チャンネル桜とトランスデジタルの奇妙な新番組

トランスデジ、すべての予約権が株式に　発行株、年度末比４倍

　ジャスダック上場の情報技術関連企業、トランスデジタルは27日、「ＴＤ戦略投資事業組合」に割り当てた新株予約権が行使されたと発表した。
大量発行した一連の新株予約権はすべて株式に転換され、計6億5000万株を新規に発行した。発行済み株式数は08年3月末の約4.1倍の約9億3800万株に増えた。

トランスデジは7月11日に新株予約権を投資事業組合に割り当てる方法での資金調達を発表。
当初の行使価格は1株8円とした。7月29日から行使が始まり、発行株が急増。
株価は1円まで下落し、8月22日には行使価格を2円に引き下げた。
このため、調達した資金は当初の計画より約20億円少ない31億3000万円だった。

トランスデジタル株には短期の利ざやを狙った資金が流入し売買高が急増している。
27日はジャスダック全体の売買高の約15％を占める異例の事態となった。

(8/27 23:30)
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/tegakari.aspx?site=MARKET&genre=c5&id=AT2D2701L%2027082008