗る必要はないと思う。
喋らずに辞くのもひとつの方法だ。検察と大マスコミの書いたシナリオで踊る必要はない。ただ、だんまりを決め込んで政治力を
誇示しているだけではもう通じないだろう。小沢さんの好きな囲碁で言うならば、相手が攻め込む石を打ってきたのである。
それに応じないことには負けてしまう。
その上で、検察の一連の動きが果たして社会正義に見合っているのかどうか、民意に問うべきだ。指揮権発動など論外だし、
鳩山さんは自分も痛いところがあるので言いにくいだろうが「見守る」と言うだけではなく政治的な時間割を見るといかがなものか、
的な発言はあってもいいと思う。
まさに明後日から日本国の大改革の火蓋が切って落とされるという時に、贈収賄をほのめかしながら実のところ形式犯に対して
逮捕劇を演じた検察について、将来歴史がどう書くのか私は楽しみにしている。」