双竜自動車ついに部分衝突、鉄パイプを振り回して汚物を振りまく
双龍自動車労組の平沢工場'玉砕ストライキ'開始以後初めて26日の役職員の工場進入に続き
公権力が投入された。
労組員らは引火物が積まれた塗装工場に集結し、背水の陣を敷いて抵抗しているため、平沢
工場は最高の緊張状態が続いている。
双龍車の役職員3千人余りは、この日午後1時45分頃に平沢工場の鉄条網を壊し本館に進入
するのに成功した。しかし、この過程で労組員らとあちこちで衝突し、ケガ人が相次いだ。
かれらは直ちに200m離れた走行練習場まで、スクラムを組んだまま走り、労組員らが鉄パイプ
を振り回して抵抗し、3人の職員がケガして、移送されることもあった。
走行練習場近隣の道路で労組員20人余りと対立した職員らは、午後3時10分頃200m余り進んだ
本館の前まで入った。
この過程で労組員らが放水車2台で、いかなご醤油と残飯を腐らせた汚物をばらまき、消火器の
粉末を噴射したため、工場の中には悪臭が広がり血なまぐさい場所になった。
職員3〜4人は鉄パイプで殴られ、救急車で移送された。
警察はヘリコプターと放水車両を動員し、暴力行為には厳正に、対応すると警告放送をしたが
効果がなかった。
労組先鋒隊など300人余りは、本館進入を防ぐことが無理だと悟ると本館に20人余りを残して
おいて塗装工場に移動した。
職員らは本館の前に座り込み'非暴力'を叫んだだが、これに対抗し、労組員20人余りが鉄パイプを
持って本館玄関のドアを防いだまま対抗した。
午後3時50分頃には職員らがリフト車を使い、工場正門に設置されたコンテナ4個(2段)を撤去し、
正門からの出入りも可能となった。
1時間30分の間、本館の前で対立していた職員らは午後4時40分頃に本館進入に成功した。
この過程でガラスドアが壊れケガ人が発生した。
本館占拠とともにサービス職員(会社側が雇った警備員)300人余りが投入され、盾を持ったまま
塗装工場への進入を試みたため、労組員らはパチンコでボルトとナットを撃って対抗した。