防犯カメラで監視 不安募る
主婦 加藤みちよ(浜松市 中区 47)
今、住んでいるマンションで、防犯カメラを設置することが決まりそうです。分譲なので共有部も「我
が家」と思っているのに、専有部以外はプライバシーはないことになります。
「防犯」と言えば聞こえがよいのですが、監視カメラに常時、日常生活を監視されたくはありませ
ん。防犯カメラがあれば安全だと多くの人が考えているようですが、その根拠は何なのでしょうか。理
事会も管理会社も入居者との話し合いで、低コストと高セキュリテイーで効果があると言い、最初か
らもう決定しているかのようです。
本紙の社説も「防犯カメラ使いこなす仕組みを作ろう」(7月6日)と述べているように、防犯カメラに
ついてはよくよく考えなければならないことが山ほどあるはずです。それなのに、ただ神のように信奉
してしまってよいのでしょうか。
日常生活が監視されるのかと考えると胃が痛みます。設置されたら引っ越したいのですが、蓄えも
少なく、そうはいきません。不安と心配ばかりが募る毎日です。
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何というか、ここまで病的にカメラを怖がられると、
廊下やマンション入り口で何かやってんじゃないかと勘ぐりたくなりますな
防犯カメラによって侵入者に警戒させること、侵入者があっても特定に役立つことという
犯罪リスクの低減よりも、廊下を歩いているところを見られる事の方がはるかに怖いという神経は
何とも理解しがたいです。