2月21日朝日新聞東京本社版「声」欄掲載
倒閣へ野党は デモ組織せよ
会社役員 稲垣 剛(東京都中野区 60歳)
この未曾有の危機のまっただ中に、まったく開いた口がふさがらない政治状況が
続いているが、その諸悪の根源は多数決の暴力と言いうる民主主義の欠陥に
あぐらをかいた現政権のありようであろう。
今こそ正常な民主主義とは何かという原点に立ち返って、我が国の針路を議論
するべきではないか。しかも一刻の猶予もならない。
内閣が機能せず国の最高機関が空転している時、民主主義国家の国民は手を
こまねいて見ているしかないのか。
国民にとって政治は「票」という形で参加するしかないのか。
あるいは川柳で文化的に揶揄したり、世論調査の数字を示して政府に迫ったりする
しかないのか。
憲法で認められた国民の権利であり、かつては国の重大な案件の度に展開されていた
国民的な示威行動、集会とデモ行進の意義を思い出す時ではないか。
支持率10%前後の内閣を放置するのは国民の怠慢であるとも言える。
野党は先陣を切って大規模で平和的集会・デモを早急に組織してもらいたい。
それは今の危機の対症療法となるのみならず、政治機能回復に向けたカンフル剤とも
なろう。
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いや何か正に王道を行くような基地外投稿が、久々に東京版の「声」欄に掲載された
という感じだよなw