http://gendai.net/?m=view&c=010&no=21429 2008年10月27日 掲載
麻生経済対策など焼け石に水
麻生首相は金融危機よりも自らの政権危機が気になって仕方ないんじゃないか。
豪邸に住み、高級ホテルで毎晩酒を飲んでいる金満首相に、100年に1度の金融危機に
対応する真剣さと能力があるとは思えない。
それは追加経済対策を見れば歴然で、単なるバラマキでしかない。
これでは財政を圧迫するのは必至で、赤字国際増発も避けられない。
しかもバラマキの後には増税が待っている。
当然、こんないい加減な経済対策に市場は反応せず、株価はバブル崩壊後の安値水準に
戻ってしまった。
このままでは円高・株安は止まらず、倒産と失業者が激増するばかりだ。
麻生政権は「政局より経済を優先」と解散・総選挙を先送りして居直っているが、
「解散・総選挙」こそ、今最も必要な景気対策ではないのか。