在日の5人に1人は生活保護受給者?
第3−5表 被保護実人員・保護率,扶助の種類×年度別(厚生労働省統計表データベースシステムより)
ttp://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/youran/data15k/3-05.xls 第3−10表 日本の国籍を有しない被保護実世帯数・実人員,年度別(厚生労働省統計表データベースシステムより)
ttp://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/youran/data15k/3-10.xls これによると、平成13年度の全国の被保護実人員として 1,148,088人、
平成13年度の外国人の被保護実人員として 421,651人というデータが出ていて、
よくコピペで見かける在日の生活保護世帯と上の数字とは一致しているように見えます。
しかし、全国のデータの表の上には(各年度1か月平均)という注意書きがあります。
そして、外国人の表の被保護実人員の下には「1か月平均」という欄があり、
上の数字の約12分の1にあたる 35,138人という数字があるのです。
実は生活保護の被保護実人員というのは毎月の生活保護を受けた人の数を累計した延べ人数です。
在日には生活保護受給者が多いと主張する人は、この実数の12倍になっている延べ人数で計算して
在日には生活保護者が多いと主張しているのです。
人口あたりの保護率を求める場合はこれを12で割った1ヶ月平均の人員を人口で割ります。
第3−5表では表内に保護率を計算しているので最初から1ヶ月平均の値が書いてあるのでしょう。
となると、外国人の被保護人員についても同様に計算しないと比較にできません。
上の第3−10表によると、平成13年度の1ヶ月平均の被保護人員である 35,138 人を、
平成13年の外国人登録者の総数の 1,778,462人
(参照: 平成13年末現在における外国人登録者統計について)
ttp://www.moj.go.jp/PRESS/020611-1/020611-1.html で割って被保護率は約 2.0% になります。
なお、これは在日限定ではなく外国人全体での割合です。