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>>15から続き)
だが、日本の苦い「歴史」は、二重の意味で生かすべきである。日本に自戒が必要なのは言うまでもないとして、この失敗は今の中国にも教訓となりうるか
らだ。
例えば満州事変のあと国際的非難の前にナショナリズムを燃やした日本は、孤立の道を突き進んだ。チベット問題で国際世論に反発を強める中国には、
いささか参考にしてもらいたい歴史である。愛国教育も、行き過ぎれば自分の首を絞める。
互いに脅威になるまいと表明し合ったのはいいとして、いま切実なのは食品の安全や環境、伝染病など、人の健康にかかわる脅威である。ギョーザ事件を
おろそかにできないのもそれゆえだ。日本にはこうした面でも苦い歴史や蓄積された経験がある。
それらを生かした協力が実ってこそ、国民が真に「互恵」を実感できる時だろう。今度の首脳外交がその入り口になることを祈りたい。
なんつーか、中国に夢見すぎだろ、若宮タン。なんなの、この子供のような純真さはw