【毎日新聞】WaiWai元記事検証スレ【変態報道】

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102アニータ検証1
"Spicy Anita caught with finger in honey pot"
「セクシーなアニータ 蜂蜜を盗んで捕まる(売春手配容疑で逮捕)」 (2003年7月10日配信)
By Ryann Connell
Staff Writer
July 10, 2003

元記事タイトル(週刊文春03.7.10号35-36p)
チリ人女性が告発
「私たちはアニータに日本で売春させられた」
・元記事のタイトルにはアニータに対する修飾語はない。”spicy”にはいかがわしい、きわどいなどの性的な意味があり、
”honey pot”にもスラングで女性器の意味があることから、より扇情的なタイトルにするためにつけたものと思われる。
ttp://www.urbandictionary.com/define.php?term=honey%20pot

Anita, the Japanese taxpayer cheater, is back in hot water again, this time not so much for her ill-gotten
hoard, but because of women she is supposed to have whored, according to Shukan Bunshun (7/10).
週刊文春(7月10日号)によると、日本の納税者を騙した詐欺師、アニータがまたやっかいな状況になった。
今回は不正蓄財ではなく、アニータが女性を売春させたというのだ。

・この冒頭の文については元記事にはない。元記事は次のパラグラフからいきなり始まっている。後述して
あるが、元記事はアニータが女性を売春させたことだけを扱っているわけではない。
103アニータ検証2:2008/08/28(木) 15:58:16 ID:7iLtO9h70
"For the first five days, Anita stayed with us and taught us all about the job. She picked up my first customer.
He was a Japanese guy about 25. He was a nice guy. I had a boyfriend in Chile, so I'd had sex before, but it was t
he first time I'd ever acted as a prostitute. I felt sick and scared. Thinking about it makes me want to cry," says
Claudia Rios, one of the two women accusing Anita Alvarado of bringing them to Japan to serve as sex slaves.
「最初の5日間、アニータは私たちといっしょに居て、私たちにその仕事のすべてを教えてくれたの。彼女は私の最初の客を選んできたわ。
25才ぐらいの日本人の男。とてもいい男だった。チリにボーイフレンドがいたから、セックスはしたことはあったけど、
売春婦として仕事をしたのはその時が初めてだった。私は気分が悪くて怖かった。思い出すと、泣きたくなるわね」とクラウディア・リオスは語った。
彼女は性奴隷として奉仕させるために日本に連れて来たとしてアニータ・アルバラードを非難している2人女性のうちの1人である

元記事より会話文と女性の紹介文(『』内が引用箇所)
『「アニータは最初の五日間、私たちに付いて仕事を教えました。彼女が客に声をかけて、最初の客が付きました。
二十五歳くらいの日本人です。優しい人でしたが、私はチリに恋人がいて、セックス経験はあったものの、
売春は初めてでした。怖くて気持ち悪かったです。思い出すと、今でも涙が出てきます……」』
『だが、そんな「お気楽」アニータがいよいよ追い詰められている。六月三十日、彼女に日本で売春をさせられた
という女性二人がアニータをチリで告訴したのだ。
 冒頭のコメントは、その一人であるクラウディアーリオスさん(26)。アニータの幼馴染でもあるジョアンナ・
アクーニャ・エスコバルさん(29)とともに、二人は地元テレピでも彼女の悪行を告発するという。放送するのは、
カナル13の「コンタクト」という番組で、調査報道を基本とする硬派な番組。』
104アニータ検証3:2008/08/28(木) 16:00:32 ID:7iLtO9h70
・冒頭分でも分かる通りwaiwaiではアニータが女性を売春させたことについての記事になっている。
しかし、実際に週刊文春ではタイトルにもあるように告訴されたことを問題視している。文春が問題視
している点をwaiwai側が変更し、売春のみに焦点を当てていることが分かる。また、2人の紹介も
『日本で売春をさせられ』『アニータをチリで告訴した』人物であり、sex slavesのように性奴隷と言える
レベルのものではない。意図的に貶める言葉を使っていることが分かる。


Chilean Anita first gained notoriety in Japan after she received the lion's share of 1.4 billion yen her
Japanese husband Yuji Chida embezzled from his former employer, Aomori Prefectural Housing Supply
Public Corp. She spent the money lavishly in her homeland, where she has become a star, referred to
as the "Chilean Geisha," and producing a CD, a collection of nude photos and a best selling biography.
チリ人のアニータは最初、日本人の夫青森県住宅供給公社元職員の千田郁司が同公社から横領した
14億円の大部分を受け取り、 甘い汁をすった後に日本での悪名を得た。彼女はその金を母国で湯水のように
使った。母国ではスターになって、"チリ人芸者"と言われるようになり、 CDやヌード写真集とベストセラー伝記を出版した。

元記事よりアニータの紹介部分(『』内が引用箇所)
『ヌード披露、自伝出版、CDデビュー、豪邸競売など、次々とマスコミに話題を提供してきた「ゲイシャガール」アニータ。
青森県住宅供給公社を舞台にした約十四億五千万円の横領事件で逮捕された千田郁司(服役中)の「チリ人妻」である。』

・アニータの母国での行動に関する説明はない。他の記事から持ってきた可能性はあるが、
元記事内にアニータが母国でスターであったことを示す箇所はない。
105アニータ検証4:2008/08/28(木) 16:02:04 ID:7iLtO9h70
But Anita's good fortune seems to have deserted her. She's now embroiled in a series of bitter
legal battles to keep her ill-gotten gains. And now lifelong friends Claudia and Joanna
Escobar have gone public to expose Anita for acting as a madam.
しかし、アニータの幸運から見放されたのだろう。彼女は現在、彼女が不正利得を守るために
一連の厳しい法廷闘争に巻き込まれている。 そして今、長年の友人であるクラウディアとジョアンナ・
エスコバルはアニータが(売春婦の)女主人を務めていたことを暴露するために公表した。

・embroiled in a series of bitter legal battlesとあるが、法廷闘争に巻き込まれているのではなく、
元記事にある通り告訴されているのである。また、have gone publicとあるように公開したとは言っているが、
この2人がアニータを告訴していることには触れずに、隠蔽している。
106アニータ検証5の1(元記事が長いので分けます):2008/08/28(木) 16:04:58 ID:7iLtO9h70
After initially being refused entry to the United States, where they planned to get a connecting flight,
the group, with the addition of Anita's 8-year-old daughter from an earlier liaison, finally arrived at
Tokyo's Narita Airport in September 1997, entering Japan on three-month tourist visas. They stayed
for a week at an apartment belonging to a Peruvian, never leaving the premises until they finally
boarded a bullet train for Nagoya.
最初に日本への乗り継ぎのために向かったアメリカで入国を拒否された後、婚前に生まれたアニータの
8才の娘を含む一行は、ようやく1997年9月に東京の成田空港に着き、 3ヶ月間の観光ビザで入国した。
彼女たちはあるペルー人のアパートに一週間滞在した。最終的に名古屋行きの新幹線に乗るまで、
彼女たちは部屋から出なかった。

元記事より入国までの部分(『』内が引用箇所)
『最初、私たちはマイアミ経由で日本に行こうとしたのですが、マイアミで入管に入国拒否され、
すぐにチリに戻りました。そして一週間後、再びチリを出て、メキシコに行き、そこで二週間ほど滞在し、
ロサンゼルス経由で日本の成田空港に向かったのです」
 メキシコ滞在中、アニータはおかしな行動をしたという。彼女だけいったんチリに戻り、八歳の娘を
連れてきて再び彼女たちと合流したのだ。アニータより一学年年下で、二歳のときから幼馴染の
ジョアンナさんは、その経緯をこう説明する。
「アニータはお金を使い果たしてしまったようで、メキシコから千田さんに長い時間電話していました。
金策はうまくいったようで、アニータがチリに戻って娘を連れてきたのは、たぶん、子供連れだと
日本に入国しやすいと思ったんじゃないでしょうか」
107アニータ検証5の2(元記事が長いので分けました):2008/08/28(木) 16:05:51 ID:7iLtO9h70
 また、アニータはこのとき、自分のパスポートではなく、他人名義のパスポートを使って旅行していた。
「私はアニータのパスポートを見たので覚えているのですが、たしかジェラルディン・オルティス・
レテリエルという名前のパスポートだったはずです」(ジョアンナさん)
 アニータ一行は九月二十六日に成田空港に到着し、観光ビザで入国を果たす。成田のホテルに一泊し、
そのあと成田付近に住んでいたペルー人のアパートに転がり込み、一週間ほど滞在した。その間、
近所のペルーレストランに行くくらいで、観光にはまったく出かけなかったという。そして一行は、新幹線で名古屋に向かった。』

・元記事の内容を大幅に略していることが分かる。アニータが偽造パスポートを使ったという犯罪行為
や子供を連れて入国しやすくしようとした細工は完全に隠蔽されており、waiwai側が性的な
話題のみを扱いたかったことがここからもうかがえる。
108アニータ検証ラスト:2008/08/28(木) 16:10:22 ID:7iLtO9h70
これ以降の内容は、ほぼ元記事通りである。
なお、Waiwaiの記事には含まれていないが元記事に書かれている部分があるので記しておく。(『』内が引用箇所)
 『アニータが滞在している間、千田は四回ほど名古屋を訪れたという。「千田さんはレストランや
カラオケに連れて行ってくれて、私たちに携帯電話もプレゼントしてくれました。優しかったです。
『アニータは悪いね。ごめんね』とも言っていました。千田さんは悪いことをしたけれども、
アニータのせいです。かわいそうです」(クラウディアさん)
 現地の報道によると、現在アニータは競売された豪邸を取り戻す訴訟を行っており、アニータ側の
弁護士は勝算があると豪語しているという。だが、千田からアニータに渡った約十一億円の返還請求を
行っている青森県住宅供給公社側の代理人、後藤孝典弁護士は「アニータ側の弁護士が言っている
ようなことは一〇〇%ありえません」と一笑に付す。
 彼女たちの告発がチリ当局を動かし、アニータに司直の手が伸びる日も近い。』

・このように元記事にはアニータも訴訟を行っていることについて触れているが、
waiwaiでは一貫して訴訟がらみのことは伏せている。
元記事の方向性とwaiwaiの方向性が違っていることがはっきりと分かる。