【アンカー】青山繁晴 Part10 【ぶったま】

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201文責・名無しさん

【また日本に負けたニダ】韓国広域都市圏の国際的競争力は後進国なみ・・・アイゴー


 世界20ヶ所の広域経済圏のグローバル力量(MCR)調査で、ソウル首都圏の力量は17位、釜山・蔚山・
慶南圏の力量は20位と最下位になった。日本の東京圏(5位)や中国の北京圏(10位)、上海圏(15位)に遠
く及ばない順位だ。グローバル力量指標とは、文化開放性、グローバル企業の本社数、外国人向けの学
校および病院数で判定される。

 未来成長元動力とされる知識基盤産業比率でも、ソウル圏は13位、釜山圏は17位に終わり、東京圏(5
位)、大阪圏(10位)はもちろん北京圏(11位)にも及ばなかった。世界的コンサルティング会社のモニター
グループと東亜日報未来戦略研究所が、米国・ヨーロッパ・中国・インドなど世界各国の広域経済圏20ヶ
所を対象に競争力を評価した結果だ。

■知識基盤産業や交通インフラなど核心分野で日・中に遅れをとる
 国家や単一都市でなく、広域経済圏単位の競争力の順位が発表されたのは今回が初めてだ。競争力順
位は△経済的繁栄度△都市圏の魅力度△都市間の連係度の3項目を評価して決めらる。

 総合順位1位は米国のニューヨーク圏(7点満点に5.25点)で、以降はロンドン圏(5.12点)、東京圏(4.59点)、
ロサンゼルス、アムステルダム、パリ、シンガポール、シカゴ、ドイツのライン-ルール圏、大阪圏が続く。

 特に韓国の都市圏は、広域経済圏の核心競争力となる国際力量、知識基盤産業比率、広域交通体系の
分野で低調に終わり、将来において中国など後進国家に追いつかれる危機にあると分析された。実際、国
内第2位の経済圏釜山圏は、メキシコシティ、リオデジャネイロ、インドのムンバイなどと共に後発グループ
に分類された。

 経済的繁栄項目でもソウル圏と釜山圏は製造業で強力な点を見せたが、経済協力開発機構(OECD)分類
によるIT産業の要といえる知識基盤高付加価値産業(KIS)でも各々13位と17位に終わった。

 世界各国を先進国や新興国に分類するのはもはや意味がなく、グローバル金融危機以後に再編されるで
あろう世界経済の主導権を握るのは広域経済圏だ。世界各都市は競争力強化政策を先を争って打ち出して
いる。