http://gendai.net/?m=view&c=010&no=21325 2008年10月01日 掲載
もう選挙どころではなくなった
NY株が過去最大の暴落に見舞われたことから、この先、一体何が起こるのか
誰も予測ができない状況だ。
75兆円もの公的資金を投入して金融機関を救済するかの法案を通すかどうかで
米政府と議会はモタついている。
この法案は金融危機の止血剤のようなもので、たとえ通っても、それで米国経済が
上向くことも期待できないときている。
今の状況は金融カジノ資本主義が崩壊したことの表れであり、これまでの対応策など
まるで通用しない。世界同時大不況は今後最低3年は続くだろうとみられる。
もはや選挙どころではなくなった麻生内閣が、たったの1兆8000億円のケチな補正予算で
景気対策だとか寝言をいっているが、そんなの何の役にも立ちやしないのだ。