寛政の帰農令参考にしては
大学生 福島奈美(岐阜市 20)
定額給付金には反対である。そんなお金があるなら、雇用対策に使って欲しい。雇う会社がなけ
れば、農業を推進してはどうだろう。
日本は食糧自給率が大変低く、諸外国からの輸入に依存しなければならない。そこで、農業従事
者を増やす政策を推進するのである。
江戸時代後期、「寛政の改革」を断行した老中、松平定信が実施した政策に「帰農令」がある。天明
の大飢饉によって職を失い、都市を浮浪していた農民達に、農具や作物の苗などを与えて農村に帰
らせ、救済したという。当時も、人口が減った農村は荒廃し、農地は放置されていた。
現在、経済危機のために職を失っている多くの人々に、農地、農具、作物の苗、農業のノウハウを
提供し、作物が収穫でき生活が軌道に乗るまで保障もするというかたちで対策を講じてみてはどうだ
ろう。
失職中の人々に対する雇用対策であるだけでなく、食糧自給率が低い日本の農業推進という相乗
効果も期待できる。百年に一度の経済危機ならば、経済危機を乗り越えようとした過去の政策を参
考にするのも一策ではないか。
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何でこう共産かぶれってのはコルホーズに甘い夢見るんだろうか・・・
仮にも成人したのなら、失職者がホイホイ出来るようなものじゃないことや
実際、失職者の多くが嫌がっている職業だということを知った方がいい