1 :
文責・名無しさん :
2008/04/15(火) 11:13:35 ID:Q+kn+50M0 49(しきゅう)
死球(しきゅう)とは、野球において投手の投げたボールが打者(バッター)の身体に当たっ
て一塁が与えられることである。デッドボール(和製英語:dead ball)とも言う。英語では
hit by pitchと言う。
打者にぶつけることを狙って投球したり、ぶつけないまでも威嚇目的で打者にめがけて投球し
たり、味方打者が死球を蒙ったことに対する報復をしたりするなど、危険性の高い投球を危険球
という。
ボールは政府・与党に投げられた! _
∧_∧ ∩ //
⊂(-@∀@)ノ ---====≡≡≡≡ ○)Д´) //..;:・;'∴
/ ⊂彡 /つ /つ
し―-J ⊂⊂ノ
危険球? 一球だけなら誤射かもしれない。
そんな朝日新聞のメインコラム、天声人語(朝刊)&素粒子(夕刊)を論じるスレです。
確認ソース(全文コピペは、各自の自己責任でおながいします)
http://www.asahi.com/paper/column.html 前スレ
☆朝夕の娯楽★天声人語&素粒子。48が狭い★
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1194834433/
2 :
文責・名無しさん :2008/04/15(火) 11:13:56 ID:Q+kn+50M0
3 :
文責・名無しさん :2008/04/15(火) 11:14:18 ID:Q+kn+50M0
4 :
文責・名無しさん :2008/04/15(火) 11:15:37 ID:Q+kn+50M0
5 :
文責・名無しさん :2008/04/15(火) 11:16:17 ID:Q+kn+50M0
【このスレの登場人物紹介】(1/3) 冨永格(ただし)、福島申二 2007年4月1日から天声人語担当。かわりばんこに天人書いてるよ。 ----- 福島記者は主に社会部で多様なテーマの取材にあたり、編集委員も務めました。02年から3 年間はニューヨーク特派員としてイラク戦争前後の国連や米大統領選を報道しました。50歳。 冨永記者は経済部と外報部の取材経験が長く、2度のブリュッセル勤務で欧州統合の最前線を 伝えました。欧州には通算10年滞在し、04年から今年1月まではパリ支局長でした。50歳。 ----- 愛称およびAA募集中。 加藤明 2008年1月4日から素粒子担当。 ----- コラム「素粒子」の筆者が年明けの1月4日から代わります。5年間担当した河谷史夫論説委員に 代わって加藤明論説委員が執筆します。 加藤記者は77年入社。社会部で長く取材にあたり、東京本社社会部次長、週間朝日編集長など を務めました。著書に「原宿物語」。56歳。 夕刊に時事寸評コラム「素粒子」が誕生したのは59年4月1日でした。以来8代目の筆者となりま す。 ----- 愛称およびAA募集中。
6 :
文責・名無しさん :2008/04/15(火) 11:16:43 ID:Q+kn+50M0
【このスレの登場人物紹介】(2/3) 高橋郁夫 (通称イクー) ∧イク-ヘ 先代の素粒子担当であるタミー時代の天人2号を経て、 ( -@∀@)ア 2004年4月から正式に天人責任筆者へ昇格した。 / , 〈. 「どんぐり年金」ではブレイクが予感されたが、その後は ヽ_,) _⌒;. ペダンチックな引用に終始し、2007年3月31日を以って (,, ノ´ | ̄ ̄ ̄ 天人担当を退いた。 河谷史夫 (通称フミー) ゛丶从、, 人从 ,, 2002年12月から2007年12月まで素粒子担当。 ,ヽ, ';, その独善と欺瞞と偏見に満ちた内容に加え ヾ` ∧フミー∧: ,,'' 酔っ払いのクダマキのような下品な文体は止まるところを知らず、 ミヽ (∀..:;;;):: '' " 多数の住人をして「ぶん殴りたくなる」と言わしめたほど。 \ φ ...::;;;;;) "シ 浦安市のTDL成人式を「ネズミ踊り」と評したため、教育長から ヾ .:| .:;;| .:;;|::. て 朝日新聞社社長宛に抗議文が送られたことは有名。 (ヽ (___::;i__::;i ( '' 安倍氏に最後まで悪口を浴びせながら担当を退いた。
7 :
文責・名無しさん :2008/04/15(火) 11:17:12 ID:Q+kn+50M0
【このスレの登場人物紹介】(3/3) 小池民男 (通称タミー:故人) ┌──────┐ |┌────┐| 2001年4月〜2004年3月の先代天人責任筆者。 || // || いかにも朝日的な中学生レベルの内容もさることながら ||.∧タミー∧.|| 一目でタミーとわかるヘタな文章やアクロバティックな展開、 ||(@∀@∩ .|..| 自分にとって都合のいい文・言葉の部分的無断引用などを駆使し ||( ⊃ .ノ || 「ペットボトル原爆」に代表される多くの迷・珍コラムを世に遺した。 |└────┘| 06年4月執筆を続けたが食道癌のため、朝日新聞東京本社向かいの └──────┘ 国立がんセンターにて死去。 深代惇郎 (故人) ┌──────┐ |┌────┐| 1973年2月〜1975年11月の天人担当。 || //|| 筆者の意図が明確でわかりやすいストレートな表現が特徴で、 || .∩深∩. || コラムニストとしての住人の評判は高い。 ||( @∀@ )|| ||( )|| タミー、イクーの駄文との比較のために、しばしば引き合いに出される。 |└────┘| └──────┘
8 :
文責・名無しさん :2008/04/15(火) 11:17:43 ID:Q+kn+50M0
テンプレここまで 。 。 。 。 ┌-─-─-─┐ ° ° .∧_∧ ││ / / │ /⌒((-@∀@) .│⌒ヽ / │ .( ̄ ̄ ̄ / ( つ つφ │朝 ) ──│ 。 ( ̄ ̄ ̄ ̄ ___)v ヽ__ノノ ノ ノ ├─-─-─-┘ 。 ____) \ .Y /(_ノ、_ノ.-──┼-.、.._. 。 V ,.| ヽ| \ ::::;;;,``;‐.、 。 y V \,.‐´ ~~~~ ~~~~ ゚∀゚ ; :::;;;;;;;;,‐.、 ゜ 丶. / ̄ / :::;;;;;;;;;;;;.\.γ Y ( ̄ ̄ ( ̄ ̄ ̄,i´ ∵ |/ \/ ∴ ∵ ::::;;;;;;;;;;;;;.`:、/ ____) _) / |\ .│ ::::;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ.:::::::::::: ::::::::: :: :: :::::: ,i . ∴ ∴ ∵ ::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.i、
9 :
文責・名無しさん :2008/04/15(火) 11:23:11 ID:Q+kn+50M0
天声人語 2008年04月15日(火曜日)付 高速道路を走っていると、思いがけない事象に出合う。窓の雨粒は風にあおられ、時に下から 上へと流れる。前の車がはね上げた小さな異物が、フロントガラスにバチッと当たる時の緊張も 忘れがたい。 大きな穴が開いた運転席の写真を見て、うろ覚えの物理の公式が浮かんだ。動く物体に宿る運 動エネルギーは、その質量と、速さの2乗に比例する。まさに「高速の魔界」を物語る事故とい える。 静岡県牧之原市の東名高速で、大型トラックの左後輪の一つが外れた。重さ約100キロのタ イヤは中央分離帯で弾み、対向車線を走って来た観光バスに飛び込む。その日が誕生日という運 転手の関谷定男さん(57)が亡くなり、乗客7人が軽いけがをした。 41人乗りのバスが横転でもすれば大惨事になるところだったが、スーッと止まったそうだ。 確かな技量と人柄で、客の指名も多かったという関谷さん。人生の最後にかけたブレーキが、多 くの命を救った。プロの仕事である。 タイヤをトラックに固定するボルト8本のうち、2本はもともと折れていたらしい。整備不良 と、荷の積み過ぎが疑われている。黒い塊となって宙に舞った怠慢や不運の一切を、関谷さんが 一身に引き受けた。 大型車のタイヤ脱落事故は昨年だけで41件あったという。これからの観光シーズン、巨体と すれ違うたびに首をすくめる人がいるかもしれない。強大なエネルギーが行き交う道路では、過 失や違反の結果も増幅される。過当競争でゆとりが乏しい運輸業界だが、プロの技量と心構えに 積み過ぎはない。 -------------------- どうにも、言葉を飾りすぎという感じ。
10 :
<1 :2008/04/15(火) 16:15:54 ID:J/7SKUPm0
天声人語 2008年04月16日(水曜日)付 職人の手間賃を差っ引いて親方いわく。若さに任せて遊びにつぎ込んじゃいけねえ、ためとい てやろう。それは美談だが、抜いた金で親方が遊んでは、ただのピンハネだ。 後期高齢者、改め通称「長寿」医療制度で、最初の保険料が832万人の年金から天引きされ た。バタバタと動き出した新制度は、保険料の誤徴収、保険証の未着と混乱の中だ。説明不足を 「まずかったなと反省」(首相)しても遅い。 病気になりやすいお年寄りに、広く薄く、地域ごとに自己負担の網をかけ、医療費の膨張ペー スを抑える仕組みだ。とはいえ、老後の真ん中に「後期」という線を引いた冷たさと鈍感。余生 を楽しむ「75歳からの夢」には程遠い、長生き損の社会を予感させる。 都市部の低所得層には負担が急増する人も多い。支出の痛みを和らげる措置はいずれ終わる。 そこで、東京都などは独自に、保険料の一部を公費で肩代わりしたという。支出と負担を地域で 連動させる理念が、早くも揺らいでいる。 あいにく、日の丸印の「親方」には無駄遣いの癖がある。社会保険庁や国土交通省は、自前の 財源を好きに使っていた。でたらめな支出を許し、お粗末な年金行政の始末もつかないうちに天 引きかい。値上げ満開の列島に不満が募る。 「天引かれ」の日に、衆院山口2区の補選が告示された。自民が担ぐのは国交省OB、民主の 候補は旧大蔵省出身で国税庁にもいた。同じ元官僚でも、税金の「出」と「入」に携わった者の 争いだ。道路にせよ医療にせよ、使い道を論じる絶好機だろう。 -------------------- 下品極まりない。情報寡占のマスコミが、政府の説明不足を嘲笑うとか、どんなヤクザ商売だよ。 大体、そんなに大問題だと思ってんなら、あんたのとこの紙面やweb頁で、なにか解説したかね、 読者の不安を和らげるような報道をしたかね。していない。怒っていますだの酷いだの、混乱を 助長しエキセントリックを増幅再生産しているだけではないか。 役人は全部悪、政治家も全部悪、政府のやることには全部難癖、それこそがジャーナリズム精神。 報道がそんな下衆な精神しか持ち得ないとは、全ての人にとっての不幸である。
天声人語 2008年04月17日(木曜日)付 劇作家の島村抱月が「スペインかぜ」で急逝するのは1918(大正7)年の秋だ。相愛の女 優、松井須磨子は2カ月後に自ら後を追い、劇中歌「ゴンドラの唄」の詞〈いのち短し恋せよ少 女(おとめ)〉を地でいく。大正ロマンに影をさすこの病は、日本だけで40万人の命を奪った。 90年前と同様、鳥インフルエンザが人から人にもうつり始め、免疫のない人類に大流行──。 これが今語られる新型インフルの恐怖だ。国内で数十万人が亡くなると心配される新型ウイルス への備えが、いよいよ動き出す。 感染の危険に身をさらす医師や検疫官ら6千人へのワクチン接種が、世界に先駆け年内にも始 まるという。副作用がないと確認されれば、他の医師、看護師、警察官や国会議員ら「社会機能 の維持にかかわる」1千万人への接種も考える。 国が備蓄する2千万人分のワクチンは、鳥インフルのウイルスから作った「大流行前ワクチン」 で、未知の新型に効く保証はない。新型が出現したら、それをもとに全国民分を大急ぎでそろえ るしかない。 感染症でも地震でも、今見えぬ敵に備えるのは難しい。恐ろしげな数字が独り歩きし、逃げ場 のない人々は焦るか、思考停止に陥りかねない。右にパニックの谷、左に絶望の淵(ふち)。間 の細道で「国家の総合力」が試される。 政府の意識調査によると、国を愛する気持ちが他より強いと答えた人が57%もいた。77年 にこの質問を始めて以来の記録という。そういう民であればこそ、国は人事を尽くして守らねば ならない。「愛される者」の務めである。 -------------------- 報道の方々には、無用な不安を掻き立てたり、パニックを煽ったり、そういうことの無いように 求める次第。 「国家の総合力」には、マスメディアの成熟度や報道の正確さなども含まれるのだから。 とりあえず、マスメディアの方々は胸に手を当て、ちょっと前の異様なタミフル報道フィーバー について自戒して頂きたいところ。
>12 国家に人格を求めるなよ。気色悪い。 「社会機能の維持にかかわる」とはマスゴミも入っているのだろうな。 うらやましいねぇ・・・庶民が恐怖に苦しむなか 自分達は左団扇で煽り記事を書き散らすわけか。
>>12 > 政府の意識調査によると、国を愛する気持ちが他より強いと答えた人が57%もいた。77年
>にこの質問を始めて以来の記録という。そういう民であればこそ、国は人事を尽くして守らねば
>ならない。「愛される者」の務めである。
日の丸君が代とか愛国心ネタになると「まず愛される国を作れ」とか偉そうなことほざいてるが、
しっかり愛されてるじゃん。
しかし「まず俺に愛されるようになれ」「愛してやってるんだから○○しろ」とか
朝日的には愛さえも打算と損得感情で成り立っているのか?
朝日記者とは恋愛したくないなw
>>12 > 感染の危険に身をさらす医師や検疫官ら6千人へのワクチン接種が、世界に先駆け年内にも
>始まるという。副作用がないと確認されれば、他の医師、看護師、警察官や国会議員ら「社会
>機能の維持にかかわる」1千万人への接種も考える。
米国なんかでは、パンデミックワクチンの接種について、優先順位が決まっているそうで。
それによると、
1.ワクチン製造業者と、医師や治安当局者等、最前線に立つ人たち
2.6ヶ月〜6歳までの乳幼児
3.3歳〜18歳までの子供や若者
4.高齢者
ということだとか。つまり『命のランク付け』である。
天人では「全国民分を大急ぎで」などと、このランク付けから目を逸らしているけれど、パンデ
ミック対策においてこれは必ず必要になってくる。
だから日本でもこのランク付けが今後行われ、発表されると思うけれど。
その時、報道がどれくらい「冷静に」これを報じることが出来るか、国民がどれくらい「冷静に」
これを受け止めることが出来るか。
そこらへんが、この後一番最初に試される「国家の総合力」なんじゃないかな、などと思った。
厚生労働省:健康:結核・感染症に関する情報 − 新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/
>>13 ガイドラインでは『社会機能維持者』を以下のように定めている。
(1) 治安を維持する者
(2) ライフラインを維持する者
(3) 国又は地方公共団体の危機管理に携わる者
(4) 国民の最低限の生活維持のための情報提供に携わる者
(5) ライフラインを維持するために必要な物資を搬送する者
マスコミ関係全員が、この「最低限の生活維持のための情報提供に携わるもの」だ、というわけ
ではないだろうけれどね。
兄が言うように「庶民が恐怖に苦しむなか、左団扇で煽り記事を書き散らす」ようなマネをする
のであれば、この範疇には含まれないだろうなあ。
まあこの天人では、自分たちマスメディアを「社会機能の維持に関わる」者だと書いていないん
だから、朝日新聞の方々はワクチン接種は必要ないんでしょうな。
天声人語 2008年04月18日(金曜日)付 携帯の画面を見て、高校3年の麻未さんは心で手を合わせたに違いない。〈受験費用心配しな くて良いからと父のメールに涙こらえる〉。1月の小欄でご紹介した現代学生百人一首(東洋大 学主催)の入選作である。 縮む家計に、教育費はずっしり重い。台所を気遣う娘がいれば、余計なことは考えるなと励ま す父がいる。事情が許さず、望まぬ選択を迫られる親子もあろう。 東京都が夏から、低所得世帯向けに、受験生の塾代を無利子で貸し出すそうだ。中学3年なら 平均的な通塾費の6割にあたる年15万円まで、高校3年の上限は20万円で、受験料も貸す。 合格したら返済の免除も考えるという。全国初の試みで、希望者は中高合わせて3千人弱とみる。 教室でやるべきことを外に放り出した、という批判はあろう。確かに、学力の底上げは公教育 の仕事だが、入学試験の多くは基礎学力「プラスα」の部分で争われる。そこで負けまいと、東 京の中学生は7〜8割が学習塾に通う。 だから、学校の勉強だけでは学力や受験技術に差がつく。家が富めるほど進学や就職に有利で、 豊かでない家庭の子は人生の出発点でハンディを負う冷たい現実。公費による支援で、これをど こまで突き崩せるか注目したい。 日本学生支援機構によると、06年度の大学生の生活費は年72万円だった。ピークの00年 度から21万円の減だ。親の収入や仕送りが細り、娯楽や食費を切り詰める姿が浮かぶ。合格に 金がかかり、入学でまた金が去る。涙をこらえた麻未さん、アルバイトを始めた頃だろうか。
>>12 >>そういう民であればこそ、国は人事を尽くして守らねばならない。
>>「愛される者」の務めである。
新聞社が民と指差す国民に、国の有り様を説く民主主義など存在しない。
彼らが国民を背に、国とする物と対峙して見せる事の出来る理由は、
彼らの考える国の主権者が国民では無い為である。
彼らが自ら思考し判断する国民を疎むのはこの為だろう。
>>17 >>だから、学校の勉強だけでは学力や受験技術に差がつく。家が富めるほど進学や就職に有利で、
>>豊かでない家庭の子は人生の出発点でハンディを負う冷たい現実。公費による支援で、これをど
>>こまで突き崩せるか注目したい。
不利と憂う理由は、この新聞社の構成員にとって「それ」は重要な物であるからだろう。
それほどに憂うのであれは、まず自らの組織に採用時の経歴を不問にする働きかけをしてはどうか。
「それ」に固執する彼らにとって、「それ」の重要な事は当然の前提なのだろう。
「それ」の有無は、一体何に有利であり不利であるのか。
彼らの提示する価値観は、彼らの価値観であってそれが普遍なものである筈もない。
彼らの下品に感情に取り憑く理由は、思考させずに納得させる為だろう。
天声人語 2008年04月19日(土曜日)付 腹回りをどうにかしようと、たまに家から職場まで歩く。最短コースは早足で2時間半。昼時 がオフィス街にぶつかると、ペースは鈍る。ランチ族が歩道にあふれるためだ。人の波は侮りが たい。 そんな平日の正午、激しい直下型地震が東京を襲い、交通がまひしたらどうなるか。中央防災 会議がまとめた「帰宅行動」の予測は空恐ろしい。働く人、学生、買い物客ら1250万人が徒 歩で自宅をめざし、うち200万人が満員電車なみの混雑に3時間以上も巻き込まれる。 満員電車とは、1メートル四方に6人以上が立つ状態だという。これで牛歩を強いられては、 想像するだに息苦しい。しかも、障害物の間をぬい、愛する人を案じながらの道中である。 あらかじめ、連絡手段や集合場所を決めているご家族もあろう。落ち合う先は「ハチ公前」と かではなく、自宅かその近くという選択が多いはずだ。みんな無事か、家は大丈夫か。つかめぬ 情報に不安は募り、「満員」にもまれる背中を押す。 そう考えると、天変地異には、独り身で財を持たぬ暮らしが強い。例えば俳聖芭蕉である。〈も のひとつ瓢(ひさご)はかろき我が世かな〉。瓢は米などを入れる瓢箪(ひょうたん)。庵(い おり)にあるのは中身も軽い瓢のみだと、貧しくも気楽な境遇を詠んだ。大地震に遭えば、旅に 出ただろう。 だが、現代人に「世捨て」は難しい。せめて非常時の連絡法を学び、牛歩に加わらない手はず を整えたい。家族の安否を確かめ、自宅までたどりつけるルートを見極める。帰宅を半日でも待 てる心のゆとりが、きっと自他を救う。 -------------------- 腹回り、とか言うからまた、腹の減る話かと思ったのに。 2時間半の徒歩出社、とはまた、優雅なことで。 16日の社説でもこのネタで書いていたけれど、何故に今頃? 書き溜めコラム放出とかやるほど、ネタの無い昨今じゃないと思うのだけれど。
>>17 >家が富めるほど進学や就職に有利で、豊かでない家庭の子は人生の出発点で
>ハンディを負う冷たい現実。公費による支援で、これをどこまで突き崩せるか注目したい。
19日の声欄「かたえくぼ」。
> 『塾代を無利子融資』
>まだ懲りないんだナ
> ――都民
>(東京・愁人)
朝日読者的には、低所得者層への塾代融資は新銀行と同じで金のムダ遣いらしいですよ。
さすが高所得者・ホワイトカラーの多い朝日読者はおっしゃることが違いますね。
天声人語 2008年04月20日(日曜日)付 冬の夜の「冴(さ)え」に対し、春の宵は「おぼろ」である。湿気を含んで潤んだ大気が、も のうい気分をかもし出す。歳時記によれば昼間は霞(かすみ)と言い、日が落ちてからを「おぼ ろ」と呼ぶそうだ。 こよいは東の空に満月が昇る。月の出と日の入りは、ほぼ同じになる。蕪村が〈菜の花や月は 東に日は西に〉と詠んだのは、いまごろのことか。天気しだいでは「おぼろの満月」が浮かぶか もしれない。 〈うすいおぼろに、/いぶされて、/月は魚になりまする。/ほそい木にゐる、/丹頂(たん・ ちょう)も、/とろり、とぼけて飛びまする……〉。ご存じない方がほとんどだろうが、「月夜 の詩人」と呼ばれた吉川行雄の作品の一節である。小さな朗読会がきのう、東京であった。 吉川は明治の末に山梨で生まれた。少年時代の病で体が不自由になり、窓から月を眺めて暮ら した。6畳の部屋から詩心を羽ばたかせ、30歳の早世までに、月夜を美しく詠んだ童謡詩を多 く残した。 いつしか忘れられたが、3年前、金子みすゞを再発見した童謡詩人、矢崎節夫さんの目に留ま る。評伝が刊行され、ふたたび静かな光を放ちはじめた。しゃれた作品もある。〈月のランプに/ うつすらと、/雲のカーテン/ひかれます。/いちごばたけの/いちごには、/霧のミルクを/ そえましよか……〉。 人は子どもであることを捨てて大人になるのではない。そんな、「童心」をいつくしむ思いが 詩文ににじむと矢崎さんは言う。こよい春の満月を仰ぎ、手を伸ばして取ろうとした幼い日を懐 かしむのも、悪くなさそうだ。
天声人語 2008年04月21日(月曜日)付 フランスの詩人ネルヴァルに「蝶(ちょう)」という長い詩があって、故・井上究一郎が訳を つけている。〈蝶、ひらひらとぶ、茎のない花、網に摘む花……〉。緑の草の上を、愛の思いの ように飛び過ぎていく。だが美しさゆえに不幸がくる、と詩は続く。 詩人の想像に相通じる、茎のない花、花のない茎が、この春、各地で痛ましい姿をさらしてい る。美への嫉(ねた)みでもあるまいが、切ったり、踏み荒らしたりする犯罪が後を絶たない。 前橋では今月上旬、目抜き通りのチューリップ約千本が切られた。警戒を強めたものの、再び やられた。2度目の事件では、根の近くまでえぐったものもあった。「憎悪を感じる」と言う緑 化担当者の印象が恐ろしい。 福岡、静岡県でもチューリップが荒らされた。静岡の花は、落命した女性サーファーを偲(し の)んで仲間が植えたものだ。「花に嵐」のたとえもある。風雨に散るならやむを得ないが、蛮 行の果てでは、故人も仲間も悔しいだろう。 他人を信じにくい世の中になりつつあるのか。きのうは長野の善光寺で、本堂にスプレーの落 書きが見つかった。寺は、五輪聖火リレーの出発地を辞退したばかりである。境内は24時間、 善男善女が自由に入れるそうだ。だが「善」ばかりでないなら、見直しの声も出かねない。 かくて、おおらかさの灯(ひ)は一つ、二つと消え、人を見たら泥棒と思えとばかりに、世は 息苦しさを増していく。疑心暗鬼の影さす中に、皮肉な金言だけがてらてら光っている。やりき れない流れに、花荒らしも落書きも一役を買っている。
23 :
文責・名無しさん :2008/04/21(月) 21:22:44 ID:nMDS2qeEO
3日経っても空自イラク派遣違憲判断に触れないって、逆に不気味だな。
>>22 >>美への嫉(ねた)みでもあるまいが、切ったり、踏み荒らしたりする犯罪が後を絶たない。
>>他人を信じにくい世の中になりつつあるのか。
>>やりきれない流れに、花荒らしも落書きも一役を買っている。
結果としての三つの犯罪の印象が似ていると思えたとしても、その動機が似た物であるとは限らない。
犯人の特定されていない現在、その動機をこの書き手は何故か限定している様子である。
天声人語 2008年04月22日(火曜日)付 夫は51歳で自ら死を選んだ。その女性(41)は3人の子を抱えて、不整脈を薬でだましな がら介護ヘルパーを続ける。「稼ごうとすれば、子どもたちといる時間がなくなる。なんともな らない不安でいっぱいです」と書いてきた。 必需品が値上げされる中、立場の弱い母子家庭は大丈夫だろうか。子どもたちを支える「あし なが育英会」がこの春、高1か中3の子を持つ母親に調査票を送り、暮らし向きを聞いた。 ある女性(48)は、専門学校をあきらめて就職する子に「胸を締めつけられる」という。保 険の営業とスナックで昼夜働き、過労のため体調は優れない。「子どもの気遣いは手に取るよう に分かるけれど、笑顔でいられない日も多く、情けない」。 回答した約千人の83%が、物価高で生活が苦しくなったと訴えた。31%が健康を損ねてい るが、仕事は休めない。苦しい家計ゆえに学習塾や参考書、修学旅行を我慢させた、部活をやめ てもらったと、自分を責める言葉が並ぶ。 育英会に高校の奨学金を申し込んだ母親の平均年収は、98年の200万円から06年には 137万円にまで下がった。自立支援の名の下に、遺族年金や児童扶養手当も削られつつある。 「一つつまずくと、どんどん落ち込んでいく」。つらい独白だ。 悲運を乗り越えようと、母さんが懸命に働き、子が耐え忍び、それでも幸せの手掛かりをつか みきれぬ家族がいる。この現実を、哀れという言葉で片づけたくはない。週末の駅頭、遺児らが 抱える募金箱に駆け寄りながら思った。政治は何をしているのか。
天声人語 2008年04月23日(水曜日)付 〈ひと日着て残る体温いとしみつ青さ薄れし囚衣たたみぬ〉島秋人。24歳で殺人を犯し、33 歳で刑死した男性が詠んだ。一日の終わりにかみしめる、命あることの喜び。深い悔いと、生へ の感謝が鮮烈だ。 自分が裁判員だったらと、天を仰ぐ。山口県光市で9年前に起きた母子殺害事件である。きの うの差し戻し控訴審判決で、裁判長は一、二審の無期懲役を覆し、犯行時に18歳だった被告に 死刑を言い渡した。 心にくっきりと結ぶ像がある。まず幼子を抱く本村弥生さん(当時23)。写真の母子に体温 は戻らない。そして死刑を求める夫の洋さん(32)。煮えたぎるものを、これほど静かに、強 く語れる人を知らない。事件のむごさを思えば、極刑も一つの判断だろう。もちろん、迷いもあ る。 NHKと民放の放送倫理・番組向上機構(BPO)は、判決に先立ち、情報番組の扱い方につ いて「〈奇異な被告・弁護団〉対〈遺族〉の図式を作り、その映像を見て感情的な言葉を口にす る」と指摘した。 影響されていない、と言い切る自信はない。いつの間にか、洋さんと一つになっている自分が いる。片や被告の印象は、法廷スケッチの後ろ姿だ。少年時の表情や息づかいに接していれば、 別の思いに至ったかもしれない。 1年ほどで裁判員制度が始まる。一審のみとはいえ、恐らくは証拠と感情が折り重なった部屋 で、他人の人生や、時には生命までを処断することになる。「くじ運」次第で、あなたも私も。 36度の温(ぬく)みを持つ体を、茶の間ではなく目前で裁く用意はあるだろうか。
27 :
文責・名無しさん :2008/04/23(水) 11:25:20 ID:PdrnU/j70
>NHKと民放の放送倫理・番組向上機構(BPO)は、判決に先立ち、情報番組の扱い方につ >いて「〈奇異な被告・弁護団〉対〈遺族〉の図式を作り、その映像を見て感情的な言葉を口にす >る」と指摘した。 マスコミが単純な構図を作り感情的な番組や記事を書くのは今回の裁判に限らないと思う。 最近の例で言えば肝炎訴訟が(厚労省)対(女性原告団)の図式で、原告団が泣きながら 感情的な言葉を口にする映像が何度も流れ、朝日も原告側視点の記事を何度もカラー写真付きで 記事にしていた。
>>15 先日、パンデミックワクチン・プレパンデミックワクチンの接種の優先順位について。
『国民がどれくらい「冷静に」これを受け止めることが出来るか』が、一番最初に試される「国
家の総合力」だろう、と書いた。
早速コレに噛み付いた人がいるようだ。民主党議員に。
今日の朝日新聞に、ちいさな囲み記事が載っていた。民主党の津田弥太郎議員が『国民を分ける
差別的な考えだ』とか言って、名称を問題にしたとか。
記事はネット上に無かったけれど、本人のサイトで紹介されている。
津田弥太郎(やたろう)参議院議員公式ページ−今月2度目の厚労委質問!(2008年4月22日)
http://www.yataro.jp/kokkai/2008/kokkai080422.html 4月22日、参議院厚生労働委員会が開催され、午前10時、トップバッターとして弥太郎が質問
を行いました。
この日の案件は一般質疑のため、医療・年金問題を中心に、60分の持ち時間をフルに費やし、
厳しい指摘を行いました。特に新型インフルエンザ対策として、厚生労働省が、事前接種の対象
に「社会機能維持者」という名称を用いていることについては、民主党の部門会議に引き続いて
強く抗議を行い、その撤回を迫っています。
--------------------
民主党議員の中には、他にもこれに噛み付いている人がいる。
【衆議院議員 泉ケンタの活動報告 通巻317号 2008年4月16日発行】
http://archive.mag2.com/0000045188/20080416141852000.html 「国家の総合力」を担えない人間だと思う。
29 :
文責・名無しさん :2008/04/23(水) 14:55:21 ID:CQL517qj0
>煮えたぎるものを、これほど静かに、強く語れる人を知らない。 >いつの間にか、洋さんと一つになっている自分がいる。 いやみに読めるのは俺だけか?
素粒子 4/22(火) 結婚記念日にバラの花束を夫 人に贈るのを欠かしたことがな い、と韓国の李大統領。人それ ぞれ、いろんな記念日がある。 × × 「ご夫婦でゴルフをしません か」と君が誘ったから○月○日 は汚職記念日(守屋被告、具体 的な日付を記入してください) × × 薄情な年金天引き始めたから 4月15日は○○○記念日(後期 高齢者の皆さん、怒りを込めて 記念日名を命名してください) ――― 李に「イ」、とルビ。
31 :
文責・名無しさん :2008/04/23(水) 23:28:16 ID:gBbhInGaO
天声人語の 「▼」って何?
32 :
文責・名無しさん :2008/04/23(水) 23:28:29 ID:TCDr/89P0
スペシャルゲストTOTOを激怒させたSMAPの歌唱力
http://npn.co.jp/article/no/31024465/ きょう発売の「週刊文春」によると、人気グループSMAPが高視聴率番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ)の
収録中、あまりの歌のヘタさにゲストが激怒、歌唱指導されたという衝撃の出来事があったという。
問題の同番組が放送されたのは3月24日。この日のスペシャルゲストは米国のスーパーバンド「TOTO」だった。
トラブルが発生したのはリハーサル中で、TOTOのバンドリーダーでリードギターのスティーブ・ルカサーが
SMAPの歌を聞いた途端に「これでは一緒に歌えない」と怒り始め、その場にいたスタッフは凍りついたという。
TOTOのほかのメンバーがなだめてその場は納まったものの、SMAPのメンバー2人に対し、スティーブが
30分ほどボイストレーニングを行ったそうだ。
同誌は、番組を実際に見て、このトラブルをうかがわせるやりとりを紹介している。
番組ではSMAPのメンバーがいつもより緊張して見えたというのだが、同誌はこのシーンから稲垣と、音痴ぶりを
自らネタにしている中居正広が、怒りをかった2人ではないかと推測。フジテレビ広報部とジャニーズ事務所に
この話をぶつけている。
フジ広報は「メンバーから直々に教えていただきながら一緒にリハーサルを行いました」と否定も肯定もせず。
ジャニーズ事務所は「(TOTOが)怒ったということはありません」と完全否定したうえで、「(TOTOは)ピアノの近くに
SMAP全員を集めて『こうすれば歌いやすくなる』と言って、ボイストレーニングというかアドバイスをされたのです。
現場の雰囲気は和気あいあいだったと聞いてます」と、レッスンらしきものがあったことは認めつつ、その対象は
メンバー全員だったとしている。
素粒子 4/23(水) 少年犯罪厳罰化の流れの中、 元少年に死刑判決。同じ日19歳 自衛官「死刑になりたい」と人 殺す。世の中、訳が分からん。 × × 早々と政府・与党、ガソリン 税復活の再可決方針決定。裁判 所だって民意諮るご時世。衆院 補選も見ずに。訳が分からん。 × × 野村証券の社員インサイダー 容疑で逮捕。こんなおいしい役 得もない。氷山の一角と勘ぐり たくもなるが。訳が分からん。
2番目までは、内容の当否はさておき文意だけは通じるが・・ 最後のは役得、つまり金銭的利益が目当てだとはっきり 言い切っておきながら「訳がわからん」? 訳がわからんのはこっちだよ、朝日新聞。(笑)
>>19 >腹回りをどうにかしようと、たまに家から職場まで歩く。最短コースは早足で2時間半。昼時
>がオフィス街にぶつかると、ペースは鈍る。ランチ族が歩道にあふれるためだ。
亀レスだが、この意味が分からなかった+分かった後で反感を持ったサラリーマンは多いと思う。
天声人語 2008年04月24日(木曜日)付 日露戦争後の大相場と、その後の暴落を通じて財をなしたのが、大阪の株式現物問屋、野村徳 七商店だ。店主の徳七は、大枚をはたいて世界一周の旅に参加したのを境に、猛然と組織の近代 化に乗り出す。 まず、丁稚(でっち)からの店員ばかりではだめだと「学校出」を採り始めた。次いで店員の 自己売買を厳しく禁じた。「証券業者の品位を高め、その地位の向上を図るというところに、そ の真意があった」(野村証券50年史、76年刊)。 創業者も泣いていよう。野村証券に勤めていた中国人(30)が、在日の同胞2人とともにイン サイダー取引の疑いで逮捕された。内部情報を悪用し、不正な売買で4千万円もの利益を得てい たという。 元社員は、買収などの戦略を一般企業に指南する部門にいた。飛び交う極秘情報は、ゆめゆめ 「株価の材料」などではなく、顧客とを結ぶ商いの糧だ。売り物に手をつける社員がいては、お ちおち相談もできやしない。会社は「個人的な行為」というが、これが情報管理のほころびでな くて何だろう。 世界の成長市場をにらみ、野村は優秀な外国人の採用に力を入れていた。元社員も京大で学ん だ「学校出」である。選ばれし才覚を、何を間違えたか私腹のために使ってしまった。エリート にも色々あるから油断ならない。 国際企業なら、多国籍の社員がデスクを並べる光景は日常だ。持ち寄る文化や習慣は会社の財 産ともなろう。だが時に、社史に刻まれた苦楽や功罪に無頓着で、ついでに職業倫理もお構いな しという馬鹿者が、品位と地位をけ落とす。 -------------------- 野村証券の品位も、中国人への信頼も、蹴落とされたわな。 「これが情報管理のほころびでなくて何だろう」てのは難しいな。優秀で信頼される社員なら様々 な情報にアクセスが可能になるし、優秀かどうかは社内での行動だけで決まり、彼の社外での行 動を拘束することは現実不可能だから。 この情報管理のためには、社外での行動も逐一監視されるようにするしか、ないのかねえ。
37 :
文責・名無しさん :2008/04/24(木) 12:28:16 ID:Ybvg9gqJ0
>>29 本村さんと同じ犯罪被害者でもないのに「一つになる」なんて表現は
普通は軽々しく使わないよね。本村さんの姿勢や言葉に共感したというなら
分かるが、このコラムは大袈裟に言うことで小馬鹿にしているようにも見える。
素粒子 4/24(木) 牛海綿状脳症(BSE)の危 険部位 脳。脊髄。脊柱。回腸 遠位部。眼球。扁桃。感染牛で なければ食べても心配はない。 × × 福田内閣の危険部位 戻って こないよ年金。うば捨て山行き 医療制度。つかの間の幸せガソ リン税。で、危険水域突入中。 × × 企業をダメにする危険部位 保身に走る役員。見識のない局 長。ポチ部長。ヒラメ課長。危 険部位が社長であること多し。 ――― 「牛海綿状脳症(BSE)の危険部位」「福田内閣の危険部位」「企業をダメにする危険部位」が太字。 脊髄に「せきずい」、脊柱に「せきちゅう」、扁桃に「へんとう」、とルビ。
>>38 一般の企業で局長なんてポストがあるとこ、ほとんどないような…
マスコミぐらいなもんだろ
自分たちのこといってるのか?
読売あたりに皮肉言ったつもりで、ブーメランになってる事に 気がつかないんじゃないの?w それとも、自分たちは違う、最高に民主的な組織だと 本気で思い込んでいたとしたら・・
天声人語 2008年04月25日(金曜日)付 水木しげるさんが青森の地蔵堂を訪ねた時のことだ。堂内には、軍帽や学生服を着けた異様な 地蔵たちが並んでいた。漫画界の妖怪博士は、生者でも死者でもない、そこはかとない物悲しさ を感じ取る。「一種の霊気」のようなものだった(『妖怪画談』岩波新書)。 水木さんが世に出した鬼太郎は、髪を妖気のアンテナとし、忍び寄る不吉な事物を察知できる。 その怪しい「気」は、漂う時と場を選んでこそ物語の起点となる。ところ構わず噴き出しては、 趣もへったくれもなかろう。 有毒ガスの硫化水素を使った自殺が続いている。なにぶん姿もなく小穴を抜ける気体のこと、 巻き添え被害が後を絶たない。おととい少女が亡くなった高知県香南市の市営住宅では、80人 が病院に赴く騒ぎになった。 硫化水素による自殺はこの春、一気に増えた。日用品からガスを生む手法がネット上に出回り、 そうした願望に捕らわれた若者らに広まったらしい。ネットの教え通り、戸口などに「毒ガス発 生中」の張り紙をして事に及ぶ者も多い。 ネットでまず浸透したのは、練炭で一酸化炭素を発生させる手だった。「気」をかえ品をかえ、 死への執着は模倣の輪となり、新しい地蔵様が増えていく。知識を得んとキーを打ち、注意を促 す紙を出す。「つながりたい」思いと手間を、なんとか生きる力に転じられないものか。 逝く者とこの世を最後に結ぶのが毒の気とあっては切なすぎる。張り紙で駆けつける善意の人 を筆頭に、近隣にこれ以上の仕打ちはない。肉親の悲嘆が倍加するだけだ。 -------------------- 悪い影響はネットだけから、という、従来メディアが自らの影響力と存在意義とを否定する言葉 を平気で吐く、そういう点については、まあ此奴等の性癖だわな、平常運転。 自ら死ぬときまでマニュアルどおりに注意書きを沿え、他人に迷惑をかけないようにと気を使い ながら死んでいく、という有様に悲哀と違和感とを感じる。
42 :
文責・名無しさん :2008/04/25(金) 11:04:24 ID:it4xUxsJ0
・日本軍は残虐非道の限りを尽くした餓鬼畜生 ・日本国憲法、特に第9条は世界に誇るべき不磨の大典 ・アメリカの核は汚れた核、社会主義国の核はきれいな核 ・北朝鮮は万民が豊かで平等な地上の楽園 ・カンボジア新政権(=ポルポト派)にアジア的優しさを感じた ・侵略を進出と書き換えさせられたニダ ・従軍慰安婦の叫びに疑問を抱く奴は人非人 ・「にしても、一体KYって誰だ?」 ・「いっそ、竹島を韓国に譲り渡してしまったら、と夢想する」 悪い影響は常に朝日新聞発だったと思うんですが
朝日だけではなかったと思うよ あと日教組とか、社会党とか まぁ同じ穴の何とかではありますが
素粒子 4/25(金) 前倒し 例えば新学習指導要 領。教員増めど立たぬのに国際 調査で学力落ちた理数系早やれ と。教育的配慮ない様をいう。 × × なぎ倒し 例えばチューリッ プおやじ。普通の会社員風なの に人目ないと牙むく暴力性。可 憐な命に傘振り回す様をいう。 × × 見掛け倒し 例えば首相問責 決議案。解散・総辞職に追い込 めぬのに出すの出さないの。屁 っ放り腰勿体ぶった様をいう。 ――― 「前倒し」「なぎ倒し」「見掛け倒し」が太字。 早やれに「はよ」やれ、可憐に「かれん」、屁っ放りに「へ」っ「ぴ」り、勿体に「もったい」、とルビ。
この素粒子担当者って、結局ダジャレが言いたいだけなんじゃ・・ AERAの方が合ってるんじゃない?w
天声人語 2008年04月26日(土曜日)付 48年前、明治大学の山岳部が白馬(はくば)で入部歓迎の合宿をした。数十名の新入りで最 初にバテたのは、小柄な農学部生だった。よく転がるのでドングリのあだ名がつく。後に、世界 で初めて五大陸の最高峰すべてに登頂する植村直己である。 偉人といえども、宵から輝いた星ばかりではない。卒業後、山登りの資金を作りに渡米した植 村は心で叫ぶ。「仕事を見つけるまではキュウリでも食べて金を節約するぞ!」(『青春を山に 賭けて』文春文庫)。巻き返しの力は、楽観と負けず嫌いらしい。 社会に出て間もなくひと月、しかられ続きの新人もいよう。落ち込むことはない。東北楽天の 野村克也監督が、毎日新聞で「どうでもいいやつはしからない」と語っている。これは主力選手 との接し方だが、若手へのぼやきも期待の表れだろう。 駆け出し記者の頃、公衆電話でひとしきり怒鳴られたことがある。理由は忘れた。受話器を離 して聞き流していたら、背で「なに怒られとるん」と声がする。下校の小学生が心配そうに見上 げていた。 いま思えば、新社会人に「どうでもいいやつ」がいるはずもない。戦力と見込まれて飛び込ん だ職場である。失敗が許されるうちに遥(はる)か千里の道を描き、遠慮なく大股の一歩を踏み 出せばいい。 さて、みじめな白馬合宿から戻ったドングリ植村。一念発起し、毎朝6時起床で9キロの山道 を走り始める。道は世界的な冒険家へと続いていた。黄金週間に休める人ばかりではなかろうが、 キュウリなどかじりつつ、五大陸を制する順番でも練ってほしい。
>>39 >一般の企業で局長なんてポストがあるとこ、ほとんどないような…
元々「局」ってのは、省庁あるいは懐かしの「三公社五現業」独特のもので、
企業で「局」ってのを設けてるのはそこへの対抗意識が強い所だよね。
国鉄の「○×鉄道管理局」に対して鉄道会社が「運輸局」とか「営業局」って
のを設置してたりとか。
それを揶揄する報道機関も同じ。 テレビ局の中に「報道局・編成局」ってのが
あるから、「役所と張り合っての組織作り」をする滑稽さの要素は最も強いはず。
> 駆け出し記者の頃、公衆電話でひとしきり怒鳴られたことがある。 >理由は忘れた。受話器を離して聞き流していたら、 不真面目な野郎だな。 そんな「どうでもいいやつ」に怒鳴っていた元上司乙。
49 :
文責・名無しさん :2008/04/26(土) 13:45:02 ID:ppt77yDLO
どうでもいいと言うか どうしようもないレスも必要ないから ただ噛みつきたいだけなら余所行け
49がまさに死球だったな 空気読み杉だぞお前ww
天声人語 2008年04月27日(日曜日)付 「白眼視する」といえば冷たい目で見ることだが、もとは中国の故事に由来する。「竹林の七 賢」のひとり阮籍(げんせき)は、好感の持てる人が訪ねると普通の目つきで迎えた。歓迎のま なざしの「青眼」である。だが、気に入らない者には白目をむいた。それが、いまに伝わったと いう。 チベット問題をめぐってきのう、長野の街に、青白の眼が入り乱れた。青眼派は中国の国旗「五 星紅旗」を打ち振った。片や白眼派は、「雪山獅子旗」と呼ばれるチベットの旗を掲げるなどし た。 はざまを聖火が行く。「笑顔で走ると決めていた。だんだん笑顔がなくなっていく自分があっ て、おいどうしたんだと思っているうち終わった」。沿道から何かを投げ込まれた萩本欽一さん の感想だ。祝福気分からは遠い硬さが、走者や市民の表情に透けていた。 行く先々で、これほど混乱を呼ぶ五輪聖火もめずらしい。受け入れる国は、注射の順番を待つ 子どものように緊張して待つ。そして聖火は、終わったあとの安堵(あんど)を置きみやげに、 次なる国へと旅を続ける。 その旅路のハイライトが、来月のチョモランマ(エベレスト)登頂という。ネパール側の登山 コースにも、中国の要請で武装部隊が配置された。必要と見れば発砲するといい、活劇映画さな がらだ。 中国は先ごろ、五輪のために人権侵害を強めている懸念を、国際的な人権団体から指摘された。 大会本番は日々に近い。広く国際社会の「青眼」を集めるために、どうしたらいいか。名高い「七 賢」の末裔(まつえい)なら、中国政府に分からないはずはない。 -------------------- 五星紅旗を掲げた人々は、動員された数千人と言われる中国人だけだったんでは。 で、その方々にしても『歓迎の青眼』ではなかろう。中国への応援であり、世界への対抗であり、 意を異にする言の否定と排除であり、つまりは闘争である。世界政治に無関心な人々にとっては 困惑と、熱狂への醒めた視線でしょうか。白眼ですらない。 第5段落「活劇映画」は酷いな。
天声人語 2008年04月28日(月曜日)付 食事に出かけて、席に案内される。そのとき周りに目をやる癖がついて久しい。「たばこ状況」 を見定めるためだ。隣卓から煙が上っていれば、違う席に座らせてもらう。この自衛策を誤ると、 食事はときに台無しになる。 だが、あとから隣に座った人にスパスパやられることがある。これには打つ手がない。吸いな がらも同席者には気をつかうのか、顔をこちらに向けてケムリを吐く御仁もいる。 「嫌煙権」の運動が始まって今年で30年になるそうだ。当時は、地下鉄のホームにも規制は なかった。煙がいやならご勝手に、とばかりに新幹線の禁煙車は自由席の1両だけ。いつでもど こでも吸っていい。それが当たり前だった。 いまや立場は逆転した。だが飲食店は多くが例外だ。受動喫煙は、がんやぜんそくなどのリス クを高める。先日は厚生労働省の調査で、糖尿病にもなりやすいことが分かった。客はいやなら 席を立てるが、従業員はいや応なしだ。つらい人も多いだろう。 たばこ好きだった芥川龍之介に、その伝来をめぐる『煙草(たばこ)と悪魔』という短編があ る。宣教団にまぎれた悪魔が、タバコの種を耳の穴に隠して日本に持ち込み、栽培する。だが、 そのうち正体がばれて追放される。 かくて悪魔は、日本人の肉体と魂を奪うのには失敗する。その代わり、たばこを広めるのに成 功した。そんな、たばこの誘惑と害を隠しテーマにした話である。くゆる紫煙は、好きな者には 天使の香りでも、嫌いな人には悪魔さながらだ。天使と悪魔は、同じ場所で穏やかには暮らせな い。
朝日が全紙面をあげてJTと戦争やればいい。応援するのに。
素粒子 4/26(土) 4月15日の記念日名、続々。 「廃老記念日」と大阪の76歳男 性。「9月の敬老の日に対する 精いっぱいの反発」込めたと。 × × 「天引き記念日」と東京の84 歳女性。はがきに夫婦の年金天 引き金額明細。あの日に突然、 こんなに引かれてしまうとは。 × × 「姥捨て記念日」と札幌の86 歳男性。シベリア抑留後「一働 き蜂として経済大国実現に努め た」と。人それぞれ歴史あり。 ――― 姥に「うば」、とルビ。 参考>30 >薄情な年金天引き始めたから4月15日は廃老記念日 >薄情な年金天引き始めたから4月15日は天引き記念日 >薄情な年金天引き始めたから4月15日は姥捨て記念日
素粒子 4/28(月) 漢和辞典で【福】を引けば 福音 支持率低下の度に響く音 福運 なにをやってもダメな運 福祉 最近は「福止」とも表記 × × 福助 頭でっかち官僚寄りの人 福引 ポスト福田の動きをいう 福耳 国民の怒り聞き流すこと 福利 特に道路職員向けをいう × × 今週は好天に恵まれるところ が多そう。清々しい陽気に誘わ れるような名句。<春の山たた いてここへ坐れよと>石田郷子 ――― 「漢和辞典で【福】を引けば」「福音」「福運」「福祉」「福助」「福引」「福耳」「福利」が太字。 清々しいに「すがすが」しい、坐れに「すわ」れ、とルビ。 「福止」はうまいと思いました。
57 :
文責・名無しさん :2008/04/29(火) 13:57:07 ID:WnLmHusl0
国政不信に背を向けて、地域おこしなど説くものではない。衆院山口2区の補選で、 民主の前職が自民の新顔を下した。これが国論だと力むつもりはないが、そろそろ学 ばないと与党は本当に見放される ▼道路特定のはずの財源は、国交省職員を癒やすマッサージいすやタクシー券に 流れていた。負けた候補の出身官庁でもある。消えたり浮いたりしたままの年金からは、お役所が「後期」と呼ぶ層の保険料が天引きされ始めた。 理解不足とは失礼な話で、これで怒るなというのがおかしい ▼政府・与党は明日、ガソリン税を元に戻す法案を衆院の3分の2で再議決 するという。懐かしの郵政選挙で示された、3年前の民意の流用だ。いや盗用 か。マイカーが走り回る大型連休のさなかに、家計の重しがまた増える ▼「気弱になった集団の多数意見は、往々にして誤る」。この鋭い洞察は、南極観測隊を何度か率いた村山雅美(まさよし)さんだ(小学館『千年語録』)。 追い詰められてからの「数の論理」は危険で、極地では全滅を招くことさえある ▼税の無駄遣い、必需品の値上がり、福祉の後退は、格差社会の底であえぐ人た ちに重い。弱者に冷たい政治は、万人に平等な一票によって反撃されるだろう。数の論理の、麗しい一面である ▼攻める野党は参院の多数、つまり1年前の民意が頼りだ。「難局」を舞台に民意の消費期限を競うのもいいが、すっきり解散し、取れ立てに交換するのが分かりやすい。支持率の最果てに 近づいた福田隊長の決断やいかに。貧乏クジついでにどうですか。 >「気弱になった集団の多数意見は、往々にして誤る」 気弱になった集団って、山口2区の有権者のことだろ? つまり、あの選挙結果は間違ってるってことだね。
第2段落『道路特定のはずの財源は、国交省職員を癒やすマッサージいすやタクシー券に流れてい た』と、まだ言うか。 『道路特定』てのはどういうことなんよ。道路を造るための材料費にのみ使う、ということなの? 新聞料金手てのは新聞の紙代だけなのか、という問いと同じこと。朝日新聞の社内では、レクリ エーションも福利厚生も無いのかね。 いい加減、これを言う人間の脳の無さにうんざりする。 第6段落『すっきり解散し、取れ立てに交換』と言うけれど、参院はあと2年以上この構成のまま なんだが、そうしたら何一つ『取れたて』にならないと思うぞ。 衆院で民主党が与党にならない限り。 政権交代原理主義者は害毒だ。
天声人語 2008年04月30日(水曜日)付 桜前線の下で、ピカピカの初舞台があれば、渋い再出発もあった。それぞれのスタートライン に響く4月の言葉から。 埼玉県長瀞(ながとろ)町立長瀞中の教壇に、中途失明の国語教師、新井淑則さん(46)が 立った。念願の普通学級復帰に「見えないからこそできることもある。優しさや思いやりを伝え ること。障害者と健常者がともに生きてこそ社会なんだと」。 「できないことはたくさんあるけれど、できることを見ていきたい。もっと輝いてくれると思 うから」と、宮崎県延岡市の堀之内タミさん(34)。新入学のダウン症の長女、天音(あまね) さん(6)が図画コンクールで入選した。 JR宝塚線事故で妻を亡くした山田冨士雄さん(58)が、学生時代の落語仲間と出前寄席。 病気などで家族を失った人たちを笑わせた。「今度は僕が癒やす番。心の中で生きている妻は、 自分が好きなことをして光ることで光る」。 昨秋、咽頭(いんとう)がんで声を失った大阪芸術大教授の牧泉さん(59)。手術前の肉声 をパソコンで再現する仕組みを使い講義に臨んだ。感想もキーをたたいて「授業中はイケてると 思い、グッときました」と懐かしい声で。 カンボジアで選挙監視員をしていた息子を凶弾に奪われた中田武仁さん(70)。15年間の 国連ボランティア名誉大使を辞して「多くの息子を持てたのが大きな誇り。生きている限り活動 を続けます」。 「算数を勉強して千まで数えられるようになりたい」と、札幌市の三角山小に入学した檀上怜 乃(れの)君(6)。この向上心、千まで数えたことのない身には、まぶしく、うらやましい。
>>59 >「授業中はイケてると思い、グッときました」
って、どういう意味?
うまく授業をやれていると思い、感激した、と言う意味?
今日の素粒子は見た瞬間うぇっ?となるほどおかしかった
62 :
文責・名無しさん :2008/04/30(水) 19:46:18 ID:Ypb1jY1/0
素粒子が発狂したw
素粒子 4/30(水) 「しょうがない教」教祖の教え 最近の物価上昇、しょうがない ガソリン税復活、しょうがない GSに車の行列、しょうがない × × 年金から天引き、しょうがない 負担が増えるの、しょうがない 宙に浮いた年金、しょうがない 違憲イラク派遣、しょうがない × × 支持率の超低落、しょうがない 衆院補選の大敗、しょうがない 首相問責出ても、しょうがない 今は福田内閣で、しょうがない ――― 「「しょうがない教」教祖の教え」が太字。
いま夕刊で確認してきたけど、こいつはトチ狂ったってレベルじゃねえ、仮にも全国紙の一面に載せるレベルじゃない
美味しんぼの生姜の話のオチ思い出した
>>63 >「しょうがない教」教祖の教え
なんだか、ものっそい既視感を覚えたんだが。思い出した。
『ナカッタ教』だ。
知能程度では測れないな、こういう精神は。
魂の程度がこういう方々は近しいのだろうと思った。上下はあえて評価しないが。
>>63 新聞離れ、しょうがない
新聞不信、しょうがない
聖火妨害、しょうがない
捏造、しょうがない
反日、しょうがない
中国、しょうがない
「そういえば中国は、しょうがない」 これで締めたら格好ついたのになw
天声人語 2008年05月01日(木曜日)付 幼いころから病弱だったゆえでもあろう。亡くなった随筆家の岡部伊都子さんが紡ぐ言葉には、 「生かされている」という思いが息づいていた。感謝と表裏をなすように、弱いもの、時代に合 わぬものへの、温かいまなざしがあった。 大阪の商家に生まれた。2歳で右耳の聴力を失う。女学校は結核で退学した。世を嫌って、 「なんで私なんか産んだ」と母親を責めた。母親はそんな娘に、「あ、また死にたい顔したはり まんな」とおどけてみせたそうだ。岡部さんは笑って、泣いた。 長じると、婚約者を激戦の沖縄で亡くした。その人は、出征の寄せ書きに「勝つもまた悲し」 と書くような青年だった。「この戦争は間違っている。天皇陛下のために死ぬのはいやだ」と言 い残すのを、「私なら喜んで死ぬ」と突き放すように見送った。 非戦の理想と言葉は、軍国乙女の理解を超えていた。激しく悔やんだのは、戦争が終わってか らだ。自らに「加害の女」の烙印(らくいん)を押す。疼(うず)きとともに深めた思索を、 130冊もの著書に刻んできた。 京都のお宅を昔、真夏に訪ねたことがある。「夏やせに寒細(かんぼそ)り」の人生だと笑う 腕は、きゃしゃだった。「でも弱いから、折れないのよ」。弱さをしなやかさに変えたのは、芯 の強さだろう。 昨夏刊行の『清(ちゅ)らに生きる』(藤原書店)に、婚約者への感謝がある。「(残してく れた)だいじなだいじな言葉がなかったら、わたしの生きてる意味はあらしません」。85歳で 去った岡部さんの胸に灯(とも)りながら、婚約者の思いもまた、戦後を照らし続けた。
天声人語 2008年05月02日(金曜日)付 市井の片隅に生きる町人を描く、作家藤沢周平の筆はやさしい。同じ視線なのだろう。若いこ ろ、〈メーデーは過ぎて貧しきもの貧し〉と詠んでいる。結核で長く療養中の自らを写した句だっ たかも知れない。 資本の論理が牛耳る世の中への、ささやかな異議申し立てのようでもある。同じころ〈桐咲く や田を賣(う)る話多き村〉とも詠んだ。郷里の山形のことか。どちらも、戦後復興の日陰に生 きる人々を見つめて切ない。 メーデーのきのう、各地で労働組合の集会があった。近年は地域や団体で開催日がばらつき、 様変わりぎみだ。既成の労組だけでなく、低収入で厳しい生活を強いられている人たちの連携も、 じわり広がっている。 「プロレタリアート(労働者階級)」ならぬ「プレカリアート」と言うそうだ。イタリア語の 「不安定」に由来し、非正規の労働者などを総称する。働けど食えない人もいる。「生存を貶(お とし)めるな」と訴える集会がいま、全国で順次開かれている。 はるか昔、聖徳太子は十七条憲法で「富者の訴えは石を水に投げるようだが、貧者の訴えは水 を石に投げるようだ」と戒めた。富む者は聞き入れられ、貧者ははね返される。いまに通じるも のもあろう。 そうした、政治に届きにくかった労働現場の声が、様々な形でまとまり、噴き出し始めた。政 財界は、はじき返すことなく、ていねいに聞く必要がある。メーデーは過ぎて──あすは憲法記 念日。格差は広がり、貧困ははびこる。「健康で文化的な」と生存権をうたった25条を立ち枯 れさせてはなるまい。 -------------------- 日本国憲法 第3章 国民の権利及び義務 第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持し なければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のため にこれを利用する責任を負ふ。
素粒子 5/1(木) 昨日はガソリンスタンドの長 い行列に並び、明後日から高速 道路大渋滞の車列に並ぶ。早く も並び疲れだよ、今年のGW。 × × 「暫定」とは、まさにこの1 カ月のこと。それにしても一気 に160円台とは。ダイエット のリバウンドじゃあるまいに。 × × かくして4月も去り、「恒 久」税率は復活。気分ブチ切 れ、気候爽やか。<まつさをな 水の惑星五月来る>石田しづこ ――― 爽やかに「さわ」やか、とルビ。 前素粒子は「ガソリンが高くなっても自分には関係ない」とのたまいましたな。
素粒子 5/2(金) GW小学生向きツアー急募 宮崎、島根、福岡などを訪ねる 「県名と地図確認の旅」。特典 ・大人になって恥をかかない。 × × GW政財界向きツアー急募 麻生太郎、与謝野馨、小池百合 子の邸宅を訪ねる「ポスト福田 の旅」。特典・得点を稼げる。 × × さあ明日からGW後半。天気 まずまず。行楽地には溢れんば かりの家族連れ。<こどもの日 小さくなりし靴いくつ>林翔 ――― 「GW小学生向きツアー急募」「GW政財界向きツアー急募」が太字。 溢れんに「あふ」れん、とルビ。
75 :
文責・名無しさん :2008/05/03(土) 12:02:46 ID:LIdU1Dte0
ポスト福田は与謝野だけが完全に浮いてるな。 ポスト安倍に急に福田が出てきた時のきな臭さとそっくり。
>>75 そうなのか。
おまいのカキコを見るまでそういう意識は皆無だったけど、
与謝野はいい選択だと思うよ。消費税引き上げにはうってつけかと。
でも党内基盤のなさは麻生にも劣る。無理じゃね?
78 :
文責・名無しさん :2008/05/03(土) 19:39:38 ID:8aaGYbXq0
Yahoo!Japan の ニュースで最近コメントが書ける時が
あるのだが、やけに右翼の書き込みばかりでIDも表示されない。
しかも書き込んでも直ぐに書き込まれず右翼傾向の書き込みが
増えるばかり。コメントを選別している?
何気に右翼のプロパガンダを流している?
Yahooがこんな事になるとは思わなかった。
Yahoo!ニュース みんなの感想
http://nratings.yahoo.co.jp/rt/list
天声人語 2008年05月03日(土曜日)付 芸能に詳しい評論家の矢野誠一さんが、落語の三遊亭円生が亡くなった夜のことを回想してい る。なじみの飲み屋にいたところへ、新聞社が探して電話をかけてきた。電話口で「昭和の名人」 の訃報(ふほう)を知らされた。 翌朝、頼まれた追悼文を書くのに早起きして、眠気ざましに新聞を広げて驚く。パンダの死が 大きく報じられていた。「円生の訃報よりもはるかに大きな扱いが、芸人円生のために、ひどく 悲しかった」(「酒場の芸人たち」文春文庫)。 29年前、ランランが死んだときの話だ。日中国交正常化の記念に、カンカンとともに日本に 贈られ、大ブームを巻き起こした。やむをえないとはいえ、落語好きには胸のつかえる日だった ようだ。 先月末のリンリンの死も、動物の「おくやみ」としては破格の報道だった。東京・上野動物園 には哀悼する人が絶えない。36年ぶりのパンダ不在に、上野の森は大型連休も色あせがちだ。 その人気者の故郷中国から、来週、胡錦濤(フー・チンタオ)主席が訪日する。日本政府は早々 と、新たなパンダのレンタルを頼んだそうだ。本紙の世論調査によれば、福田内閣の支持率は20% に落ちた。後期高齢者、年金、ガソリン……。不信と不満の山を積み、「背水の陣内閣」は後が ない。 おぼれる首相はパンダをつかむ、の図か。中国側には、応じることで好印象を残す計算もあろ う。きのう上野を訪ねると、幼い記帳がたくさんあった。「笑顔にさせてくれてありがとう」「天 国でしあわせに」。子らの純真に政治の思惑が相乗りするのでは、気分はさえない。 -------------------- 円生師匠のはなしは、前日の産経抄にも載っていたな。引用で、他人の口を使って喋るのは、朝 日の性癖なのだろうか、変わらぬ伝統だなと思う。 中国には思惑もあろうけれど、福田内閣を絡めるのはややズレている気がする。 最終段落「気分はさえない」と、苦虫噛んでしまったような読後感を残すのは、この天人子の筆 癖だな。
天声人語 2008年05月04日(日曜日)付 そういえば、野菜や果物の花をどれほど知っているだろう。『キャベツにだって花が咲く』(光 文社新書)を読んで指を折った。静岡県農林技術研究所の専門家、稲垣栄洋(ひでひろ)さんが 野菜の不思議を説いた近刊だ。 花になじみがないのには訳がある。ホウレンソウやキャベツは開花前の柔らかい葉を収穫する。 ナスやスイカは花が終わった後の実で、花を食すブロッコリーにしても、大仏様の頭のようなあ れはつぼみだ。されど野菜とて植物。花は繁茂のための工夫に満ちている。 マメ科の花は複雑な形の最奥に蜜を隠し、働き者のミツバチを誘う。アブや甲虫があきらめて も、賢いミツバチは潜り込み、花粉まみれになって同種の花を飛び回る。忠実な授粉係だ。 熟れた果実が赤や黄に染まり、甘い香りを放つのは鳥獣に食べてもらうためという。未消化の タネは「反対側の口」からこぼれ落ち、別の地に根づく。鳥だけに食べさせ、より遠くにタネを 届ける曲者はトウガラシだ。鳥が辛さを感じぬことをどこで覚えたのか。 人の都合で地球の隅々にまで運ばれ、「改良」されてきた野菜たち。哀れにも思えるが、稲垣 さんの見方は別だ。「生息分布を広げるという点では、植物としてこれ以上ない成功を収めてい ます。最良のパートナーに気に入られるよう、自ら進化してきたのかもしれない」と笑う。 安全志向もあって、貸農園や家庭菜園が盛んだと聞いた。ベランダに鉢植えという手もあろう。 連休の一日、夏の豊作を期して「野菜の陰謀」(稲垣さん)に付き合うのも悪くない。 -------------------- 腹の減る天人書きの筆かな。こういう話は上手いね。 第4段落「反対側の口」はどうだろうな。裏側に色々なストーリーを隠していそうだけれど、ここ だけでは通りが悪い気がする。
天声人語 2008年05月05日(月曜日)付 東京・表参道のケヤキ並木が勢いを増してきた。通り雨に洗われ、あり余る緑色をショーウイン ドーや水たまりに滴らせている。少し前まで頼りなげな若芽だったのにと、樹幹が宿す力に驚く。 四季を回す力である。 きょうの立夏から、暦は夏に入る。街路樹ばかりか、生あるものすべてが躍る候。伸び盛りに ある命は、新陳代謝を重ねて弾む。〈子の髪に少女の匂(にお)ひ夏来たる〉三村純也。 新緑まぶしい季節に置かれた「こどもの日」が60回目を迎えた。子どもの人格を重んじ、幸 福を図り、母に感謝すると定められたのは1948(昭和23)年夏。第1回を祝った翌49年、 世の歓呼にこたえるように270万人の産声が響いた。戦後ベビーブームの頂点だ。 昨今の出生数は100万人強、往時の4割にとどまる。人類が経験したことのないペースで高 齢化する日本。生まれ来る子どもたちは、社会全体の授かりものになるだろう。もちろん、望む 人が産みやすい世にするのが先である。 全国200の児童相談所には、虐待に絡んだ相談が日々寄せられている。06年度は3万7千 件で、10年前の約10倍だ。近所や学校など、周りの目がそれだけ厳しくなったと思いたい。 もっぱら親から子へと、縦に細く継がれてきた子育ての知恵を、地域や同世代で分かち合えない ものか。 生まれより育ち、という。あるべき論だけでなく、そう願う親心がにじむ。だからこそ、保護 者には責任が、子どもには可能性が生じる。育てる力と、育つ力。ここが崩れた社会に、まぶし い季節は巡り来ない。 -------------------- 結論がないまま、だから何が言いたいんだ、で終わってしまった。 文字をいじり、こねくり回しただけ、という感じ。 どうでもいいんだが、やっぱり「子ども」って書くのか。
天声人語 2008年05月06日(火曜日)付 朝日歌壇でよくお見受けする大阪の長尾幹也さんに先日、次の作があった。〈おのずから足踏ん ばって電車待つ突如背中を押す奴のため〉。人は押されれば、簡単にホームから落ちるに違いな い。だが私たちは普段、そんな理不尽はないと信頼して、無防備な背を他人に見せて電車を待つ。 世の中をつかさどる「暗黙の信頼」である。それを、岡山で3月にあった事件は揺るがした。 疑心暗鬼を生ずれば、おちおち電車にも乗れない。歌の心境が他人事(ひとごと)ではない向き も多かっただろう。 ことの度合いは違うけれど、高級料亭「船場吉兆」で、また醜聞が噴き出した。客の食べ残し を別の客に出していたという。思えば料理屋の厨房(ちゅうぼう)は、客の目を隔てた「密室」 だ。吉兆に限らず、やろうとすれば難しいことではあるまい。 だが私たちは普段、そんな不実など思いもよらず、料理を口に運ぶ。念を押すまでもなかった 「暗黙の信頼」が、ここでも揺れた。まっとうな店への疑心も植え付けたとしたら、船場吉兆の 罪は重い。 「もったいない」と前社長が指示したそうだ。だが、それを言い訳にしては「もったいない」 に申し訳ない。食べ物を大事にする思いと、商売のそろばんは、顔つきは似ていても心根が違う。 いま「信」は細り、不信をこえて「崩信」の時代という。最近の本紙世論調査では「世の中は 信用できない人が多い」は64%、「人は自分のことだけ考えている」は67%にのぼっている。 悲観したくはない。だが、そんなものさと受け流せる数字では、もうないように思う。 -------------------- 船場吉兆ネタは、もう「叩けるだけ叩け」という感じで見てらんない。 つか、こういう話が「船場吉兆」発で出てくるという時点で、もう胡散臭い。 雄山羊は彼らの全ての罪責を背負って無人の地に行く。雄山羊は荒れ野に追いやられる。(旧約 聖書レビ記16章22節) とまれ、このコラムでは、単に人々の「不信」を拾い集め増幅して再発信しているだけ、という 気がする。
「(-@∀@)は 、信用できない記事が多い」は64%、「(-@∀@)は自分のことだけ 考えている」は67%にのぼっている。 意外と少ない。
天声人語 2008年05月08日(木曜日)付 「くつ塚慰霊碑」と呼ばれる碑が名古屋市にある。1959(昭和34)年の伊勢湾台風で亡 くなった人を悼んでいる。遺品となった靴の山から、名がついた。一人息子を失った父親の詩が 建立のきっかけになったそうだ。 〈ここは冷たい海でした/胸までつかる水の中/……嵐の中に手をとって/頑張りつづけたと ころです〉。父は子の腕をきつく握りしめていた。だが何度目かの大波で、すーっと離れていっ たという。あの台風で落命した人は5千を超えた。 伊勢湾台風に似て、ミャンマー(ビルマ)を襲ったサイクロンも、高潮の被害が大きい。死者、 行方不明者は数万といい、膨らみ続けている。まるごと消えた集落もあるようだ。 さかまく水の中、多くの手が、愛する命をつなぎとめようとしたことだろう。力尽き、沈んで いった人々を思えば胸が痛む。助かった者にも自責と断腸の念が残る。自然の容赦のなさである。 だが、「人災」の要素も強いようだ。気象情報は不十分だったと聞く。被災後も軍事政権は、 人的支援の受け入れに腰が重い。自由や人権が縮んだ国である。外国人が入れば国情が表立つ。 断りたいのが本音、とも漏れ伝わる。 かの地では今頃からが雨期。「王宮の太鼓が鳴り、真っ黒の顔も泣き出し……隠れていた人も 出てきた」と、この時期を言うそうだ(『季節の366日話題事典』)。太鼓は雷、黒いのは雨 雲、出てきたのは土中の小動物だという。慈雨が万物を潤す季節に、大きな災いに見舞われた。 悲嘆をこえ、一日も早い立ち直りを祈る。
天声人語 2008年05月09日(金曜日)付 よその国の文物や産品が自分の国にあふれる。そんな様を快く思わない向きが、昔からいたら しい。『徒然草』の兼好法師は鎌倉時代に、「唐(から)(中国)から来るものは、薬のほかは、 なにもなくても事欠かない」と息巻いている。 「用もない物を所狭しと積んで、唐からの危ない海路を渡ってくる。愚かもいいところだ」と 手厳しい。兼好法師がいまの世に立ち現れたら、暮らしにあふれる中国製品の多さに、腰を抜か すかもしれない。 その中国から胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席が来日し、首脳会談が開かれた。「チベット」 「ガス田」、それに「ギョーザ」が3点セットである。日ごろは他人事(ひとごと)節の目立つ 福田首相も、ギョーザには「断じてうやむやにできない」と強い言葉を繰り出した。 日本人の「もっと安く」「もっと便利に」を、中国からの産品が支えている。会談の結果は、 だが「安心」からは遠かった。上野動物園のパンダの貸与では、打てば響く返事があった。あり がたいが、おいしい前菜で、主菜の苦みがうやむやになった印象は残る。 胡主席は、この訪日を「暖かい春の旅」と呼んだ。去年4月の温家宝(ウェン・チアパオ)首 相は「氷を溶かす旅」だったから、季節は深まった。だが日中は、歯車が狂えばたちまち寒の戻 る不安定さを抱える。未来志向のつぼみを、しぼませてはなるまい。 ところで兼好法師の憎まれ口は、渡来品ばかりありがたがる風潮への皮肉でもあった。なのに 文末で、「遠き物を宝とせず」と、中国の古典から引いて、戒めている。切っても切れない彼我 の歴史が垣間見える。
>切っても切れない彼我の歴史が垣間見える。 これが言いたいだけだろw
87 :
文責・名無しさん :2008/05/09(金) 18:40:56 ID:2jKE9Ikj0
>日ごろは他人事(ひとごと)節の目立つ >福田首相も、ギョーザには「断じてうやむやにできない」と強い言葉を繰り出した。 解決に繋がる回答を得られていないのに、どこが強い言葉なんだよ。 ヘタレ福田をちょっとかっこよく見せようとする魂胆が見え見え。
88 :
文責・名無しさん :2008/05/09(金) 22:01:23 ID:rBJU3eJ2O
名古屋の朝日新聞販売チーム秀が脅迫して購読するようにやりやがって 勧誘先が留守なら窃盗して 見つかれば「誤解だ」等と抜かし 警察にケツ持ちしてもらって 被害者の誤解に持ち込み 恥晒しもいいとこだな 朝日は
素粒子 5/7(水) GWニュースアラカルト 船場吉兆「食べ残し」部門、 独立へ。高級料理の食べ残し御 膳が人気。料金も高級のまま。 × × 上野のパンダ、リンリンの遺 書見つかる。石原都知事につい て「いてもいなくてもいいんじ ゃないの。どうでも……」と。 × × 世界の伊達はダテじゃない。 11年半ぶり復帰の37歳。伊達は 芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の 花の大活躍。ちとほめすぎか。 ――― 「GWニュースアラカルト」が太字。 御膳に「ごぜん」、芍薬に「しゃくやく」、牡丹に「ぼたん」 、百合に「ゆり」、とルビ。
素粒子 5/8(木) 戦略的互恵関係 懸案事項に 深入りせず、声明は曖昧表現。 分かりやすい成果といえばパン ダ貸与、のような関係をいう。 × × 戦略的背後関係 ロシアの新 大統領とプーチンのツーショッ ト写真のような関係をいう。ど う見たって付き添いの親と子。 × × 戦略的無関係 政府や党の要 職に就かず、内閣支持率低下の 度に笑いを噛み殺す。ポスト福 田本命の立ち振る舞いをいう。 ――― 「戦略的互恵関係」「戦略的背後関係」「戦略的無関係」が太 字。 曖昧に「あいまい」、噛みに「か」み、とルビ。
素粒子 5/9(金) 胡主席。早大校歌にこんな歌 詞、口ずさんだのかしらん。♪ 都の西方 チョモランマの頂に 高く掲げしは われらが聖火 × × トヨタ。今ごろ世界経済の潮 目変わったと認識しているのか しらん。世間じゃとうの昔に潮 目が変わり大変でございます。 × × 船場吉兆。食べ残しの使い回 し、この店だけなのかしらん。 「もったいない」が口癖の心な い経営者まだまだいそうです。 ――― 胡に「フー」、とルビ。 ♪は紙面では庵点でした。
92 :
文責・名無しさん :2008/05/10(土) 18:29:23 ID:JxWHXEdm0
相変わらず素粒子は酷いな。
>>82 >>いま「信」は細り、不信をこえて「崩信」の時代という。
新聞社への信用を問うという行為は、彼らからしてみれば「誤り」であるに違いない。
「崩信」の時代であるとしながら、それ自体の疑われる事など彼らは考えもしないのだろう。
>>85 >>ところで兼好法師の憎まれ口は、渡来品ばかりありがたがる風潮への皮肉でもあった。
>>なのに文末で、「遠き物を宝とせず」と、中国の古典から引いて、戒めている。
こんな理屈を捏ねてこの書き手は、その盲信する前提を一体誰に押し付けるつもりなのだろう。
「徒然草」をここまで曲解する事も、この書き手の業務なのだろうか。
天声人語 2008年05月10日(土曜日)付 大学入試の珍問について、30年ほど前の小欄が書いている。「三重、東京、静岡、青森、富 山、福岡」の中から、共通点のないものを二つ選べ、というのがあったそうだ。 太平洋側と日本海側?――などと頭をひねっても、正解には遠い。答えは「静岡と福岡」。ほ かの四つは、名前の字をタテに割ると左右が対称になる。それが「共通点」なのだそうだ。頓知 (とんち)まがいは受験生がかわいそうだと、筆者は嘆いている。 47ある都道府県の名は小学校で習う。それぞれどこにあるのか。その認知度が相当にばらつ くことが、文部科学省の所管団体の調査でわかった。高学年に地図で位置を聞くと、9割が正答 した県もあり、半分以下の県もあった。 最下位には宮崎が沈んだ。高校、大学生への別の調査でも、やはり一番低かった。かつての新 婚旅行のメッカも、若い世代には遠いらしい。こちらは名高い東国原知事は、位置を刷った法被 (はっぴ)を着てPRに走り出した。 地名の話に、「鉄道唱歌」を思い出すご高齢もおられよう。汽笛一声新橋を……で始まり、延々 と計334番まで。沿線の地名や風物を織り込み、そらんじれば知識もついてくる。もともと小 学生の地理教育用に作られたそうだ。 都道府県の名は、様々なイメージを人の胸に呼び起こす。訪ねた景色、出身の友、食べ物、人 情……。人生とともに積む経験が、47の名を、さまざまに肉付けしていく。多くの児童には、 まだまだ暗記した知識だろう。いまの正答率は低くても、長じてからの親しみが深まるなら、悪 くはない。 -------------------- 暗記も必要だ、という方向に進むかと思ったんだがな。ヘンな手触りの締めだ。 ワシは桃鉄で47都道府県を確かに覚えた。学校の授業では暗記もしなかったけど、アレは脳裏に刻 まれるね。
天声人語 2008年05月11日(日曜日)付 『わたしの母さん』という児童小説がある。小学4年の主人公、高子は算数が得意で、学級委 員をしている。気がかりが一つ。明るいけれど、少し変わった母親のことだ。 月初め、母さんは日めくり暦の一枚一枚に封筒をはりつけ、千円札を2枚ずつ入れていく。毎 日、その2千円を財布に移して生活に充てるのだ。高子は「ひと月分を同じ袋に入れておけばい いのに」と思うが、母さんは大きな数の計算が嫌いらしい。 さらに、連絡のプリントにはフリガナをつけてと学校に頼んだりもする。あきれる娘はある日、 母が生後間もない熱病で知的障害を負ったことを知る。父さんとは養護学校高等部の同級生だっ た。 作者の菊地澄子さん(73)は養護学校などで教えてきた。この作品も体験が元だ。突然の真 実に立ちすくみながらも、母を理解し、優しく伸びてゆく少女。20年前の初版は児童福祉文化 賞を受けたが、出版元の廃業で絶版になっていた。06年、東京の出版社、北水(ほくすい)が 新装版で復活させた。高子のモデルはすでに母になっているという。 作中に「人間の賢さっていうのは、その人が持っているちからを、どう生かしているかってい うこと」とある。母さんがずっと頼りにしてきた元担任が訪れ、親の「学力」を疑う高子を諭す 場だ。母は泣いて告白する。 本の帯には〈お母さん、生んでくれてありがとう!〉。この瞬間にも、色んな人生を背負った 母親たちが持てる力を振り絞っているだろう。きょうの母の日、その人が目の前にいてもいなく ても、同じことばを贈りたい。
天声人語 2008年05月12日(月曜日)付
札幌を訪れた。市の木、ライラックが平年より半月ほど早い盛りを迎えていた。房をなす紫の
つぼみと淡紫の花。リラと仏語で呼びたくなるような、すました芳香が、日だまりにたたずむ。
街で最古の株は北大植物園にある。明治期に米国渡来の苗を分けたもので、大きさも一番という。
一夜明け、寒が戻った。これも「リラ冷え」というのか、大小にかかわらず、ライラックは寂
しげに小雨の中だ。包まれる空気によって、植物は風情を変える。これが、感情を備える生物と
もなれば、その面持ちは一刻として同じではない。
瞬時の表情を切り取る肖像写真の魅力を、東京駅前で堪能した。創刊20周年を迎えたアエラ
が、表紙を飾った著名人のパネルを丸の内一帯に展示している(無料、6月8日まで)。
坂田栄一郎さんが撮り下ろしてきた作品群は約830点。拡大され、雑誌とは別物の迫力だ。
通常、坂田さんは100枚は撮るが、これだというのは「本当に1枚か2枚」だと聞く。
「本田宗一郎っていえば、顔は一つだと思ってたけど、こうやってみると、色々あるね」。19
年前、ホンダ創業者が撮影中にもらした感嘆だ。2カ月後に登場した老優、笠智衆は「随分ね、
年はとってはいるけれど、いざ写すとなると上がっちゃうの。僕はね、映画を撮る時でも上がっ
ちゃうの」と照れた。
各人の所作や口ぶりを、リラの香気のように、ふんわり漂わせた写真がある。とりわけ故人で
ある。自負に満たされた顔つき、いわば「旬の瞬」が、その前後に連なる生までを呼び寄せる。
--------------------
写真展「 AERA 創刊 20 周年記念 坂田栄一郎 LOVE CALL ―時代の肖像―」
http://www.aera-net.jp/20th_lovecall/index_top.php
素粒子 5/10(土) 政治と国民の甚だしい乖離。 日本もミャンマーも同じでは。 こちらの与党、世論の声全く無 視して道路特例法案再可決へ。 × × あちらの軍政、死者・不明者 6万人を超える被害にも、外国 からの人的支援を拒絶。国民を 粗末に扱う権力亡者の大愚行。 × × 明日は「母の日」。子供のこ ろのさまざまなことを思い出 す。<枇杷剥くや「大きくなつ たらおかあさん」>山下知津子 ――― 乖離に「かいり」、枇杷に「びわ」、剥くに「む」く、とルビ 。
素粒子 5/12(月) からまつの林を過ぎて、 からまつをしみじみと見き。 からまつはさびしかりけり。 たびゆくはさびしかりけり。 × × 福田内閣発足7カ月を過ぎて、 支持率低下をしみじみと見き。 支持率低下ははげしかりけり。 政権運営はむずかしかりけり。 × × 後期高齢者医療1カ月過ぎて、 後期高齢者をしみじみと見き。 後期高齢者は怒っておりけり。 何とかせにゃお終いなりけり。 ――― お終いにお「しま」い、とルビ。
天声人語 2008年05月13日(火曜日)付 戦後すぐに庶民が詠んだ「平和百人一首」を収めた新刊『百のうた 千の想(おも)い』を、 東京の大竹桂子さんにいただいた。公募され、2万数千首から選ばれたという。平和や、働く喜 びをうたって、どれも美しい。 炭鉱の歌が目立つのは、基幹産業だったからか。〈新(あらた)なる国興さむと二千尺坑底ふ かく鶴嘴(つるはし)ふるふ〉〈出坑をまちてゐたりと妻の呼ぶ声は明るし麦田のなかに〉。「黒 いダイヤ」ともてはやされ復興を支えた。だが石油に主役を奪われ、衰退したのは周知の歴史で ある。 その国内炭が、時ならぬ光を浴びている。原油の高騰につられて、海外炭の値上がりが止まら ないからだ。日々の生活からは消えたが、工業用になくてはならない。国内で年に1億7千万トン が煙になっている。 炭鉱が残る北海道では、新たな鉱区が久々に開発されるそうだ。地元は活況に沸いている。原 油価格をはね上げる投機マネーの嵐が、追い風をもたらした形といえる。 「平和百人一首」には、農耕の歌も多い。〈刈入れも事なく終へて爐(ろ)を囲む秋の長夜は 楽しかりけり〉。米は「銀シャリ」と尊ばれた。だが、こちらも近年は冷遇されてきた。その風 向きが、輸入小麦の高騰で少し変わりつつある。 米粉の増産支援に、政府が乗り出すそうだ。小麦の代わりに、パンやめんの原材料に使うのだ という。米も石炭も、国の「ピンチ」で光が当たるのは、思えば皮肉である。食糧の自給率39%、 エネルギーはわずか4%。心細く肥満したニッポンが、60年前の歌に照らされるように浮かび 上がる。
天声人語 2008年05月14日(水曜日)付 緑の草原に、一筋の道がきっぱりと延び、起伏の向こうに消えていく。今年、誕生から100 年になる日本画家、東山魁夷の代表作『道』は多くの人を引きつけてやまない。 東京で開催中の記念展で見ると、絵はぎりぎりまで単純化され、ゆえに力強い。「過去への郷 愁に牽(ひ)かれながらも、未来へと歩み出そうとした心の状態」。それを、白く光る道に託し たと、画家はのちに回想している。 一方こちらは、道をめぐって「過去への郷愁」を捨てられないのか。道路整備財源特例法改正 案が、自民党などが賛成して衆院で再可決された。ガソリン税収などを、今後10年、道造りに 充てることを定めている。 可決に先だって福田内閣は、来年度からは税収を一般財源化すると閣議で決めた。教育にも福 祉にも使います。そう言いつつ、国会で相反する法律を通す。不可思議さは、上半身が人間で下 半身は獣の姿をした、西洋神話の牧羊神を見る思いだ。 ここ4カ月、与野党は道路でせめぎ合ってきた。「一般財源化する」と約束した福田首相の言 葉は、唯一の果実だろう。頼りない丸裸だったのが、何とか閣議決定という鎧(よろい)をつけ た。だが道路族議員も「特例法」という槍(やり)を手にした。攻められれば防ぎきれまい、と 案じる人は少なくない。 東山魁夷の『道』は、実在の景色というより心象風景だという。首相の心中にも、きっぱりし た道が延びていると信じたい。一般財源化の試みはかねて、抵抗によるご破算が繰り返されてき た。いつか来た道へ迷い込む腰砕けは、もう許されない。 -------------------- 特例法に何故10年と書いてあり、自民党は何故それをそのまま通したか、民主党は何故それをそ のまま通したか、何べんも何べんも何べんも何べんも説明されたと思うのだが、まだ理解できな い様子。理解するつもりが無い説明を、何故にそれほど聞きたがるかねえ。 『道路族』という言葉は、例えば「ネット右翼」だのなんだのと言うのと同程度の、実体の無い 単なるレッテルに過ぎず、これを易く用いる言論は、たいてい聞く価値が無い。
あれ〜? 四川省地震に関しては完全スルーですか〜?
102 :
文責・名無しさん :2008/05/14(水) 13:12:20 ID:YHkGo/4w0
「いつか来た道」キター
天声人語 2008年05月15日(木曜日)付 中国・四川省の地震被災地から、生々しい、悲しみに満ちた報道が届く。きのう本紙に載った 一枚の写真に、とりわけ心が痛んだ。2人の手が大写しにされて、「学校倒壊で亡くなった犠牲 者の手を握りしめる家族」と説明があった。 泥のついた幼げな手は、なお体温をとどめているかのようだ。母親なのだろうか。いとおしむ ように指をからめている。だが、小さな手が握り返すことは、もうない。慟哭(どうこく)を聞 くような手の表情が、胸に突き刺さる。 学校がずいぶん倒れたという。あの地方を取材した13年前を思い出す。経済開放が進み、教 師らが「投資効果がすぐ出ない教育は肩身が狭い」と嘆くのを、どこでも聞いた。校舎の老朽化 や、安普請が林立した理由の一つだろう。 経済はその後加速し、貧富の格差はさらに開いた。現地に入った本紙記者は、貧しい地域や人 への被害が大きいと伝えている。土壁や、日干しれんがを積み上げた粗末な建物は、激しい揺れ にひとたまりもなかった。 自然に厚薄(こうはく)なし、と中国で言うそうだ。自然は人を分け隔てしない、と。地震の 揺れもしかりだろう。だが、自然は公平でも、人間の側に様々な不公平がある。そのひずみを、 天災はあぶり出す。 人に過酷な自然の営みが相次ぐ。ミャンマーで起きた水害の死者、行方不明者は6万人にのぼっ ている。死者の4割は子どもだという報告もある。軍事政権はいまも各国の人的援助を拒み、被 災者の苦難に追い打ちをかけている。こちらは天災があぶり出したひずみの、最も愚かな一つで あろう。
104 :
文責・名無しさん :2008/05/15(木) 13:32:14 ID:mQtqPOcB0
ミャンマーだけでなく中国も人的支援拒否しているだろ。
>>104 先ほど、受け入れを表明しました。
日本の救援要員受け入れへ 中国、四川大地震で
http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008051501000391.html 【北京15日共同】中国外務省の秦剛副報道局長は15日、四川大地震で日本政府から申し入
れのあった救援要員派遣を受け入れると発表した。当初は「準備が整っていない」として人的支
援を受け入れない方針だったが、胡錦濤国家主席の訪日などを受け、日中関係に配慮したとみら
れる。
町村信孝官房長官は同日午前の記者会見で、中国政府から外交ルートを通じ人的支援は受け入
れないと正式な連絡があったことを明らかにしたが、北京の日本大使館によると、ほぼ同時間帯
に中国側から受け入れると連絡があったという。
四川大地震では被災地の混乱が続き、中国政府筋は「現地では国際緊急救援隊を受け入れるだ
けの態勢がない」と指摘。日本政府には当初「いま来られても国内移動などで難しいところがあ
り、人の支援要請はしない」との返答があったという。
--------------------
なんだか「色々といわれるから、仕方なく受け入れる事にした」って雰囲気が見える。
どういう組織が、どういう目的で、どういう命令系統で、何をするために派遣されるのか。
そこらへんが不明だから、この報道ではよくわからん。
せいぜいがとこ、避難民への食糧支援、生活支援および医療支援くらいしか、出来る事はないと
思うのだけれど。
106 :
文責・名無しさん :2008/05/15(木) 14:29:24 ID:Tk4S3ed/0
まさか被災者救助はやらないよね? タイムリミット過ぎてからでは、無事に救助するのは相当厳しいぞ。
>>105 少なくとも記事書いた段階では分からんよな。
中国の話で始まったくせに、悪い部分は全てミャンマーに回す。最低だな。
共産党指導部 感動的な報道を
中国内陸部の四川省を震源とした大地震で、中国共産党の指導部は、国内のメディアに対して被災者の救出の
特に感動的な様子を積極的に報道するよう求めていたことがわかりました。
これは、中国共産党指導部の1人で党の宣伝活動を担当する李長春常務委員が、12日に主宰した内部会議で出したものです。
これについて共産党機関誌「人民日報」は14日付けの1面で、李長春常務委員が国内メディア向けに「人民解放軍や
武装警察の部隊が国民が災難の危機にあるときに苦難や犠牲を恐れず救援にあたる感動的な場面や、復旧に取り組む
当局の活動を強力に宣伝しなければならない」と指示したと伝えています。国営の中国中央テレビは、崩壊した学校で
がれきの下に閉じ込められた子どもを救援部隊が助け出す様子を繰り返し放送しているほか、新華社通信も被災者を
救出するニュースを写真なども交えて詳しく報道しています。中国のメディアの関係者は、共産党の関係部門から
被災地での独自取材を認めないという指示があったために、現地の様子を伝える記事はすべて新華社通信を
引用していると話しています。李長春常務委員の指示は、救助活動が震源地に近づき、被害の拡大が確実視されるなかで、
災害対策に対する国民の不満や懸念が起こるのを抑え、団結を促すねらいがあるとみられます。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014581861000.html 写真をそのまま受け入れていいのかい?
109 :
文責・名無しさん :2008/05/16(金) 00:21:37 ID:zJwwylwR0
中国共産党指導部の指示通り感動的な演出をする朝日新聞(笑)
素粒子 5/13(火) 学校で工場で多数の生き埋め 情報。阪神大震災の時もそうだ った。時間とともに増える一つ ひとつの消えた命の膨大な数。 × × それにしても、首相を急派、 救援態勢うち立てた胡主席の素 早さ。チベット問題など治安面 の火ダネたくさんあるにせよ。 × × それにしても、三菱東京UF J銀行の顧客軽視の尊大さ。シ ステム統合トラブルの火に、お わび会見も開かずじまいとは。 ――― 胡に「フー」、とルビ。
素粒子 5/14(水) 激震地から逃げてきた女性は こう話すと泣き崩れたという。 「町は壊滅状態。家族も9人死 んだ。残ったのは私と妹だけ」 × × 彼女のような被災家族が、ど れほどいるのか。けた外れ四川 大地震の惨状。死者は1万を超 え、まだ多数の生き埋め情報。 × × 大災害で痛ましきは強き者、 富める者より、なぜか弱き者、 貧しき者の被害が甚大なことが 多いこと。恐らく今回もまた。
素粒子 5/15(木) 午後2時28分(日本時間同3 時28分)。生死の分岐点「発生 から72時間」の刻限、過ぎる。 まだ生き埋めの命、2万5千。 × × 「時は命」「百倍の努力」。 現地の温首相が鼓舞する号令の 数々。わが首相なら何と言う。 「しょうがない」じゃ、困る。 × × 明日はわが身の大地震。国の 直下型地震の最悪被害想定。首 都の死者1万3千、近畿圏4万 2千、名古屋圏1万1千……。 ――― 温に「ウェン」、とルビ。 第1段落...3日連続で、「まだ生き埋め」。 第2段落...中華の首相、すばらしい。日本の首相、だめに違いない。 第3段落...中国では今現在助けを待っている人もいるが「日本で地震が起こ ってもこのくらい死にます」。
>>110-112 2007年7月17日の素粒子より。
> 長崎→東京→新潟と飛んだ首相
>の評判はいかに。飛んで勝った横
>綱は小手先相撲と不評ですがね。
前任者のコラムではあるが、
即日現地入りした安倍を思うように叩けない悔しさが窺えますねw
(その分川柳や投稿で叩いてるけど)
中国政府トップへの態度とはずいぶんな温度差。
>わが首相なら何と言う。
>「しょうがない」じゃ、困る。
「初めてのことじゃから」と言った人は過去にいましたね。
114 :
文責・名無しさん :2008/05/16(金) 05:12:07 ID:FBQZ7cn/0
というわけで中越沖地震の際即日現地入りした安倍首相の、朝日紙面での評判。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 2007年7月19日 朝日川柳 長崎から逃げ出す大義降ってわき 福島県 根本中 思うほど話題にならずすぐ帰り 市川市 西村健児 ◆安倍首相、被災地へ。 2007年7月20日 朝日川柳 視察する防災服に汚れなし 日高市 小久保壽一 ◆パフォーマンス用だもの。 2007年7月26日 朝日声欄 07参院選特集 川柳に促され いざ投票所へ 主婦 新津澄子(千葉県袖ヶ浦市 77歳) 声欄の川柳(20日)にあった「視察する防災服に汚れなし」に思わず笑った。 テレビに映る視察の人や政治家の服装があまりにもぱりっとしていることに、いつも違和感を抱いていた。 被災地に赴くにはそれなりの心構えが必要で、とくに服装などは活動に適すものが最適である。 今回、新潟県中越沖地震の被災地に安倍首相一行が「いち早く駆け付けた」というニュース映像は、 まるで新品の防災服を見せびらかしているようであった。選挙遊説中、急きょ東京に戻り、着替え後の 現地入りらしいが、迅速を心がけたのなら、遊説姿のままで被災地へ直行すべきだった。助言できる 側近はいなかったのか。 ちなみに、3年前に中越地震の被災地を見舞われた天皇・皇后両陛下の服装は質素なシャツと ブラウス姿がテレビ放映されていた。 世情が描写される川柳は非常に楽しい。「これ主権ずっと我が家にいてくれろ」(21日川柳)と願い、 「あれこれ言いたきゃ選挙に行こう」(24日同)である。
天声人語 2008年05月16日(金曜日)付 風薫る5月だが、明治の俳人正岡子規は毎年、この月がめぐると不安にかられた。脊椎(せき つい)カリエスで長く伏し、5月にはきまって病気が悪化したからだ。 自らを励まそうとしてか、1902(明治35)年5月から、随筆『病牀(びょうしょう)六 尺』の新聞連載を始める。苦痛に耐えてつづった中に、「悟り」をめぐる一節がある。悟りとは、 いつでも平気で死ぬことだと思っていたのは誤解だった、と子規は言う。逆に〈如何(いか)な る場合にも平気で生きて居る事であつた〉と境地を述べている。 寝たきりの子規は、母と妹の献身的な介護をうけた。自宅で「平気で生き」ながら、35歳で 没するまで、病床から盛んな筆をふるった。現代のお年寄りに置き換えれば、母妹に代わる在宅 福祉のささえは、訪問介護ということになるのだろう。 だが、子規の心境で過ごすのは難しい時代になっている。在宅サービスの中心になる訪問介護 の事業所が、減っているという。介護保険制度の崩壊を招きかねないと、心配する声も聞こえて くる。 2年前に介護報酬が引き下げられた。経営が悪化し、ヘルパーの賃金が減り、離職が増える。 使える金の限られる中、負の循環が「安心」を細らせているようだ。だれもがいつかは老いるし、 病む。そのときのために、医療も含め、手を打つには今しかない。 手厚い支えもあってだろう、子規は明るさとユーモアを失わなかった。〈枝豆ヤ三寸飛ンデ口 ニ入ル〉などと病床で詠んでいる。平気で生きられる――。その穏やかさが、だれの日々にも必 要なのは言うまでもない。
天声人語 2008年05月16日(金曜日)付 風薫る5月だが、明治の俳人正岡子規は毎年、この月がめぐると不安にかられた。脊椎(せき つい)カリエスで長く伏し、5月にはきまって病気が悪化したからだ。 自らを励まそうとしてか、1902(明治35)年5月から、随筆『病牀(びょうしょう)六 尺』の新聞連載を始める。苦痛に耐えてつづった中に、「悟り」をめぐる一節がある。悟りとは、 いつでも平気で死ぬことだと思っていたのは誤解だった、と子規は言う。逆に〈如何(いか)な る場合にも平気で生きて居る事であつた〉と境地を述べている。 寝たきりの子規は、母と妹の献身的な介護をうけた。自宅で「平気で生き」ながら、35歳で 没するまで、病床から盛んな筆をふるった。現代のお年寄りに置き換えれば、母妹に代わる在宅 福祉のささえは、訪問介護ということになるのだろう。 だが、子規の心境で過ごすのは難しい時代になっている。在宅サービスの中心になる訪問介護 の事業所が、減っているという。介護保険制度の崩壊を招きかねないと、心配する声も聞こえて くる。 2年前に介護報酬が引き下げられた。経営が悪化し、ヘルパーの賃金が減り、離職が増える。 使える金の限られる中、負の循環が「安心」を細らせているようだ。だれもがいつかは老いるし、 病む。そのときのために、医療も含め、手を打つには今しかない。 手厚い支えもあってだろう、子規は明るさとユーモアを失わなかった。〈枝豆ヤ三寸飛ンデ口 ニ入ル〉などと病床で詠んでいる。平気で生きられる――。その穏やかさが、だれの日々にも必 要なのは言うまでもない。
いつも乙です。
中国・四川大地震の被災地で救援活動の陣頭指揮を執る温家宝首相が13日、
転んで手に軽いけがを負った。14日付の香港各紙が伝えた。
各紙によると、温首相は四川省都江堰の被災現場で転倒し、手から出血。
しかし、手当てしようと近づいた医療要員を払いのけ、そのまま陣頭指揮に当たったという。
各紙は、温首相が進まない救援活動にいら立ったのか、部下に電話で
「君たちがどうであろうと民衆を救わなければならない。これは命令だ」と怒鳴り、
電話を投げた様子も伝えた。(共同)
ttp://sankei.jp.msn.com/world/china/080514/chn0805141224009-n1.htm 中国首相なら「真剣な姿勢が感じられる」と礼賛するのだろうか
日本の首相が同じ事やったら「イライラ首相、こんな時こそ冷静に」と書きそうだ
120 :
文責・名無しさん :2008/05/17(土) 18:36:54 ID:/NfZ70mX0
>>110 >それにしても、首相を急派、救援態勢うち立てた胡主席の素早さ。
まったく。どこかの国の村山とかいう首相と違って、軍隊も迅速に投入するしな。
天声人語 2008年05月19日(月曜日)付 舞踏会に行かせてやろうと、魔法使いはカボチャを馬車にした。薄幸の娘が恥ずかしげに聞く。 「でも、こんなきたないふくをきていくんですか」(世界名作童話全集「シンデレラ」講談社) 誰にも、最高の衣装に包まれたい時がある。それが「踊り」の出来まで決めるとあれば、なおさらだ。 五輪を控え、日本の競泳陣は落ち着かないことだろう。英スピード社の「魔法の水着」が世界新記録を連発している時に 北京に臨む日本代表は国内3社のものをつける契約になっている。 英社製を試した日本選手は「全く違う」と驚いたそうだ。 着飾った自分に「よその人みたい」と叫んだ娘の姿が重なる。契約ゆえにメダルを逃しては本末転倒だから、日本水泳連盟は3社に改良を求めた。 新作を試した上で、英社製の扱いを決めるという 技術大国の3社が、満を持した作である。「きたないふく」であろうはずがない。 居並ぶスピード軍団を相手に勝てば、五輪伝説に一章が加わろう。逆の目が出た時のいさかいも目に浮かぶ。悪いのは踊り手か、衣装か 五輪まで81日。地をけり、水を分けて記録を争う者は、鍛錬を仕上げる時期に入った。肉体と「戦場」を結ぶシューズやウエアもまた、日々、国際競技のジムで鍛えられてきた。 昨今は、水着と戦う感覚らしい 真新しい水着は、しかし、それなりに泳ぎ込まないと味方にならない。どの一着と踊るにせよ、舞踏会のシンデレラのように、選手に残された時間は限られている。 遠からず、鐘は「よなかの12時」を打つ。
天声人語 2008年05月17日(土曜日)付 ミャンマー(ビルマ)の水害被災者を思いながら、あの国の短編小説の翻訳集を読んだ。物語 はどれも、イラワジ川のデルタ地帯が舞台である。豊かな水が漁労や農耕を支える。その一帯に 今回のサイクロンは牙をむいた。 小説には、迷信にとらわれた人々も登場する。諭しても聞き入れない。その頑迷を「水牛のそ ばで竪琴を奏でる」ようだと嘆く場面があった。日本なら「馬の耳に念仏」だろう。国際社会の 働きかけに聞く耳を持たない軍事政権が、現地のことわざに重なる。 「モノはほしい。人はいらない」という頑迷を、軍事政権は崩さない。その救援物資も横流し がはびこっているという。飢え、脱水、さらに伝染病。天災から逃れた命が、人災に脅かされる。 いたたまれない様が、閉ざされがちな現地から伝わってくる。 大地震の中国からも痛ましい報道が続く。救援ははかどらない。「妹を救いたい」と泣きなが ら、震源の町へ歩く男性を、本紙の記者が伝えていた。妻に止められたが、遺書を置いて出てき たという。被災地を覆う悲しみと絶望に、言葉もない。 その地へきのう、日本の国際緊急援助隊が入った。9年前のトルコ地震での活動を思い出す。 がれきの中から老いた女性を救い出した。固唾(かたず)をのんでいた住民から、歓声と拍手が わき起こったという。たとえひとりでも、死地から救い出された命は、多くの人に希望と勇気を 分け与える。 「命の竪琴」の奏でる調べを、ミャンマーの為政者にも聞いてほしい。水牛ではないのだから、 聞く耳はあるはずだ。
天声人語 2008年05月18日(日曜日)付 久しぶりにビワを食べた。球体とも卵形ともつかぬ外見に、枇杷(びわ)色と呼ぶしかない果 肉。ほのかな甘みと酸味が懐かしい。中国原産というが、この実が醸す曖昧(あいまい)さは和 のものだ。フルーツより水菓子の名が似合う。 今年、種のないビワが初めて店頭に並んだ。千葉県の農林総合研究センターが10年をかけて 生んだ新品種「希房(きぼう)」。あるべきものがない珍しさに、1個5千円の値もついた。 〈枇杷すすりすぐに大きな種と会ふ〉小内春邑子。その種は、なるほど、実に比して不当に立 派である。種や皮を除くと、食べられる部分は重さで7割弱。種が消え、これが9割になったそ うだ。もともと微妙な味に大差はなく、出荷が増えれば相場も落ち着くだろう。 こうした「破格」の最たるものは夕張メロンだ。過日の初競りにて、2個250万円の史上最 高値が出た。今年も夕張再建への激励だという。ひとたびブランドになれば話題づくりも思うが ままだ。 星新一の短編「リオン」では、動物学者がリスとライオンをかけ合わせた新生物をつくる。か わいいが、不審者には勇猛に立ち向かう夢の動物。それを見た友人の植物学者は、ブドウとメロン を交配し、大きな実が房をなす夢の果物に挑む。苗は育ち、ブドウ大の実をメロンのように少し だけつけた。 「ブロン」ほどでなくとも、見込み違いは品種改良につき物だ。それでも、より甘く、もっと 大きく、さらに食べやすくをめざして、探究心と商魂の並走は続く。自給ままならぬ日本の食料 事情は、かくして頂ばかりが伸びてゆく。
素粒子 5/16(金) 推計死者5万人。内外メディ アが伝えることできぬ膨大な無 念の死、悲しみ、絶望、憤り。 いまでも息づく瓦礫の下の命。 × × それにしても遅すぎる日本へ の援助隊要請。政治の思惑を超 え、命のにおいを救助犬がうま く嗅ぎ分けてくれればいいが。 × × 今場所のことより、8月の法 廷巡業で頭がいっぱい朝青龍。 まさかズルもできず、こうなっ たらがちんこ勝負以外にない。 ――― 瓦礫に「がれき」、嗅ぎに「か」ぎ、とルビ。
素粒子 5/17(土) 114時間後に救出された一 つの命。瓦礫のすき間に残る可 能性。「72時間」は救助作業打 ち切りのメドではないはずだ。 × × 倒壊校舎6900棟。役人と 業者癒着の「おから」工事の可 能性。なんと日本の公立小中校 舎35%が耐震性不足と文科省。 × × ミャンマー救援強行で賛否二 分の国連。もはや軍政による人 災の可能性大なのに。死者・不 明13万人、誰が手さしのべる。 ――― 瓦礫に「がれき」、とルビ。
素粒子 5/19(月) 四川大地震1週間。被災地に は大勢のボランティア。北京で も募金、献血に長い列。「いて もたってもいられない」思い。 × × 4年前の中越地震で1カ月。 ボランティア活動したのを思い 出す。瓦礫撤去、援農、避難所 手伝い、清掃、障子張り……。 × × あの時も全国から集まってき た。「震災時の恩返し」と阪神 から大挙して。今回、76年死者 24万人唐山大地震の地からも。 ――― 瓦礫に「がれき」、とルビ。
天声人語 2008年05月20日(火曜日)付 物理学者といえばいかめしいが、ノーベル賞を受けた朝永振一郎は身近な自然を楽しむ人だっ た。庭にえさ台を作って野鳥を寄せ、ふんの中から色々な種子を拾い集めたと随筆に書いている。 それを春先に鉢にまく。すると入梅のころから様々な芽が出てくる。双葉のうちは何の芽だか 分からないが、そのうち見当がついてくる。ヒマラヤにしかない植物が生えてきたら面白いのに、 と周囲から言われたそうだ。 意外な花が咲けば面白いが、あまり妙なのは困りものだ。茨城県下妻市で、ヒナゲシなどのつ もりでまいた種から、法律で栽培が禁じられているケシが咲いた。恒例のフラワーフェスティバ ルの花畑のうち、1ヘクタールが「悪の花園」だと警察が気づき、先週あわてて刈る騒ぎになっ た。 アツミゲシという花で、麻薬の成分を含む。数十万本もあって1日では焼却しきれず、寝ずの 番をしたそうだ。北アフリカの原産という。鳥が運んだはずもないが、紛れ込んだ経緯ははっき りしない。百花競う季節のミステリーである。 咎(とが)あるゆえか、ケシはどこかはかなげだ。マリー・ローランサンの絵を思わせる、と 詩人の三好達治は言った。しかし、秘めた毒針は容赦がない。実からとれるアヘンなどは、陶酔 感と引きかえに人を廃人にする。 朝永博士が鳥のふんから集めた種子は、育ってみると、近所にありふれた植物ばかりだったと いう。法律上ありふれた花ではないはずのアツミゲシが、なぜ盛大に咲いたのか。狐(きつね) につままれたような不思議を残したままでは、来年が気にかかる。 -------------------- 引用ばかりとは、やる気がないねえ、天人子。 最後の段落「来年が気にかかる」あたりで天人子の色を出したら、もうちょっと締まった感じに なったのでは。
天声人語 2008年05月21日(水曜日)付 気づいてみると、日本の家族はしばしば、最年少者から見た続柄で互いを呼び合う。子どもの いる夫婦は、互いを「パパ」「ママ」などと呼ぶ。夫婦の両親も、「おじいさん」「おばあさん」 などと呼び合う人が少なくないようだ。 仏文学者の河盛好蔵が、初孫を抱いた妻に「おじいちゃん」と呼ばれたときの戸惑いを書いて いる。「瞬間、おじいさんて誰のことだろうと思い、すぐ自分のことだと思い直すときの気持ち は、あまり愉快なものではない」(『おじいちゃま誕生』)。 ときに家族でも微妙な呼び方を、ほかの人がするのはいかがなものか。本紙東京本社版の声欄 で、「外で他人に『お婆(ばあ)ちゃん』と呼ばれたくない」という趣旨の投書が相次いだ。 「おじいちゃん」も同じだろう。親密さの裏に、軽んじる響きを聞く人もいる。80代の女性 は、「日本人は繊細さを大いに持ちながら、社会的には無神経が折にふれて出る」と書く。最た るものが後期高齢者の呼び名、と続けていた。 それにしても、今年の流行語大賞は堅いような「後期高齢者」の不評である。〈老人と言われ た頃の温かさ〉と本紙の川柳欄にあった。75歳の線引きにも問題はあろう。それにも増して、 呼び名を甘く見た鈍感が救いがたい。 逆風を和らげようと、政府は「高齢者元気プラン(仮称)」を取りまとめるそうだ。お年寄り の活躍の場などを聞かれ、首相は「お孫さんの面倒を見るとかね。そしたら保育ジジ、保育ババ ですか」と答えていた。言われて気分を損ねた人がいなければ、いいのだが。 -------------------- 『呼び方が悪い』でケチをつけるだけでは、ヤクザの難癖と変わらんよ、天人子。 締めの言葉「いいのだが」の白々しさで、なんかもうどうでもよくなった。下衆い。
>>128 気のせいかもしれんけど、最近天声や記者コラムで川柳を引用するのが目立つような…
「読者のみなさんもそう思ってるんですよ〜」というエクスキューズなんだろうが、
ネットで監視されてるのを気にしてるというのは勘ぐりすぎか。
天声人語 2008年05月22日(木曜日)付 想像するのもつらいが、中国の地震被災地では、まだ多くの人ががれきに埋まっている。いま も細く命の灯をともしているかもしれない。時間はしかし、待ってはくれない。刻一刻と過ぎて 灯を吹き消していく。 現地では時間と競争して、秒針の音を聞くような思いだったろう。派遣されていた日本の国際 緊急援助隊が、きのう帰国した。懸命の作業にもかかわらず、生存者を救い出すことはできなかっ た。 〈一寸の光陰軽んずべからず〉と中国宋代の詩の一節にある。軽んじたわけではあるまいが、 中国政府からの要請は遅れた。発生から72時間で、がれきの下の生存率はぐっと落ちる。時間 との「真剣勝負」では、初動の遅れを取り戻すのは難しい。 救えなかった無念は残るが、忘れがたい印象も残した。最初の現場でのこと、収容した母子の 遺体に整列して黙祷(もくとう)をささげた。その姿が報じられると、中国人の心を揺さぶって、 賛辞がわいた。この母子ほど敬意を払われた犠牲者はない。そんな声も伝わっている。 援助隊が戻った成田空港には、出迎える中国人留学生らの姿があった。日中の国民は、しばし ば感情をぶつけ合ってきた。わだかまりを和らげたいと双方が願うとき、立ち返るべき一つの記 憶に、この「黙祷」はなるかもしれない。 「禍(わざわい)がないことより大きな幸せはない」と中国の古典に言う。格言の崩れ去った 惨状の地に、入れ替わりに日本の医療チームが入った。救える命を一人でも多く救ってほしい。 禍の土地から芽ぶき花咲く、信頼や友情があると信じたい。
中国は日本の嫌中感情を抑えるために 「中国は日本を評価している」と宣伝している。 北京五輪成功のためにそこまでマスゴミが協力するのはなぜだ?
>>131 >>想像するのもつらいが、中国の地震被災地では、まだ多くの人ががれきに埋まっている。
>>禍の土地から芽ぶき花咲く、信頼や友情があると信じたい。
独裁体制が、何よりも先ず腐心すべき事を負う様に、
この新聞社もまた、何をおいても先ず伝えるべき事の有る様子だ。
素粒子 5/20(火) 上がる一方、福田内閣の不支 持率。最新調査で朝日65%、読 売64・7%と発足以来最高。も はや国民からの三行半に近い。 × × 「冷たい印象を与えているの で」と高齢者優遇策を指示の首 相。まさに付け焼き刃の反応。 焼きが回ったとしか思えない。 × × 生死の分岐点「72時間」とう に過ぎたのに、160時間を超 えて救出された命も。「奇跡」 まだまだあることを祈りたい。 ――― 三行半に「みくだりはん」、とルビ。
素粒子 5/21(水) 6月から75歳以上のドライバ ー運転の車に「もみじマーク」 表示義務付け。時期悪し、と1 年間は反則金とらず口頭注意。 × × そのうち国から後期高齢者に 「もみじバッジ」支給され、外 出時の胸着用が義務化されるか も。違反もちろん年金天引き。 × × 敬老の日にもみじまんじゅう 贈呈なら笑えるが、「後期の自 覚を」と寄ってたかっての「も みじ狩り」じゃ、かなわんぞ。
素粒子 5/22(木) 「男はつらいよ・メール篇」 《あらすじ》恋に落ちた寅次 郎、今回は思い告げたいと「い つ会えるかな」メール十数回。 × × なのに訴えられ、手が後ろ に。法廷で裁判官席を見上げれ ば、な、なんと話題のストーカ ー判事。このお裁きや如何に。 × × と、その時目覚め、ああ夢か と胸なで下ろしポツリ。「それ をやっちゃあおしまいよ」。相 手の気持ち最優先の寅でした。 ――― 「男はつらいよ・メール篇」が太字。 篇に「へん」、如何に「いか」、とルビ。
137 :
文責・名無しさん :2008/05/23(金) 00:51:34 ID:crzCXoBA0
>>131 新華社や朝日など中国メディアは美談にしているけど、
日本だったら初動の遅れはマスゴミの袋叩きだろ。
天声人語 2008年05月23日(金曜日)付 人類初の動力飛行に成功したライト兄弟の兄は、なかなか機知に富んでいた。成功後にスピー チを求められると、立ち上がって「みなさん、おしゃべりな鳥オウムは、上手に飛ぶことができ ません」。そう言って話を短く切り上げたそうだ。 その兄も、「おしゃべりな鳥」の雄弁に脱帽かもしれない。千葉県流山市で、オウムの仲間の ヨウムが迷子になった。警察に保護されると、自分の名前や住所をしゃべり、無事に飼い主のも とへ戻った。 名前は「ナカムラヨウスケ」、住所は「ナガレヤマシ……」と地番まで正確に話したそうだ。 あいさつばかりか、「はとぽっぽ」と童謡も歌う達者ぶり。ヨウスケくんは上手に飛ぶ必要もな く、車で悠々と帰って行った。 飛び上がるのが下手な鳥に、絶滅危惧(きぐ)種のアホウドリもいる。よたよたと不細工であ る。そのヒナ4羽が、小笠原諸島の聟島(むこじま)から巣立ったと知らせが届いた。火山活動 が心配な鳥島で生まれ、2月に人の手で移住したヒナたちだ。 こちらは、迷子にならぬよう、人工衛星に手厚く追跡されている。成長すると広げた翼は2メー トルを超す。いったん飛び上がれば、舞い姿は雄大だ。数年後には聟島に戻り、子孫を増やす期 待をになう。 アホウドリはかつて乱獲で激減した。時代は変わったが鳥たちの受難は続く。国際自然保護連 合は先ごろ、世界の約1万種のうち1226種に絶滅の恐れがあると公表した。生息環境を失い、 温暖化に追われ、多くの鳥があえいでいる。心なごむニュースに微笑しつつ、わが日常の責任を 省みる。 -------------------- 何が何だか、よくわからん。
鳥の話を詰め込むだけ詰め込んだようなもんだな。 中学生の作文かよ。
>>138 なぜアホウドリか、ようやく分かった。
朝日新聞社、08年から創刊130周年記念事業を多彩に展開
http://www.asahi.com/shimbun/release/20080107.html > さらに、映画監督の山田洋次さんを委員長に、すこやかで美しい自然と景観を選ぶ「にほん
>の里100選」や、国の天然記念物で絶滅危惧種となっているアホウドリを火山噴火の恐れが
>ある伊豆諸島・鳥島から小笠原諸島・聟島に移住させる山階鳥類研究所の事業を支援するなど、
>身近な自然保護から地球環境対策まで、幅広く取り組みます。
自分とこでは、こんなことをやってますよー。
という宣伝だったわけね。
天声人語 2008年05月24日(土曜日)付 明けやすい夜を詠んで、昔の歌人は風流だった。〈夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづ こに月宿るらむ〉と百人一首にある。「まだ宵と思っていたら明けた」とは大げさだが、時計の ない時代である。実際にそう感じたのかもしれない。 夜が短ければ、そのぶん昼間は長い。貴族は知らず、庶民はこの季節、よく働いただろう。「五 月には心無しに雇われるな」と言うそうだ。日没が遅くなれば長く働かされる。あこぎにこき使 われてはかなわない。雇われる側の用心が、短い言葉にこもる。 同じ警戒感が、サマータイム(夏時間)の導入論議にある。時計の針を1時間進めるから、日 没は1時間遅くなる。そうなれば「あこぎ」が増幅しかねない。日が高いのに「お先に」とはい かない空気が、残業を強いる心配もある。 その夏時間を導入する法案を、超党派の議員連が今国会に提出するそうだ。2年後から導入の 可能性もある、と聞けば無関心ではいられない。省エネ、夕刻の余暇利用といった利点が見込ま れる半面、時間変更による混乱や労働強化などの不安も多い。 とはいえ今の季節、朝の5時には十分に明るい。なのに世の中は、まだ眠りから覚めていない。 浪費するには惜しい「天然の照明」ではあろう。真夏ならこれに「天然の冷房」も付く。 3年前の本社の世論調査では、導入への賛否はきれいに二分されていた。あれこれ味を想像す るだけでなく、一度食べてみて判断する手はないかと思う。「心無しに雇われない」準備を、整 えたうえのことではあろうが。 -------------------- 万葉集ネタかと思ったら、夏時間のハナシか。 わざわざ時計をずらすのは無駄だと思うのだがな。どうしてもやりたいなら、夏の間は午前8時か ら午後4時までを定時にします、と決めればそれで済む話なのでは。
天声人語 2008年05月25日(日曜日)付 思わぬ所で、思わぬものに出会う。数日前、箱根湯本で大雨をやり過ごした時のことだ。小さ な滝のそばの木に、サワガニがいた。苔(こけ)むした樹皮の目の高さあたりで、細い足をぐい と踏ん張っていた。 カニの居場所は海か川と決めつけていたが、水辺の木にいても不思議はない。えさ場なのか、 休息中なのか。横ばいの愛敬者にすれば、どこにいるのも生きるための必然だろう。 カニが水から離れぬように、たいていの赤ん坊は寝床か母親の腕の中にいる。赤ちゃんポスト の言葉に覚えた違和感は、思えば「樹上のカニ」の比ではなかった。素肌のぬくみと冷たい金属。 両者の間には、偶然にも出会わせてはならない落差がある。 熊本市の慈恵病院が、新生児を匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」を開設して1年が過ぎ た。3月末までに男児13人、女児4人が託されたという。置き手紙などから身元が分かった子 が9人。思い直して引き取りに来た親もいたそうだ。 捨てたんじゃない、つながっていたい。そんな親心の「迷い」に、かすかな救いを見る。露と 消えかけた命を「ゆりかご」が救ったと信じたい。ただ、障害を持つ子もいたらしいと聞けば、 気はめいる。 授かった命は、身を挺(てい)して守るのが生き物の習いだ。子の側も無意識に守られようと する。闇へと走り去る親の背に、生まれて間もない本能はどんな叫びを発したのか。ちなみにサ ワガニのメスは、50粒ほどの卵を抱き、子ガニが生まれてもしばらくは腹に抱えて過ごす。身 勝手も生活苦もない、清流の話である。 -------------------- 清流には生活苦はなくても、もっと厳しい生存競争があると思う。 「こうのとりのゆりかご」は、もしもこれがなかったら、その17人がどうなっただろうかと考え ると、無くしてしまえとも言い難いもにょもにょ感がある。
天声人語 2008年05月26日(月曜日)付 「働けないのなら去れ、というのが上司の考えです」。うつを発症した大企業の社員(38) の言葉だ。自身もこの病と闘う上野玲さんが『日本人だからうつになる』(中公新書ラクレ)で 触れている。うつ多発の陰には日本的な「頑張れ精神」と、個を重んじない「村社会」があると 上野さんは見る。 仕事上のストレスから心を病む人が絶えない。07年度、精神を患って労災と認められた人は、 30代を中心に268人。うち、未遂を含む過労自殺が81人を数えた。ともに過去最多だ。 成長期には、社員の頑張りが会社を大きくし、皆を幸せにした。いまや競争と成果主義が職場 を支配し、空気はとげとげしい。派遣やパートが増やされ、正社員の負担は重くなるばかりだ。 時に頑張りという名のサービスだった残業は、過労と非効率のシンボルになった。 トヨタ自動車は、現場の知恵を吸い上げるQC(品質管理)サークル活動に対し、6月から残 業代を丸々出すという。会社側は社員の自主活動としていたが、過労死訴訟で「業務」とする判 決が確定、見直しを決めた。 日本マクドナルドも8月から、直営店の店長らに残業代を払い始める。残業代なしで遅くまで 働く「名ばかり管理職」への批判に応えた形だ。同時に、店長手当をなくすなどして人件費を増 やさぬ策も講じた。 タダ働きが減れば、会社は次の手を迫られる。残業代を抑えるには、新採用で人手不足を埋め るか、商いを身の丈に戻すしかない。何もせず、「残業代を減らせ」と号令をかけるばかりでは、 病の巣は残る。 -------------------- 100万回は聞いた「特殊な日本だからこうなる」論、という気がする。 最後の段落「残業代を減らせ」という号令は誰がかけているのだろう。
素粒子 5/23(金) 「先生方はカネを出せばどう でもなる」。世の中どうにもな らないことばかりなのに。甘く 見られたもんだよ、元防衛相。 × × カネを出しても、どうにもな らないものの数々。人の心。亡 くなった命。品格。競泳用水着 急改良。クリントン逆転……。 × × 98歳女性、200時間以上た って救出。どうにもならない崩 れた家屋の中で、「きっと誰か が救ってくれると思った」と。
素粒子 5/24(土) 心の病の労災、若手に急増。 「発病もせず時代にしっかり適 応してる人、不思議」。漫画家 つげ義春さんの20年前の言葉。 × × 心はやサミットへ。「先頭に 立ち世界をリードする仕事がし たい」。不人気にも、しっかり 適応してる首相の昨日の言葉。 × × 最近は、そのさえずりを聞く 機会も稀。古くから詩歌に詠ま れてきたのに。<谺して山ほと とぎすほしいまゝ>杉田久女 ――― 稀に「まれ」、谺に「こだま」、とルビ。
素粒子 5/26(月) 相撲協会の追加通達7項目 @ちゃんこ番以外お玉使用禁止 A親方に竹刀持たせたりしない B叩いて許されるの肩叩きだけ × × C横綱同士のだめ押しはだめだ Dにらめっこダルマさんとやれ E土俵上だけでいいから品格を F喧嘩相撲は以後、両成「敗」 × × 琴欧州、初優勝も、結び「青 白」醜態に興ざめ。昔は初場所 と年2回興行。<煌々と夏場所 終りまた老ゆる>秋元不死男 ――― 「相撲協会の追加通達7項目」が太字。 叩いてに「たた」いて、喧嘩に「けんか」、煌々とに「こうこう」と、とルビ。
天声人語 2008年05月27日(火曜日)付 銀座生まれの国文学者、池田弥三郎は相撲が好きだった。大相撲を見ての帰りは、隅田川の川 風に吹かれて家路についたそうだ。一月場所の冬の風は冷たい。九月場所は残暑の湿気をはらん でいる。川風なら五月場所が一番いい、と書いている。 この季節の国技館は〈桟敷では、そら豆のさみどりが懐かしい。そして、打ち出して出て来る と、上気した頬(ほお)に、川風がこころよい〉(『行くも夢 止まるも夢』)。そんな心地よ さを台無しにする、両横綱の醜態だった。 それも千秋楽、結びの一番である。勝負がついた後、四つんばいの白鵬を、朝青龍がさらに押 しつけた。怒った白鵬が立ち上がりざまに肩をぶつけて応じ、土俵上でにらみ合いになった。 朝青龍の所作は、「だめ押し」という代物ではないだろう。「勝利が確実になった後で、さら に点を加え(念を入れて)、勝利を決定的にする」のを、だめ押しと言う。敗れた者をさらに地 に這(は)わせるのは、幼い自己顕示にすぎない。 白鵬にも問題はあろう。荒ぶる心を鎮める冷静さを欠いていた。モンゴルの草原から吹く風は、 今や大相撲を支えている。とはいえ、伝統の川風を蹴散(けち)らして吹き荒れるなら、ファン も心穏やかではいられない。 大相撲放送半世紀の元アナウンサー杉山邦博さんが、近著『土俵の真実』で、大相撲の魅力を 「抑制の美を大事にしている」ことと述べている。勝ちっぷりも負けっぷりも、抑えが利いてこ そ見事、ということだろう。反面教師ぶりに、角界はまた「どこ吹く風」を決め込むのだろうか。 -------------------- 風で上手くまとめている。 優勝したのは琴欧州なんだから、そっちにも目を向けてやればいいのに、こういう無責任にはしゃ げる所だけ取り上げるのだね、マスコミの皆様方は。
素粒子 5/27(火) バーンサイド好投、クルーン 好救援、4番ラミレス4安打。 同じ日ゴンザレス薬物解雇。大 リーグにあらず、巨人のお話。 × × 75歳でエベレスト2度目の登 頂、三浦雄一郎さん。最高齢記 録は逸したが。後期高齢者にあ らず、果敢なる挑戦者のお話。 × × 白鵬だけに注意したのはおか しい。けんか両成敗にと横審。 だめ押しにあらず、北の湖理事 長にきつ〜いダメだしのお話。
反日反米、中朝大好き、言論表現のえり好みは自分の特権で、白鵬びいきのドルジ嫌い。 サヨクってやつはどうしてこう、判で押したように態度が全員揃うのかね。
天声人語 2008年05月28日(水曜日)付 それまではピーク15、つまり「15番の峰」と素っ気なく仮称されていた山が、世界最高峰 とわかったのは1852年のことだ。101年ののち、英国隊のヒラリー卿らが、究極の高みに 初の足跡をしるすことになる。 そのヒラリー卿の家に飾られた写真を見て、若きプロスキーヤー三浦雄一郎さんはエベレスト に惚(ほ)れたそうだ。70年に、8千メートル地点から滑降した。03年には、当時の世界最 高齢の70歳で頂上に立った。 異彩を放つエベレスト歴に、おととい、新たなページを書き加えた。75歳7カ月での2度目 の登頂である。8千メートルを超す山は、酸素を吸っても足はなかなか前へ出ない。アタックの 日、そこを15時間かけて、登って下りた。 今回のために、心臓を手術した。いつも左右に5キロの鉛を入れた靴をはき、重いリュックを 背負って街を歩いた。電車に乗れば、つり輪で懸垂をする。低酸素室での鍛錬も重ねた。老いと 競うように「75の夢」を追う姿を、以前に取材したことがある。 「涙が出るほど厳しくて、つらくて、うれしい」と、頂上から言葉が届いた。それまでの膨大 な「厳しくて、つらい」を、「うれしい」が太陽のように包み込む。その一瞬こそが、冒険家に 与えられる報酬に違いない。 世界最高峰ゆえにエベレストは大衆化し、登頂者はすでに3千人を超えている。最高齢の記録 も、前の日に登った76歳のネパール人に譲った。とはいえ、それで75歳の達成感がかき曇る ことはあるまい。自らの夢をかなえて、なお人を勇気づける。思えば幸せな冒険家である。
天声人語 2008年05月29日(木曜日)付 昭和の初め、黄熱病の研究のためにアフリカに赴いた野口英世は、自らが黄熱病にかかって51 歳の生涯を終えた。自分の作ったワクチンが効かなかったからだという。「私には分からない」 と、最期につぶやいたそうだ。時代は流れたが、その言葉に、感染症の怖さを見る思いがする。 英世の功績を記念した「野口英世アフリカ賞」を、政府が創設した。アフリカに関する医学や 医療を対象にする賞だ。その第1回が、きのう、横浜でのアフリカ開発会議に合わせて贈られた。 受賞者のひとり、ブライアン・グリーンウッド博士は、英国のマラリア研究者である。長くア フリカに住んで、現地での人材の育成にも力を注いできた。きびしい地域で地道な成果を上げて いるそうだ。 しかし、道は遠い。蚊が媒介するこの病気で、アフリカでは毎日3千人の子が命を落とすとい う。サハラ砂漠より南では、子どもは6人に1人が5歳を迎えられない。その大きな原因にもなっ ている。 「貧困の病」とも言われる。予防や治療に、なけなしの収入が消える。病が貧困を招き、貧困 が病をはびこらせる。マラリアだけではない。英世の死から80年をへて、エイズなど様々な感 染症が今もアフリカを脅かす。 アフリカに渡った英世を、当時の米紙は「宿敵である黄熱病との戦いを開始した」と報じてい る。そこまでの貢献はできなくても、今は、ささやかな協力でアフリカを支援する手だてが結構 ある。鳴り物入りの会議を機に、「遠くて遠い」と言われる国々に一歩でも近づけないだろうか。
素粒子 5/28(水) 分かりにくきもの。殺害時に 責任能力があり、遺体切断時に はなし、との判決。裁判官にも 精神鑑定を、と言いたくなる。 × × 呆れ果てしもの。勤務中に株 売買にうつつを抜かしたNHK 職員の多さ。どんな組織も、上 から腐るとはよく言われるが。 × × ご機嫌なるもの。アフリカ40 カ国首脳とのマラソン会談こな す首相。不人気忘れ、束の間の 世界のリーダー気取りの日々。 ――― 呆れに「あき」れ、束に「つか」、とルビ。 (-@∀@)<「河本雅也裁判長は頭おかしいんじゃないの?」と。
素粒子 5/29(木) 「跳びはねたら床が抜ける」 校舎が四川大地震で崩れ、前々 から児童らに注意していた先生 の言葉。遺族の憤り、やまず。 × × 「山から転げ落ちるように」 のれんにあぐらの大自信が崩 れ、船場吉兆女将の廃業の言 葉。おごれる者、久しからず。 × × 新宿コマ劇場、半世紀余の歴 史に幕。回りながらせり上がる 円形舞台「演歌の殿堂」も時代 には勝てず。独楽の舞い倒れ。 ――― 「跳びはねたら床が抜ける」「山から転げ落ちるように」が太字。 女将に「おかみ」、独楽に「こま」、とルビ。
(-@∀@) <どんな組織も、上から腐る
天声人語 2008年05月30日(金曜日)付 数年前、米国で18歳から24歳の地理知識を調べた人たちは驚いた。3人に1人が、約2億 9千万人(当時)の自国の人口を「10億人から20億人」と答えたからだ。「米国が世界の中 心だという思いこみが錯覚を与えているのでは」と調査の責任者は憂えていた。 思いこみの背景には、世界一の軍隊や経済があろう。もう一つ、英語の影響も大きいようだ。 何しろ、自分たちの言葉を世界中が学んで、話している。その席巻ぶりに「勘違い」をする者が いても、不思議はない。 英語の渦は、グローバル化でますます巨大化している。その奔流に、日本の小学生も乗ること になった。学習指導要領が改められ、5、6年生への授業が始まる。それでもまだ遅いと、政府 の教育再生懇談会が先日、3年生からの必修を提言した。 いざ海外で、日本人は英語の不如意に悩まされがちだ。中国も韓国も他のアジア諸国も、英語 教育に力を入れている。立ち遅れれば、経済などの国際競争で敗れかねない。そうした不安が提 言の裏にはあるようだ。 懇談会メンバーの英語力は知らない。だが「もっと早くから接していれば」という自らの悔い を、背景に見るのはうがちすぎか。もっとも専門家によれば、「それで自然に話せるようになる」 と思うなら、甘い幻想らしい。 いまや、英語を話す人はざっと15億という。世界の公用語になった感も強い。とはいえ貴重 な授業を英語に割くか、国語を重視すべきかは、意見が割れていると聞く。二兎(にと)を追っ て双方とも逃がすことのないよう、お願いしたい。 -------------------- 全部「他人事」を書いているのが、淡白で味気ないコラムになっている原因であろうなあ。 福島氏は米国、富永氏はおフランスでの勤務があったのだから、外国語については一家言もあろ うかと思うのだが。そこらへんを読みたかった。
>>155 >数年前、米国で18歳から24歳の地理知識を調べた
どんな人が対象だったのか書いてないからコメントしようがない罠。
もし、高等教育あるいはいわゆる義務教育を受けていない(受けられない)人や、
移民(経済難民)を含むのなら、十分にありうる話ではないかと思う。
そうでないなら、学習の内容に問題があるか学問への理解か意欲に問題があるか。
その後で初めてアメリカ人は傲慢で錯覚している可能性を考えるのが普通ではないか。
無論勘違いをする者もいただろうが、それを捕まえて全体を批判するのでは
批判者自身の方がアメリカ人を勘違いしているのではないかと「錯覚」してしまうよ。
例えるなら、中国人の同年齢全てを対象に中国人の人口を尋ねてみたら、
どれだけの人が妥当な範囲の回答ができると思う?
少なければ謙虚で、正しければ賢明で、多ければ傲慢だと言うのか?
そんな問題ではなかろう。
アメリカ人への批判のための批判を書いただけの日記帳だよこれじゃ。
157 :
文責・名無しさん :2008/06/01(日) 18:17:19 ID:Jpx7FwUT0
今日の天声人語は現実が全然見えてなくて、とても大手新聞が書くようなコラムではなく カルト宗教系の新聞のコラムかと思った。
素粒子 5/30(金) ブッシュ大統領の元側近が暴 露本。イラク開戦を痛烈批判。 縁が切れてから噛み付くところ が、尻尾を振るポチたる所以。 × × アデランスの株主総会で社長 らの再任案否決。異常事態も簡 単に頭のつけ替え求められると ころが、かつら会社たる所以。 × × コカ・コーラの瓶、立体商標 OK。そりゃそうだろ。黒い液 体、味など同じ。あのくびれ が、スカッと爽やかたる所以。 ――― 噛み付くに「か」み付く、尻尾に「しっぽ」、所以に「ゆえん」、爽やかに「さわ」やか、とルビ。
素粒子 5/31(土) 真相分からぬ自衛隊機の派遣 騒ぎ。「少佐の『打診』が『政 府要請』に変質」と毎日特報。 政治的伝言ゲームの、お粗末? × × クラスターで決断「力」見せ た首相。アフリカ支援「国民へ 説明努『力』足りない」とボノ さん苦言。そんなに力、ない? × × 明日は競馬の祭典第75回日本 ダービー。05年生まれ8150 頭の頂点に立つのは。<ダービ ーに勝ちし男が隣に居>中小雪
160 :
文責・名無しさん :2008/06/01(日) 21:21:47 ID:POEsid9e0
クラスターでチンパンが決断力見せたって本気で言っているの?
しかし、天声人語書いているやつホント頭おかしいな >だが、敵軍の本土上陸という「机上の危機」に備える前に、やるべきことは多い。 あたかも、支那、朝鮮がせめてくることがありえないような書き方だなw 日本が自衛隊を海外に出そうとするだけで、軍国主義の復活で今にも他国に攻め入るような危惧を書き連ねるくせにw
>>161 あらゆる危機を想定し準備することは国だけでなく、企業や個人でも常識なのにね。
天声人語 2008年05月31日(土曜日)付 波が逆巻き、大地が揺れ、大きな災害がアジアを襲った。苦難の中から立ち上がろうとする人々 がいる。復興への願いをこめて、悲しみをくぐり抜けて輝く5月の言葉から。 兵庫県の長岡照子さん(82)は阪神大震災で弟を亡くした。体験と防災の「語り部」を続け ている。「話すのは、今だってつらいんよ。でも同じ思いをしてほしくないから話すんよ。経験 者が伝えて被害を小さくできるなら、それでええやないの」。 北京で秋にパラリンピックがある。車いすバスケットの選手、福島県の増子恵美さん(37) は交通事故で19〜21歳を病院で送った。「運命に逆らわず、ぼちぼち歩み、進化していきた い。失った青春時代を今、埋められている気がします」。日本女子チームの司令塔を務める。 アフリカ・ウガンダの孤児らの「聖歌隊」が名古屋市などで公演した。空腹に泣き、一日中土 を掘って食べ物を探したような子どもたち。「希望のないところから希望を見いだしてきた物語 が一人ひとりにある」と実行委の清家弘久さん(48)。澄んだ歌声に拍手がわいた。 ひきこもりの人の共同作業所が和歌山市にある。事務局長の永井契嗣さん(36)は、自身、 7年のひきこもりから立ち直った。「人はたくさん失敗し、たくさん成功もする。どっちにして も大したことはない、自分は自分だと思えるようになる」。 「きっと誰かが助けてくれると思った」と中国の被災地から、200時間ぶりに救出された98 歳の女性の声が届く。誰かを信じることは、かくも強い命のささえかと思う。
天声人語 2008年06月01日(日曜日)付 群れをなして舞い降り、自爆によって敵を葬る。生き残った仲間は草むらなどに潜み、戦いが 終わった後も子どもらを殺し続ける。どこの鬼畜部隊もかなわない、クラスター爆弾の残酷さだ。 人殺しの道具に善も悪もないが、この兵器はとりわけタチが悪い。親爆弾が空ではじけ、数百 もの子爆弾を雨と降らす。いくつも残る不発弾はわずかな衝撃で爆発し、何年にもわたり民間人 を死傷させる。地雷をばらまいたように、平和が戻った後の生活、土地、時間を奪う。 人道上の批判がようやく実を結び、この週末、クラスター爆弾のほとんどを禁止する条約が国 際会議で採択された。不発になりにくい最新型を除いて、参加国は発効8年以内に全廃する。慎 重だった日本も同調し、手持ち分はすべて廃棄するという。 情けないことに、米国、ロシア、中国などは条約づくりにさえ参加していない。それでも、対 人地雷のように国際世論で包囲し、軍事大国が「使いづらい」状況を作ることはできる。条約を 一歩にしたい。 自衛隊は「人道的」な最新型の調達を検討するらしい。長い海岸線の防衛に欠かせないという。 だが、敵軍の本土上陸という「机上の危機」に備える前に、やるべきことは多い。首相の決断で 同意した条約だ。廃棄の実績をもって、同盟国や周辺に平和国家の範を示してはどうか。 現実論に百歩譲っても、およそ人道的な爆弾などない。兵器は人間の弱さ、未熟さの証しだ。 作っては壊す無駄のきわみ。不幸の根はいつも、武器ではなく、武器を手放せぬ者にある。 -------------------- クラスタ弾のアレコレは、欧州人のいつも通りの「オレたちには必要ないから、お前らも持つな」 という傲慢の延長上にある話なんではないかと思う。 第5段落『「机上の危機」に備える前に、やるべきことは多い』、何々より前に何々をするべきだ、 なんつう考え方こそ「机上の論理」ではなかろうか。 人道的だの現実論だのは、前提として「非武装平和」がある以上無意味な言葉の羅列だと感じる。
天声人語 2008年06月02日(月曜日)付 幕末、将軍の使節として渡米した仙台藩士、玉虫左太夫(さだゆう)が、船で知った「ビール ト云フ酒」の味を『航米日録』に記している。米船の食事や楽隊に顔をしかめた玉虫も、祝宴で 「一喫」したそれについては「苦味(にがみ)ナレドモ口ヲ湿スニ足ル」と評した。 飲める口であれば「湿スニ足ル」季節を迎えた。玉虫の寸評から150年、日本のビールは百 花繚乱(りょうらん)だ。昨今の新製品に驚きはなしと思っていたら、のどがちょいと鳴る話が 届いた。「宇宙ビール」である。 06年、岡山大の杉本学准教授がロシア科学アカデミーの研究に参加し、国際宇宙ステーション で大麦の種を5カ月寝かせた。一部は発芽もしたそうだ。これをサッポロビールが殖やし、先週 末、群馬の試験農場で大麦45キロを収穫した。秋にビールと麦茶にするという。 原料は、無重力と強い宇宙線に長くさらされた遺伝子を継ぐ。正常な一品ができれば、宇宙基 地で自給自足する夢が膨らもう。味の確認には体を張って協力したいけれど、今回は大瓶100 本分ほどで札止めらしい。 宇宙での栽培に猛進するのもいいが、宇宙ビールの量産という脇道もある。とびきりの非日常 と、ありきたりの飲料の出合い。グラスを満たす別世界に、地上の憂さは光速で晴れるかもしれ ない。 南極の氷でオンザロックを作ると、零下に封じられた太古の空気が弾(はじ)けるそうだ。「宇 宙の泡」に口先を埋めれば、天の川で遊泳する気分に浸れようか。シャトルで精勤中の星出さん には申し訳ないが、飲んべえの欲と夢は天井というものを知らない。 -------------------- 左党にとっては、宇宙への夢よりグラスの中ではじける泡。
166 :
文責・名無しさん :2008/06/02(月) 14:42:27 ID:9RfufFII0
(平成20年度 男女平等推進委員会 標語) みんなの力で男性差別のない明るい社会を築こう (この標語を読んだ人は3回他のスレッドに貼り付けて下さい。)
167 :
文責・名無しさん :2008/06/02(月) 22:48:41 ID:9RfufFII0
(平成20年度 男女平等推進委員会 標語) みんなの力で男性差別のない明るい社会を築こう (この標語を読んだ人は3回他のスレッドに貼り付けて下さい。)
>>164 「日本が率先して○○することで、平和国家としての姿勢を〜」って、
手垢にまみれたフレーズを恥ずかしげも無く使える天人に乾杯。
「自衛隊解体」「慰安婦への謝罪と賠償」等々、バリエーションは無限大w
周辺国が参加しないのに日本だけが条約参加という状況に危惧を示した
田岡元帥に説教してもらったらどうかね?
天声人語 2008年06月03日(火曜日)付 服飾デザイナーのイブ・サンローランさんが71歳で亡くなった。早咲きの天才にして、モー ドの帝王。商いはハンカチや靴下のライセンス生産にも広がった。どのご家庭にも、頭文字をあ しらった「YSL」の引き出物が一つ二つあるかもしれない。 大御所クリスチャン・ディオールに見込まれた時は、まだデザインの学生だった。ディオール が急死すると、21歳で同社の主任デザイナーとなり、総帥を欠くブランドを支えた。 因習を破り続けた人でもあった。パリはセーヌ川の右岸が商業、左岸は学生と文化の街と色分 けされてきた。高級注文服の店は右岸に集まっていた。66年、反対側に既製服の店、その名も リヴ・ゴーシュ(左岸)を出す。 初日、親しい女優カトリーヌ・ドヌーブが訪れ、男物仕立てのパンツスーツを買っていった。 このスタイルが広まり、「二流の市民として男たちに従う意志などないことを示す、新しい世代 の女性たちのユニフォームとなった」(アリス・ローソーン『イヴ・サンローラン』)。 男性用香水の広告写真で自らヌードになったのは35歳の時。「スキャンダルを起こしたい」 と、いつもの黒縁めがね一つで、ほっそりした体をさらした。「要約や分析が難しい人」と評さ れる。 創意と財力がせめぎ合うファッション業界。転変は目まぐるしく、古巣のディオールはルイ・ ヴィトンの巨大グループで、YSLはグッチ傘下で美を競う。繊細、虚飾、女性解放。様々なイ メージを縫い込んだその頭文字は、主なき後も「要約」を拒んで生き続ける。
天声人語 2008年06月04日(水曜日)付 永田町の議員会館に車で乗りつける国会議員に、共同通信が「直撃取材」を試みたそうだ。35 人のうち11人がシートベルトをしていなかった。法律をつくる者の3割がルールを無視、など と力むまい。始まりは、まあそんなものだろう。 今月から、自動車の後部座席でもベルト着用が義務づけられた。「安全を強いる」というのも 妙な話だが、後ろに座る人のほぼ9割が、万一の備えより束(つか)の間の自由を選んでいる現 実があった。 なるほど、交通事故はないと決めてかかれば、ベルトをたぐる小さな面倒は大きく、上半身を 包むささやかな窮屈は耐え難くもなる。重労働に拷問である。これが、事故を前提に考えるとあっ さり逆転、それで済むなら喜んでとなろう。望遠鏡をどちらからのぞくかで、物は大きくも小さ くもなる。 タクシーの運転手さんは夜が心配だという。お酒が入った客とのやりとりがこじれ、「お前の 指図は受けん」などと逆上されないか。なにしろ、後方のわがままでとがめられるのは運転席な のだ。 75歳以上のドライバーには「もみじマーク」の表示も義務化された。もみじ付きのタクシー は、これまた後席の反応が気にかかる。プロの運転者でなくても、年齢を示して走るのに抵抗が ある人はいる。 もみじの区切りは、不評の「後期高齢者」と重なる。あれもこれも、議員と高級官僚が永田町 で決めたこと。ふだん黒塗りの後席でふんぞり返っている人ほど、足元が見えにくい。人生まま ならぬ者の痛みにも鈍くなる。慣れないベルトはこたえるに違いない。 -------------------- 始まりの『…などと力むまい』から、締めの段落の『議員と高級官僚が永田町で』『ふんぞり返っ ている人ほど、足元が』まで、とことん視線がひねくれている。
>>170 「義務化」という言葉に過剰に反応してる、反権力厨のくだらんコラムだな。
>ふだん黒塗りの後席でふんぞり返っている人ほど、足元が見えにくい。
ハイヤー使い放題の記者や論説委員とかな。
【産経抄】6月4日
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080604/stt0806040233001-n1.htm 生臭いうわさ話が大好きで、夜ごと赤坂や銀座で情報収集にいそしむ国会議員のセンセイたち
にとって、平日夜のテレビドラマは最も縁遠い存在だ。それでも例外はあるようで、木村拓哉さん
が若き総理大臣を演じるフジテレビ系「CHANGE」(月曜夜放送)は、与野党から熱い視線
を浴びている。
(中略)
教育や年金、医療はどうあるべきか。消費税を上げるのか上げないのか。根本的な課題から政
党は逃げている。政界にキムタクがいない以上、まじめに政策に取り組まねば、既成政党すべて
が有権者から「チェンジ!」と宣告されかねない。
--------------------
,.――――-、
ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、
| | (・)。(・)|
| |@_,.--、_,>
ヽヽ___ノ チェンジしたら人民解放軍が来たでござる
の巻
173 :
文責・名無しさん :2008/06/04(水) 22:25:04 ID:wPAN1xxQ0
>>170 >タクシーの運転手さんは夜が心配だという。お酒が入った客とのやりとりがこじれ、「お前の
>指図は受けん」などと逆上されないか。
普段から庶民を見下している朝日の記者が運転手に逆上する姿が目に浮かぶ。
素粒子 6/2(月) ガソリン170円突破。この 先、どこまで上がり続けるの か。暮らし直撃、どこへ消えた 民主党「ガソリン値下げ隊」。 × × 火星に氷? いったいどんな 味がするんだろう。イチゴやレ モンに加え、この夏「氷火星」 の新メニュー、登場するかも。 × × 梅雨入りのところもあるが、 「衣替え」の昨日、晴天に恵ま れたところ多し。<六月を奇麗 な風の吹くことよ>正岡子規 ――― 奇麗に「きれい」、とルビ。
素粒子 6/3(火) 「姥捨て山」医療、与党が負 担軽減案。そもそも、早く死ん でくれと言わんばかりの制度へ の怒り。これで収まりますか。 × × 省庁の「娯楽費」使い道に新 基準作り案。そもそも、お役人 の「娯楽費」なぜ税金で出さね ばならぬ。さっぱり理解不能。 × × 原口緑郎さん発行の「ねこ新 聞」。題字下に「富国強猫」掲 げ、創刊14年目の6月号で10 0号。ユーモアと反骨心に祝。 ――― 姥に「うば」、とルビ。
素粒子 6/4(水) クリントン氏が、こんな啄木 的心境になるのは、いつ。「オ バマ氏がわれより偉く見ゆる日 よ花を買ひ来て夫としたしむ」 × × 町村官房長官が、こんな啄木 的心境になるのは、いつ。「物 言へど物言へどなほわが評判よ くはならざりぢつと手を見る」 × × 福地会長が、こんな啄木的心 境になるのは、いつ。「NHK の職員に向かひて言ふことなし NHK職員はありがたきかな」 ――― 素粒子の筆者が、啄木のこんな心境を知るのはいつか。 >非凡なる人のごとくにふるまへる >後(のち)のさびしさは >何にかたぐへむ
>>175 > 「姥捨て山」医療、与党が負担軽減案。そもそも、早く死んでくれと言わんばかりの制度へ
>の怒り。これで収まりますか。
素粒子書きよ、お前、頭が悪いの?
本当に「早く死んでくれと言わんばかり」だったら、75歳以上を分けずに、全員同じ負担率にす
るよ。現状を知らんのか? 3割負担になっているんだ。
じじばばも一緒に3割負担にして、さあこれで公平。
そうするかね?
それともナニか。老人は医療を無償にするべきかね。
で、だったら、老人てのは何歳からを言うのだ?
> 省庁の「娯楽費」使い道に新基準作り案。そもそも、お役人の「娯楽費」なぜ税金で出さね
>ばならぬ。さっぱり理解不能。
素粒子書きよ、お前、頭が悪いの?
公務員の給料は全て税金から出るから、だよ。
お前のところ、朝日新聞社では、福利厚生費、交際費、その他「しんぶんがみの上に文字を乗せ
る用途以外に使われる銭」は、全く出ないのか?
頭の悪い煽りしか書かないバカには、反吐が出る。
>>170 タスポとかディーゼル車規制とか、お上主導で新しい規制が出来ると
必ずこういう「規制と現実の板挟みになるカワイソウな人々」というお涙頂戴記事が出てくるよな。
規制の出来た背景や意義についてきちんと検証・啓発するのが正しいマスコミのあり方ではないの?
何か問題や事故が起きれば「規制なく危険野放し」とか叩くくせに。
記者が無能なのか、読者はそんなに頭良くないとタカをくくっているのか。
179 :
文責・名無しさん :2008/06/05(木) 06:59:41 ID:26tzXkpuO
今日はアメリカ民主党候補にヒラリが選ばれなかったことへの愚痴愚痴愚痴。 これぞチラシの裏レベル。
天声人語 2008年06月05日(木曜日)付 〈宇宙飛行士の訓練に応募したい〉。そんな手紙を米航空宇宙局(NASA)に出したのは14 歳の時だ。「女はだめ」という返信を、ヒラリー・クリントン氏(60)はこう振り返る。「生 まれて初めて、勤勉と決意をもってしても克服できない障害があるとわかった」(自伝『リビン グ・ヒストリー』)。 勤勉と決意が足りなかったか、しょせん克服できない壁なのか。米大統領選の民主党候補者選 びで、バラク・オバマ氏(46)が指名を確定し、ヒラリー氏は届かなかった。 指名争いが長く白熱した分、党内の亀裂は深い。11月に共和党のジョン・マケイン氏(71) に勝つには、ヒラリー支持層をつなぎとめるしかない。オバマ氏の副大統領候補になるのかどう か、彼女の「降り方」に関心が集まる。 「女はだめ」の返事から半世紀、米国からは何人もの女性が宇宙に飛んだ。だが、政治の頂を 踏んだ者はいない。手をかけた者もなし。ヒラリー氏は空前の健闘ながら、さしあたり「準決勝 敗退」が歴史に刻まれる。 仏ジャーナリスト、C・オックラン氏は、彼女は男なら求められないことを求められていると 書いた。「知的であると同時にセクシーに、母親であると同時に自立して、美しく、安心でき、 モラルがあって、現代的で、つねに若くと」(『ヒラリーという生き方』)。 こうした要求をそこそこ満たし、かつ、能力と野心を備えた人物はそうは出ない。たぐいまれ な一人からの「求職」の手紙に、米社会の返事は甘くなかった。さて4年後、もう一通したため る決意はありや。 -------------------- ヒラリー氏の場合はなあ、あれは「女性だからダメ」ではなく、ヒラリー・クリントンではダメ、 という風に感じる。 第5段落「男なら求められないこと」、ならば「男なら求められるが女には求められなかったこと」 というものは、存在しなかったのか。
>>175 >省庁の「娯楽費」使い道に新基準作り案。そもそも、
>お役人の「娯楽費」なぜ税金で出さねばならぬ。さっぱり理解不能。
民間企業の福利厚生を真似たんですよ。人材を集めるとか色々理由つけてね。
今は「民間のレベルに下げるのではなく、民間が公務員の福利レベルに合わせるのだ」
と労組がほえているんだけど、全然報道しないねぇ・・・
民間と同じ手法で改革やってるハシゲ叩きはやってるけどさw
>>180 朝日的には白人女性>>>黒人男性なのかね。
相手が黒人女性候補だったらどうなったんだろうw
フランスの大統領選の時みたく、また天野祐吉は負け惜しみ書くのかな。
ヒラリーは訴えた「初の女性大統領を!」 オバマは訴えた「初の黒人大統領を!」 結果、共和党のライス候補が当選した… ってジョークが昔あった。 まぁ結局でなかったからアレだけど、 ライスみたいな人が当選したら朝日は何て書くんだろうねw
天声人語 2008年06月06日(金曜日)付 飲酒運転の連想からだろう。「車と酒」の組み合わせには背徳がにおう。映画では、リムジン の冷蔵庫から白昼堂々、シャンパンとキャビアが現れることもある。出てくるモノはがくんと落 ちるが、似た図が報じられた。 財務省などの官僚がタクシーで帰る際、運転手からビールやつまみなどを供されていたそうだ。 「晩酌サービス」にあずかったのは、きのう公表の財務省分だけで383人。うち19人は現金 や金券までもらっていた。長妻昭衆院議員(民主)が全省庁に調査を求め、発覚した。 深夜の霞が関では、客待ちの車が列をなす。残業が習いの役人は大切なお客さんだ。自腹なら どんなサービスを受けようと勝手だが、支払いは役所のタクシー券だから話は別。税金のおこぼ れで一杯や小遣いということになる。 5年にわたり年150回程度もおごられ、お金や金券を渡された人がいるという。こうなると 行きつけの店どころではない。小遣いは論外として、いらぬ心配ながら毎度ピーナツやスルメで は飽きないか。 億単位の国費に慣れすぎると、ビール一本の節約に努める家計が見えなくなる。折しも後期高 齢者医療制度では、低所得層ほど負担増になりやすい傾向が分かった。これまでの説明とは正反 対、もう「設計ミス」である。 「実施前に調べるべきだった」という間の抜けた発言には、耳を疑うどころかふさいだ人もい よう。タクシー晩酌について厚労省はまだ調査中らしい。しばらくは残業が多いはずだ。高齢者 の怒りを「車内バー」に置き忘れることなかれ。 -------------------- これまた、何がどう悪いという話なのか不明なまま、印象だけで「悪!」と叫んでいるだけとい う職業アジテータっぷり。 金券は悪いな。ポイント還元くらいにしておけ。ビールとつまみは、何が悪いのかわからん。 挙句、後期高齢者医療制度の話を無理矢理絡める木に竹継ぎ。
>185 特定の人物だけにビールとつまみを出すと贈賄にならんか? 後期高齢者医療制度って政府発表では69%が負担減なんだろ? てーことは年寄りは低所得者層が少ないってこと?
>>186 うちの社の車に乗ってもらうためのわいろっちゃあわいろだが。
民主党が日が暮れてから委員会資料を請求するので深夜まで残業してるんだよ。
>187 ミンスのバカ議員どもが時間ギリギリまで質問趣意書を出さない嫌がらせをやってることは知ってる。 官僚システムを機能させるためにもタクシーだって必要。公務員宿舎だって必要。 が、今回発覚したサービスはアカンやろ。
>>183 4年後は共和党はライスを大統領候補に担ぎだしてくるよ( ・∀・)ニヤニヤ
素粒子 6/5(木) 嘘つきは泥棒の始まり。「低 所得層は負担が減り、高所得層 は負担増」。こんな説明が「姥 捨て」医療の始まり、始まり。 × × 実態調査の結果は全く逆。真 っ赤な嘘バレちまった。詭弁、 屁理屈お手の物の厚顔官僚よ。 これは、あまりにひどすぎる。 × × 「嘘つきは真実を語りても信 じられず」とは、ローマの政治 家キケロの言葉。失ったもの、 想像以上に大きいぞ、きっと。 ――― 嘘つきに「うそ」つき、姥に「うば」、詭弁に「きべん」、屁に「へ」、とルビ。
素粒子 6/6(金) 霞が関名物・居酒屋タクシー 缶ビールにおつまみ、現金や金 券が貰える粋なサービス。早く 巷に許可してよ、国交省さん。 × × 難波名物・ワッハ上方 大阪 維新で風前の灯。浪速文化は泣 き笑い。シクシク上方と改名し たらOK?涙もろい橋下さん。 × × 官邸名物・静かなる革命 出 しゃばり官房長官との差別化狙 い、本当は「静かなるドン」て 言いたいんでしょ、福田さん。 ――― 「霞が関名物・居酒屋タクシー」「難波名物・ワッハ上方」「官邸名物・静かなる革命」が太字。 貰えるに「もら」える、巷に「ちまた」、灯に「ともしび」、とルビ。
素粒子 6/7(土) 北京五輪に出場の日本競泳選 手向け英スピード社からの新C M「泳ぐのはあなたでも、世界 新記録を出すのは水着です」。 × × 霞が関の全省庁向け国民から の新CM「甘い汁を吸うのはお たくらでも、タクシーチケット 代払っているのは私らです」。 × × 明日からまた鬱陶しい天気が 続く。この時期、楽しみといえ ば梅酒づくり。<青梅の臀うつ くしくそろひけり>室生犀星 ――― 鬱陶しいに「うっとう」しい、臀に「しり」、とルビ。
193 :
文責・名無しさん :2008/06/08(日) 00:43:06 ID:Vn2RPVOn0
>>185 >億単位の国費に慣れすぎると、ビール一本の節約に努める家計が見えなくなる。
朝日の2千万円の年収に慣れすぎても、ビール一本の節約に努める家計は見えなくなるぞ。
>>190 > 「嘘つきは真実を語りても信
>じられず」とは、ローマの政治
>家キケロの言葉。失ったもの、
>想像以上に大きいぞ、きっと。
朝日新聞のことですね、わかります!
>>192 > 北京五輪に出場の日本競泳選
>手向け英スピード社からの新C
>M「泳ぐのはあなたでも、世界
>新記録を出すのは水着です」。
アホくさ。
水着が泳ぐんじゃない、選手が泳ぐんだよ。
「記事を書くのはあなたでも、ケツを拭くのは新聞紙です」
OWD恒 不正蓄財の歴史 条約局長(1984―87) 1986年8月 コンクリ御殿完成 外務大臣官房長(1987―88)OECD(経済開発協力機構)大使(1988―89) 1987年 コンクリ御殿(建物)に根抵当権が2000万設定 1993年6月 雅男 嫁にいく 外務省審議官(1989-91) 外務事務次官(1991ー93) 1997年 建物の根抵当権抹消 国連大使(1994年4月-98年10月) 1999年 大使公邸購入 日本国際問題研究所所長(JIIA)(1998.3-2003.1) &世界銀行総裁上級顧問(1999-2003) 2000年 コンクリ御殿(土地)根抵当権仮登記 債務者/江頭(日本興業銀行/4000万)
天声人語 2008年06月07日(土曜日)付 〈その昔この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました〉。85年前に初版が出 た『アイヌ神謡集』の序は、そう始まる。編訳者の知里(ちり)幸恵(ゆきえ)は自分たちを「亡 (ほろ)びゆくもの」と呼び、文化の一端でも残そうと病身にむち打った。 彼女は母語と和語を自在に操る天才少女だった。見いだし、導いたのは言語学者の金田一京助 だ。南の文明に脅かされる同胞(ウタリ)が「進みゆく世と歩をならべる日」を夢に見て、幸恵 は19歳で逝く。本は間に合わなかった。 アイヌを列島北部の先住民族と認める国会決議が、きのう全会一致で採択された。〈多数のア イヌの人々が、法的には等しく国民でありながらも差別され、貧窮を余儀なくされた〉。その権 利を守る政策をさらに進めるよう、政府に求めている。 つい11年前まで、アイヌを旧土人と呼ぶ法律があった。土着の史実を認めていたも同じだ。 先住民族の権利を尊ぶ国際的な流れにならえば、「歩をならべる」べきは世の中の方で、決議も その一歩となる。 異なる文化や習慣が出会うことで、社会は厚みを増す。反対に「単一民族」の虚構は、妙な思 い上がりに化けかねない。すべては多様性を認め合うことから始まる。 〈銀の滴(しずく)降る降るまわりに、金の滴降る降るまわりに〉。フクロウの神(カムイ) は、そう歌いながら飛ぶ。「神謡集」冒頭の一編だ。神は金持ちの子らが放つ金の矢をよけ、貧 しい子の木の矢にわざと射られる。大自然と折り合い、漁猟や耕作にいそしむ心優しき民。幸恵 が伝えようとした、先住民族の生活や精神に学びたい。 -------------------- 「先住民族」と認めるのも、「旧土人」と呼ぶのも、その言葉が違うだけで視線の向く方向は一 緒であろうと思う。 問題の根っこは、アイヌと呼ばれる人々がどうあるべきか、だと言うことであろう。 むろんそれは、アイヌと呼ばれる人々が決めることなんだけれど、その決定に政治的なアレコレ が絡んでいたり、その決定が「全てのアイヌびとの望み」ではなかったりすると、更なる不幸を 呼ぶだろうと思う。
天声人語 2008年06月08日(日曜日)付 今年が生誕から130年の日本画家、鏑木(かぶらき)清方は繊細な美人画で知られる。忘れ がたい文章も数多く残した。そのひとつに『雨声』という随筆がある。 糸のような春の雨には茅(かや)ぶきの屋根が似合う、と画家はいう。そして、急な雨なら瓦 屋根がいい、と。〈夏の夕立など茅屋根では折角(せっかく)の力がぬけて面白くない〉。たし かに夏のにわか雨は、瓦の家並みに、白く降りしぶいてこそ風情がある。 〈急がるる仕事もなく、訪(おと)ないくる人もなき閑日の昼下り、真昼の雨のこまやかなる もよし〉と言いながら、夜雨の趣もこよなく愛した。いまごろの季節なら、日がな一日降りこめ られても、心静かに雨声を楽しめた人のようだ。 日本列島は、ほぼ半身が梅雨入りした。遠からず、ほかの地域も、青く煙ることだろう。厭(い と)われがちだが、名脇役のような季節である。梅雨が近いと思えばこそ、初夏の風は、よりさ わやかに肌に吹く。そして梅雨明けゆえに、真夏の開放感はより爆発的だ。 だが近年は、梅雨明けがはっきりしないことが多いそうだ。降り方も強くなっている。たちま ち冠水をもたらす「暴れ雨」が目立つ。専門家によれば、水蒸気量の変化など、地球規模の変動 が関係しているらしい。 今年の梅雨も少々つむじ曲がりだ。沖縄の梅雨入りは異例に遅かった。さらに、南からという 常識を覆して、九州北部や中国は、関東甲信に先を越されている。〈かたつむり甲斐も信濃も雨 のなか〉飯田龍太。どうか騒がず暴れず。田畑を潤し、夏場の水を蓄える、恵みの雨期であって ほしい。 -------------------- 失敗しないお天気ばなし。 内容はまあ、引用が多いのが気になる向きもあるだろうけれど、滑らかな筆致で涼やか。
そういやアイヌの有名人って誰かいるっけな。宇梶くらいか。 宇梶の母親がそういう運動に熱心だったとは聞くが。
199 :
文責・名無しさん :2008/06/09(月) 14:17:34 ID:rQxyX6470
>>196 >アイヌを列島北部の先住民族と認める国会決議が、きのう全会一致で採択された。〈多数のア
>イヌの人々が、法的には等しく国民でありながらも差別され、貧窮を余儀なくされた〉。その権
>利を守る政策をさらに進めるよう、政府に求めている。
今までずっと法的に等しく国民だったのに、片方の権利だけを優遇したら
もう一方を差別することにならないか?
>199 まるで童話だな。
天声人語 2008年6月10日(火)付 男が取り押さえられ、横たわる道端の看板に「激安商品大量展示」とあった。近くのビルの劇 場では、女性アイドルグループが公演中だった。日本の消費経済とオタク文化を象徴する街 「AKIBA」での惨劇である。 日曜日の昼、東京・秋葉原を襲った殺傷事件。のんびりと始まった電気街の歩行者天国で、7 人が亡くなり、10人が重軽傷を負った。逮捕された男(25)は「人を殺すために秋葉原に来 た」と語ったそうだ。魔が差した、のではないらしい。 まじめで無口という派遣工員の中で、何が爆発したのか。静岡県内でトラックを借り、ナイフ を携えて東名高速に乗る。「無差別計画殺人」の暴走に、停車やUターンはなかった。 男は3日前から、携帯サイトで犯行をにおわせていた。当日には秋葉原と予告し、行動や心境 を約30回も書き込んでいる。「人がたくさんいる」と選ばれた街の、その日その刻。南北にゆっ たり流れる人波を、西から東へと殺意が切り裂いた。両者が交わる四つ角に、犠牲者は居合わせ た。 男は「世の中が嫌になった」「生活に疲れた」と漏らしたという。このご時世、仕事の悩みや 日々の暮らしに押しつぶされそうな人は、いくらもいる。目をこらしても、そこから17人殺傷 に至る線が見えない。 「誰でもよかった」とうそぶく者は、どの「誰」にも懸命な人生があり、大切な人がいること に思いが及ばない。それでいて、身勝手な「計画」を冷めた文字列で誇示し、実行に移す。他者 への鈍感と、自己愛との途方もない落差に、ただ慄然(りつぜん)とする。 -------------------- 今日はほとんど全ての新聞コラムが、秋葉原の話を書いている。 天人子のこれは、他のどのコラムにもまして華美な修辞が、どうにも鼻につく。 ブンガク風ではあるけれど、細い幹をごてごてと飾り立てただけとも見える。
【信濃毎日新聞】斜面 6月10日(火)
http://www.shinmai.co.jp/news/20080610/KT080609ETI090006000022.htm 「誰でもよかった」「誰でもいい」−。犯人がこんな言い方をするむごい事件が、このところ
目につくように思う。東京・秋葉原で起きた通り魔事件の容疑者も、誰でもよかったと供述して
いる。
投げやりな言い回しの「誰」には、顔かたちの違う一人一人の人間という意味合いは感じられ
ない。血の通わないモノを扱うような印象がある。人間らしい心の通わせ合いを拒む響きもある。
どんな動機があるにせよ、「誰でも…」の言葉には救いがない。
戦争や兵器と似たところがある。どんな戦争も兵器も許されるものではないけれど、無差別の
空爆や市民をあやめるクラスター弾となればむごさが募る。人の道に背くとして、レバノンを空
爆したイスラエルは国際社会の批判を浴びた。クラスター弾についても先日、国際会議が禁止す
る条約案を採択した。
今度の事件で、たまたまこの「誰」になった犠牲者は浮かばれない。それにしても、人を疑っ
てかかれというような世の中に、いつからなってしまったのだろうか。日曜日の歩行者天国もお
ちおち楽しめないのでは、切ない限りだ。
本紙の投稿欄で去年、岡谷市の15歳の少女が、事件での「誰でも…」という理由が信じられ
ないと書いていた。人間は一人一人顔が違い、ものの見方や考え方も違う−とも。「誰とも仲良
く」と言う場合の「誰」は、それぞれがかけがえのない命を持っている。
--------------------
戦争、兵器、クラスター弾に絡めるとは、正しく、斜面の上で斜め上に向かって走っているかの
如きコラム。
【北海道新聞】卓上四季 通り魔(6月10日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/97975.html 何かが怪しげに煮立っている。泡がふつふつと毒気を放つ。これを浴びると、道を誤る人間が
相次ぐ。そんな大釜が、この社会のどこか底に潜んでいるかのようだ。
日曜の歩行者天国が地獄絵に変わった。秋葉原の事件の容疑者は二十五歳、「人を殺すために
来た。誰でもよかった」と供述した。ネットで事件を予告している。秋葉原を「劇場」にした犯
行にもみえる。
三月の茨城の通り魔は二十四歳が容疑者、「早く捕まえてごらん」と110番で挑発した。や
はり「誰でもよかった」と八人を殺傷した。一月の品川の通り魔は十六歳が容疑者、「おれを侮
辱するんじゃねぇ」と叫んで、五人に切りつけた。
児童に指さされたと、車をバックさせて登校の列に突っ込んだ事件も先週千葉県であった。人
命はかからぬが、チューリップ切断は模倣が続いた。いら立ちや不満、絶望が、途切れない通奏
低音として、この社会に響いている。
毒気を放つ大釜では、貧困や格差といったものも煮えていよう。昨日の夕刊をめくったら、作
家の辺見庸(よう)さんが、事件とは別に、若者のこんな発言を紹介していた。「ぼくら、いっ
たんアンダークラス(下の階級)にくみこまれたら袋小路からぬけだすのは不可能にちかいんで
すよ」。
被害者には全くの不意打ちだ。無念はどれほどだろう。時計の針を逆戻りさせ、なかったこと
にしたいような悲痛さである。
--------------------
貧困や格差、それを過度に煽り、煽られた中で発せられた自嘲的で情緒的な「袋小路からぬけだ
すのは不可能にちかい」という言葉を使ってさらに煽る。
ネガティブ感情の自己再生産を繰り返させ、それに燃料を注ぎ続ける左巻きに、怒りを覚える。
【中日新聞】中日春秋 2008年6月10日
http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2008061002000089.html まるで何かのお祭りか、イベントのことを語っているようではないか。<まあいいや 規模が
小さくても、雨天決行>。実際に「決行」されたのは血も凍る無差別殺人だ。
東京・秋葉原で日曜日の白昼、七人が殺され、十人が重軽傷を負った事件。またもや起きた通
り魔の凶行で、われわれは、またもや、この言葉を聞かされて慄然(りつぜん)となっている。
「殺す相手は誰でもよかった」。現場で逮捕された派遣社員の男の供述である。
奇妙なのは、男が書き込んだとされる携帯電話用掲示板サイトの犯行予告のようなメッセージ
だ。予告だけでなく、天気を気にしたり<神奈川入って休憩 いまのとこ順調かな><秋葉原つ
いた>など“実況”気取りの書き込みは続き、最後には<時間です>と。
男は、いったい「誰」にあてて書いていたつもりなのだろうか。それが「誰か」へのメールな
ら、そんなばかなことはよせ、と言ってくれることもあったかもしれない。だが、掲示板は違う。
「誰でも」読めるメッセージとは、つまり、確かに伝わる「誰か」を持たないメッセージにす
ぎない。犯行自体も同じなのではないか。殺す相手が「誰でも」よかったとは、つまり、男は、
殺すべき「誰か」さえ持ち得なかった。
「誰か」の身代わりにされた「誰でも」。無論、その一人ひとりは、かけがえのない「誰か」
なのだからやりきれない。
--------------------
「誰」に着目した、他紙にはない視点のコラム。
ブンガク的というより、哲学的という感じ。
最後が定型句に発散してしまってもったいないけれど、この目線は興味深い。
>>201 これは朝日のコラムではありえないくらい、犯人に容赦のない筆致だろ。
読売の編集手帳かと思った。
・・・・よく考えたら、若年ワープアアキバオタクだからアカヒ的にはカースト最下層かw
なっとく♪
>>204 これはなかなか考えた切り口だね。
土浦の事件の後、「”誰でもよかった”には、”殺す側の人も誰でもいい”という含意がある」
という話を聞いたことがあるな。
天声人語 2008年6月11日(水)付 服装をしばらない学校なら、夏はTシャツ姿があふれるだろう。軽快で洗いやすい一着が好ま れるのは自然なことだ。日本水泳連盟が、北京五輪の水着は選手が好きに選べると決めた。いわ ば制服廃止である。世界記録を連発している英スピード社製が、日本代表の多数派になる勢いだ。 先日の国内大会で飛び出した17の日本記録のうち、16が話題の新型水着で生まれた。競泳 ニッポンの顔、北島康介選手の200メートル平泳ぎは世界新だ。水着は国内3社に限る、との 「校則」はもはや捨てるしかない。 良薬は口に苦しで、速い水着は慣れるまでが大変だ。生地は透けるほど薄いのに、体を極限ま で締めつける。着用に20〜30分もかかり、女子選手の一人は「3人がかりで着せてもらった」 と苦笑した。ちなみに、十二ひとえの着付けも2人がかりで30分を要するそうだ。 水着の収縮力は体が一回り小さくなるほどだという。つけるのに手間取るからといって、早め に着替えておくのはつらい。レース直前に体をねじ込み、終わればさっさと脱ぐ。まさに戦うた めだけの道具。鎧(よろい)兜(かぶと)を思わせる。 北島選手は〈泳ぐのは僕だ〉とプリントしたTシャツで訴えた。水着ばかりが注目される風潮 への不満と見た。条件が同じなら負けないという自信、そして覚悟にも読める。 水着の制約が外れ、どれで泳ぐも自己責任となった。選手は選んだ一着で調整を急ぎ、力と技 の勝負に集中することになる。道具に寄り道していた大方の関心も、肉体の争いに戻ってくるだ ろう。やっと五輪らしくなる。 -------------------- 学校の校則、水着の種類の拘束、水着が肉体を拘束、と。 スピード社とゴールドウィン社の株価を上昇させただけって感じだな、水着のあれこれは。 もちょっと裏側のあれこれ、スピード社と、国際水泳連盟と、レギュレーションとの関係とか、 そういうあたりがドロドロとして面白そうなんだが。
えーっと、よくわかんないんですが、 「学校の先生が『作文のお手本に天声人語を読みましょう』と、家庭でとる新聞を拘束するのはイクナイ。」 てことでいいんですね。
天声人語 2008年6月12日(木)付 野党が制する参院で、福田首相への問責決議が可決された。国政トップの責が問われるのは初 めてだ。ただし法的拘束力はなく、民主党のいう「伝家の宝刀」も迫力に欠ける。ひな壇に控え た首相の口元は「へ」の字からすぐ元に戻った。 かたや与党が押さえる衆院は、本日にも内閣信任案を通すらしい。総辞職や解散はないと、数 で確認する儀式だろう。攻守ともに真剣の金臭さはなく、なにやら退屈な殺陣を見るようだ。野 党が振り下ろした竹刀を、与党が軍手で受ける図か。 今国会はほぼ開店休業で幕となる。二院の対立で政治に緊張が戻り、道路からタクシー券まで、 国の浪費が次々と明らかになった。ねじれも悪いことばかりではない、と分かったのは収穫だ。 閉会中も、内外の情勢は深刻の度を増そう。例えば財政。処方箋(せん)は福祉の切り下げか、 消費税の引き上げか。どちらでも、格差社会は底から水に没する。原油や穀物相場は天井知らず。 必需品の値上がりはほんの序曲で、お金を積んでも食糧が手に入らない悪夢が、自給率4割の日 本を襲いかねない。 年金管理や高齢者医療のあり様を見るにつけ、政治への悲観が頭をもたげる。それでも、ねじ れのエネルギーと時の流れに希望を託したい。過渡期は、混沌(こんとん)にも刷新にも進みう る。 政界再編をガラガラポンという。小さな出入りや数合わせで、永田町はのべつガラガラ音を立 てているが、ついぞ肝心のポンがない。体制が一新しない。本物のリーダーが出ない。そろそろ 特大のポンで、内憂と外患を迎え撃ちたい。 -------------------- 『内憂と外患』と来たか。 第2段落『野党が振り下ろした竹刀を、与党が軍手で受ける図か』あたりは、ちょっと面白い。 最終段落『本物のリーダー』なんていうあたり、白々しくて反吐が出る。
天声人語 2008年6月13日(金)付 大きなニュースが飛び込むたびに、一つ前の大ニュースは後景に退く。「アキバ発」の衝撃が 収まらぬ中、中国・四川大地震から1カ月が過ぎた。もっと昔の話にも思える。ミャンマーを襲っ た大水害はさらにかなただが、どちらも忘れるわけにはいかない。 四川地震は7万近い命を奪い、なお1万7千人余が行方不明だ。四川省だけで800万人が避 難生活を送る。ちなみに阪神大震災の1カ月後、避難住民は約21万、不明は数人だった。 けた違いの天災が消し去ったのは、犠牲者の未来だけではない。地震前の中国が抱えていた問 題も、記憶の下層へと押しやられた。チベットの暴動と弾圧、外国で荒れた聖火リレー、それを 見た「愛国者」の反発……。 逆に、揺れる大地が浮かび上がらせた現実がある。各地で安づくりの校舎が倒壊し、大勢の子 どもが亡くなった。国策に従った一人っ子も多く、親の怒りは手抜き工事や役人の腐敗に向かっ た。沿海部の発展の陰で、内陸には十分な資金が回らなかったらしい。 強権国家の地金ものぞく。2年前に建てた家を、地震ではなくブルドーザーに壊された農民が いる。仮設住宅を造るための立ち退きだ。現地で取材できる外国記者は1社2人に限られ、自国 ボランティアの活動にも当局が介入し始めた。 スポーツの祭典まで8週間となった。追悼から祝賀へ。7月の声とともに、中国メディアは五 輪一色になるとみられている。権力が後景や下層に押しやろうとするものにこそ、時代を動かす 鍵が潜む。自戒を込めて目をこらしたい。 -------------------- NHK最高裁判決を見て、忘れかけていた報道の役割を思い出した、という感じ。 その場限りのポーズに終わらなければよろしいのですが。 内容は、中国に関する報道の詰め合わせで、それに対する論説や感想も特になく並べただけ。 締めの段落『権力が後景や下層に押しやろうとするもの』云々。 報道がエキセントリックを提供して既報を片隅に追いやる事で、モノゴトを後景や下層に押しや る事が可能なわけで、報道にも権力と同じ事が、容易に出来る。 『報道とは情報を独占する独裁者である』ことは、忘れてはならないと思う。
212 :
文責・名無しさん :2008/06/13(金) 10:36:00 ID:aD1yHo5s0
聖火リレーのときは五輪一色でチベット問題を押しやった朝日が何を今さら
素粒子 6/9(月) 通勤の途中、昨日の秋葉原の 現場に行く。交差点の歩道上に たくさんの花束、線香……。雨 に濡れていた。手を合わせる。 × × やりきれぬ。またも「誰でも よかった」無差別殺人。今度は ネット予告まで。エスカレート する、自己欲望の身勝手な闇。 × × 「姥捨て山」医療への怒り、 露わ。これ見よがしにばらまい た負担軽減アメ玉効果なし。沖 縄県議選、与党系過半数割れ。 ――― 濡れてに「ぬ」れて、姥に「うば」、とルビ。
素粒子 6/10(火) 水着別水泳五輪開催のお知ら せ 北京でスピード社の水着を 着用しない選手の祭典。主催ミ ズノ、デサント、アシックス。 × × 警察手帳見せっこ大会のお知 らせ 奇想天外さ競う。暴力団 員に奪われた福岡県警、のぞき に悪用の警視庁はシード獲得。 × × 「世の中が嫌になった」ので 近所の花屋から紫陽花の鉢植え を買ってきた。<あぢさゐのど の花となく雫かな>岩井英雅 ――― 「水着別水泳五輪開催のお知らせ」「警察手帳見せっこ大会の お知らせ」が太字。 紫陽花に「あじさい」、とルビ。
素粒子 6/11(水) 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 不人気ニモ問責決議ニモマケヌ 鈍感ナ神経ヲ持チ意欲ハ見セズ イツモ静カニ口元ガ笑ッテイル × × 1日ニ2度ノブラ下ガリニ現レ ガソリン上ガレバ上ガルニ任セ 姥捨テ山騒ゲバアメ玉バラマキ 時ニハ官僚ニ逆ラッテモ見セル × × ネジレ国会内ヲオロオロト歩キ ミンナニ「KYダ」ト呆レラレ 褒メラレモセズ 解散モデキズ サウイフ首相ニ私ハナッテイル ――― 姥に「ウバ」、呆レに「アキ」レ、とルビ。
素粒子 6/12(木) 政権を早く取りたしと思へども 衆院解散総選挙はあまりに遠し せめては首相問責決議などして きままなる福田いじめしてみん × × 党首討論には出たしと思へども わたしのお口はあまりに話下手 せめては首相問責決議などして きままなる討論つぶししてみん × × 本会議に出席したしと思へども 儀式に過ぎずあまりに意味なし せめては首相問責決議などして きままなる旅にいでてみん
素粒子 6/13(金) 世の中トンデモナイことばかり 左目なのに右目手術の東大病院 オバマをオサマと誤見出し米紙 「犯行とめてほしかった」供述 × × 腹からソフトボール大のタオル 利息が法定の1800倍ヤミ金 ストーカー判事妄想中継メール 賞味期限改竄テンテンそうめん × × 細菌がモゾモゾ?作り置き点滴 宇宙ステーションのトイレ故障 居酒屋タクシー券の使われ放題 接触後そのまま離陸の大型2機 ――― 「世の中トンデモナイことばかり」が太字。 改竄に「かいざん」、とルビ。
天声人語 2008年6月14日(土)付 ギャンブラーでもあった作家の色川武大が「人生レース」について書いている。「八勝七敗な ら上々。九勝六敗なら理想。一生が終わってみると、五分五分というところが、多いんじゃない かな」(『うらおもて人生録』毎日新聞社)。 人は、大小の勝ち負けを連ねて生きてゆく。勝ち続けも、負け通しもない。だが、秋葉原で17 人を殺傷した容疑者(25)は、高校卒業後を「負けっぱなしの人生」とくくった。 男が携帯サイトに刻々と投げた独白は、彼女がいない焦り、カップルへの敵意、親や職場への 不満にあふれていた。負け組を名乗りながら、その実、まともな勝負を避けてきたようにも見え る。世をすね、勝手に孤立し、すべてを悲観し、許されぬ形で退場した。 仕事はつらくても、家庭や趣味に楽しく生きる人は多い。男が重ねた転職は無断欠勤が一因だっ た。ネットに逃げたが、対話は成立しなかった。「誰かに止めてほしかった」という甘えこそが、 事件の核心に思えてならない。 派遣工の弱い立場も背景の一つだが、凶行を格差社会のみで語るのはどうか。あまり一般化す ると、私的で特異な要素がかすんでしまう。「戦後教育のなれの果て」といった言説もしかり。 もちろん、働く貧困層は見過ごせない。絶望を暴発させないためにも、再挑戦の努力に報いる 社会、やり直せる社会でありたい。五分五分なら成功者の部類とする色川は、敗者の中で「堅く 勝ち上がっていく」生き方も紹介している。惨劇をせめて世直しにつなげないと、七つもの命が 浮かばれない。 -------------------- 前半から中盤は、まあまあ面白いのだが。 締めの言葉『惨劇をせめて世直しにつなげないと』とは、なんと残酷で傲慢な言葉か。 結局死者を、お前、天人子が望む「世直し」とやらに利用するだけではないか。 第3段落「世をすね、勝手に孤立し、全てを悲観し」にはなんつうか、自己紹介乙、というか。 『島国根性』だの『世界から孤立している』だの『借金まみれのこの国』だの、そういう言葉を 吐き散らす朝日新聞の記者子の脳内も、これに大分に近い気がする。
むしろ今日のポイントは締めはいつもの定型文だから無視して、前半から 中盤にかけて、格差社会をとりあえずいったん保留した形で 「犯人個人の問題」 に言及した点だろう。比較的産経、読売が妙に犯人に及び腰なのに、毎日と アサヒが安易な格差問題を持ち出さず犯人の個人的資質に突っ込んでいるのは 興味深い。 あと、アサヒにこの前載った東某の駄文は、大塚英志における宮崎勤擁護を 彷彿させたね。
天声人語 2008年6月15日(日)付 6月は『方丈記』を書いた鴨長明(かものちょうめい)が没した月だ。長明の生きた鎌倉前期 のころは、天災や疫病が立て続けに起き、世に不安がたちこめた。無常観にとらわれていく長明 が、一番恐ろしかったと書いているのが地震である。 その地震は1185年に京都を襲った。地は裂け、家は倒れ、山が崩れ落ちる。「人は羽がな いので飛ぶこともできない。竜なら雲に乗って逃げるのに」と恐怖を述べている。近年の調査で、 このときのマグニチュードは7.4程度だったと分かっている。 東北地方できのう起きた地震のそれは、7.2と推定される。国内内陸部の直下地震で7以上 は、阪神大震災など、この半世紀で3度目という。緑の山をえぐり、道路を壊して、鋭い爪跡(つ めあと)を残した。なお連絡の取れない人もいるようだ。 被災は、山深い地域に広がっている。道は寸断され、被害の状況をつかむのもままならない。 規模は違うが、中国の四川大地震を思い起こさせる。4年前の新潟県中越地震もそうだった。都 市型とは異なる、山間部の災害の手ごわさだろう。 日本列島はプレートがぶつかり合う位置にある。その危うさを、「国土全体が一つのつり橋に かかっているようなもの」と例えたのは寺田寅彦だ。地震はいかんともしがたい。だが被害は、 減らすも増やすも人間次第だと寅彦は言っている。 鴨長明の言うように、いざ大地が揺れれば、雲に乗って逃げたりはできない。何とか自分で身 を守るしかない。犠牲になった方々の冥福を祈りつつ、身近な地震への備えを、見直すことにす る。
天声人語 2008年6月16日(月)付 〈子のきらう黒き作業衣にしみたるは汗の匂ひとも油の匂ひとも〉。亡くなった父親が昔詠ん だ歌を、当時の父親と同じ年代になった娘は読み返した。そして、一番安いたばこだけを楽しみ に黙々と働いていた姿に、あらためて深い感謝を抱く。 きのうの父の日、小社刊の『娘と息子がつづる おやじのせなか』を読み始めたら、止まらな くなった。様々な年代のつづる「父親」が94編収められている。1720編の応募から選ばれ たものだ。 ある息子は、父親の遺品の財布からキチッと畳まれた千円札を見つけた。初任給をもらった時 に渡した札だった。「迷ったらトウチャンを真似(ま・ね)ろ。出世はできねえが人の道に外れ る心配はねえ」。左官職人だった父親の言葉を胸に畳んで生きてきたそうだ。 「父の背中」は、その来し方の縮図である。だが自分の背中は自分には見えない。化粧でごま かしもできない。掛け値なしの背中を見て子は育つ。父にはなれても、父たることは、たやすく はない。 白樺派の作家有島武郎が、子に寄せた『小さき者へ』で言っている。「お前たちをどんなに深 く愛したものがこの世にいるか、或(ある)いはいたかという事実は、永久にお前たちに必要な ものだ」。『おやじのせなか』の読後にも似た思いが残る。 父親を亡くした20代の娘は、父が37年働いた町工場を訪ねて初めて気づく。「小さなネジ をたくさんたくさん作り、私の頭のてっぺんから爪(つめ)の先まで育ててくれた」。お父さん はきっと、気づかれぬようにそっと、あなたを愛していたのでしょう。
素粒子 6/14(土) 堀江謙一さん、いいなあ。太 平洋ひとりぼっちの波まかせ。 モーターにも帆にも頼らぬ船で ハワイから日本めざし西進中。 × × 日朝協議。こちらは将軍様ひ とりぼっちの思惑まかせ。拉致 問題で「再調査」約束するも、 「前進」なのか前途の霧深し。 × × と、ここまで書いたとき、テ レビで緊急地震速報。直後、東 京でもミシミシと震度3の揺 れ。岩手・宮城の被害が心配。
素粒子 6/16(月) ふるさと再生に情熱傾けたプ ランナー。ローカル線保存に力 注いだ鉄道博物館学芸員。黙々 と働き続けた秘湯旅館の女将。 × × 土曜の早朝から落石防止工事 に取りかかった作業員。転落バ スの「胆沢ダム水資源のブナ原 生林を守る会」メンバー……。 × × 地震で亡くなった方、重軽傷 を負った方。過疎地を愛し、過 疎地に生き。「アキバ」と全く 別の今の日本の姿を映し出す。 ――― 女将に「おかみ」、とルビ。
天声人語 2008年6月17日(火)付 青い空、緑の田んぼ。のびる線路に、1両だけの赤い気動車がゆく。日本の農村の原風景だろ う。宮城県北部を東西に走った「くりでん」もそんな鉄道だった。くりはら田園鉄道は昨年春、 惜しまれながら約90年の歴史を閉じた。 地元栗原市の依頼で廃線後の地域おこしを探っていた専門家が、岩手・宮城内陸地震で亡くなっ た。観光コンサルタントの麦屋弥生さん(48)と、鉄道博物館学芸員の岸由一郎さん(35) だ。当日は近くの湿原を見る予定で、温泉宿で市職員を待っていた。 麦屋さんは今年初めの市広報誌で市長と対談し、観光の役割を熱く語った。「自分たちの古里 を再評価して、そこで生きていく自信をつけていく事業だと思います」。方言までも「この地の 人と会って話さないと聞けない、究極の観光資源」とみていた。 岸さんは鉄道ファンの間では知られた人物だった。消えゆくローカル線の資料を残そうと奔走 し、この人に救われた車両も多いという。くりでんの史的価値にも早くから注目していた。 週末の朝にもかかわらず、この地震では仕事中の受難が多かった。落石防止の工事現場では、 まさに作業が始まったばかり。温泉宿の働き手は、朝ごはんの慌ただしさに包まれていただろう。 そして、知恵を求められたプロ2人。 日本の観光資源の多くは、自然と歳月の産物だ。大地の営みは美しい景観や温泉の恵みをもた らすが、時に山ごと崩すほどの牙もむく。人の営みが瞬時にして土砂に消える。ここから地域を どうおこすか。今こそ聞いてみたい人がいない。 -------------------- 第5,第6段落が、少し読みづらいかな。
>>224 結局何が言いたいんだ?
秋葉殺傷事件の被害者と、いわゆる過疎地を馬鹿にしてるようにしか読めん。
しかし、なんでマスコミ各社は法相に批判的なんだろうね。 鳩山の死刑執行数が多いのは、法相に就いておきながら 執行を拒否してきた怠慢政治屋の尻拭いのせいだろうが。 「どうせ確定しても執行されない」なんて空気が蔓延してるから 犯罪抑止の効果が薄れてるんじゃないのか?
素粒子 6/17(火) 内閣支持率が「やや持ち直し た」と喜ぶ一部の関係者あれ ば、景気が「後退局面に入っ た」と心配する多くの人あり。 × × 飼い犬12匹、ヤギ2匹も一緒 にヘリで孤立集落離れる被災者 あれば、一時帰宅するや「ゆか り」と牛の名呼ぶ被災者あり。 × × 「家族のことを考えて自分を 保っていた」と話す8カ月ぶり 解放の23歳あれば、家族に拠な く無差別殺人に走る25歳あり。 ――― 拠に「よりどころ」、とルビ。
天声人語 2008年6月18日(水)付 ドクダミの花が土手を埋めていた。その人が「深くゆるゆると流れて」と書いた水面が、ヤツ デやシュロの葉陰にのぞく。JR三鷹駅に近づくと、玉川上水の両岸は小ぎれいな遊歩道になり、 武蔵野の面影は薄い。 太宰治が60年前の6月、いつ落ちてもおかしくない線香花火のような生を終えた場所だ。愛 人との入水は13日深夜。ひもで結ばれた両人が下流で見つかったのは19日の朝、くしくも太 宰39回目の誕生日だった。桜桃忌も明日で60回目となる。 来年は生誕100年でもあり、ちょっとしたブームらしい。読者は増え続け、人物論もにぎや かだ。三鷹市は、太宰行きつけの酒屋跡に文学サロンを開いた。人気漫画家が表紙を手がけた『人 間失格』(集英社文庫)は1年で21万部売れたという。 4回の自殺未遂と薬物中毒。この「弱さ」をどう見るかで、太宰像は変わる。三島由紀夫は「治 りたがらない病人などには本当の病人の資格がない」(『小説家の休暇』)と嫌った。 青春期の弱さを死ぬまで持続するには強さが要ると、評論家の奥野健男は文学全集の解説で弁 護した。「感じやすく、傷つきやすい、けれど真実を鋭く感じとれる裸の皮膚を、恥部を守り通 した」と。 社会としっくりいかない不安を、太宰はごまかさず、人生と作品に刻んだ。人間の内面をさら す「強い作品」は熱く読み継がれる。自他の弱さを知り尽くした者だけが語れることもあろう。 弱さと向き合えない若者、明日が見えない時代など、あの世でほおづえをつく太宰に、問うてみ たいことは多い。 -------------------- 最近ブンガクづいているな、天人子。
230 :
文責・名無しさん :2008/06/18(水) 13:29:34 ID:n+2iDvad0
(平成20年度 男女平等推進委員会 標語) みんなの力で男性差別のない明るい社会を築こう (この標語を読んだ人は3回他のスレッドに貼り付けて下さい。)
>>229 人間失格の表紙絵はデスノートの人よりも、
「絶望したっ!」の人に頼んだ方がよいのにな。
233 :
文責・名無しさん :2008/06/18(水) 19:19:29 ID:U2jOkMXX0
>>227 死刑を支持し)ている連中!ってのは、知、能が低「いね。メディ」アに煽動されす!ぎて
脳がいか、れたんじゃない。のか??近年!凶悪)事件の数は減少!し?て?きている。のに、
「。体感(治安」「が悪化してい(る。の。は、腐。れメ(ディア、どもが、「事件の内。より凶悪!そうなものを」
!センセーショナ)ルに!取り上げて(、。国民の不安と(憎悪を(あおるか、ら(だ。
「全国「犯罪被害者」の会」っての!があるが、あれ!の目?的、な何(なんだ?
「)加害」者は手厚?く保護されて、いる」?などとい!って!いるが、何を(根拠に。言っているの?か不明「だ。
要する?に加害。者に「復讐したいわけ。だよ「。「全?く空しい)事し」てるよな。
)最近メデ(ィ?アが話」題にしている、いじめや飲酒運?転事故対策」とし)て!何が講じられた、か?
「厳)罰?化」そ。れ一辺倒だ。!問題の根「本を!解決し?よう「と「す。る気な)んか元?々ないんだ)よ。
世間は)「悪者」を必要「としているん?だよ。非難す。べき対象をな!。自分に」降りか、か」る
劣等感から(逃れるために自「分より下、の存。在を見出すんだ)よ。?江戸時代の、穢多、非)人と同じものだ、。
政府の間(抜けどもは、死?刑「を廃止!し、ない理由とし」て、。「)国民の多数!が支持している」から」などど?ぬかしお)った。
日本(ってのは、多数、決至上主(義、だな。国(民の!多数が支持すれ?ば、殺」人さえ「も正当化)さ?れる
恐ろしい)国「だ。要するに。、死刑な、ど「と、いうものは!、正義で?はなく、?憎悪と復讐心。に満ち。た!、
人道、的に最!も、劣悪な行」為だ(ということだ。
素粒子 6/18(水) 永世名人 羽生新名人。勝利 目前、極限までの緊張と集中力 からか、駒を持つ手が震え出す 凄み。またの名、将棋の神様。 × × 永世死刑執行人 鳩山法相。 「自信と責任」に胸を張り、2 カ月間隔でゴーサイン出して新 記録達成。またの名、死に神。 × × 永世官製談合人 品川局長。 官僚の、税金による、天下りの ためのを繰り返して出世栄達。 またの名、国民軽侮の疫病神。 ――― 「永世名人」「永世死刑執行人」「永世官製談合人」が太字。 凄みに「すご」み、とルビ。 法相をくさすために持ち上げられた、新名人こそいい面の皮だ。
>>234 電波記事スレにも書いたけど、こいつは本来確定後6ヶ月以内に執行しなきゃいけないのを知らんのか
狙撃手を殺人罪で告訴してたような連中とメンタリティが変わらんのだな。
>>236 瀬戸内シージャック事件
ぐぐって発見した。なんつーか、信じられないような時代があったんだな。
天声人語 2008年6月19日(木)付 勝負の世界の例にもれず、将棋にもライバル物語は多い。たとえば、流行歌「王将」で知られ る大阪の阪田三吉と、東京の関根金次郎。「静」の大山康晴と「動」の升田幸三は、同じ師匠の もとで育ちながら、たもとを分かって打倒に心血を注いだ。 どちらも「宿命の」という枕詞(まくらことば)がふさわしい好敵手だろう。そして今年、物 語に新たな一頁(ページ)を加えつつある2人が名人戦を争った。森内俊之名人と、挑戦者の羽 生善治二冠である。 ともに37歳。小学生のころから競い合った。羽生さんが20代で七冠に輝けば、遅咲きの森 内さんは昨年、羽生さんを追い抜いて永世名人の資格を得た。去年までの名人戦で4度まみえ、 2勝2敗とくれば、「因縁の対決」の名に恥じない。 山形県天童市で、素人ながらに第6局を間近に見た。名人の手は大きく、挑戦者の指は細い。 扇子を鳴らし、額をぬぐい、細かく動く。視線を合わせることはない。相手とではなく、将棋そ のものと戦っている印象が深い。 序盤は、刀を構えた剣豪同士が、互いに動けないのに似ていたようだ。だが次第に優劣がつい て、17時間が過ぎて勝負があった。勝った羽生さんは目をしばたかせ、森内さんは目を赤くし ていた。精根つきた表情に将棋のきびしさを思う。 羽生さんは名人位を取り返し、永世名人の資格も手にした。いくら1人だけ強くても、名勝負 は演じられない。ライバルあっての賜(たまもの)である。将棋界では、若手の追い上げが急と 聞く。いまが旬の永世名人2人が受けて立つ姿も、将棋好きには楽しみだろう。
名人戦共催がよほど嬉しかったんだろうな〜 朝日杯オープントーナメントだもんな〜 つーか、 羽生と森内が旬とか書いてる段階で将棋に興味が無いのはバレてます
240 :
文責・名無しさん :2008/06/19(木) 23:38:25 ID:cMQVUOYO0
内容がどうこうじゃなく、もう必要ないんじゃないかな、天声人語。 なんか時代に合ってない気がする。
天声人語 2008年6月20日(金)付 1人の女性が生涯に産む子の平均数が、07年は1.34とわずかながら上向いたそうだ。先 祖代々、何組もの男女が出会った先に、新たな産声が上がる。延々と続く命のリレーを思えば、 どの一つもいとおしい。 命にまつわり、心がふさぐ数字もある。07年の自殺者は3万3093人で、3万人台が10 年連続となった。30代の自殺は過去最多だという。毎日100人近くが、奇跡と愛情の塊のよ うな命を見限る。その異常がもはや日常になった。 過労や仕事の悩みからうつを患い、死を選ぶ人が絶えない。大阪のNPO法人「働く者のメン タルヘルス相談室」は、惨状を訴えようと、遺書や家族の手記の展示会を6回開いた。伊福達彦 理事長は「過剰な労働を規制しないと状況は変わらない」と語る。 展示資料に「ぼくの夢」という詩がある。市役所に勤める46歳の父を失った男の子の作だ。 〈ぼくはタイムマシンにのって/お父さんの死んでしまうまえの日に行く/そして「仕事に行っ たらあかん」ていうんや〉。 昨春、病院職員の夫を43歳で亡くした山梨県の小松優子さんは、労災の認定を求めている。 調理師なのに介護の仕事に回され、早朝から深夜まで日々働きづめだった。「無口になったのは 疲れのせいだと思っていた。そこまで夫が追い詰められた理由を知りたい」。 悩みの一部でも背負えていたらと、どの遺族も悔やむ。せめて当事者の悲しみに耳を傾け、働 き盛りを死に追いやる病巣に切り込みたい。生きにくい世は、産みにくい世でもある。自殺と少 子化の根は近い。
242 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 11:56:51 ID:0sD/b/bE0
>>227 法の厳正な行使は当然だ
…などと書くと、批判がいっぱい来て面倒くさいからですw
>>231 「こころ」んときに登板してもらおう。
243 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 12:11:04 ID:YuomJ1Hk0
>233 読めるように書けないだけでも、かなりの低脳ぶり。
>>243 中身読まれる方が恥ずかしいニダ!!!1!!
247 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 13:05:17 ID:GGaEnmvJ0
ポッポがんばれ!
>>222 亀だけど、素粒子の「困ったときの家族日記」で父親をネタにしている朝日に言われてもな。
最近は減ってきてはいるが。
> 「父の背中」は、その来し方の縮図である。だが自分の背中は自分には見えない。化粧でごま
>かしもできない。掛け値なしの背中を見て子は育つ。父にはなれても、父たることは、たやすく
>はない。
ヤク中にひきこもり、女子小学生にちょっかい出して自殺、電車内で乗客を金づちで殴打…
朝日記者の「父の背中」はいったい子に何を教えたのやら。
ほんと素粒子書いてる奴って品性のかけらも無いな。 自分じゃ面白い事を書いてるつもりなのかもしれんが、 やってることは2chの工作員レベル。 品性下劣の一言だ。
250 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 13:54:27 ID:faqVEMvy0
>>249 うむ。前々から思ってたが、文面から「社会の悪にペンのチカラで制裁を
加えている正義の味方のオレ!かっこいい!」ってのが滲み出てるんだよね。
つまらないし下品なんだよ・・・
日頃から「ペンは剣より強し」なんて言ってる割にはそういう「武器」を 持っている事への自覚が足り無すぎる。
252 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 14:06:56 ID:1vMxJ1kg0
「ペンは剣より強し」同感だね。 マスコミ、特にテレビで放送している局は自覚が必要。 その自覚の無さが現在の放送内容によく反映されている。 「人権」の2文字の漢字だがその重さを考えることも無く 垂れ流して放送しているし、まるで犬のように権力の側で 吠えまくっている。 いずれ放送局自身に跳ね返ることを願うのみ。 人を馬鹿にするのにもほどがある。
253 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 14:20:36 ID:GAf/kmM80
こんなスレがあったんだ… 以前から感じていたんだけど 素粒子の記事笑えないんだよね なんかズバリと切っているようなんだけど なんか違和感を感じてた。 ひとひねりの足りない 若者が考えたようなコメントと感じてた。 危なっかしい書き方で 苦笑いとなんだかなぁ〜こう書くか…と みんなこの記事読んでどう感じてんの? とね。 ののちゃんのほうが うまい!!!と感じる一言が多いな!! 加藤明氏って年齢いくつだ?
254 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 15:01:56 ID:GkZMlO6t0
「ペンは剣より強し」な天使のような朝日新聞 略して:ぺ天使な朝日新聞
そうか! この違和感は 週刊誌と夕刊紙 の違いなんだ 週刊誌ならまったく普通
256 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 15:30:14 ID:LR330fIK0
>法相をくさすために持ち上げられた、新名人こそいい面の皮だ。
その通りですね。
>>254 うまい!
朝日とってないんで素粒子なんてのがあるのも知らなかった。
しかし、確かに酷いね〜。
ああいう事を書く上司がもし同じ会社にいると思うと恐いね。
257 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 15:33:21 ID:NiH52Vd80
久しぶりに ┏━━━━━━━━━━┓ ┏┓ ┏━━┓┏━━━━━━┓ ┏━━┓ ┏━━┓ ┗━━━━┓┏━━━━┛ ┏━━━┛┗━━━┓┗┓┏┛┃┏┓┏┓┏┓┃ ┗┓┏┛ ┏┓ ┃┏┓┃ ┃┃ ┗━━━┓┏━━━┛ ┃┃ ┃┃┃┃┃┃┃┃ ┃┃ ┏┛┗┓┃┃┃┃ ┏━━━┛┗━━━┓ ┏━━┛┗━━┓ ┃┃ ┃┃┃┃┃┃┃┃ ┃┃ ┗┓┏┛┃┗┛┃ ┗━━━┓┏━━━┛ ┗━━━━━━┛ ┏┛┗┓┃┃┃┃┃┃┃┃ ┏┛┗┓ ┃┃ ┃┏┓┃ ┏┛┗┓ ┏━━━━━━━━┓┗┓ ┗┛┗┛┗┛┗┛┗┓┗┓┏┛┏┛┗┓┃┃┃┃ ┃ ┃ ┃┏━━┓┏━━┓┃ ┃┏━┓┏┓┏┓┏┓┏┛ ┃┃ ┃┏┓┃┃┗┛┃ ┏┛┏┓┗┓ ┃┗━━┛┗━━┛┃ ┃┃ ┃┃┃┃┃┃┃┃ ┃┃ ┃┃┃┃┃┏┓┃ ┃┏┛┗┓┃ ┏┛┏━━━━━━━┛ ┃┗┓┃┃┃┃┃┃┃┃ ┃┗┓┃┗┛┃┃┃┃┃ ┏┛┃ ┃┗┓ ┃ ┃ ┏┛┏┛┃┃┃┃┃┃┃┃ ┏┛┏┛┗━━┛┃┃┃┃ ┏━┛┏┛ ┗┓┗━┓┃┏┛ ┗━┛ ┃┃┃┃┃┃┃┃ ┗━┛ ┃┃┃┃ ┗━━┛ ┗━━┛┗┛ ┗┛┗┛┗┛┗┛ ┗┛┗┛
>>256 すでにこんなAAもあるしね
(\
\\ /|
(\\ //(
((\\ // (^
( (_ヾヽ ⊂⊃ // (^ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(( ( ヾ ) ∧_∧ < <---->< 我こそは、ペンを持つ天使、略して「ペ天使」なり!
し し// (-@∀@) \ヽ ( \______
し///ヽ_ノミ つ つφノノヽ (^
し(/// ノ彡 朝ミヽ / ヽ (^
(/(/⌒彡,,,,, ミ⌒∨\(^
(/ (/
片翼のもあったなあ。
259 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 15:44:06 ID:/oYISsP/0
元週刊誌編集長を登用して日刊紙上の表現制約に 革 命 をおこしたい腹なのか。
261 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 16:20:57 ID:1d9Cg0If0
購読をやめるつもりなら前もって家族にちゃんと伝えておきなよ うちは家族が惰性で継続して一年余計にむかつく羽目になっちまった
>>261 露骨な責任逃れだよね。
「おら知らん」で沈静化するのを狙ってるんだろうな。
卑怯者なり朝日。
264 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 18:04:43 ID:7IZjXIKA0
「死に神。」wwwwwwwwww
265 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 18:09:58 ID:E6PJrurZ0
中傷する意図は全くありません? 何それ、反省全くなしか。謝罪無しか? それで許されるわけか。世の中の間違いを 正すなら、まず自分の過ちを正せ!!河谷! 編集委員だろう。しっかりしろ!バカ者。 散々、誹謗中傷しておきながら今更逃げるな。
266 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 18:11:43 ID:fgO6Vr6+0
書いた本人は面白いと思って書いたんだろうが そこらへんのセンスが社会的常識と乖離しまくってるんだよな しかも社としてもコメントすることはないとして逃げるとは 朝日新聞社全体が社会と乖離していると認めてるようなもんだよな
267 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 18:24:08 ID:YAP6WIZT0
朝日新聞の購読をやめる。親戚、友人にも購読していたら購読をやめるよう勧める。これが一番。
派遣社員・加藤智大 秋葉原に突如現れ連続殺人。 「ニュースになりたかった」と本人の弁。 殺す気は無かったそうなので反省しません。 × × 総理大臣・福田康夫 後期高齢者医療制度で支持率下がり。 問責出たら信任決議で安易に対抗。 問責は拘束力が無いとのことで反省しません。 × × 大手新聞社・朝日新聞 言葉遊びで法相相手に侮辱発言。 面白いと思ってやったのか懲りてないご様子。 中傷では無いらしいので反省しません。 ――― 文才無くてすまんが、これが他所の件だったらこんな風に書きそう
269 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 18:56:31 ID:34DQ233I0
「アベする」捏造記事を、思い出した。 あ〜胸糞悪い、糞新聞!
270 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 19:27:52 ID:oct4TmuB0
誹謗中傷しかできないから死刑廃止派はいつまでたっても超少数派なんだよ。
271 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 19:32:55 ID:sUjp73t20
>>269 今回の「またの名を死神」もまた捏造イジメじゃないか?
「またの名を死神」って言うけど
そんなあだ名で呼ばれてるのを聞いたことないよ。
つかアンチ自民な人でも、鳩山の判断を支持する人は多いんじゃね? 反対派が騒げば騒ぐほど、腐せば腐すほど支持者が 増 え て し ま う と思うがね。 あの死刑廃止弁護士の言動のようにさ。
273 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 20:07:22 ID:PgJNbMV/0
鳩山大臣、会見で怒ってたね
274 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 20:14:54 ID:LKicX4vM0
「朝日新聞社広報部は「社として特にコメントすることはありません」としている。 」 これからは政治家が問題発言しても「党として特にコメントすることはありません」 って言って逃げてもいいってことだよな?
275 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 20:28:21 ID:mDPUmvrv0
記事をこっそり書き換えてるんじゃない? 今のwebには 「朝日新聞社広報部は「社として特にコメントすることはありません」としている。 」 ってないんだけど。
本物の死神なら、死刑が確定して30秒くらいで殺してるわな。 朝日が言いたいのは、法務大臣、もっと頑張れってエールなんだよww
なんか完全スルーしそうな予感するな いつも見てないけど今日はみてやるか・・・ 特別だお
279 :
文責・名無しさん :2008/06/20(金) 22:06:33 ID:1XWy/ry90
(平成20年度 男女平等推進委員会 標語) みんなの力で男性差別のない明るい社会を築こう (この標語を読んだ人は3回他のスレッドに貼り付けて下さい。)
ようやく素粒子の下品さが世間に広く知られそうなので ちょっと嬉しかったり
素粒子 6/19(木) スー・チーさんを野菜に例え ればセロリ。香り、歯ごたえ、 その姿勢。今日、63歳の誕生 日。自宅軟禁、通算12年以上。 × × 野村監督は失礼ながらカボチ ャ。見た目、味わい、庶民性。 昨日、育て上手の勲章、歴代1 位監督通算1454敗目喫す。 × × 群馬の愛読者からトマトが届 く。もぎたての甘さ。鮮烈な句 思い出す。<くちづけのあとの 真つ赤なトマト切る>大高翔
素粒子 6/20(金) 百害あって利権あり 前首相 の発言だけに重く受け止める。 言われた山崎氏「名誉棄損。取 り消しと謝罪求める」とお冠。 × × 百聞は宮崎県に如かず とに かく来て見てくださいのたと え。「限界集落と呼ばないで」 など全国へ知事発信途切れず。 × × 百日の説法消費税一つ 税率 アップ言い出せば選挙は大敗へ のたとえ。各紙1面トップ扱い 首相の観測気球、風の行方は。 ――― 「百害あって利権あり」「百聞は宮崎県に如かず」「百日の説法消費税一つ」が太字。 如かずに「し」かず、とルビ。
鳩山=永世処刑人=死神 もひどいが アウンサン・スーチーさん=セロリ ってどうよ 朝日まじで終わってるな
♪育ってきた環境が違う(日本でいうところの帰国子女)から〜 好き嫌いは否めない〜 ってことかよ>アウンサンセロリー ってか 朝日新聞を野菜に例えれば中国産。 危険性、暴力性、その姿勢。 だな。
とりあえず、アカヒ新聞出版の本は、 次々と返品することにしたよ。
うちは妻が朝日の勧誘員を哀れに思って契約しそうになった。 妻「一生懸命なのにかわいそう・・・」俺「朝日に入ったオノレが悪い」 妻「お土産たくさんもらっちゃた・・・」俺「つき返せ」 妻「どの新聞でも一緒でしょ・・・」俺「読み比べたことあんのか」 妻「チラシたくさん入ってる・・・」俺「近所のスーパーしか行かんだろ」 妻「断りづらい・・・」俺「俺が断ってやるから俺がいる時間帯に呼べ」 購読は阻止したが、奥さんの機嫌が悪くなった。 どうしてくれる朝日!厄介なヤツだよ、ホントに。 微妙にスレチ?すまん
>>242 法律だからって杓子定規にやれば非難を浴びる。
駐禁だからって、荷下ろし中のトラックに片っ端から違反キップを切るようなもんだ。
ましてや殺人執行だからねぇ。
アイヒマンだって、ナチスでは役目に忠実な普通の役人だったんだぜ。
6/21(土)の天声人語がいやしさ丸出し 外国ホテルで行儀よくしたって割引してくれる訳でもないし我儘言おうぜ! とか、あの国の方?
>288
「わが同胞」って言い方が、何かもにょもにょ引っかかるぞ> (-@∀@)
天声人語 2008年6月21日(土)付
外国の観光地では〈日本語メニューあります〉の掲示が珍しくない。すし屋の直訳か、
パリにはスシハウスを名乗る店があった。カタカナの看板は「ヌシハウス」「スンハウス」
と微妙に間違えていた。日本人客を呼ぼうと、店主が無理をしたのだろう
▼団体、個人を問わず、日本人旅行者はどの国でもだいたい歓迎される。
米国の大手オンライン旅行予約会社、エクスペディアの調査「ベスト・ツーリスト2008」でも、
日本人が「最良の旅人」に選ばれたという
▼同社は今春、欧米などのホテルに質問メールを送り、
旅行者のマナーや気前の良さなど10項目について、それぞれ最良と最悪の国を尋ねた。
約4千軒の回答を集計した結果、日本人の評判は2位の英国とドイツを引き離した
▼わが同胞は行儀、静かさ、苦情の少なさなどの項目で点を稼いだ。米国人は金ばなれの良さで
首位ながら、騒がしさや服装の評価が集計対象31カ国のビリ。総合の「ワースト」は中国、インド、
フランスの順だった。「かき捨て」たはずの恥まで、まんまと拾われたか
▼ただ、ホテルの評判がいいとは、要するに扱いやすいということらしい。
きちんと現れ、きれいに泊まり、黙して去る。お金だけ落としていく風。
加えて、日本語メニューの誤りを正してくれる優しさを持ち合わす
▼旅に出てまで気を使い、評判だけいいのは悔しくもある。
それで割引があるわけじゃなし、苦情や不満はしまい込まず、
サービスのプロ集団にひと仕事させるくらいがいい。わがままな上客というのもある。
http://www.asahi.com/paper/column.html
290 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 08:52:59 ID:1qt53KcA0
>>289 日本人観光客の扱いにくさを、外国のホテルは知ってるんだが朝日は知らんと見える
292 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 09:19:49 ID:hecbOo4B0
「わが同胞」っていう言葉に寒気。 やはり挑戦人がコラムを書いているんだな。
293 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 09:33:20 ID:R1DXopco0
>>286 朝日はホント、景品いっぱいくれるよな。うちのアホ妻は、俺が断ったのに結局、景品の多さで契約しちまった。1年後には、腹のたつ活字インクで埋め尽くされた紙が毎日届くと思うとうっとうしいな。
あと、鳩山法相は、悪くないですから。諸悪の根源は、大切なことを茶化して遊んでいる、ふるたちと、そりゅうし。
294 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 09:49:18 ID:7DVPVhYd0
>>292 俺もそう思うw
>>291 俺もそう思う
日本人客は苦情・不満を言わず、二度とそのホテルには来ない。
そして友人や周りの人に悪評をまき散らすwww
295 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 09:52:58 ID:c+xBuVBD0
もう「ばかばかしい」の一言しかない。 これが、全国紙?
最近の素粒子の馬鹿さ加減はもう見飽きたが 「死に神」 何だこの表記は。 素粒子、おまいは小学生か。 「死神」とちゃんと書け。 誰も「ししん」なんて読まんから。
297 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 10:50:12 ID:HeRFzrQ/0
298 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 10:50:58 ID:HeRFzrQ/0
×昨日までの記事 ○差し替えられた記事
秋葉の加藤逮捕の時もそうなんだけど、差し替えれば過去の記事うやむやに出来るとでも思ってるのかね こーいうのが積み重なって、アサヒるだのなんだのと言われるようになったのに
301 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 11:15:49 ID:sN63QkGg0
┌─────────────────── │あ、どうもスイマセン、あさPがお騒がせしました・・・ └───v─────────────── /⌒\ っ /\ /'⌒'ヽ \ っ/\ | (●.●) )/ |: | すぐ連れて逝きますんで・・・ >冊/ ./ |: / /⌒ ミミ \ 〆 / / |::|λ| | |√7ミ |::| ト、 | |:/ V_ハ | /| i | ∧|∧ и .i N /⌒ ヽ) λヘ、| i .NV | | | V\W ( 、 ∪ || | ∪∪ ....-@-@....
302 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 11:18:39 ID:OsETNbDD0
匿名コラムで誹謗中傷するのが アサヒ
303 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 11:19:29 ID:0RbUYbMQ0
キチガイ新聞
304 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 11:28:07 ID:yV7Hs4Wy0
「わが同胞」も気持ち悪いが、最悪の順位は同率ではなく単独でワーストなのに中国だけでなく なぜかインド、フランスも付け加えたり、最悪評価の中国人ではなくなぜか米国人のビリを 具体的に書いたり、アサヒの中国配慮が気持ち悪い。
305 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 11:34:47 ID:Ke3TZBeD0
日本がトップ、中国がダントツのビリな悔しさがにじみ出てるよな。 >旅に出てまで気を使い、評判だけいいのは悔しくもある。それで割引がある >わけじゃなし、苦情や不満はしまい込まず、サービスのプロ集団にひと仕事 >させるくらいがいい。 クレーマーになれってか? 普段の生活様式の通り、品行方正で何が悪いのかと。。 旅の恥を履き違えてないかい??
旅先で気を使ってるわけじゃなくて、普段の生活どおりに振舞ってたら、 海外の人から見たら異様に行儀よく見えるだけなんだよな 店屋物の丼とか、返す前にきちんと洗うことに疑問抱く奴、あんまりいないでしょ?
307 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 15:39:49 ID:O/y66uDj0
>苦情や不満はしまい込まず、サービスのプロ集団にひと仕事させるくらいがいい。 いつもこんなことばかり考えているから乗車拒否したタクシー運転手に殴りかかったのだろう
308 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 16:32:23 ID:0V0s94Bf0
俺は昔、その容貌から(極度にやせている)よく死神といじめられた。 一時は死のうとおもった。 朝日はえらそうなことをいう資格なし。
309 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 16:34:16 ID:gVHcmYt70
>>308 朝日以外の誰かには資格あるということ?
他業種の不祥事には正義の代弁者気取り謝罪を要求して、 謝罪会見ではお辞儀の回数やら角度やら ストーカーまがいの粗探しするくせに、自分達が 非難されると「そのような意図はありませんでした」で 謝罪も何もなしかよ。 いい商売だよな全く。最強の権力機構なんじゃないの?
素粒子 6/21(土) 鳩山法相の件で千件越の抗議 をいただく。「法相は職務を全 うしているだけ」「死に神とは ふざけすぎ」との内容でした。 × × 法相のご苦労や、被害者遺族 の思いは十分認識しています。 それでも、死刑執行の数の多さ をチクリと刺したつもりです。 × × 風刺コラムはつくづく難しい と思う。法相らを中傷する意図 はまったくありません。表現の 方法や技量をもっと磨かねば。
意図しなくても息をするかのように中傷してしまうんですね、わかります
>>311 なに、このただの言い訳・・・
八百屋で魚を求めるようなものかも知れんけど、どうせ何か言うなら少しは
センスの有る物言いをしてみろよ。
>>311 「鼻をほじりながら」とか、「(棒)」とか、「(ハイハイ、ワロスワロス(w」とか、
そういう気持ちが非常ににじみ出ている文章ですなあ。
いや、ここまで逆に相手を怒らせる言い訳も珍しいよ。ホント。
>>311 これでまた抗議きたらどうすんだろw
素粒子が中止されて同スペースに謝罪文掲載、担当記者は左遷かなwww
んで次の担当が前担当を皮肉るとw
>>311 表現の技法を磨くより、次の職場を安寧に過ごすための技法をそろそろ磨いたほうがいいと思います。
\(^o^)/オワタ
二年ぶりくらいにこのスレ来てみたがなんとも相変わらずなのだなあ >法相のご苦労や、被害者遺族の思いは十分認識しています。 >それでも、死刑執行の数の多さをチクリと刺したつもりです。 これは文章が繋がってないというか、認識してりゃ何してもいいのかっつうか 誰に対しての弁解なんだっつうか まあなんだ、相変わらずお馬鹿さんだな素粒子は
久しぶりに来たぜー 品性下劣がウリなんだから、そのまま貫き通せばいいじゃん 中途半端に謝るって一番良くないだろうに とりあえず「政治的圧力による表現の自由の侵害!」って言うヤツ出るわな もっともTVはこんなの取り上げないか? 法相が怒ってたのは「法相らを中傷」したからじゃないんだが、まあコイツにゃわからねえだろうな
死刑執行の多さをチクリと刺すのが、法相を死に神呼ばわりすることだったんだ。 「風刺コラムはつくづく難しい」じゃないよ。ただの常識の問題だ。 まぁ、常識知らずに何を言っても仕方ないのかも知れない。
320 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 20:16:16 ID:sHGVhgP30
これでも前担当者と比べれば大人しいよね。 安倍叩きが下品すぎて酷かった。
そういや前担当者もなにかしでかして 素粒子内で謝罪してなかったっけ?
なんで死刑執行をチクリと刺すのかねえ。 死刑を宣告されるような犯罪者をチクリとも刺さんで。
>鳩山法相の件で千件越の抗議 >をいただく。 NHKの時は、千件じゃすまないくらい抗議があったと思うが。
324 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 21:32:50 ID:1K0/RJMK0
自分の発言を「辛口」とか「手厳しい」などと形容する輩は、実際のところはほとんどの場合、 「腐ってる」「喧嘩腰」という形容がふさわしいもの
>>324 朝日新聞を熟読してる「辛口コラムニスト」のことですかwww
アサヒ脳だと中傷は風刺、罵詈雑言は毒舌って事になるんだろうな
327 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 21:41:15 ID:5uXBXFH70
>>311 まったく釈明にもなってないな。
>法相らを中傷する意図はまったくありません
中傷の意図が発言者側にないとさえ言えば、これからは「支那」も「三国人」も
使い放題ということでOKですか?
従軍慰安婦問題で、強制連行の証拠がまったく出せなかった朝日新聞がひねり出した
珍妙な理論に、「強制」じゃなくても「強制性」が批判者に感じられれば
それは「強制」なんだとかいうのがあったけど、朝日側は「中傷」じゃなくても
鳩山さんが「中傷性」を感じたから、「死神」呼ばわりは「中傷」じゃないの?
ねえ朝日さん。
○千件超 ×千件越
329 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 22:10:55 ID:UX75g2Ql0
今日の朝日新聞4コマ漫画「地球防衛家のヒトビト」で、鳩山法相を 二頭身にし「死刑!!」とガキデカのギャグポーズでちゃかしてた。 抗議後なので配慮し掲載しないのが普通だと思うけど、これって明らかに 挑発してるよね。コラムで中傷の意図は全くないと言っても、これでは 説得力無し。さすが、表と裏の顔を使い分ける卑怯新聞。
330 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 22:12:23 ID:aibYLJZk0
(平成20年度 男女平等推進委員会 標語) みんなの力で男性差別のない明るい社会を築こう (この標語を読んだ人は3回他のスレッドに貼り付けて下さい。)
>>329 ウソこけ。今日は二人でないと持てない「新型傘」のネタだ。
それは昨日だろ。
332 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 22:25:03 ID:UX75g2Ql0
>>331 ウソじゃないよ。四国で発売されてる朝刊(大阪本社版)
地方によっては、一日遅れで載るところもあるんだよ。
でも、内容は認めてくれて、ありがとう。
333 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 22:34:58 ID:2qi9+eht0
朝日新聞は「押し紙」で売り上げを伸ばしている。 中傷する意図はありません。応援の言葉です。
>>332 >抗議後なので配慮し掲載しないのが普通だと思う
というのは当てはまらない。
335 :
文責・名無しさん :2008/06/21(土) 22:41:39 ID:UX75g2Ql0
>>334 素粒子の「法相らを中傷する意図はまったくありません。」
は、朝日新聞の意見ではないと言うことですね。納得
>>311 ヲイ!これネタだろ????
こんなの単なるマスコミ板の誰かの作文だろ(w
338 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 00:19:46 ID:tVvB3yZt0
>>329 21日の素粒子の言い訳を見れば分かるとおり、朝日がこのぐらいで反省する訳がない。
339 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 01:37:10 ID:Ms0oc/CP0
340 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 02:33:54 ID:cvaGsof60
難しいと思うとは何事だ 手前の技量が低劣なくせに、全国区新聞に雇われているのを笠に着ておいて 何を今更盗人猛々しい。 技量の低劣な風刺は「便所の落書き」なんだよ。 技量磨くとか何とかってレベルじゃねえよ。 「低劣で薄汚いお目汚しを申し訳ありませんでした」ってのが普通の 千人単位で不快な感情を掻き立てたことに対して、 反省も自省も謝罪も一切なし。 一体手前はどこまで高みから物申していると勘違いしてやがるんだ。 可能なら今すぐ処刑を依頼したいと、日本中から思われているんだが 自覚あるのか。ないわな。
341 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 02:36:03 ID:KEfZSfy50
342 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 02:43:42 ID:cvaGsof60
>>305 俺もその文章まるごと読んだ。比較的穏やかな(介護施設勤務)夜勤の明けで、
たまたま時間があったから、入居者さんに届いた朝刊を一番でさっと目を通して
半ばほどで目を疑った。
礼節を重んじるのが国民の美徳だろうが。
それを他国からも評価されているのに、何の皮肉かひねくれかと。
>>289 > 旅に出てまで気を使い、評判だけいいのは悔しくもある。
>それで割引があるわけじゃなし、苦情や不満はしまい込まず、
>サービスのプロ集団にひと仕事させるくらいがいい。わがままな上客というのもある。
苦情や不満はしまい込まず、 報道のプロ集団にひと仕事させるくらいがいい。わがままな上客というのもある。
つまり千件なんて足りない!もっと抗議して!記者を苦しめてェェェェ!ってことですね、わかります。
アスパラで囲い込んだ記者コラムを晒せばいいような気もしますがw
(@∀@)< 皆さん勘違いしてます。 人に死をもたらすのが”死神”であって、 「死に神」というのは、役に立たない法務大臣という意味ですよ。 誰かさんが選挙のことを「禊は終わった」って言ってましたね。
(-@∀@)<え?「死に紙」?なんのことですか?
347 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 09:41:06 ID:M3sXpP9L0
(平成20年度 男女平等推進委員会 標語) みんなの力で男性差別のない明るい社会を築こう (この標語を読んだ人は3回他のスレッドに貼り付けて下さい。)
348 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 10:04:13 ID:bK5OYHgT0
ヘ_ //;;;;`-、_ //ー-、;;;;;;;;;ヽ、 //_ ;;;;;;;;ヽ、 // ゙゙ー-、 ` ;;;;;;ヽ ___ // `-、 ` ;;;;ヽ _ /::::::::::::::::::::ヽ // \ `;;;;| /::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ // ヽ ゙、;| ∠_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ // | i;| \ii  ̄\__:::::::::::::::::::::\ // | l/ |_ _\ /\::::::::::::::::::::// l/ / l l \:::::::::::// \__/ ● ● \__ .》::::::// | Д /:::::://:: 北朝鮮を褒め称え、帰国事業を加速させた \_ /:::::://::::::::"-、、 死に紙、朝日新聞。 ァ-―''7":::::::://-;;:::::::::::::/ /|::| {:::::⊂ ̄ヽ'":::::::/ <;;;;;;| \:::ゝ(_ノ:::::::::::`-、,..--─-,,, i\;;| //l |::::::::::::::::::::`::::::::::::::::::) . l ト、 .// ゝ\:::::;;:::::::::::::::::::::::;;;-'' | l \__//___,,..-''~゙ー--─<
349 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 11:58:05 ID:drtKYtjG0
鳩山が死神と呼ぶのなら、死刑執行を拒否し続けた杉浦正健を朝日は何神と呼ぶのだろう?
死刑判決が増えたから執行数が増えただけだろうに。
その前に、法相のくせに死刑執行を拒否した 糞大臣どもの後始末をさせられただけ。 死刑確定囚がのうのうと生き続けていられるのは、 マスコミ様が大好きなキーワード「血税」のおかげなんだがね。
352 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 13:21:33 ID:bK5OYHgT0
_,.=三三三三ミ、 ,.=三三三三三三ミL_ /三三三三彡彡==fミミヽ {三ミr'" ミ三》 l三ミl ミミリ ',三ソ 彡=、─=_へ jミソ r、7={.イ=・=:}¨{'´=・=ミ}¨リ7 ヽi l - ̄/l lヽ、二ノ }j lj  ̄ /(_,、_,. )ヽ lノ ゙i -' 、 / ヽ { ゙ ̄ー ̄´ ,イ、 死刑の何処が問題アルか? ヽ ヽ__,. // 入 _ノi゙、  ̄ / /::::ヽ、 __,. -‐'"/::l `ヽ、__,/ ./:::::::::::i:::`::ー..、_ -'":::::::::::::::/::::::::l /´゙ヘ. /::::::::::::::l:::::::::::::::::` :::::::::::::::/:::::::::/l`∨辷夕ヽ//\:::::::::::l::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::>'':::::::l. /! ij', ./::::::::\'¨´::::::::::::::::::: ::::::::::::::<´:::::::::::::::l / i /:::::::::::::::\:::::::::::::::::::: ::::::::::::::::|:::::::::::::::::| / l./:::::::::::::ヾ:::/::::::::::::::::::::
そういや朝日が国内で反対してることの殆どを中国様はやってるんだよなぁw
(@∀@)<それは内政干渉だ!
355 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 19:41:00 ID:P76TkFJB0
>>322 >なんで死刑執行をチクリと刺すのかねえ。
>死刑を宣告されるような犯罪者をチクリとも刺さんで。
まったくだなw
そもそも非難される筋合いの無いこと(死刑執行)を口汚く中傷しておいて、
その言い訳においてさえ、
>チクリと刺す
などと、無意味に上から目線で全く反省の見られない言い草。
さすが朝鮮日報、としか言いようが無い
356 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 19:45:35 ID:P76TkFJB0
大臣の発言を叩くためなら、元の発言を歪曲し、全く別の意味に仕立ててでも大げさに騒ぎ立てるのに、 自分の失言の場合、まったくおとなしいものだなw
357 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 19:56:59 ID:bj7qFZzR0
>>311 いつもの朝日(に限ったこっちゃないが)の手法でこの文章を捌くと、
「素粒子、弁明するも謝罪は無し」
18日の素粒子コラム内で鳩山法相を「死に神」扱いした件に対する抗議に対する弁明が、
21日の同コラムで行われた。
だが、内容はあくまでもコラムの性質上風刺は必要と弁解するのみで、「中傷する意図はない」と
いうものの謝罪は一言もなかった。
挙げ句、「表現の方法や技量をもっと磨かねば」と言い捨て、反省の色も全く見られなかった。
こんな感じだな。全く、他人に厳しく自分に甘い野郎どもだ。
「『素粒子』は、世の中の様々な出来事を題材に、短い文章で辛口の批評をするコラム」なんだろーに。 釈明にこのスペースを使うなら、商品表示に誤りがあるってクレームつけたい。 せめてヴァカなこと書いた自分自身を辛口に批評してみればちょっとは見直したのに。
361 :
文責・名無しさん :2008/06/22(日) 22:12:49 ID:M3sXpP9L0
(平成20年度 男女平等推進委員会 標語) みんなの力で男性差別のない明るい社会を築こう (この標語を読んだ人は3回他のスレッドに貼り付けて下さい。)
362 :
380 :2008/06/22(日) 23:05:26 ID:snpPi3Dn0
>>289 海外旅行云々の回は、胸糞ってレベルじゃなかったな。
特別なサービスを受けられる、割引されうなどの得することもなけりゃ、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
良心的、常識的振る舞いは損だって?悔しいって?
旅行者は旅行者、通過するだけの者でしかないんだよ。
むしろ、通過させてもらっている、現地特有の風物に
『触れさせて貰っている』と、感謝してもいい(するべき)立場なんだよ。
金を落としてるからって現地の方に(サービス係、ホテルマン、商店の方々)
わがままに振る舞うことも許されると思えれる傲慢さ。
これがマスコミ人種のモラルなのか?
あのなぁ、仮にも新聞社の記者なら聞いたことあるだろ。
(用法は若干異なることは認めるが)
『情けは人のためならず』ってな。
日本人が良識的な振る舞いをすることで、現地の方に好感情を抱いてもらえる。
そしたら、次に訪れた日本人観光客にわざわざ不快なサービスを提供することもないだろう。
それどころか、日本人相手となったら、サービスマンだって発奮するよ。
良質なサービスの提供は、提供者にとっても喜びなんだよ(と思うよ)。
日本人にとっても現地の方にとっても、不幸はひとつも生まれない。
それが巡り巡って、この記者が次に訪れた土地でも良質なサービスを提供されるだろう、
ってことに、何故考えが及ばない?
幸福の連鎖ってこういうことを言うんだよ。
コイツ、本当に日本社会に生き、教育を受け、日本に生かされてきた日本人なのか?
俺には、日本人的な思いやり文化に触れて育った、いわゆる日本人的な環境に育った人とは
とても思えない。
モンスターペアレント、モンスターペイシェントなどの造語を生み出している マスコミにはモンスタージャーナリストって単語を贈りたい。 自分の思い通りに記事を改変、捏造して自分が社会正義だと信じて疑わない記者の意。
「死に神」という珍妙なひらがな使用にも(-@∀@)なりのへ理屈はあるのだろうが。 語感として(-@∀@)が与党政治家に頻繁に使用する「死に体」を連想しちゃうんだよね。 「死に神」=客観的に負けている神。 で、公正中立を謳いながら北京支局存続や平壌支局開設のために客観的に負けてる 新聞社が発行している新聞紙は「死に紙」じゃないの?ってことになる。
天声人語 2008年6月22日(日)付 『源氏物語』を書いた紫式部といえば平安朝の才女だが、愉快な逸話を残している。作り話の ようでもあるけれど、イワシが好物だったらしい。 しかしイワシは卑しい魚で、高貴な者が大っぴらには食べられない。内緒にしていたが、ある 日、焼いた匂(にお)いが消えないうちに夫が戻って来てバレてしまう。だいぶ叱(しか)られ たようだと、江戸期の文献をもとに、魚博士で知られた末広恭雄が書いている。 そのイワシも、近年は高根の花だ。焼いてよし、刺し身でよしのマイワシは、80年代、多い 年は400万トンも水揚げされた。それが数万トンに減っている。「梅雨イワシ」と呼ばれて今 が食べごろだが、値段は安くはない。 減った原因はよく分からないようだ。イワシは人間以外にも敵が多い。クジラやマグロなどが 「海の牧草」よろしく餌にする。乱獲か、食物連鎖の不均衡か、それとも海水温が上がったため か。周期的に増減するという説もある。 イワシばかりではない。日本の漁業生産量は最盛期の半分を割った。国産の魚に代わって、輸 入もののマグロやエビ、サケなどが食卓をにぎわせている。その結果、食用魚介類の自給率は 50%台に落ち込んで久しい。 政府は先ごろの水産白書で、旬の近海魚を毎月「もう一皿」多く食べようと呼びかけた。たと えば、夏にはイカの姿焼き、冬はブリの照り焼き……。そうすれば自給率が4%ほど上がるそう だ。焼こうが煮ようが、幸い庶民に紫式部の窮屈さはない。身近な魚の消費が増えれば、漁業や 食文化を守ることにもつながるだろう。 -------------------- 日曜恒例、腹の減る天人ですな。毎度ながら筆が踊る。
天声人語 2008年6月23日(月)付 この地球上で、幸福の量と不幸の量は、いったいどちらが多いのだろう。東京で開かれている 世界報道写真展(8月10日まで)を見ると、「世界は不幸に満ちている」という思いに胸が痛 む。 約8万点から選ばれた一瞬一瞬が現代を切り取っている。戦火、飢え、暗殺、逃げまどう 人々……。どれも昨年起きたことだ。パキスタンのブット元首相の暗殺現場を写した連作などは、 そのむごさに、見つめ続けるのも難しい。 「不幸」にレンズを向けるカメラマンは、深く葛藤(かっとう)するという。「ハイエナみた いなもの」と自嘲(じちょう)したのは、戦場写真のロバート・キャパだった。日本のある若手 はカンボジアで、負傷兵に「おれの写真をいくらで売るんだ」と怒鳴られた。 写真家の長倉洋海さんから以前、こんな話を聞いた。飢餓のアフリカで、衰弱した少年にカメ ラを向けたそうだ。少年は、あばら骨の浮き出た胸を見せまいと、何度も体をよじった。長倉さ んはどうしてもシャッターを押すことができなかったという。 今年の大賞に選ばれたのは、アフガニスタンでの一枚だ。壕(ごう)で休む1人の若い米兵を とらえた。土にまみれ、憔悴(しょうすい)しきった目がうつろにレンズを見つめている。左手 薬指の指輪のような光が、この若者の家族や故郷を、見る者に想像させる。 大義や名分が何であれ「殺し合うこと」の不毛を、この一枚は訴えてやまない。その思いをカ メラマンに託すような、若い兵の表情も胸に迫る。写すという行為の奥深さと、伝えることの意 味を語りかけるような、展示の空間である。 -------------------- 兵士は戦うのが仕事。その様子を撮るのが報道カメラマンの仕事。撮った写真をかき集め、繋ぎ 合わせて展示するのが展覧会主催者の仕事。 その展覧会の写真を解釈して、例えば天人子が言うような『「殺し合うこと」の不毛』等という メッセージを伝えるのは、天人子の仕事、なのかな。
もしもカメラマンが「ハイエナみたいなもの」であるなら、撮られた写真を扱い商売にしている
全てのものが「ハイエナみたいなもの」であろう。
カメラマンの雇い主、写真展の主催者、報道、その他『カメラマンの後ろに続く全ての人々』は、
カメラマンの自嘲は伝えても、自らを「ハイエナみたいなもの」と自嘲する言葉を発する事はあ
まりないようだ。
東京都写真美術館 > 世界報道写真展2008
http://www.syabi.com/details/wwp2008.html ■主催:世界報道写真財団/朝日新聞社
■共催:東京都写真美術館
■後援:オランダ王国大使館/社団法人日本写真協会/社団法人日本写真家協会
■協賛:キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社/ティ エヌ ティ エクスプレス株式会社
■協力:グーグル株式会社
アサピーにとっては他人の不幸はメシの種、兵士や下請け業者であるフリーカメラマンたちの葛藤は 「世の中の様々な出来事を題材に、短い文章で辛口の批評をする」ためのネタでしかないんでしょ。
>>366 「悲しむ人の傍らにいて、その苦しみを記録することしかできないのは、時にはつらい」
−ロバート・キャパ−
素粒子 6/23(月) 「指一本でいい。そばに帰っ てきてほしい」と行方不明者の 家族。自衛隊の捜索撤収。無 念、感謝、悲しみ、願い交錯。 × × 日曜日の白昼、また無差別の 恐怖。JR大阪駅で3人の女性 が次々と背後から無言で切られ る。防犯カメラに不審な女? × × 今日は沖縄慰霊の日。今年出 た句集の、心を引かれた一句を つぶやく。<沖縄忌戦火の絶え ない地球にいて>岸本マチ子 ――― 地球に「ほし」、とルビ。
371 :
文責・名無しさん :2008/06/23(月) 23:53:11 ID:zIr0MZaZ0
372 :
文責・名無しさん :2008/06/24(火) 00:22:00 ID:2WJEyY/Z0
素粒子ちゃんはビビってござるのか、謹慎させられて代役が書いてるのか。 2項めなんかどこが「風刺コラム」なんだよ。ただの行足らずの記事じゃないか。
いや〜、一段落では一刻も早い発見を祈る家族と、去りゆく自衛隊(宮城県知事が要請した事はスルー)の対比。 二段落目は街中で見ず知らずの通り魔に襲われる恐怖と不安。 とどめに沖縄と今も続く戦争! 一見してバレる地雷を避けながら、電波ポエムを真剣に読むと「防衛費で国民は守れない」と朝日思考が刷り込まれる、一流の洗脳文だよ。
374 :
文責・名無しさん :2008/06/24(火) 01:15:45 ID:3pWC5qw60
>>366 一枚の写真は、必ずしもありのままの事実を切り取るものではない。
一握りの集団が事実を切り出す時代の終焉を、彼らは危惧しているのだろう。
>>369 自嘲というよりも、自己弁護である模様。
確かに「感情」に取り憑く手法は、「共感」を強いるに最も効率が良いのでしょう。
>>373 いやー、自衛隊・通り魔・旧日本軍の組み合わせでそれは無理だわw
天声人語 2008年6月24日(火)付 電話口で「心がピシピシッと音を立てて氷結していくのがわかった」という。05年、06年 と続けて架空請求の詐欺に遭った日向野(ひがの)利治さんだ。体験が『実録詐欺電話 私はこ うしてだまされた』(すばる舎)にある。 妻に先立たれた寂しさから、ある種のサイトをのぞいたことがあった。だから、どすの利いた 声に脈拍は上がり、全身から汗が噴き出したそうだ。ご本人は経済評論家。「不名誉」は人知れ ず片づけたいとも考えた。 先週末、振り込め詐欺の被害者救済法が施行された。裁判をしなくても、金融機関が凍結した 口座からお金が戻ってくる道が開かれた。とはいえ、まずは電話への備えを巡らせたい。なにし ろ、70歳に近い日向野さんにして「人生でいちばん怖くて長い時間」なのだ。 息子や孫になりすますオレオレ詐欺では、警察官や弁護士役が入れ替わり出てくる劇団型も多 い。警視庁の調査では、被害者の約3割が銀行員らの警告を振り切って送金していた。それほど の演技なのだろう。 増えているのは還付金詐欺。役所を名乗る人物から税金や保険料を返すと言われれば、誰しも 前のめりになる。去年の年金、今年の高齢者医療。社会不安を巧みにとらえた話術が、善人を無 人ATMにいざなう。 虚栄、親心、お金、異性、健康。どこを突かれても大丈夫な人はそういない。不意の電話に「氷 結」した心は、だまされやすくもなる。これだけの被害情報を前に、呼び出し音にすら身構える 人が多いのではないか。なのに、毎日約1億円が冷たい穴へと消えている。 -------------------- 興味深い話なんで、取り上げた事は評価する。 読売の編集手帳は6月22日に取り上げているんで、後発なのは否めないけど、コラムとしては天人 の方が面白い。 しかし『これだけの被害情報』なんていうんなら、紙面でももうちょっと大きく扱っても良いん じゃないかなあ。
380 :
文責・名無しさん :2008/06/24(火) 12:33:55 ID:YAJjrHEb0
【死に紙】 死に紙(しにがみ)は、朝日新聞に対して用いられるメディア用語で 情報を中立な立場から正確に伝えるという本来の姿からかけはなれ メディアとしての機能が死んでいる状態を指す。 朝日新聞の時事寸評コラム「素粒子」において死刑執行を行なった鳩山法相を 「死に神」と表現したことに反発するネットユーザーの書き込みから生まれた言葉。 捏造記事やミスリード、低俗な内容、頓珍漢な論理展開など 過去の度重なる不祥事もあり一般大衆の間に定着している。 ※中傷する意図は全くない
朝日新聞が羽生名人と永世称号を言葉遊びに利用
1 名前:名無し名人 2008/06/20(金) 12:31:43 ID:15jMVQM5
素粒子 6/18(水)
永世名人 羽生新名人。勝利
目前、極限までの緊張と集中力
からか、駒を持つ手が震え出す
凄み。またの名、将棋の神様。
× ×
永世死刑執行人 鳩山法相。
「自信と責任」に胸を張り、2
カ月間隔でゴーサイン出して新
記録達成。またの名、死に神。
× ×
永世官製談合人 品川局長。
官僚の、税金による、天下りの
ためのを繰り返して出世栄達。
またの名、国民軽侮の疫病神。
48 名前:名無し名人 :2008/06/20(金) 23:46:42 ID:15jMVQM5
http://tetorayade.iza.ne.jp/blog/entry/616129/ 抗議にコメントしないとしつつ四コマ漫画で揶揄
382 :
文責・名無しさん :2008/06/25(水) 07:37:33 ID:8FXfRAlb0
うわあ…
天声人語 2008年6月25日(水)付 人知だけではどうにもならない領域ゆえに、豊作や大漁の喜びは大きい。歓喜はしかし、人事 を尽くしても避けられない悲しみと背中合わせだ。日照りに風水害、しけや遭難。それらは時に、 天命と受け入れるにはつらすぎる。 福島県の巻き網漁船、第58寿和(すわ)丸が千葉県沖で沈んだ。乗り組んでいた20人のう ち、港に無事戻られた方はまだ3人という。転覆時、船は漁を休んで停泊していた。大波を横か ら受け、傾いたところを二つ目が襲ったらしい。 乗組員は平均48歳。40代と50代が多い。海で手を組む男たちは、陸ではそれぞれ大黒柱 として家を支えてきたのだろう。留守の多い危険な仕事は、夫婦や親子のきずなを強めもする。 その分、涙の粒も大きい。ご家族の心痛、いかばかりか。 船は、黒潮に乗って北上するカツオをとっていたそうだ。青い魚群は夏に三陸沖に至り、また 南下する。春からの上りガツオと、秋の戻りガツオ。食卓に季節が巡るのも、海中から旬を持ち 帰る人たちがいてこそだ。 漁師はしばしば、味方であるはずの海とも戦わねばならない。そして、毎年約200人が仕事 場で命を落としている。漁船海難遺児育英会が編んだ母と子の文集(06年刊)に、徳島県の女 性が遠洋に散った夫に語りかけた詩がある。 〈父さん/結婚式、孫の顔見たかったね/思い出いっぱい、インド洋の波に乗せて私も行くか ら/写メール、貴方(あなた)の所へきっと届く〉。片道だけの、報告と約束だ。波間へと打ち 込むメールをこれ以上増やさぬよう、懸命の捜索に望みを託したい。
おいおいアサヒともあろうものがなんでここに イージス艦衝突事故を引っ張ってこないんだ。 新人使ってんのか?
385 :
文責・名無しさん :2008/06/25(水) 13:59:53 ID:K0THNY3Y0
>>383 泣かせてくれるじゃねーか・・・
なぜ普段からこういう記事書けないんかねえ?
>>383 嘘だ。社説子がこんな記事を書くわけが無い。と疑った俺の心は汚れてるのか・・・。
法相を死神呼ばわりするのがチクリと刺すなら 本気で刺したらどんな表現になるのか気になるな
素粒子 6/24(火) 消費増税「決断の時期」発 言。「2、3年後とか、長い範 囲で考えている」と。首相が飛 ばした観測気球、6日で萎む。 × × 中国で大地震の救命活動で活 躍の少年少女英雄コンテスト。 日本で英雄なんて絶えて久し。 よきことかな、悪きことかな。 × × 太平洋で巻き網漁船転覆、17 人死亡・不明。前日はフィリピ ンでフェリーが転覆、800人 不明。陸も海も最近、大惨事。 ――― 萎むに「しぼ」む、とルビ。
>>387 そりゃあ安倍おろしのときみたいに、発言の一部を文脈無視して叩いたり人格攻撃したりするってことだろう。
素粒子 6/25(水) 最新改訂版・迷解国語辞典 えきまえ【駅前】以前は「旅 館」ちょっと前まで「留学」い ま「ヘアサロン」が多い場所。 × × とうけつ【凍結】ほとぼりが さめるまで支出を禁止するこ と。注目→国家公務員の「娯楽 費」、道路特会の道路広報費。 × × ありがとう 感謝の念が確実 に伝わる言葉。好例→支援ヘリ に向かって描いた被災地中学校 グラウンドの「ありがとう」。 ――― 「最新改訂版・迷解国語辞典」「えきまえ」「とうけつ」、3段冒頭の「ありがとう」が太字。 なるほど素粒子の日本語が「迷解」ということですか。 「中国で大地震の救命活動で活躍の」なんて素晴らしいです。 「表現の方法や技量をもっと磨かねば。」
391 :
文責・名無しさん :2008/06/26(木) 00:40:30 ID:um1Wj4z90
自衛隊に向かってありがとうとは絶対に言いたくない朝日
朝日が自衛隊にありがとうなんて言い出したら 日本終わっちゃうだろ…朝日の歴史的に考えて
定見無き記者団だから油断は出来んよ
天声人語 2008年6月26日(木)付 必要になったら「出荷」されるだけ。おれたち、まるでレンタル商品みたいだ。日雇いの派遣 労働で食いつなぐ男性(39)の心境が、本紙生活面に載っていた。働き盛りをそこまで卑屈に させる商売とは何なのか。 この業界大手のグッドウィルが廃業するという。派遣した先からまた別の会社に回す二重派遣 を助けた罪で、略式起訴された。妙な天引きでも集団提訴されている。「善意」は社名だけらし い。 日雇い派遣に登録すれば、携帯への連絡ひとつで、日々雑多な職場に送られる。いわば労働力 の小口売りだ。二重派遣はその転売にあたる。「無職」の弱みにつけ込み、自在に増減できる労 力として使い回す。知識もないまま危険な現場に送りもする。 休日の小遣い稼ぎという人もいようが、使い捨て同然とあっては、日雇い派遣そのものの禁止 論が出るのは当然だ。弱者の無理で成り立つ経済が、長続きするはずもない。 〈姉(あね)さんかむりで泥にまみれて/日に灼(や)けながら汗を流して/男にまじって綱 を引き/天にむかって声あげて……〉。美輪明宏さんの名曲「ヨイトマケの唄」には、この国を 底で支えた風景が描かれる。肉体労働の厳しさ、親への感謝、職業差別への怒り。詞中の〈僕〉 は、母ちゃんの働く姿に多くを学ぶ。 国や経済界も学習し、戦後、汗を安売りさせない仕組みが徐々に整った。ところが、規制緩和 と自己責任の名の下、ひどい逆流である。働きがいが〈もひとつおまけにエンヤコラ〉の頑張り を生む。明日をも知れぬ身では、綱を引く手に力が入らない。 -------------------- マスメディアや知識人の方々は、かつて口をそろえて「終身雇用」「年功序列」を貶め、日本の 活力を奪い競争力を落とす害悪だと言っていた。 いざ、その仕組みに代わって、転職の自由と規制緩和、成果主義能力主義の仕組みが出てきたら、 手のひらを返してこれを貶め、害悪だと言い始める。 何でもよいのだ。何か「これが悪の根源だ!」と言えれば、それで満足する。 それで人々を煽り、不の感情の再生産ができれば、彼らはそれで満足なのだ。
395 :
文責・名無しさん :2008/06/26(木) 15:16:15 ID:p5Rfh3n40
>何でもよいのだ。何か「これが悪の根源だ!」と言えれば、それで満足する。 サヨクのみなさんには一貫した基準なんてないのです。 卒業式ではだめな日の丸君が代も、甲子園ではいいんですから。
マスゴミ、自称文化人がそんな感じなのは当たり前だろ 何言ってんだ? と一瞬思ってしまう俺は完全に感覚麻痺してるな。
397 :
死に紙 :2008/06/26(木) 17:42:01 ID:kYh7TOr40
職務を遂行した法相を死に神呼ばわりする前に、 その判決を下した裁判官を一面で死に神呼ばわりしてみろよ。 しっぺ返しが恐ろしくて出来ないだろう。報道の自由を盾に、 非常識きわまりない文章を公然と掲載する態度は、秋葉原事件 の模倣をインターネット上に、書き込む輩以上に悪質である。 こういう便所紙にもならないような新聞は、みんなで不買運動 を繰り広げ、死に紙とよばれるようにしようよ。
朝日新聞が羽生名人と永世称号を言葉遊びに利用
1 名前:名無し名人 2008/06/20(金) 12:31:43 ID:15jMVQM5
素粒子 6/18(水)
永世名人 羽生新名人。勝利
目前、極限までの緊張と集中力
からか、駒を持つ手が震え出す
凄み。またの名、将棋の神様。
× ×
永世死刑執行人 鳩山法相。
「自信と責任」に胸を張り、2
カ月間隔でゴーサイン出して新
記録達成。またの名、死に神。
× ×
永世官製談合人 品川局長。
官僚の、税金による、天下りの
ためのを繰り返して出世栄達。
またの名、国民軽侮の疫病神。
48 名前:名無し名人 :2008/06/20(金) 23:46:42 ID:15jMVQM5
http://tetorayade.iza.ne.jp/blog/entry/616129/ 抗議にコメントしないとしつつ四コマ漫画で揶揄
素粒子 6/26(木) お客さまへ 今はなき居酒屋 を霞が関でオープン。懐かしの 時代をご堪能いただけます。ぜ ひお立ち寄り下さい。店主敬白 × × 【メニュー】缶ビール。缶コ ーヒー。栄養ドリンク。サケ切 り身。キングサーモン刺し身。 たこ焼き。焼きそば。食パン。 × × 【開店記念福引景品】お米2 合パック【絶対安心】終電前閉 店・処分無縁【お会計】自己申 告【厳禁】タクシーの呼び出し
天声人語 2008年6月27日(金)付 中国の四川大地震で、がれきの下から36日ぶりに豚が助け出された。雨水で命をつないだら しく、150キロの巨体は50キロにしぼんでいたという。生き抜かんとする本能に打たれつつ、 なんだ、目方の3分の2が消えても命は残るのかと、わが脂身に視線を落とす。 豚には申し訳ないが、ハムカツなどを食べ続けたツケが、職場の健康診断で回ってきた。初の 腹囲測定である。係の女性が巻き尺を回したところで腹を引っ込めたが、むなしく「メタボ予備 軍」と判定された。 さる病院の看護師さんが、腹回りの正しい測り方を明かしてくれた。大半の男性は、巻き尺が 回ると反射的に腹をすぼめるそうだ。「はい結構です」の声で男たちは呼吸を再開し、腹がぼよん と戻る。そこにすかさず、緩めると見せた巻き尺をあてるのだという。 いやはや、1秒の時間差攻撃。当然、あとの「正しい腹」が記録される。思えば健診での格好 つけは無益である。肥満でも肝機能でも、この体、あるがままを抜き差しならぬ数値で残し、明 日への反省材料としたい。 大阪大などの研究チームが最近、おなかの脂肪にある細胞を肝臓や心臓の治療にいかす動物実 験に成功したという。節制して生き永らえれば、ぜい肉が命を救う時代が来るかもしれない。 奇跡の豚も脂肪の蓄えがあってこそだろう。ハムカツ何枚分か、体重は早くも20キロ戻した そうだ。幸せそうに草をはむ姿を見て、ただ蓄えることを期待された身がうらやましくもある。 「生き証人」として博物館で余生を送ると聞けば、なおさらだ。 -------------------- お得意の、メタボな「肉の帝国」ネタ。 自分の腹回りをネタにしているからか、ウェットな筆致が好感の持てる仕上がり。 ハムカツの微妙にチープなイメージがまた、良い味を出している。
天声人語 2008年6月28日(土)付 イタリアで落書きした学生が相次ぎ「告発」された。横文字の中の漢字は目立つし、お国の恥 と憤る人もいよう。常識ばかりか、この程度の想像力を欠いては子どもと呼ばれても仕方ない。 ただし、大人にはもっとひどいのがいる。 国内の大産地をかたって中国産ウナギを出荷した業者。売れぬなら値を引くのが商いの常道な のに、生産者をでっち上げ、取引先に口止め料まで払い、高く売りさばいた。発覚時の赤恥には 思い至らなかったか。 飛騨牛の等級をごまかした業者にはこれほどの悪知恵もない。ワンマン社長に牛の像、お粗末 会見と、ミートホープ事件の焼き直しだ。ブランドを裏切った点は船場吉兆にも通じる。所と品 を替えて続く食の不始末。まさに食傷である。 官僚御用達「居酒屋タクシー」の客は約1400人。盛り場で「これで帰って」とタクシー券 を渡された女性もいるやに聞く。夜遊びの費用を国庫から出したのなら横領でなくて何か。 さて、懲りないといえばこの人だ。北朝鮮をテロ支援国家から外すというブッシュ米大統領。 ありもせぬ大量破壊兵器を根拠にイラクで戦争を始め、多数を死なせた指導者が、核保有を誇示 する北には甘い。末期の政権は、国益どころか内輪の事情で動くらしい。 そういう米国の外交に、今度も日本はついていく。「それ以外、ないじゃないですか」と福田 首相。「拉致は人間の命の問題。それなのに、どうにもしようがなく動いていく」と横田早紀江 さん。同じ状況を語った言葉二つの、共鳴力のあまりの差に天を仰ぐ。 -------------------- 落書き。「告発された」というけど、誰が告発したんだろ。恥なのは確かだけど、これをして「お 国の恥」とはまた、国家主義全体主義的な雰囲気を感じる。 色々と下衆い愚痴を連ね、最後に北朝鮮云々を持ってくるとはね。 お前、天人子、日本の首相に何をどうすることを望んでいるんだよ。北朝鮮がどうなることを望ん でいるのだよ。
イラクに大量破壊兵器が無かったネタをとりあげているけど NHK圧力事件のさい「当時記者が信じるに足る理由があった」と誤報を容認してたな。
今さら拉致被害者の肩を持つなんて白々しいんだよ。 大体、ならず者国家が開き直ったら日本は手も足も出ないなんて分かりきったことじゃないか。
バレバレの通名偽装記事を書いても恥を知らない新聞社が抜けてるな
鳩山死に神の一件で思い出したんだけど 長崎市長殺害犯に一審で死刑判決出たよね。 そのとき朝日は妥当だと書いてなかったかな?かな? ↓↓↓ いまある刑罰の中で最も重い死刑を選んだ ということだろう。厳罰化の流れが背景にあると はいえ、そうしたテロに対する厳しい姿勢は十 分うなずけるものだ。 ↑↑↑ 朝日に擁護投稿らしきもの送ってる皆さんは この件どう考えてるんだかねえ。 思想の違いから犯行に及ぶような政治テロ (実はこの事件そうとはいえないけど)さえ 再教育の機会与えるべきとは誰も書かないのな。
406 :
文責・名無しさん :2008/06/28(土) 15:55:15 ID:pao3KJDg0
>>401 >ただし、大人にはもっとひどいのがいる。
サンゴに落書きして地元ダイバーのせいにする自作自演スクープ記事を書いた、
最低な大人がいたよねw
>>405 >いまある刑罰の中で最も重い死刑を選んだ
>ということだろう。
ってかいてあるじゃん。おしまい。
408 :
文責・名無しさん :2008/06/28(土) 16:37:30 ID:96i29mcP0
>官僚御用達「居酒屋タクシー」の客は約1400人。盛り場で「これで帰って」とタクシー券 >を渡された女性もいるやに聞く。夜遊びの費用を国庫から出したのなら横領でなくて何か。 官僚の居酒屋タクシーはどうかと思うが、マスコミにそれを批判する資格はないよな。 言いたいのは「記者クラブ問題」。東京の一等地で部屋代や設備費電気水道すべて国に丸抱え。 もちろん仕事もしているだろうが、暇なときは賭けマージャンして遊んでるって 元TBS記者の井沢元彦も苦言を呈していたよな。 >遊びの費用を国庫から出したのなら横領でなくて何か。 この言葉は記者クラブにも返ってくるんじゃないの?
409 :
文責・名無しさん :2008/06/28(土) 16:38:14 ID:1vl60tZc0
410 :
文責・名無しさん :2008/06/28(土) 18:40:29 ID:NEFNfMbM0
>>408 いしいひさいちの漫画にもあったな
金丸邸前で記者が卓を囲んで麻雀やってて
精算しようとしたところに警官がやってきて「いっけねえ」って
素粒子 6/27(金) 不完全な核申告なのに、米国 がテロ支援国家指定の解除を表 明。どうなる、再調査。将軍様 の高笑いだけが聞こえてくる。 × × 東電、原油高騰が続けば来年 に大幅値上げへ。値上げ続々。 どうなる、暮らし。投機マネー の高笑いだけが聞こえてくる。 × × 「いつまでたっても一人」と アキバの容疑者の書き込みに。 孤独は人の常態なのに。<鴉啼 いてわたしも一人>種田山頭火 ――― 鴉に「からす」、啼いてに「な」いて、とルビ。
素粒子 6/28(土) 歴史上の人物嘆きコメント 「犬を連れて上野公園に立っ ている銅像はだれ、と聞いて欲 しかったでごわす」西郷隆盛 × × 「NHK『篤姫』でネプチュ ーンの原田泰造さんが演じる人 物は、との設問であれば、いい とこいったのに」大久保利通 × × 「野球の斎藤くんや卓球の愛 ちゃんが学んでいる早稲田大学 の創立者はだれか、と尋ねるべ きであるんである」大隈重信 ――― 「歴史上の人物嘆きコメント」が太字。
>>412 >尋ねるべきであるんである
日本語としておかしくないか?
字数合わせで無理やりひねり出したのかもしれんけど。
自身で「表現の方法や技量をもっと磨かねば」と言うだけある。
近現代は、学校では学期後半になって駆け足で教えるようになりがちだしな。
ヘタに持ち上げると進歩的な方々や近隣諸国の方々に怒られそうだし。
死神問題以降、大人しくなった?
あるんであるが可笑しいか?
未だに公立学校の教師は朝日のコラムで文章の書き方を勉強しろっていうんだがアホらしくて無理ですよ。
書き方間違えたかも…。 一応「ソレ笑うトコ」なんだよな朝日的に。
418 :
文責・名無しさん :2008/06/29(日) 11:49:55 ID:Qw/Zud8W0
>>413 >近現代は、学校では学期後半になって駆け足で教えるようになりがちだしな
単に教える側のペース配分が下手なだけ
受験では3〜4割近現代から出題されるってのに
江戸時代あたりから授業を始めるのが一番いいと思うんだが
うちの高校の世界史はそうだった
419 :
文責・名無しさん :2008/06/29(日) 13:47:13 ID:ZAwWtggb0
>>401 物言えば、唇寂し・・・
http://asahilog.hp.infoseek.co.jp/ ┏┓ ┏━┓┏━┓ ┏━┓ ┏┓ ┏━━━┓┏━━━━━┓
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420 :
一行抜けたw :2008/06/29(日) 13:49:21 ID:ZAwWtggb0
>発覚時の赤恥には 思い至らなかったか。
>>401 物言えば、唇寂し・・・
http://asahilog.hp.infoseek.co.jp/ ┏┓ ┏━┓┏━┓ ┏━┓ ┏┓ ┏━━━┓┏━━━━━┓
┃┃ ┏┛┏┛┗┓┃ ┃┏┛┏━┛┗━┓┃┏━┓┃┃ ┏━━┓ ┃
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>>414 中の人が左遷されたって風の噂に聞いたんだが、ウソだよな?
この程度でアサヒが反省して内部処分してたらとっくに廃刊になっとるわ。 身内にはとことん甘いのが正義漢きどりのマスコミ様だぜ?
423 :
文責・名無しさん :2008/06/29(日) 21:53:06 ID:PfqAIbg60
>>422 朝日ってブサヨの身を張った、壮大なコントなんじゃ(ry
天声人語 2008年6月29日(日)付 久しぶりにピアノコンサートを聴き、その演奏家の持ち味の淡々とゆらぐような音の流れを楽 しんだ。演奏のあとの拍手も心地よかった。最後の音が消えるのを待って静かに起こり、次第に 大きくなっていった。 演奏後の拍手はときに、クラシックコンサートの味わいを左右する。まだ音が残っているのに 手を打ったり、掛け声を飛ばしたり。これをされると余韻は消し飛ぶ。以前から言われているの に、この手の「フライング拍手」は相変わらず多いようだ。 せんだって「拍手競技会と化した演奏会」という投書が他紙に載った。ある交響曲のライブ録 音のCDを聴いたそうだ。名演奏だったのに、終わるが早いか競わんばかりの拍手喝采で興ざめ したと、憤っていた。 最後の音が消えたあとの静寂は演奏の一部なのだろう。「徐々に、次第に夜が明けてゆくよう に始まる拍手は感動的」だと、オーボエ奏者の茂木大輔さんは近著の『拍手のルール』で言う。 そして、静寂を壊すフライングには「傍若無人」と手きびしい。 フランスの食通で知られたブリア・サバランの言葉を思い出す。「(晩餐(ばんさん)の)会 食者はいずれも、いっしょに同一の目的地に着くべき旅人同士の心持でなければならぬ」(『美 味礼讃』)。 コンサートに会する人も同じだろう。ところが近年は、マナー全般に問題が多いと聞く。私語 や飲食、いびき……。それゆえのトラブルも増えているそうだ。縁あって、感動という目的地を めざす旅人同士である。楽しい旅路を険路にしあわないよう、心がけたいものだ。 -------------------- マナー、暗黙の了解と、無知ゆえの傍若無人と、ルールと。そういう話であろうか。 これがクラシックのコンサートでない、天人子の興味がない分野の話であれば、「拍手の方法ま で決めらているとは、なんとも息苦しい」くらいは言いそうだと思った。 内容はまあまあ面白いが、締めの段落のあたり、妙に肩肘張った雰囲気。
425 :
文責・名無しさん :2008/06/30(月) 09:44:33 ID:sjYySkeB0
天声人語 2008年6月30日(月)付 北海道洞爺湖サミットを前に環境論議が盛んだ。その間にも食糧と原油は値を上げ、世界の暮 らしを締め上げる。梅雨空の下で地球が語られた6月の言葉から。 福田首相の地球温暖化対策包括提案に、経済界の評価は割れた。「サミットまでは協力するけ ど、サミット後はどうなるか分からない。反発が噴出するかもしれない」と日本経団連幹部。 蛍保護条例を昨年つくった滋賀県米原市が初のシーズンを迎えた。ホタルの保護に取り組む田 中萬祐(かずすけ)さん(68)は「スローで鈍くさい生き物だが、力強く生きている。ホタル がいなくなれば人間もくたばってしまうぞ、というメッセージを発したい」。 「本当に貴重なものは、いつも失ってから気がつく。トキの二の舞いにならないよう、今のう ちに保全の手を打つべきだ」。絶滅の危機にあるライチョウ。生態調査を続ける信州大の中村浩 志教授は、すでに2千羽を切ったと見る。 スペースシャトルで飛んだ星出彰彦さんが、自ら取り付けた有人宇宙施設「きぼう」の船内実 験室で会見。宇宙から見た地球について「美しくてはかなく、大地からは力強さも感じた」。そ れは微笑(ほほえ)みもすれば、牙もむく。 岩手・宮城内陸地震で被災した佐藤陸三郎さん(77)は、養殖していたイワナ2万匹を「こ のままいけすで殺してしまうよりも」と沢に放した。妻の恵美子さん(72)が言う。「地震が 起きた日、おとうさんと午前3時まで魚の様子を見回りながら、またやり直すべって約束したん です」。66億人の悲喜こもごもを乗せて、青い惑星は回る。
426 :
文責・名無しさん :2008/06/30(月) 10:04:58 ID:MpA6FjBj0
毎日新聞のアレで死神は霞んでるな。
>>427 >「素粒子」は「2ちゃんねる」と同じだ!
上杉さん、それは失礼だ。
確かに、2ちゃんねるでは下品で下劣でどうしようもないレスもあるが、それで給料を貰うわけ
じゃない。
本日付、池上彰氏の朝日夕刊コラムでも、死に神問題は苦言を呈されているな。 「他者を批判して良いのは、やるべきことをやらないときか、やってはいけないことをしたとき。 法に従って行動した鳩山法相はどちらにもあてはまらない」と。 …まさか、池上氏のコラムを載せたから、禊は済んだとか思っているんじゃねーだろうか、アカヒ。
>>427 インパクトはあるが失礼な話だぜ。
基本便所の落書きな2chでも役立つ面やマトモな面はあるが
素粒子(朝日にあらず)にマトモな回なんか無いだろ。
431 :
文責・名無しさん :2008/06/30(月) 21:31:41 ID:hn7rqn+d0
>>429 良いこと言ってたね。
文句があるんだったらまず死刑廃止論を展開しろとか
今、朝日本体は完全沈黙・池上コラムで自重しながら 「声」欄を使い鳩山非難&死刑容認派は残酷キャンペーン の真っ最中。
素粒子 6/30(月) 今年もまだ半年しか過ぎぬの に記憶薄らぐ騒ぎ数々。中東の 笛。なまはげ。古紙。サメガレ イ。つなぎ。ミスター財務省。 × × まだまだあった。25円値下 げ。靖国。チューリップ。聖 火。危険部位。記憶度々、呼び 覚まされるは偽装と低支持率。 × × 鬱陶しい空模様が続く。今週 は、晴れ間がのぞくところもあ りそうだが。<ふところに乳房 ある憂さ梅雨ながき>桂信子 ――― 鬱陶しいに「うっとう」しい、とルビ。
毒入り餃子は記憶が薄らいではいないと。
天声人語 2008年7月1日(火)付 「タマゴが先か、ニワトリが先か」は、因果関係をめぐる水掛け論のたとえである。コンビニ エンスストアの普及と生活の深夜化も、どちらがタマゴでニワトリなのか、白黒つけにくいもの の一つだろう。 お目見えした頃のうたい文句は、「開(あ)いててよかった」だった。夜中に何かが必要になっ て、その通りに感謝した人は多かったはずだ。それがいつしか、24時間開いているのを前提に、 人は暮らしを組み立てるようになった。 いまや、単なる小売店を超えた存在である。公共料金の支払いや、宅配便など多彩な横顔をあ わせ持つ。さらに、ストーカーに追われるなどした女性の駆け込みが、年に1万3千件を超す。 うち半数近くは深夜に起きている。 その深夜営業の規制などを検討する自治体が、相次いでいるという。省エネや、二酸化炭素の 排出を減らすのが主な狙いだ。不夜城の明かりを消すことで、エネルギー消費の多い深夜型の生 活を見直す。そんな理念も携えてのことらしい。 コンビニが煌々(こう・こう)と輝くのは、夜にさまよう人たちを明るさで引き寄せるためか。 とはいえ、早じまいをしたところで冷蔵庫は止められない。それやこれやで、不夜城の派手さに 比べれば、実際の効果はごく薄いという。 明かりを消させても、それだけでは「ねらい撃ち」に終わってしまう。コンビニに限らず、少 しずつでも便利さを捨てていく決意が誰にも必要だろう。素朴な時代に戻れるかどうかは心もと ないけれど、今の暮らしにどっぷりでは地球が守れないのは、もう明らかなのだから。 -------------------- 便利な暮らしにはエネルギーが必要、エネルギーを節約すると不便になりがち、と、これは確か にそうだろうけれど。 不便な生活ならエネルギーを使わない、にはならんだろ。 目的はあくまで省エネルギーであって、不便さを抱え込んで「ああエコロジー生活」等と自己満 足にひたるのは本末転倒。馬車の上で重荷を背負っても意味がない。
ちなみに開いてて良かったの頃は、終夜営業してない 文字通りのセブンイレブンだったと思うよ? それと、宅配止めて朝から営業始めるコンビニと駅売り だけに新聞卸すことにすればすんごいエコですよ?w
真面目な話として薪で煮炊きするような生活すると 凄まじくエネルギー効率悪くならないか?
夏の甲子園の試合を、炎天下を避けて午前中と夕方にすれば、 電力消費のピークを抑えてエコになりそうな希ガス。
そう、ピーク抑えなきゃ意味ないんだよな。
440 :
文責・名無しさん :2008/07/01(火) 21:26:15 ID:7sguXQ340
>>434 チベットとか、朝日幹部によるタクシー運転手暴行とか、
都合が悪いことはすべて除いてあります。
441 :
文責・名無しさん :2008/07/01(火) 21:31:07 ID:ThhNNZcm0
>>438 それは凄く現実味も実効性もある提案。
関係者の方、見ていたらご検討よろしくお願いします。
パチンコ・パチスロを全面禁止にすれば、かなり環境負荷は下がるよ
>>440 記憶から削除されている?
ゲーム脳なのですね?(-@∀@)は。
素粒子 7/1(火) ♪ちょいと1杯のつもりで飲 んで……ウイスキーのつまみ竹 輪にチーズ。これじゃ酔える訳 がない。値上げラッシュ時代。 × × ♪ちょいと1回ヤマダ電機へ と言われ……1年半で16万人た だ働き。これじゃばれない訳が ない。サービス派遣強要時代。 × × ♪ちょいと1度の入力ミスが ……積もり積もって560万 件。これじゃ問題解決のメド立 つ訳がない。年金無責任時代。
>>444 おたくの品は 売れ筋です
お客に売り込み 頼みます
てなこと言われてその気になって
ヤマダ電気に行ったらば 販促業務だけじゃなく
品出し陳列当たり前 賃金交渉したならば
注文止まって ハイそれまでよ
ふざけやがってふざけやがって
ふざけやがってコノヤロー!!
ん学校出てから十余年
今じゃ自治労の組合員
労組活動に明け暮れて
入力ミスが560万件
サバ言うなコノヤロー!
446 :
文責・名無しさん :2008/07/02(水) 08:28:38 ID:9jga7omA0
アサヒは今日の素粒子問題の回答書でも ほとんど反省していない。 なんだろうね、あのメンタリティーは。 いいわけが中学生レベル。 とにかく反省してないくせに口先だけで謝ってるフリ。 呆れた。
天声人語 2008年7月2日(水)付 けちん坊の出てくる落語は数多いが、きわめつきは『しわい屋』だろう。登場人物のけちっぷ りは、すさまじい。なにせ梅干し1個で、何杯でもご飯を食べてしまう。 梅干しを目の前に置いて、食べずにじっとにらむ。そうして、わき上がる「酸っぱい感じ」を おかずにご飯をかきこむ。にんまり呆(あき)れるような「倹約談」が、次から次へと繰り出さ れる。 その倹約をいま、切実なものに考える人は多いだろう。7月の声を聞いて、物価の高騰はいよ いよ厳しい。電気とガスは昨日上がった。ガソリンは1リットルあたり180円を超える店が出 た。命の綱の食べ物も、油にマヨネーズ、チーズに生めんなど、続々と値上げを控えている。 歴史は繰り返すらしい。1973年の第1次石油危機で、物価は跳ね上がった。次の年に「狂 乱物価」という言葉を生んだのは、福田首相の父親の赳夫蔵相(当時)である。ちなみにガソリン は1リットル約100円。石油危機をきっかけにサミットも始まった。 いま、洞爺湖サミットを前に「第3次石油危機」の言葉が飛び交う。原油と食糧の暴騰が世界 を脅かす。うごめく投機マネー、中国やインドの経済大国化など、世界の姿は前よりずっと複雑 だ。 赳夫氏は当時、日本経済の混乱を「全治3年!」と言って手を打った。片や康夫首相が、物価 高を「しょうがない」といなしたのは忘れがたい。今は『しわい屋』ならずとも生活防衛に励む しかない。暑ければ窓を開けて、米の飯に舌鼓。倹約の向こうにスローな暮らしが見えてきたら、 もうけものである。
448 :
文責・名無しさん :2008/07/02(水) 14:10:27 ID:SLzbzoJu0
>>447 何もしない福田もクソだが、新聞社のくせに提案も批判もせずに
無能総理を「しょうがない」と見過ごす朝日もクソだな。
最近朝日に目を通してなかったんで、死神問題初めて知ったわ。 いつも口汚く適当なこと書いてるから、こういうことになる。 政治への批判をセンスのない皮肉で書くのはまだいいとしても、 災害や殺人など死者が出て痛ましい事件も、なーんか皮肉ってるように見えるんだよな。 昔の素粒子、帰って来ておくれよ。
単純に、文才とユーモアが全然ないと思う>素粒子加藤
「素直に謝るアナタが好き」とか「素直に辞めるアナタが好き」とか やらせたいことを全然ひねらずに言って笑いになってると思ってるあれよりはまだマシ。
>>449 天人はまだしも、素粒子は昔からこんなもんだろ。
>>453 前の前あたりだったかの人は、うまいこと当たり障りなくまとめていたような。
少なくとも、ここまで下品に成り下がったのは前の人からだよ。確か。
>>456 なるほど。
>鳩山法相については「中傷する意図は全くありませんでした。法相が『侮辱』『中傷』とお受け取りになったとすれば、残念です」とした。
まだこんなことを言っているのか。
どこまでも他人のせいにして意地でも謝罪しない姿勢は まさに中国そのものだな
>>458 な 謝 小 大
ら 罪 邦 国
わ し の の
し な 国 新
で い 民 聞
ご の に は
ざ が
る
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
/ 朝\
( -@∀@)
( ~__))__~)
| | |
(__)_)
>>459 不覚ながら大爆笑wwwwこれはいい、ちょっとはやらせてみよう
天声人語 2008年7月3日(木)付 「カッパ先生」という人の思い出を、心理学者の故・河合隼雄さんが書いている。新卒で赴任 した学校で数学の先輩教師だった。ある日カッパ先生は、生徒が小刀で、机に彫り込みの落書き をするのを見つける。 だが怒るどころか、「お前の刀の切れ味は相当なものや」。いっしょに木版彫りをやらないか と勧める。彫刻刀を2組そろえ、放課後になると木版彫りに励んだそうだ。 この話を、東京本社版の声欄に載った中里真理絵さんの投書で思い出した。中学校で美術を教 える方だ。「刃物を使う授業は手や心を育てる」と書いていた。「ありがたさや怖さ、物づくり の喜びを味わえば、刃物による罪を犯せない」と説いている。 秋葉原の事件のあと、刃物をめぐる議論が盛んだ。声欄にも「刃物の使い方を学校で教えて」 と意見が載った。現場の先生からは「何でも学校に求めないで」と反論が届いた。それらを受け た中里さんの投書である。 刃物をいつも持たせる学校が、長野県にある。池田町の会染(あいそめ)小では、入学すると 折り畳みナイフの「肥後(ひごの)守(かみ)」をみんながもらう。筆箱に入れて鉛筆を削り、 工作に使う。手入れも怠らない。「ナイフに親しむ週間」を設け、6年生が1年生に教えるのを 伝統にしてきた。 集中力や器用さを養うねらいだが、「正しい使い方も身につく。教えることは教えて、あとは 子どもを信頼します」と校長は言う。ところで、冒頭のカッパ先生と木彫に励んだ生徒は素行が 改まったそうだ。「今の先生方のヒントになれば」と河合さんはつづっている。 -------------------- また、こういう情緒的な思いつきを言う。 刃物を使う授業そのものは、もちろん悪い事じゃない。むしろ良いことだと思う。 が、それで問題が起きたら起きたで、喜び勇んで叩くのがマスメディアの性癖であろうに。 「何でも学校に求めないで」という反論は、悲痛な叫びだと感じる。学校で教えてください、責 任はそっち持ちで、と何でもかんでも押し付けられたら、たまったもんじゃないわなー。
学校で教えては確かにおかしいでしょう。 率直に言ってそんな事も自分の子供に 教えられない&親に教われないのかなあ。
463 :
文責・名無しさん :2008/07/04(金) 00:20:30 ID:9P0zLN4Z0
>>463 >■朝日新聞社広報部の話
> 「抗議には誠実に対応させていただきます」
朝日新聞さんの考える『誠実』ってのは、なんだ、世間一般に考えられる『誠実』
とは、えらく違っているよな。
つか、朝日新聞が他人に求める『誠実』とも相当にかけ離れているよな。
そんでいいのか、朝日新聞さん。
なんで 「中傷の意図はなかったのでそう受け取られるのは残念」と言うんだろう。 意地はるなら意地はるなりに、 「中傷の意図はなかったが結果的にそうなってしまったのは申し訳ない」とでも言えば良いだろうに。
>465 在日問題では「相手が差別と受け取ればそれが差別なのだ」とか言ってる くせに、自分が他人を傷つけた時には「そんなつもりはなかった」とか 平気な顔で言うもんなあ。
天声人語 2008年7月4日(金)付 炎暑の街に、かば焼きの香の漂う土用が、今年も近い。万葉の昔から、日本人はウナギに目が ない。だが生態には謎が多かった。どこで生まれるのかも分からない。形とぬめりの連想から「山 芋変じてウナギになる」と言われたりした。 古代ギリシャの哲人アリストテレスも首をひねった。悩んだ末に、泥の中の「大地のはらわた」 から生まれると書き残している。はるか後世を騒がせるウナギの「素性問題」に、天上で驚いて いることだろう。 きのう、中国産を国産と偽って売っていた業者に強制捜査の手が入った。「偽」の字ずくめの 当節だが、今回の「偽」は目にあまる。手口は大胆、巧妙。隠蔽(いんぺい)は細心。さらには 「口止め料」とかいう1千万円。「つい出来心」の悪事とはだいぶ違う。 国産のかば焼きは中国産より2〜3倍高い。表示を変えれば、在庫をさばけるばかりか、ぼろ い利ざやが転がり込む。「国産」の安心感で財布のひもを緩めさせ、裏で舌を出していたか。詐 欺と言っても言い過ぎではない。 〈蒲焼(かばやき)は隣りだと知る靴を脱ぎ〉と川柳にある。帰宅したお父さんの鼻を、香ば しい匂(にお)いがくすぐる。勢いづいて玄関を開けると、匂いは残念、わが家ではなかった。 そんな図を詠んだのだろう。かつてウナギは特別なごちそうだった。 いつしか、ありがたみは薄れ、世界で食べる約7割が日本人の胃袋に収まる。そのまた7割が 中国産だが、産地をごまかされたら、一般人の舌に違いはわかるまい。ほかは信用していいのか。 暗雲は、梅雨が明けても晴れそうにない。 -------------------- 衒学的な引用から始めて時事問題へつなげ、軽いエピソードを交えつつ、警句めいた暗い雰囲気 の締めの段落。教科書どおりという感じのコラムですなあ。 件の中国産うなぎから、マラカイトグリーンが検出されたという問題には触れませんかね。 今年は、土用入りが7月19日、土用明けが8月6日。土用丑は7月24日と8月5日。
偽装表示に触れる事で 中国産の被害や汚染から目を背けてるな。
素粒子 7/2(水) 「先住民族サミット」開会。 「言葉はやじりよりも毒よりも 強い」が口癖、アイヌ民族の誇 り故・萱野茂さんの出身地で。 × × 「離島甲子園」開催へ。21 5勝投手村田兆治さんが引退後 「勝ち星と同じ数を」と離島回 り始め、育んできた夢、実現。 × × 大聖堂落書き「解任・停学」 処分。「わが国ではあり得ない 厳罰」との驚きがイタリアの新 聞に。国民性? 過剰反応?
素粒子 7/3(木) なんでもかんでも身の回りの 物価が上がるかと思えば、43年 ぶり10日連続でジリジリと値が 下がる株価。なんか、不気味。 × × 首輪に手紙をぶら下げ本宅と 別宅を行き来?する猫がいれ ば、鶴の一声で次期会長が決ま りそうな協会。ありがちな話。 × × ウナギに産地聞いても答えは せぬ、と人に口止め料の偽装が あれば、エビもつけずにタイ釣 る投資詐欺。どっちもひどい。
素粒子 7/4(金) ブッシュ会見、「フクダ」と 呼ばず「今の首相」。「コイズ ミ」連発「アベ」も口にしたら しいが。会談は2日後ですよ!? × × ウナギ偽装摘発、食品表示1 10番へ一本の電話きっかけ。 「国産蒲焼きが安値で売られて る」。高値ならばれなかった!? × × 妻のへそくり、過去最高とあ るアンケート結果。ボーナスも 減り物価高。頼りになるの、や り繰り上手うちのかーちゃん!? ――― 蒲に「かば」、とルビ。
>>469 >「言葉はやじりよりも毒よりも強い」
その「やじりよりも毒よりも強い」言葉で法相や犯罪被害者を傷つけながら、
謝罪らしい謝罪もなく「中傷のつもりはなかった」と逃げ回る新聞社がどっかにありますね。
天声人語 2008年7月5日(土)付 はかなげではあるが、ホタルの光はどこか艶(なま)めかしい。水のほとりで、ひそやかに明 滅して揺らぐ。せせらぎを包み込むように夏の闇は深く、人の姿はシルエットに沈む。〈ゆるや かに着てひとと逢(あ)ふ蛍の夜〉桂信子。 ホタル前線、と近年は呼ぶそうだ。夏の深まるなか、ホタルの初見が列島を北上していく。4 月の沖縄に始まり、5月末に京都を過ぎて、今は本州の最北あたりか。岩手・宮城内陸地震の被 災地でも、淡い光が飛び交っていることだろう。 高度成長の時代には、開発や農薬に追いつめられた。夏になっても光は飛ばず、「ホタル狩り」 は死語になった。やがて、反省をこめて保護活動の灯がともる。かいあって各地で、里山の原風 景がよみがえっている。 ホタルの里をつくろうと交流する「サミット」もある。毎年開かれ、今年は山口県下関市に6 市町が集まった。幻想的なゆえだろう。古人はホタルを人の魂になぞらえてきた。参加した自治 体も「人のひかり」と「ホタルのひかり」の共存をめざすそうだ。 「蛍」と題する巻が『源氏物語』にある。光源氏がホタルをたくさん捕らえてきて、姫君のい る暗がりへ放つ。その明かりで姫の横顔を浮かび上がらせる――。ホタルの光で読書に励んだ中 国の故事に比べ、わが平安貴人は雅(みやび)そのものである。 ホタルの語源には、「星」と「垂る」が合わさったという説もあると聞く。夜の川面に乱舞す る図は、なるほど天の川を想像させる。はかない星々は、私たちに、地球のはかなさを語りかけ ているようにも思われる。
朝日新聞が羽生名人と永世称号を言葉遊びに利用
1 名前:名無し名人 2008/06/20(金) 12:31:43 ID:15jMVQM5
素粒子 6/18(水)
永世名人 羽生新名人。勝利
目前、極限までの緊張と集中力
からか、駒を持つ手が震え出す
凄み。またの名、将棋の神様。
× ×
永世死刑執行人 鳩山法相。
「自信と責任」に胸を張り、2
カ月間隔でゴーサイン出して新
記録達成。またの名、死に神。
× ×
永世官製談合人 品川局長。
官僚の、税金による、天下りの
ためのを繰り返して出世栄達。
またの名、国民軽侮の疫病神。
48 名前:名無し名人 :2008/06/20(金) 23:46:42 ID:15jMVQM5
http://tetorayade.iza.ne.jp/blog/entry/616129/ 抗議にコメントしないとしつつ四コマ漫画で揶揄
天声人語 2008年7月6日(日)付 その長い布は「ちゃんとした勤め」の目印だった。業界団体が監修した『日本ネクタイ史』 (1956年)に、時の通産相が辞を寄せている。〈今日(こんにち)ネクタイは吾々(われわ れ)男の社会には無くてはならない存在であり……〉。首相になる前の石橋湛山だ。 以来半世紀、「男の社会」も職業観も変わった。スポーツ選手や菓子職人など、首まわりの緩 い仕事にあこがれる男性は多い。中で、ネクタイが昔ながらの存在感を保つのが政治の世界であ る。 福田首相はそれをめったに外さない。閣僚全員が沖縄のかりゆし姿になった時、首相の一着は 高級そうだがやや涼味を欠く黒系で、ボタンも一番上までとめていた。閣議後に早速スーツに着 替え、夕刻にはネクタイが復活した。省エネのクールビズは「案外肩こる」のだという。 もともと、世間の目を意識した振る舞いはお嫌いと聞く。それも一つの見識だ。ネクタイを外 すと肩がこる珍現象は、周囲に迎合した自分への拒絶反応なのだろう。ご同業と地球環境を話し 合う洞爺湖畔では、建前と信条の間でどんな姿になるのやら。 かつて「日本の政治家ほど、服装に保守的な種族はない」と評したのは、政治記者が長かった 読売新聞の渡辺恒雄会長だ(『随筆集ネクタイ』菱屋)。身なりの保守性は主義の左右を問わな いらしい。 当世、服装だけで仕事や地位を言い当てるのは難しくなった。同じように、肩書が人の値打ち を示さないことも自明である。「ちゃんとした勤め」の頂点に政治家がいた時代は遠く、わずか に痕跡のみが胸元で揺れる。 -------------------- 第5段落「身なりの保守性は主義の左右」あたりが、微妙な雰囲気。保守=右だと思うので、これ は『主義が左の福田氏も身なりは保守的』ってことなんだろうな。福田氏、左翼的? あとは、政治家嫌いで出来ているコラム。 「肩書きが人の値打ちを示さない」ってんなら、報道、マスコミ、新聞記者、そういう「肩書き」 も、人の値打ちは示さないのだよな。まあ、新聞記者が「ちゃんとした勤め」だった時代なんて、 未だかつてなかったのだけれど。
476 :
文責・名無しさん :2008/07/07(月) 00:15:20 ID:2vzHBLqu0
福田は歳で気温に鈍感になっているだけだろ。
>ネクタイを外すと肩がこる珍現象は、周囲に迎合した自分への拒絶反応なのだろう。 ネクタイと肩こりに因果関係あるのか? まぁご同業以降の文を言いたいだけだろうが。
天声人語 2008年7月7日(月)付 食後を楽しむ「4C」の話をフランスで聞いた。カフェ、ショコラ、コニャック、残る一つは シガール(葉巻)だったかコンベルサシオン(おしゃべり)だったか、自信はない。 洞爺湖サミットにのしかかるのは「3F」だという。フューエル(燃料)、フード(食糧)、 ファイナンス(金融)。首脳が囲む円卓の上には、食後の4Cとは似ても似つかぬ、重苦しい頭 文字が並んでいる。 米国発の金融不安は収まらず、投機マネーが流れ込む原油や穀物の相場は天井を知らない。値 上げのドミノ倒しが世界の暮らしを直撃し、各地で貧困層の暴動が続く。温暖化やアフリカの荒 廃など、地球規模の病も待ったなしだ。 会議場では国宝、風神雷神図屏風(びょうぶ)の複製がにらみを利かすという。国旗の列を挟 んで、右に風神、左に雷神。嵐が吹き荒れ、雷鳴とどろく首脳協議はそうそうないが、今度ばか りは、ただ集まりましたでは済まない。危機は戸口どころか、卓上で処方箋(せん)を待つ。 各自の主張を携え、内外のNGOが北海道に集結した。サミット反対のデモもあった。世界人 口の6割超を占める約20カ国の首脳が寄り合い、実りもなく別れるのなら、「権力の集い」に 背を向ける人の列は延びてゆく。 風神雷神図を描いた俵屋宗達(たわらや・そうたつ)は、武士でも御用絵師でもない京の扇屋。 それゆえ、町衆の活力を背に大胆な構図を発想できた。片や大衆の声は届かず、形式にとらわれ やすいサミットながら、はなから「傑作」をあきらめる余裕はない。成否を握る四つ目のF、議 長の福田さんに託したい。
>>473 >>私たちに、地球のはかなさを語りかけているようにも思われる。
地球を語る蛍の光も、彼らの足元を照らすことはないのだろう。
>>475 地位、肩書、「ちゃんとした勤め」の頂点、
これらに価値を見い出せなければ、結びの理屈は成立しない。
>>478 >>風神雷神図を描いた俵屋宗達(たわらや・そうたつ)は、武士でも御用絵師でもない京の扇屋。
>>それゆえ、町衆の活力を背に大胆な構図を発想できた。
彼らは、社会と為政者を殊更隔てて見せる必要があるのだろう。
事の成否を評価し判断し得る者は、一体誰か。
天声人語 2008年7月8日(火)付 「絶対に120日間は心配せんといて。騒いだら、あかんで」。母親に言い残して、堀江謙一 さんがヨットで太平洋に船出したのは46年前のことだ。あとは風だのみ。94日目に米国に着 くと、23歳の青年は「太平洋ひとりぼっち」として時の人になった。 今度の航海は、風ならぬ「波だのみ」だった。ハワイから日本までの7千キロを110日で渡 りきった。波が上下する力を、水泳のバタ足のような動きに変えて進む。意表をつく「波浪推進 船」による世界初の航海である。 波で進む船は、19世紀末の英国でも研究されたらしい。実験船がゆっくり進んだ記録が残っ ているそうだ。だが、地中の化石燃料を湯水のように使う20世紀の幕が開き、もはや無用と忘 れられていった。 その石油の世紀をくぐり抜けた、忘却の海からの再浮上である。太陽の光、吹く風、寄せる波。 これまでの地中だのみから、地表の「恵み」をとらえていく時代へ。「今度の航海で関心が高ま れば」とゴールした堀江さんは言う。 サミットも始まって、国内のエコ熱は最高潮だ。昨夜は全国の各地で8時から照明が消えた。 家庭で試みた人もいただろう。過剰な明かりを消して闇に親しめば、功徳を積むような心地がす る。 ある試算によれば、世界中が日本人と同じ水準で生活すると地球2.4個分の資源が必要にな るそうだ。ダイエットが必要だが、便利さの贅肉(ぜいにく)を落とすのは簡単ではない。ブー ムに終わらない継続がカギだろう。ゆっくりだが着実だった堀江さんの航海を、ここは見習わせ てもらって。
取材には黒塗りの自転車で行けば? 上手く乗れない人は三角乗りマスターしてから
「回答は不十分」 「死に神」表現で、犯罪被害者の団体が朝日に再質問
朝日新聞が夕刊1面コラム「素粒子」で、計13人の死刑執行を指揮した鳩山邦夫法相を
「死に神」と表記した問題をめぐり、「全国犯罪被害者の会」(あすの会)は7日、
同会の質問に対する朝日新聞社の回答が不十分だったとして、再質問状を送付した。
再質問状では、「死に神」の意味のほか、「死刑確定後は死刑囚のことだけを考え、
被害者の存在を忘れるのはなぜか」などと質問。あすの会代表幹事の岡村勲弁護士は
「法相だけでなく、被害者、関係者に侮辱を与えた言葉なので、死に神の意味を明らかに
してほしい」と話した。
あすの会は6月25日に「死に神」の意味など4点を質問。朝日新聞社は文書で回答したが、
あすの会は「私たちを満足させるものではない」として、再質問する意向を明らかにしていた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080707/crm0807071642021-n1.htm
この朝日のグダグダな対応は 珊瑚KY事件を感じさせるな。 これで死に神発言を政治家がやらかした日には 大々的に粘着キャンペーン貼るくせに。
素粒子 7/5(土) 四万十川産ウナギの蒲焼きと あれば清流を、日本海産イカな ら沈む夕日、米沢牛は雪深い地 を思い浮かべ食べていたのに。 × × 実際は四万十川産が中国産 で、日本海産が三陸沖産で、米 沢牛が熊本の牛で。相次ぐ偽装 に食卓から詩情も消え失せる。 × × 水が恋しい季節。各地で海開 き。こんな青年が、どこかにい るかもしれない。<愛されずし て沖遠く泳ぐなり>藤田湘子 ――― 蒲に「かば」、失せるに「う」せる、とルビ。
素粒子 7/7(月) 妻よ、あなたは強かった。ウ ナギ偽装の責任被り1億円に心 傾く夫をピシャリ窘める。どん な言葉だったか聞いてみたい。 × × 娘よ、あなたは速かった。56 年ぶり女子100b五輪代表。 世界と差あるけど、早く半世紀 の空白埋める走り見てみたい。 × × 今日は七夕。北海道洞爺湖サ ミットに集まった各国首脳、短 冊にどんな願い事。<ゆめにみ る女はひとり星祭>石川桂郎 ――― 被りに「かぶ」り、窘めるに「たしな」める、とルビ。
素粒子 7/8(火) ズラリと並ぶサミット首脳。 顔見て名前浮かぶは低支持率衆 のみ。情けなや。イラクの場所 知らぬ高校生を笑えないなあ。 × × 教員の採用汚職。100点以 上もの超高げた履かせるとは。 ひどすぎるよ。本来は合格の不 合格者、泣くに泣けないなあ。 × × 大阪「くいだおれ」。本日で 約60年の歴史に幕。道頓堀の笑 いと涙を見続けた看板人形「太 郎」の第二の人生や、いかに。
天声人語 2008年7月9日(水)付 『おくのほそ道』の旅に出た松尾芭蕉が平泉(岩手県)に着いたのは300余年前の、梅雨時 のことだ。奥州藤原氏がつかのまの栄華を誇り、源義経が最期をとげた地である。〈夏草や兵(つ わもの)どもが夢の跡〉。一炊の夢のようなはかなさを名句に刻んでいる。 その平泉の人々が追ってきた「現代の夢」が、遠のいてしまった。中尊寺などの文化的景観の、 世界遺産への仲間入りである。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の委員会で、先日、見送りが 決まった。 日本の候補地はこれまで連勝を続けてきた。93年の「法隆寺」から去年の「石見銀山」まで、 登録は14を数える。それに初めて黒星がついた。「涙が出そう」と嘆く人もいて、地元の落胆 は小さくない。 「お墨付きなんて」と斜に構えても、多くの人はそれに弱い。たとえば重要文化財よりも、国 宝にまみえるときの方が背筋は伸びる。世界遺産は、ありがたがられる筆頭格だろう。海外でも 幅を利かせる「葵(あおい)の印籠(いんろう)」である。 とはいえ、お墨付きの有無で、人や物の本質は変わるまい。国からの博士号授与を断った漱石 を思い出す。そのときの言葉がいい。「今日までただの夏目なにがしとして世を渡って参りまし たし、これから先もやはりただの夏目なにがしで暮らしたい」。 平泉を世界遺産の「夢の跡」にはすまいと、文化庁は3年後に再挑戦を試みるそうだ。夢のか なうことを祈りつつ、かつて中尊寺や毛越(もうつう)寺を訪ねた経験から思う。ユネスコのお 墨付きなどなくても、「ただの平泉」は十分味わい深く、魅力的である。
>>480 > ある試算によれば、世界中が日本人と同じ水準で生活すると地球2.4個分の資源が必要にな
> るそうだ。
朝日にものを教わるのは癪なんだが、自分の生活を地球1個ぶんに収めるという発想は
俺はなかった。
(自分の生活×地球上の総人口=地球1個、といういみ)
でも、この概念を理解し共有する方法は、ガソリン1リットルやレジ袋1枚で消費する(放出する?)
なんとか量、とかいうアプローチではだめだと思う。1人でできるエコ、とかあんなのではない。
>>484 > 実際は四万十川産が中国産
>で、日本海産が三陸沖産で、米
>沢牛が熊本の牛で。相次ぐ偽装
>に食卓から詩情も消え失せる。
産地偽装は問題だけど、薬品が検出された中国産ウナギはともかく三陸産や熊本牛がそんなに悪いのか。
少し前の偽装事件で偽装させられた佐賀牛の団体が怒ってたが、
マスコミには明らかに産地のランクが存在するよな。
そういうブランド志向こそが食品偽装の遠因では?
>>485 > ズラリと並ぶサミット首脳。
>顔見て名前浮かぶは低支持率衆
>のみ。情けなや。イラクの場所
>知らぬ高校生を笑えないなあ。
朝日の記者が粘着してるサルコジとかなw
「水に落ちた犬は叩く」マスコミの本性がよく現れてますね。
素粒子 7/9(水) ト とにもかくにも成否の鍵は ウ うまく米国抱き込むことだ ヤ やっとこ譲歩を引き出して コ こぎつけました温暖化対策 × × サ さほどでもない経済諸対策 ミ 妙案浮かばぬ原油に食料高 ツ 強い懸念を表明しただけで ト 投機マネーの暴走野放しか × × ヘ 変な人だよサルコジさんは イ 嫌よ嫌よ日仏首脳会談なし マ まあまあそれはいいとして ク 苦境の支持率上がるかなあ ――― 「ト」「ウ」「ヤ」「コ」「サ」「ミ」「ツ」「ト」「ヘ」「イ」「マ」「ク」が太字。 下手なたて読みは前筆者を彷彿とさせますな。 まあ前筆者に比べるとさすがにましかと思うのですが。
491 :
文責・名無しさん :2008/07/10(木) 09:41:02 ID:iWY6onQt0
>ク 苦境の支持率上がるかなあ 朝日は福田の支持率を上げる気満々のくせに、なにが「上がるかなあ」だ。 他人事のふりが白白しいんだよ。
天声人語 2008年7月10日(木)付 ものごとが判然とせず曖昧(あいまい)なさまを混沌(こんとん)と言う。もとは中国の古典 『荘子』に出てくる、のっぺらぼうの帝王のことだ。あるとき混沌は、よその帝王2人を招いて もてなした。2人は返礼を相談する。 「人の顔には七つの穴があって、見聞きし、食べ、息をする。混沌にはそれがないから、お礼 に開けてやろう」。そして目、鼻、口……と穴をあけると混沌は死んでしまった。曖昧は曖昧の ままに、と教える話である。 サミットの議長を務めた福田首相も、きりりと目鼻をつけたかっただろう。焦点だった温室効 果ガス削減のことだ。2050年までの半減を、世界の目標にしようと呼びかけた。だが、主要 8カ国の負う責任は曖昧さに包んだ。 中国やインドを加えた宣言では「50年までに半減」の文言も消えた。とはいえ無理に目鼻を 描こうとすれば、会議そのものを『荘子』の混沌のように葬りかねない。曖昧さを残すことで米 国をなだめすかし、新興諸国を引き込もうと努めたのだろう。 かくして3日間の会合は終わり、サミットというカンバスに、「温暖化対策」の絵は描かれた。 傑作なのか、凡作か、それとも駄作なのかは分かりにくい。いずれにしても抽象画である。首相 は自画自賛の様子だが、さて42年の後にどう評価されるだろう。 ところで冒頭の、のっぺらぼうの混沌は「ありのままの自然」の象徴とも解釈される。つるり と丸い地球を私たちに想像させもする。その自然を、人間の営みが死に追いやる。悲劇を防ぐ取 り組みは、いつまでも曖昧ではすまされない。
>489 サルコジが無様に日寄って中国よりになり さらに日本叩きをしているので 朝日は満足しているようですよ。
494 :
文責・名無しさん :2008/07/10(木) 18:20:37 ID:zX3JaT4E0
>>487 クオリティペーパーとか、センター試験への引用ナンバー1とか、そんな肩書き不要ですよねぇ?
495 :
文責・名無しさん :2008/07/10(木) 20:06:40 ID:Ut1mhYSW0
> ある試算によれば、世界中が日本人と同じ水準で生活すると地球2.4個分の資源が必要にな > るそうだ。 御説ごもっともだが、環境を犠牲にしても経済成長を続けようし、独裁国でだろうが 大虐殺が起きようが、資源獲得のためならば資金や武器でアフリカに肩入れする 中国のことも、同じ調子で非難してくれないか。 中国12億人が日本人と同じ生活をするなら、地球24個が必要で、中国は、その日が来るまで 温暖化対策には配慮しないと公言しているもんな。 >中国やインドを加えた宣言では「50年までに半減」の文言も消えた。とはいえ無理に目鼻を >描こうとすれば、会議そのものを『荘子』の混沌のように葬りかねない。曖昧さを残すことで >米国をなだめすかし、新興諸国を引き込もうと努めたのだろう。 ぬるいよなぁ。中国様のご機嫌をとってヘソを曲げさせるなってことかな。
素粒子 7/10(木) 教育汚職「言い換え論語」辞典 苟も「教師」を志せば悪しき こと無きなり 孔子さまは教師 に悪心なし、とおっしゃるが。 × × 先輩曰く、礼の用は「金券」 を貴しと為す ある先輩が言う には、昇進のお礼には高額の金 券がいちばん喜ばれるそうだ。 × × 参事曰く、吾が道は「不正」 以て之を貫く ある参事が言う には、上から指示されれば点数 改ざんやらねばならぬそうだ。 ――― 「教育汚職「言い換え論語」辞典」「苟も「教師」を志せば悪しきこと無きなり」 「先輩曰く、礼の用は「金券」を貴しと為す」「参事曰く、吾が道は「不正」以て之を貫く」が太字。 苟もに「いやしく」も、悪しきに「あ」しき、曰くに「いわ」く、為すに「な」す、 吾がに「わ」が、以てに「もっ」て、之に「これ」、とルビ。
天声人語 2008年7月11日(金)付 〈長安に男児有り、二十(はたち)にして心已(すで)に朽ちたり〉。若い憂いを湛(たた) えた詩句を、胸にとどめている方もおられよう。中国唐代の夭折(ようせつ)詩人、李賀が残し た。年少のころから文才を知られた人だ。 20歳のとき、科挙の試験を受けるために都へ上る。科挙は官吏を登用する試験で、難関で鳴 る一方、栄達への道とされた。だが、才をねたむ政官界からの横やりで受験さえできなかった。 深い失意を、青年は詩に込めた。 似たような失望を、大分県の「教員採用汚職」に抱いた元受験者もいるだろう。まじめに努力 して試験を受ける者を、あざ笑うような腐敗ぶりである。本当なら合格していた受験者の得点を 下げて、教壇への夢をつぶしていた。 校長らがカネでわが子の採用を頼む。お任せあれ、の県教委幹部。採用ばかりか、管理職への 登用にも「袖の下」がものを言った。逮捕などで今、数校の校長や教頭が不在になっている。児 童には「先生はルールを破った疑いで警察の調べを受けています」と説明したそうだ。悲しすぎ る反面教師である。 人はだれしも公平を尊び、不公平を忌む。しかし「自分に有利な不公平」には誘惑されがちだ。 わけても人の一生を左右する試験では、昔から不正や不公平が絶えなかった。 中国の科挙も、カンニングや替え玉など、あの手この手が横行した。採点者への賄賂(わいろ) も多く、清の時代には、発覚すれば数年の流刑になったという。教師は聖職、などと今さら言う まい。とはいえ若い世代の心を朽ちさせるような愚を犯し、その罪の軽かろうはずはない。
498 :
文責・名無しさん :2008/07/11(金) 13:02:57 ID:/FiU1dcg0
報道としては最大の罪である「誤報」をやらかしても、ロクに責任取らない連中に言う資格ない訳でなぁ。 いやまぁ、今回の連中を擁護する気は無いが。
499 :
文責・名無しさん :2008/07/11(金) 13:48:53 ID:Y00b2fbv0
>参事曰く、吾が道は「不正」 >以て之を貫く ある参事が言う >には、上から指示されれば点数 >改ざんやらねばならぬそうだ。 朝日新聞がこれを言うか? まったく恥を知らない死に紙だな。 >1970年10月21日、日本新聞協会主催の研究座談会『あすの新聞』の席上、広岡知男朝日新聞社社長は下記のように答えており、 「中華人民共和国(中国共産党政府)の意向に沿わない記事を書くべきでない」という趣旨のことを公言している。 >「報道の自由がなくても、あるいは制限されていても、そういう国であればこそ、日本から記者を送るということに >意味があるのではないか」(『新聞研究』より) >「私が記者に与えている方針は『・・・こういうことを書けば、国外追放になるということは、おのずから事柄でわかっている。 >そういう記事はあえて書く必要は無い・・・』こういうふうにいっている」 (同『新聞研究』より) 『朝日新聞の中国報道問題』Wikiより引用 朝日新聞は北京駐在員の確保と引き換えに、中国に魂を売ったのです。 それが顕著に出たのは、毛沢東との政治闘争に敗れた中国の超大物、林彪が死亡した事件。 事故死とも暗殺とも言われているが、サンケイを始め外電が次々と事実を伝える中 朝日は全く報道せず、「生存説」まで垂れ流す始末。 すべては毛沢東中国のご機嫌を損ねないための政治判断。ジャーナリズムはどっかに置き去り。 朝日新聞記者の中には当然、真実を知って報道しようとする人もいたが記事は握りつぶされた。
500 :
文責・名無しさん :2008/07/11(金) 13:53:39 ID:Y00b2fbv0
>>499 続き
結局は週間朝日に林彪死亡記事は掲載されたが、担当編集長は後に更迭された。
林彪事件の真実を伝えた記者も退職。彼の名は後に江戸川賞作家 伴野朗として世に出る。
以上のことは、全て広岡知男朝日新聞社社長の公認の元に行われた。
大分県の教育委員会の点数底上げより、もっと悪質かつ確信犯的。
自分のイデオロギーで報道を私物化し、正確な報道すら握りつぶした。
たぶん、今の朝日の中国報道も大なり小なり同じ姿勢なのだろう。
つまり「中国の忠実なプロパガンダ機関」。
あまりに酷い朝日新聞の過去に、さすがに信じられない人もいるだろうが
林彪(事件)、伴野朗、井沢元彦の『逆説のニッポン歴史観』、稲垣武などを
キーワードに自分の目で確かめて欲しい。
伴野朗退職の経緯が淋病事件と関係があるってソースあんのか?
新たなバブルの崩壊!!
等と、最近マスコミで取り上げられる事が増えて来ましたが、実際あのバブルの処理に、国民の税金が無駄に流用されてしまった事実を覚えていますか?!
以下参照(是非ゆっくりと考えながらお読み下さい)↓↓
http://www.kokusaipress.info/19-06t.htm 何のお咎めも無く、国民の税金で責任逃れをした輩が、意気揚々とまだ金儲けを企んでいる事を知っていましたか?!
是非マスコミ関係の方、税金を納める為、日々必死に働いている国民の為にも、改めてこの事実を取材し、責任の所在と今後の対策を世論に公開して下さい。
良識のある対応をお願い致します。
素粒子 7/11(金) 此の頃物価高で流行るもの、 食卓のご飯回帰。焼きのり、ふ りかけ、お茶漬けのもと。ビー ル党の父さん、今サントリー。 × × たまにマイカー運転すれば確 かに減った交通渋滞。夏の旅行 も車離れの「安・近・短」。世 の中あっという間の様変わり。 × × 相も変わらぬものもあり。諫 早の開かずの排水門。地裁が 「立証妨害」と言い放っても、 なんと世の中離れした頑なさ。 ――― 此のに「こ」の、流行るに「はや」る、頑なさに「かたく」なさ、とルビ。 相も変わらぬもの。好みの判決だけを取り上げる自称ジャーナリスト。 こちらも相当世の中離れ。
伴野朗といえば、乱歩賞受賞作を読んだことあるな 足尾鉱山鉱毒事件の田中正造が探偵で 密室事件を解き明かすやつ
天声人語 2008年7月12日(土)付 山あいの田を借りて、今年も米を作っている。梅雨の晴れ間をぬって、先日、田の草取りをし た。足を入れて腰をかがめると、伸び始めた稲のあいだで生き物がさかんに動く。 オタマジャクシがゆらゆらと逃げていく。ゲンゴロウも大あわてだ。アメンボはすいすいと、 われ関せずの風情である。ヤゴもいる。遠からずトンボになって、夏の里山を飛び交うことだろ う。 米作りには様々な言い習わしがある。生き物に関するものも多い。たとえば「ヘビのいる田は 良い田んぼ」と言う。そうした田にはヘビの食べるカエルが多い。カエルは害虫を食べてくれる。 生命の「つながり」の中で稲もすくすく育つというわけだ。 「生物多様性」と聞けば難しいが、つまりは「生命のにぎわい」である。畦(あぜ)にはミミ ズが這(は)っていた。目立たないが「自然の鍬(くわ)」だ。食べた土は糞(ふん)になって、 肥えた土に生まれ変わる。多い所では、1平方メートルあたり年に25キロにもなるという。 吉野弘さんの詩の一節が思い浮かぶ。〈生命は/自分自身だけでは完結できないように/つく られているらしい……しかし/互いに/欠如を満たすなどとは/知りもせず/知らされもせず/ ばらまかれている者同士〉。地球上の生物は、分かっているだけで175万種に上っている。 青田の稲は、梅雨が明ければ穂を出すだろう。長命だった江戸の文人、大田南畝が狂歌を残し ている。〈人生七十古来稀(まれ) 食いつぶす七十年の米粒の 数かぎりなきあめつちの恩〉。 命のにぎわいに育まれて、青田は秋には黄金色の波になる。 -------------------- COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)とか言い出さないのだな。
>>505 それ、小林久三の『暗黒告知』じゃなくって?
素粒子 7/12(土) イランでミサイル発射写真、 1発水増し?日本で点数水増 し。水面をくるくる泳ぐはミズ マシ、おっと失礼ミズスマシ。 × × 米フロリダの宝くじ、2等 「生涯、ガソリン無料提供」。 現金より現物支給が魅力の時代 に。日本ならなにがいいかな。 × × 暑くなると、人間も風景も裸 に近くなる。下町のこんな光景 がよみがえる。<駄菓子屋の奥 見えてゐる扇風機>斎藤夏風
天声人語 2008年7月13日(日)付
信長と秀吉に仕えた絵師、狩野永徳(えいとく)は、以後300年続く狩野派の栄華を決定づ
けた。最晩年、狩野家が独占する御所の襖(ふすま)絵制作に割り込みを策す絵師がいた。激怒
した永徳、公家筋を動かし、その「はせ川と申す者」を外させる。長谷川等伯(とうはく)だ。
評論家の室伏哲郎さんは近著『ライバル日本美術史』(創元社)に「永徳は、等伯のなみなみ
ならぬ野心、タフな行動力、強力なネットワークに度肝を抜かれたことだろう」と書いた。好敵
手現る、と軽くまとめては永徳に怒られよう。過労に心労が重なり、ひと月後に急逝するのだか
ら。
東京国立博物館で「対決―巨匠たちの日本美術」展を見た(8月17日まで)。美術史に輝く
12組を選び、作風の違いを楽しむ趣向だ。国宝・重文約50点を含む名作が入れ替わり展示さ
れる。
永徳の「檜図屏風(ひのきずびょうぶ)」に隣り合い、等伯の「松林(しょうりん)図屏風」。
濃く彩られた檜は、金地から飛び出す勢いだ。片や、涙でにじんだような水墨の松林は、頼りに
していた千利休と、愛息を続けて亡くした時期の作という。
二つの国宝の間は2メートルもないが、火花が散る風ではない。作者は互いに目を合わさず、
正面に群がる私たちに評価をゆだねる趣だ。居心地は、まあ悪かろう。どちらも「並べるかね、
それと」とつぶやいている。
この特別展は、現存の美術誌では世界最古という「國華(こっか)」の創刊120年にちなむ。
宗達と光琳、円空と木喰(もくじき)、歌麿に写楽。通し見て、文化の熱源とは先人の独創を超
えんとする執念だと知った。花を見て、花となり、やがて華になる。
--------------------
創刊記念『國華』120周年・朝日新聞130周年
特別展「対決−巨匠たちの日本美術」
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=5315
510 :
文責・名無しさん :2008/07/14(月) 00:20:50 ID:p6afhj8X0
また宣伝かw
511 :
文責・名無しさん :2008/07/14(月) 00:29:24 ID:OVBBdFUU0
朝日に金が入るわけでもない慈善事業なんだし、 大目に見ろよ
投書欄に「駅から遠い」「人大杉」が載らないのは確実
素粒子 7/14(月) 此の頃ちまたで流行る「キ キ」。口利きに携帯機器。節約 節減、鬼気迫る。奇々怪々の発 砲で北への行き来とりやめに。 × × よき昔の流行り歌私の彼は左 利き。今は偽装見破る目利きな く、喜々とする日少なくて、気 がつきゃ世界の危機さまざま。 × × なぜ人間に生まれてきたのだ ろう。カバでもなくマントヒヒ でもなく。<じゃんけんで負け て蛍に生まれたの>池田澄子 ――― 此のに「こ」の、流行るに「はや」る、とルビ。
天声人語 2008年7月15日(火)付 旧制一高の入試に挑んだ国語学者の大野晋さんは、落ちたらパン屋になろうと思っていたそう だ。合格発表には父親が行ってくれた。首尾よく合格していた。何番で合格だったかと聞くと、 父親は一息おいて「お前の後には誰もいないよ」(『日本語と私』)。 28人中28番。日本は腕の良いパン職人を失ったかもしれないが、優れた国語学者を得た。 日本語の源流を追って時を超え、海を渡り、旅を続けてきた。その大野さんがきのう、88歳で 亡くなった。 東京の下町の砂糖問屋に生まれた。中学時代、山の手の級友宅へ遊びに行き、シチューやピア ノに驚いた。同じ東京なのに言葉づかいも食べ物も違う。ショックを受けて下町へ帰ると、慣れ 親しんだ「日本」があった。 そうした体験をへて、「日本とは何か」が終生をかけた問いになる。還暦を過ぎて、南インド のタミル語に日本語の起源があるなどと発表して論争を呼んだ。大胆さゆえに批判もわいたが、 信念はゆるがなかったようだ。 硬軟織りまぜて日本語の知恵袋であり、ご意見番でもあった。小紙の記事も、疑問には大野さ ん頼みが目立つ。たとえば、開店祝いなどで「〇〇さん江」となぜ書くか。大野さんいわく、 「へ」だと「屁(へ)」を連想するからでは?。 最近の文芸春秋誌の鼎談(ていだん)では、日本人が日本語を放棄しているようなカタカナ語 の氾濫(はんらん)を嘆いていた(6月号)。交友のあった作家の丸谷才一さんは「本居宣長よ りも偉い最高の日本語学者だった」と悼む。宣長と雲の上で、日本語談議を始めるころだろうか。 -------------------- 訃報ネタ。読売の編集手帳、中日の中日春秋が同ネタで書いている。 どれもまあ、普通の出来。天人は、ちょっと詰め込みすぎと言う感じがする。
素粒子 7/15(火) 明日から夏休みの福田首相へ お薦め文庫本 ゴーリキー『ど ん底』ヘミングウェー『日はま た昇る』夏目漱石『それから』 × × これから教員採用の試験を受 ける受験者へお薦め文庫本 ジ イド『狭き門』ドストエフスキ ー『罪と罰』マルロー『希望』 × × 綱取り場所の琴欧洲へお薦め 文庫本 ヒルティ『眠られぬ夜 のために』シリトー『長距離走 者の孤独』野坂昭如『水虫魂』 ――― 「明日から夏休みの福田首相へお薦め文庫本」「これから教員採用の試験を受ける受験者へお薦め文庫本」 「綱取り場所の琴欧洲へお薦め文庫本」が太字。
天声人語 2008年7月16日(水)付 石油といえば近代の象徴のようだが、人間とのかかわりは古い。古代ローマの共同浴場では湯 を沸かす燃料に使われていたらしい。日本書紀にも記録がある。7世紀、越の国(新潟)から朝 廷に、「燃ゆる土、燃ゆる水」なるものが献上されたという。 往古には素朴に燃えていた石油だが、20世紀に豹変(ひょうへん)する。争奪や投機の対象 となって人間の欲望を燃え立たせた。経済を支配して戦争を引き起こし、「世界をゆさぶる戦略 的財宝」などと言われて久しい。 その石油にゆさぶられて、いま、日本の漁業は大シケだ。燃料代が高騰し、漁に出るほど赤字 がかさむ。たまりかねた漁業者らが昨日、一斉に漁を休み窮状を訴えた。錨(いかり)を下ろし たままの船は全国で20万隻にのぼった。 魚に限らず、日々の食卓は「石油漬け」である。ハウス栽培も石油に頼る。たとえばキュウリ 1本育てるのに約60ミリリットル、メロンなら1個で4リットルも必要だ。あれやこれやで成 人男性は、毎日、ビールのロング缶に半分ほどの石油を「食べている」換算になる。 「産業の血液」と言われる石油は、いまや人の血肉の素(もと)にもなったようだ。代わりに と言うべきか、人の食べていた穀物がバイオ燃料に化け、車の腹に収まっていく。これが穀物の 高騰を呼び、食品の値上げを誘発している。 石油をめぐる最古の記述の一つに、旧約聖書の「ノアの方舟(はこぶね)」がある。ただし燃 やすのではなく、アスファルト状のもので舟をしっかり塗装したらしい。気がつけば方舟よりも 頼りなげな、わが石油だのみの日々かとも思う。 -------------------- テンポ良く、読みやすい。
天声人語 2008年7月17日(木)付 作家の太宰治は、創設されたばかりの芥川賞を、のどから手が出るほど欲しがった。名誉とい うより、賞金500円が魅力だったらしい。だが、第1回の受賞は石川達三の『蒼氓(そうぼう)』 に決まる。 あきらめきれず、選考委員だった佐藤春夫に手紙を送った。「お笑いにならずに、私を助けて 下さい」。だが2回目も3回目も選にもれた。太宰は佐藤の家でさめざめと泣いたそうだ(『芥 川賞の研究』)。 ついにこの賞に縁のなかった太宰は、時の移り変わりに驚いているだろう。73年の歴史で初 めて、日本語が母語ではない外国人が賞を射止めた。中国人女性の楊逸(ヤン・イー)さん(44) は、22歳で来日して日本語を学び始めた。 受賞作『時が滲(にじ)む朝』は3作目だ。民主化運動で挫折した青年が天安門事件後に日本 に移住し、悩みつつ生きる姿を描く。「国境を越えて来なければ見えないものが書かれている」 と選考委員に買われた。新しい眼(め)を持つ日本語作家の誕生である。 言葉は生き物だ。国や民族の文化、精神性に深く根ざし、さまざまな陰影をまとっている。よ そから来た者が操るのは楽ではない。まして小説を書くなど難行苦行に近かろう。それを楊さん は、「泳げないのに泳ごうとして、体が浮くように感じる楽しみがある」と軽やかに話す。 〈文章の中にある言葉は辞書の中にある時よりも美しさを加えていなければならぬ〉と、賞に 名を残す芥川龍之介は言っている。時を超えた励ましだろう。さらに言葉をみがいて、外国人に よる「日本語文学」を引っ張る活躍を楽しみにしたい。 -------------------- 社説、コラムと、芥川賞ばなし。同様の他紙もあり、まあ、なんつうか、世の中平和だねえ。 コラムとしては、今日の天人は読みやすく面白い。
519 :
文責・名無しさん :2008/07/17(木) 15:33:06 ID:aYpovWEv0
>>501 なぜかサーバー規制に引っかかって書き込めなかったのですが、朝日が過去に
何をやったかを世間に知らしめるために、亀レスですが書いておきます。
この間、図書館で「本屋でぼくの本を見た」という作家のデビューストーリーの本を
読んでいたところ、故伴野朗氏のページで「僕は林彪事件の記事を書いたが、
日中関係を損なうからと部長にストップを喰らい、おかげでしばらく窓際に座らされた」
とありました。何というか、反日媚中が露骨ですね。
伴野氏が勤めていた新聞社は・・・、言うまでもないでしょう。
ttp://kiyotani.at.webry.info/200610/article_16.html 林彪事件のゴタゴタが1971、2年。伴野氏江戸川賞受賞が1976年。
退職が1979年ですから、やはり朝日のやり方に愛想をつかしたと思いますよ。
30代で安楽な朝日の職を捨てるくらいですから。(伴野氏は1936年生まれ)
それから、林彪を淋病と書くのは酷すぎる。一行レスなんだから見直したほうがいいのでは?
故意に書いているのなら、素粒子の「死神」並みの下劣さです。
素粒子 7/16(水) 猿は木から落ちても猿だが、 政治家は選挙に落ちたらただの 人は昔の話。今やスケープゴー トか。一寸先は闇献金の政界。 × × ♪うちの女房にゃ髭がある、 は戦前の流行歌。今やうちの社 員にゃ髭があると人事評価の対 象外。郵便会社のひ・げ・き。 × × その俗に入ってはその俗に従 え、は中国の古い言葉。21年前 来日、今や自在な日本語で芥川 賞。才能と努力が滲む受賞作。 ――― 髭に「ひげ」、滲むに「にじ」む、とルビ。
素粒子 7/17(木) 「天は人の上に人を造らず」 の郷土の大先輩福沢諭吉も泣い ているよ。「点は真の合格者の 上に不正合格者を造る」とは。 × × 不正合格者は解雇、本来の合 格者は救済の毅然とした対応を 取ると、県教委に言われてもな あ。不正の張本人は誰だっけ。 × × ♪叱られて 叱られて……昔 は町までお使いに行ったものだ けど。今はバスジャック。親へ の嫌がらせのためだったとは。 ――― 毅然に「きぜん」、叱られてに「しか」られて、とルビ。 前日と今日の「♪」は紙面では庵点です。
天声人語 2008年7月18日(金)付 「マーフィーの法則」なるものが、かつて流行した。身の回りのことを、ユーモアと皮肉まじ りに法則化したものだ。「別の列に移動すると、元の列の方が早く動き出す」といった「真理」 に、大いに肯(うなず)いた覚えがある。 さて今、「教員の子は教員になっていることが多い」と聞けば、肯く向きもあるだろう。そう した声が実際、父母たちの間で取り交わされている。大分県の「教員採用汚職」は、不信の波紋 を全国に広げつつある。 多くの県で、受験者本人が合否を知る前に、照会してきた首長や県議に教えていた。「長年の 慣習。口利きはない」と言うが、そうだとしても「李下(りか)の冠」である。疑心は暗鬼を生 み、「教員の子は教員……」に肯く人を増やしていく。 大分県は、不正に採用された教員を解雇すると決めた。あおりで落ちた人には救済の道を開く そうだ。当然とは思うが、やりきれない。去る先生も、残される児童も、心は傷つくだろう。敗 者復活する人も素直に喜べまい。 大分出身の福沢諭吉は〈門閥制度は親の敵(かたき)〉と言い残した。今ふうに言えば「機会 の平等」だろうか。努力の報われる社会を願う、強い思いがこもる。その大先達のお膝元(ひざ もと)から、情実の腐臭があふれ出したのは皮肉である。 ところでマーフィーの法則には「一度認めた例外は、次からは当然の権利になる」というのも ある。大きな不正も、こんな事から始まるのだろう。夏休みには、新規の採用試験が各地でピー クを迎える。努力を積んだ「裸一貫」の受験者を、不公平で泣かせてはならない。 -------------------- 「門閥制度は親の敵」 「一度認めた例外は、次からは当然の権利になる」 なるほど。先人はいいことを言う。
「発覚したすべての不祥事は、マスコミが伝える」の法則
524 :
文責・名無しさん :2008/07/18(金) 15:05:21 ID:K4Nzhh7z0
6/18 素粒子「またの名、死に神」
>>234 6/20 鳩山法相激怒
>>244 6/20 朝日新聞社広報部「社として特にコメントすることはありません」
>>261 6/20 「中傷する意図は全くありません」と新たな談話を発表
>>299 6/21 素粒子「死刑執行の数の多さをチクリと刺したつもりです」
>>311 6/25 あすの会、朝日新聞に対して抗議文を送付
6/30付 朝日新聞の回答書
http://www.navs.jp/ >鳩山法相を中傷する意図は全くありませんでした。法相が『侮辱』『中傷』とお受け取り
>になったとすれば、残念です。
7/2 あすの会「満足できるものではない」
>>452 7/3 サリン事件遺族、「死に神」問題で抗議
>>463 7/7 あすの会、朝日に再質問
>>482 「死に神」コラム 再質問に朝日が回答 「誠意感じられない」と全国犯罪被害者の会
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080718/trl0807181250004-n1.htm 朝日新聞が夕刊1面コラム「素粒子」で、計13人の死刑執行を指揮した鳩山邦夫法相を「死
に神」と表記した問題で、朝日新聞社が18日までに、同社に「死に神」の意味などについて質
問していた「全国犯罪被害者の会」(あすの会)に回答した。
あすの会は6月25日に「死に神」の意味などについて朝日新聞社に質問状を送付したが、質
問状に対する同社の回答を不満として、7月7日付で再質問状を送っていた。
今回の回答は7月14日付。素粒子が書かれた経緯を記し、「犯罪被害者遺族にどのような気
持ちを起こさせるかについて思いが至らなかったことについては、批判を厳粛に受け止める」と
している。
あすの会は「質問にはまったく答えておらず、誠意がまったく感じられない」としており、今
後対応を検討する。
素粒子 7/18(金) 先駆者とは苦難の道に挑み続 ける人のこと。野茂まさに。成 功と富を手にしながら引退の言 葉が「悔い残る」とは。凄い。 × × 世間から閉鎖されたような業 界で、堕落した人間の間で囁か れていたであろう合言葉。「商 品券みんなが渡せば怖くない」 × × 教室で質問。「先生も口利き なの」「みんなの前でそんなこ と聞くもんじゃありません。校 舎の裏でこっそり聞きなさい」 ――― 凄いに「すご」い、囁かれてに「ささや」かれて、とルビ。
素粒子で轡田隆史が、日の丸を振って応援した日本人観客を「愚か者」と書き、 野茂は、国の代表ではなく個人で闘っているんだと非難したことを思い出すな。
天声人語 2008年7月19日(土)付 米国にいたころ、何度か大リーグを観戦した。だが送りバントを見た記憶がない。たとえば僅 差(きんさ)を追う終盤。ここはバントと思う場面でも、打者は当然のようにバットを振り回し ていた。 球を遠くへかっ飛ばし、相手が拾っている間にベースを回ってくる。素朴なおおらかさが、野 球の大もとの姿なのだろう。古き良き面影を残すアメリカ野球が、野茂英雄投手のスケールには 合っていたように思う。 投手が投げる。その球がストライクゾーンを通過するのを許さないのが、打者の仕事だ。腕っ ぷし自慢の仕事師を相手に、野茂は渡米1年目から三振の山を築く。力勝負の醍醐味(だいごみ) に日本人は興奮した。アメリカ人も喝采を送った。 「背後の橋を焼くな」と英語のことわざに言う。退路は断つなという戒めだ。だが野茂は日本 の野球と決別し、橋を焼いて渡米した。そして新しい橋を太平洋に架けた。その橋を今、多くの 後輩が渡っていく。 「僕の一球一球を楽しむために球場が静まりかえる」。そんな場面を作り出せたら幸せだと、 かつて自著で語っていた。「悔いが残る」という引退の言葉には、会心の場面をなお作り足りな い心残りもあろうか。 奇(く)しくも「野茂引退」と同じ日の新聞に、「北京五輪の野球代表決まる」が掲載された。 思えば20年前、ソウル五輪の銀メダルをもたらしたのは野茂の力投だった。そして地域面に目 をやれば、野茂も挑んだ甲子園の地方大会がたけなわだ。〈夏草やベースボールの人遠し〉子規。 白球の上に時は流れ、ひとつの時代の終わりを思う。
アメフトの一進一退なんて如何にも送りバント的だと思う今日この頃。
529 :
文責・名無しさん :2008/07/20(日) 14:56:52 ID:YK6fsdYb0
>そして地域面に目をやれば、野茂も挑んだ甲子園の地方大会がたけなわだ。 野茂も活躍したとかなら、まだ書く意味があると思うが、挑んだって… 自己宣伝も、ここまで来ると見苦しいですよ。 >古き良き面影を残すアメリカ野球が、野茂英雄投手のスケールには >合っていたように思う。 甲子園野球の延長のような、精神主義とストイズムが蔓延する日本野球は 野茂のスケールの大きさには狭すぎるということですね。わかります。
530 :
文責・名無しさん :2008/07/21(月) 13:30:45 ID:5VyuE7qj0
>>527 古き良きアメリカは、ドーピングしたり筋肉増強剤で人体改造なんてしなかったよ
531 :
文責・名無しさん :2008/07/21(月) 14:24:03 ID:c3iiBZd30
>何度か大リーグを観戦した。だが送りバントを見た記憶がない。 日本でBS中継で送りバントは何度も見たぞ。天声の目は節穴だね。
フォークボールで空振りを取るのも力勝負の範疇なのか 力勝負っていったい何なんだ。
>>527 大リーグを知らないのに、やむなく書かされた社説かな。朝日系列では野茂の特集をやるように指令が下っているらしい。
天声人語 2008年7月20日(日)付 東京南部の等々力(とどろき)渓谷を訪れた。せせらぎを樹木が覆い、気温はちまたより5度 ほど低い。遊歩道を行くと、修験者のための細い滝が涼やかな放物線を描いていた。修行の足ら ぬ身、これに打たれたら脳天から生き返ると雑念がよぎる。 各地で梅雨が明け、本物の夏が来た。暑さ対策の手始めに「冷や汁」を試してみた。みそ仕立 ての汁をご飯にぶっかける宮崎県の郷土料理だ。なるほど、しばらくは氷のかけらを含んだよう に、腹がひんやりする。冷たい汁とともに、シャリシャリと口で砕けたキュウリやミョウガも効 いたらしい。 「夏野菜には体の熱を取り除く力があるの」。薬膳(やくぜん)に通じたジュディ・オングさ んから、そう聞いたことを思い出す。旬の食材は、その季節を健やかに送るための滋養分を備え るようだ。 作家の池波正太郎は、食欲のうせた朝をナスの漬物でしのいだ。「小ぶりの茄子(なす)に芥 子(からし)をつけて、ぷっつりと噛(か)み切るときの醍醐味(だいごみ)は筆にも口にもつ くせない」と、随筆「東京の夏」にある。 みずみずしい野菜の助けを借りて体を内から冷ます。冷たい、辛い、酸っぱいなど、舌やのど を驚かすことで、なえた食欲を抱き起こす。こうした先人の知恵を盗まぬ手はない。冷房の中、 そうめんを流し込むばかりでは猛暑に負けてしまう。 食通で知られた俳人、草間時彦に〈滝壺(たきつぼ)や冷やしトマトの一つ逃げ〉がある。岩 陰の網袋からこぼれ出たのか。清流に消え去る赤い実を思うだけで、なにがしかの涼が脳裏をす り抜ける。炎天下で蓄えた野菜の冷却力、侮りがたい。 -------------------- 恒例の、腹の減る天人。
天声人語 2008年7月21日(月)付
大地ほどガンコではなく、空ほど浮気でもない。海はほどよく、望郷の思いと異郷への夢を満
たしてくれる。東京湾に満ちるのは「日本の水」だが、それはアマゾン河口やマルセイユの港に
もつながっている。
作家の向田邦子さんは「凄(すご)みはないがやさしくていい」祖国の海を好んだ。「外国の
海は、波ひとつにしても外国語で打ち寄せるのである」と、多くの日本人の心情を巧みに代弁し
た(随筆「細長い海」)。
向田さんが知らない21世紀の海には、世界共通の音を響かせて、環境と生態系をむしばむ波
が寄せる。米英豪などの研究チームによると、サンゴ礁をつくるサンゴの種類の3分の1が絶滅
の危機にあるという。水温の上昇、酸性化、汚水流入などのしわざらしい。
海をたたえる歌に、加山雄三さんの「海 その愛」がある。〈海よ俺(おれ)の海よ/大きな
その愛よ/男の想(おも)いをその胸に抱きとめて/あしたの希望(のぞみ)を俺たちにくれる
のだ〉。岩谷時子さんによる詞は、紺碧(こんぺき)の包容力に勇気をもらい、前向きに生きて
ゆく姿を描いてやさしい。
そう、海はおおらかだ。「だった」と言うべきか。核実験を重ねようが、タンカーの油が漏れ
ようが、いつも自然の回復力が帳尻を合わせてくれた。しかし、抱きとめられる愚行や過ちにも
限りがあろう。その深い懐に甘えられた日々も、どうやら終わりが見えてきた。
夏休みに埋没しがちな祝日ではあるが、きょうの海の日くらいは、病める惑星に思いをはせた
い。なにしろ、海や空はどこまでもつながっている。世界にも、未来にも。
--------------------
祝日化される前は海の記念日という記念日であった。海の記念日は、1876年、明治天皇の東北地
方巡幸の際、それまでの軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」によって航海をし、7月20日に横
浜港に帰着したことに因み、1941年に逓信大臣村田省蔵の提唱により制定された。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E3%81%AE%E6%97%A5
天声人語 2008年7月22日(火)付 しばらく前の小欄で、夏目漱石が国からの博士号の授与を断った話を書いた。生前の漱石が博 士の称号をどう思っていたのかは、夫人の回想録『漱石の思い出』にくわしい。 いわく「博士なんていうものは、やってることはいくらか知ってるでもあろうが、そのほかの ことは一切知りませんという甚だ不名誉千万な肩書だ」。漱石一流の皮肉だろうが、昔はそんな 人が多かったのかも知れない。 その漱石も一目置くような博士が先日、小紙「ひと」欄に載った。亀高素吉さんは、82歳で 薬学の博士号を受けた。神戸製鋼所の元社長で、文系出身の素人ながら、引退後に10年かけて 学んだというから驚く。 石油危機や鉄冷えをくぐり抜けた企業人は、「そのほか」の広い知識もお持ちだろう。前妻を 病気で亡くした。今の奥さんも病に倒れ、薬の副作用に悩まされた。もっと良い薬はつくれない かという思いが、志の根っこになったそうだ。 博士とまではいかなくても「生涯学習」に意欲を持つ人が増えている。内閣府の先ごろの調べ では、特に60代に目立っている。退職期を迎えた「団塊の世代」が熱心なためらしい。学ぶの は楽しいし、知識や教養のもたらす滋味は、人生を深めてもくれるだろう。 「わが人生という無二の書物を、どこまでも読み続けていこう」と言ったのは誰だったか。「読 む」とは味わうという意味らしい。つまり人生という物語を自らつづって、自ら味わう。一線を 退いた「高齢学徒」が、漱石先生も一目置くような物語を、続々とつづる世になれば面白い。
>>531 そのあとイチローが海を渡って、ドーピング騒動などもあって、
パワー一辺倒の野球が見直されたことは周知の通り。
シカゴホワイトソックスがワールドシリーズを制したときのスローガンは「スモールベースボール」。
まあ野茂が挑戦したときはマグワイヤやらソーサやらがガンガンホームラン打ってたころだから、
そういう認識でも間違いはないだろうけど。
538 :
文責・名無しさん :2008/07/22(火) 14:39:37 ID:ze9hviuP0
>世界共通の音を響かせて、環境と生態系をむしばむ波 が寄せる。 >米英豪などの研究チームによると、サンゴ礁をつくるサンゴの種類の3分の1が絶滅 >の危機にあるという。水温の上昇、酸性化、汚水流入などのしわざらしい。 朝日新聞て、けっこう環境破壊とサンゴを結びつけた記事を載せてる気がするけど マゾ趣味なの? それとも朝日記者が捏造したサンゴ事件を誤魔化そうとしてるの?
素粒子 7/19(土) 夏休みのお薦め映画特選 話題作『誰が為に電話をかけ る』 バタバタと事前通知の県 教委幹部を喜劇タッチで描く。 × × 問題作『そして誰もいなくな った』 1人消え、2人消え、 誰も責任を取らない旧長銀の政 官業完全無責任のミステリー。 × × 大人たちが用意すべきもの、 そして今の子供たちに一番必要 なのはなんだろう。<大きな木 大きな木蔭夏休み>宇多喜代子 ――― 「夏休みのお薦め映画特選」「話題作『誰が為に電話をかける』」 「問題作『そして誰もいなくなった』」が太字。 誰が為に「た」が「ため」、誰もに「だれ」も、木蔭に「こかげ」、とルビ。
素粒子 7/22(火) 夏休みに入ったばかりなの に、お母さんに言われました。 「宿題は早めにかたづけましょ うね」。いつもうるさいなあ。 × × ぼくは言いました。「分かっ てるよ。夏休みが終わっても宿 題山づみの福田のおじちゃん大 へんだもんね」(絵日記から) × × 今日は大暑。わざわざ暦に言 われなくたって、各地でうんざ りする暑さが続く。<兎も片耳 垂るる大暑かな>芥川龍之介 ――― 大暑に「たいしょ」、兎に「うさぎ」、とルビ。
541 :
文責・名無しさん :2008/07/23(水) 01:39:02 ID:iKbET/Rj0
>>522 > ところでマーフィーの法則には「一度認めた例外は、次からは当然の権利になる」というのもある。
(例)再販制度の特殊指定
>>539 夏休みのお薦め映画特選
話題作『誰が為に記事を書く』
ウケ狙いで変態記事を英文サイトに
書く毎日記者を喜劇タッチで描く。
アニメ映画『崖っぷちの論座』
保守言論誌の伸び悩みを笑って
いた新聞社の言論誌が、休刊に
至るまでのほのぼのストーリー。
天声人語 2008年7月23日(水)付 きのうの小欄で「人生もまた書物」と書くうちに、米国で会った民俗学者を思い出した。黒人 の多い南部の州の大学教授だった人で、奴隷時代からの生活や文化を調べていた。「老人が一人 亡くなるのは、分厚い本を一冊失うようなもの」と話していたのが印象に残っている。 彼の調べ歩いた地方には読み書きのできない人もいた。だが、そんな人ほど回想は多彩で、具 体的だったという。「最高の書物」は「無筆のおばあさん」だと言っていた。この評価は世界中 に通じるものがあろう。 「生きている図書館」という活動がいま、欧州で広まっている。こちらは元マフィアや同性愛 者といった、ふだんは接する機会の少ない人たちを図書館が招く。そして「本」として貸し出す 試みだという。 来館者は読みたい「本」を借りて、一対一で話を聞ける。社会の偏見を減らす目的で始まった といい、ある日のロンドンでは、26冊の「本」を100人の「読者」が交代で借りた。一番人 気の元ホームレスは8人に読まれたそうだ。 人にとどまらず、森羅万象を「読もう」と詩人の長田弘さんが書いている。〈書かれた文字だ けが本ではない。/日の光り、星の瞬き、鳥の声、/川の音だって、本なのだ…その本は見えな い言葉で書かれている〉(「世界は一冊の本」)。 人にせよ、風物にせよ、いつもとは違った「書物」に出会える夏休みである。心を澄まし、想 像力をかきたてて、「見えない言葉」を読んでみるのもいい。思いがけない1行が、ひっそりと 待ち受けているかも知れない。 -------------------- このコラムは、それはそれで良い。わりと面白かった。別の話。 「反戦の語り部」なんてのを想起した。 書物であろうと人であろうと、そこに書かれた内容が常に正しいものであるとは限らない。 読んだ本から受ける感想を規定どおりの型にはめてはならない。 そう思う。
素粒子 7/23(水) <閑かさや岩にしみ入る蝉の 声>は芭蕉の有名な句。「閑か さや腹にしみ入る永田町」は憶 測を呼ぶ休み明け首相の沈黙。 × × 「閑かさや口利きも金券もな く」は某教委参事の感慨。「閑 かさやタスポ効果の販売機」は コンビニに客を奪われた嘆き。 × × 「うるささや胃にしみ通る酒 の量」は、酒場の音楽の音量が 大きいほど、客が飲む生ビール の量が増えるという調査結果。 ――― 閑かさやに「しず」かさや、蝉に「せみ」、とルビ。
天声人語 2008年7月24日(木)付 江戸の昔から食通を堪能させてきたからか、ウナギの出てくる小咄(こばなし)は多い。たと えば、ウナギとタコが鞘(さや)袋を拾う。鞘におさめた刀をすっぽり包む細長い革袋だ。それ を股引(ももひき)にするから欲しいと、タコが言う。 ウナギは「8本足の1本だけ股引をはいても仕方なかろう」と自分のものにしようとする。タ コが「では、おぬしは何にする」と尋ねると、ウナギいわく「かば焼きの時の火事羽織」。 その迷案もむなしい、きょうの「土用の丑(うし)の日」である。ウナギにはご難だが、1年 で一番売れる日だ。炎暑の店先にのぼりが立ち、香ばしい匂(にお)いが流れれば、つい行列を してまで食べたくなる。恒例の「国民行事」に、しかし今年は影が差している。 昨年来、中国産への不信が募っている。あおりで国産は値上がりを続けてきた。そこへ水温を 保つ重油代などが高騰し、夏場を前に値は跳ねた。国産にこだわれば、店で食べても自宅で食べ ても、懐はかなり痛む。 「国籍偽装」の後遺症も残る。〈土用前ウナギの沙汰(さた)に食傷し〉と小紙の川柳欄にあっ た。だまされた後、「国産」と言われて素直に信じられるかどうか。高値に疑心があいまって、 ウナギ離れが起きるのではないか。そんな暗雲が土用の日差しを曇らせる。 小咄の一つに、ウナギを焼く匂いで飯を食う男が出てくる。店の主がお代を求めると、銭の音 をチャリンと鳴らし、「匂いのお代は音で払う」。かば焼きが高根の花だったころの笑い話だろ う。財布の中身をはかりつつ、国産か否かで心が揺れる夏の一日になりそうだ。 -------------------- 今日の天人は、どうにもあまり腹が減らない感じ。致し方なし、か。 「中国産」への不信ではなく、含まれた毒に対する不信であり、毒をまぶして平然と出荷する人 への不信であり、その事実を隠す嘘への不信であり、その不信を避けるために産地を偽装する嘘 への不信であり、そのような行いをする人への不信であると、ワシは思う。 不信の先は、「中国産」でも「ウナギ」でもない。常に「人」に向けられている。
548 :
文責・名無しさん :2008/07/24(木) 12:54:55 ID:A+njSyB30
中国産を食べるくらいならウナギなんて食べません。 庶民の気持ちが分からない、実に朝日新聞らしいコラムだな。
549 :
文責・名無しさん :2008/07/24(木) 13:03:39 ID:I28KzHsm0
いや、おまえ騙されて食べてきたんだしw
550 :
文責・名無しさん :2008/07/24(木) 13:19:13 ID:A+njSyB30
わざわざ中国産と明記した物は選ばないよという意味ですよ。
素粒子 7/24(木) 「地」が変 また東北地方で 大きな揺れの地震。今度は深 夜、岩手北部で震度6強。被害 が大きくならぬことを唯祈る。 × × 「人」が変 また無差別殺 傷。今度は夜、駅ビルの書店。 憎んでも憎みきれぬ容疑者の身 勝手さ。被害者の冥福を祈る。 × × 「天」が変 各地でうだるよ うな暑さが続く。地球の温暖化 ひしひし。「点」が変、の方は 唯今捜査中、採用試験改め中。 ――― 「「地」が変」「「人」が変」「「天」が変」が太字。 唯祈るに「ただ」祈る、とルビ。
天人はいつも変とか言いたくなりましたが言わないことにしておきます。
天声人語 2008年7月25日(金)付 ビルに囲まれた空に入道雲がわいていた。献花台に夏の日が照る。花に埋もれるようにメッセー ジがあった。「ほんやのおねえちゃん いつもたくさんのえがおをありがとう きっとわすれな いよ」。やりきれぬ、突然の終止符である。 東京・八王子の書店で起きた無差別殺傷事件で、アルバイトの大学生斉木愛(まな)さんが犠 牲になった。人柄を知る人は「明るく、まじめな人でした」と評している。だが、一昨日までな ら、尋ねられれば「明るく、まじめな人です」と答えていたはずだ。 憎んでも余りある凶行が、「です」を「でした」に変えさせた。かけがえのない命を過去のも のにした。愛する肉親を、親しい友を、いまや過去形で語らなくてはならぬ人たちの無念は、い かばかりかと思う。 献花台に手を合わせながら、三好達治の詩の一節を思った。〈いいえ昨日(きのう)はありま せん/今日を打つのは今日の時計……昨日はどこにもありません/そこにあなたの立っていた/ そこにあなたの笑っていた/昨日はどこにもありません〉。誰よりも本人が、一番悔しいに違い ない。 昨日と今日を断ち切った男は、またも「誰でもよかった」とうそぶく。「親が話を聞いてくれ ず、事件でも起こせば名前が出ると思った」。33歳とは思えぬ幼稚さと、凶暴性の混在に背筋 が冷える。 「ほんやのおねえちゃん」は、だれからも好かれたそうだ。就職を決め、卒論に励み、前向き な意欲に満ちていたと聞く。不平不満を社会や他人のせいだと決め込む愚か者からは、最も遠い 人だったのに違いない。 -------------------- 修辞が過ぎる感じ。
今日はちょっといい文章。
天声人語 2008年7月26日(土)付 「鬼籍に入(い)る」という言葉がある。その意味を女子大生にたずねたら、「長男の嫁にな ること」と答える者が多かったそうだ。中国文学者の一海知義さんが、人づての話として『漢語 四方山(よもやま)話』(岩波書店)に書いている。 この珍解答には腹を抱える人も、さて「憮然(ぶぜん)」や「檄(げき)を飛ばす」の意味を ご存じだろうか。文化庁の「国語に関する世論調査」によれば、7割以上が意味を取り違えてい たそうだ。 「憮然」は、失望してぼんやりする様子。「檄を…」は、自らの主張を広く知らせて同意を得 る。それが元の意味だ。だが多くが、前者を「腹を立てている様子」、後者を「元気のない者を 叱咤(しっ・た)激励する」と誤って使っていた。 「日本語の乱れ」と嘆く向きもおられよう。だが、これらはもはや「誤」が「正」になった感 がある。「憮然」から想像するのは仏頂面であって、失望の顔ではあるまい。歩く人が多くなれ ば、それが道になっていく。 とはいっても、気になるのはカタカナ語である。多いと感じる人が8割を超す。開化期の文化 人たちは、なだれ込む外国語と格闘し、「社会」「個人」「哲学」…と片っ端から新しい日本語 の服を着せた。いまは裸のまま、ネットに雑誌にカタカナが躍る。席巻ぶりを、4割の人が「好 ましくない」と見ている。 ところで冒頭の「鬼籍に入る」は、人が亡くなることを言う。鬼の字にはもともと、「人が帰 る所」という意味があるそうだ。カタカナ語に虫食いにされて、美しい日本語がいつか鬼籍に入 ることにはならないか。心配である。 -------------------- 日本語の意味が変わることには寛容で、カタカナ語には否定的。 手前等が間違って使い続けてきた言葉は「誤が正になった感」と言い、外から入ってきた新しい 言葉を嫌って嘆く。 単に天人子やこの年代の方々の好みに合うか合わないか、というだけなんでないの?
朝日が好きそうな「鬼子」も悪逆非道っつー意味じゃねーから。
と書いてふと思ったんだけどこれってもしかして 遠まわしな 「死に神」は中傷ではない 擁護記事か?
本田雅和を擁する朝日新聞がよく言うわ。
暇で書いたので、暇なら読んでやってください。 今日のは一見正論を言っているようで、こういう論理には少し引っかかるものがある。 例えば今の一文でも 「一見」 「正論」 「論理」、これらは日本語ではない。 音読みの言葉は基本的に中国語か、それを軸とした造語。 現代日本人はもはや音読み言葉がなければ日常会話すら出来ない。 音読みが入ったものは響きが威圧的で、「美しい日本語」ではない。中国的だ。 「重箱」は「dead ball」のようなもの。 他にも「勤め」「仕事」「ビジネス」、右へ行くほど意味が漠然とし、大きくなるだろ? 「仕事」も日本語ではないからだ。 太古に中国との交流が始まり、日本にない概念はそのまま中国語を流用した。 あるいは意味が被るものは従来の日本語に取って替わった。 この柔軟性こそが日本人の原点だと、俺は思っている。 江戸時代の武士は中国名や中国流の役職を名乗るのが格好良かった(松尾芭蕉・水戸黄門)。 なぜ、それが英語や仏語ではいけないのかが分からない。 さぁ、ここまでで音読みの言葉は何度出てきた? 音読みを使わないでこれを説明できる日本人は果たして何人いるだろう。
日本語にない概念、例えば「コラム」も該当する日本語表現はない。 辞書を引くと「特別寄稿欄」となっているが、なんか違う。 そもそもそれでは音読みだらけで日本語とはいえない。 外来語を明治時代のアホ学者連中のように、わざわざ中国的な表現にする意味が分からない(今もやってる)。 (実は明治維新でも漢字廃止論は出ていた) 全く新しい日本語を作ってしまえばいいのに、それをしない。 俺が何となく「伝え紙記し」(つたえかみしるし)なんて日本語作ってみたけど、どうだろ。 天声人語が言いたいのは、日本が中国の一部だから音読み漢字の多用は構わないという「共通文化圏としての美しい日本語」なのだろうか。 それは勘ぐり過ぎかな。 まさかとは思うが、今日の筆者は本居宣長については知らないのか。 言葉とは祖国ではない。 言葉とは今を生きる人の心だ。 必要がなくなれば自然と淘汰されていく。 なぜ現代日本人が平安時代の文献を読めないのか、理解しにくいのかを考えれば自ずと分かること。 祝詞の意味が分かる日本人なんていない。 昔はあれが日常だったわけだ。 説明用の言葉と芸術用の言葉を分けて使う国もいくらかあるということ。 「コンセンサス」は放っておいても消えるだろうが、「ビジネス」はもう定着した。 何もムリヤリ淘汰させる意味はないと思うが、どうだろう? 俺の意見は天声人語以上に同意を得られないと思う。
概念の無いものは元の言葉をそのまま使う
↓
概念が不要になれば言葉ごと消え、残るモノは略されたりと咀嚼され残る
ってだけの話だろ。概念の無い言葉を無理に日本語化したってかえって分かり難くなるだけ。
CPUを中央処理装置と言い換えたって、わかりづらさは何一つ変わらん。
ならばいちいち日本語化する手間をかけるよりも、そのままカタカナに開いておいて、定着しやすい
形に言葉が小馴れるのを待てばいい。
そんなのよりもマスコミがつかう「カナ交じり熟語」の方がよっぽど日本語を汚くしてるだろ。
凱旋→がい旋とか冥王星→めい王星とか、読者や市庁舎をバカにしすぎだ。
例を探してたらこんなところみつけた。
http://nippongo.hp.infoseek.co.jp/mazegaki/mazegakishuushuu.html
×市庁舎 ○視聴者 なんだこの間違いはw
素粒子 7/25(金) 憮然 脱税容疑で逮捕された 秋山専務理事はどっち? イ・ 失望してぼんやりとしている様 子 ロ・腹を立てている様子 × × 煮詰まる 首相の内閣改造ど っち? イ・意見が出尽くして 結論の出る状態 ロ・議論が行 き詰まり結論が出せない状態 × × さわり 教員採用めぐる大分 県教委の汚職事件、県警の今の 捜査状況どっち? イ・事件の 要点 ロ・事件の最初の部分 ――― 「憮然」「煮詰まる」「さわり」が太字。 憮然に「ぶぜん」、とルビ。
素粒子 7/26(土) ♪ひとつとせー ひとがうら やむヒルズ族 はやくもいまじ ゃあ死語だとさ そいつぁ知ら なんだ そいつぁ知らなんだ × × ♪ふたつとせー 踏んだり蹴 ったり物価高 来月に値上がり するのはなんだっけ そいつぁ ガソリンだ そいつぁ食品だ × × ♪終わりとせー 尾張名古屋 は「白」でもつ こうなりゃフ ァンの期待はただひとつ そい つぁ全勝だ そいつぁ全勝だ ――― 蹴ったりに「け」ったり、とルビ。 各「♪」は紙面では庵点でした。
天声人語 2008年7月27日(日)付 始まりは、火の通りをよくするためだったらしい。ドーナツの穴である。昨今の店先には丸い 菓子パン風も並ぶが、やはり最初の一口で穴が壊れ、二つの断面から粉がこぼれるのが「らしく」 ていい。 その愛すべき穴は、しかし、ただの空気で満ちている。ドーナツもマカロニも、穴が大きくな るほど腹に収まる部分は減っていく。価格が同じなら、大きい穴は生産者の利益につながる定め だ。 大手の水産会社が2年前から、ちくわを短く、穴を大きくしているという記事があった。原料 のすり身が世界的に高騰したため、1本を30グラムから25グラムに減らしたそうだ。それで も追いつかず、結局は値上げを強いられたという。 外地での話だが、身が両端にしか入っていない冷凍エビフライに出くわしたことがある。そん なキセルもどきや、相次ぐ食品偽装の厚かましさを思えば、穴の拡張にはどこか哀感が漂う。万 人がちくわと認める形を保ちながらの減量は、苦肉の策には違いない。 とはいえ、ちくわ1本の重さを確かめて買う人は少ないから、体のよい値上げともいえる。こ うした、妙な企業努力が、食品や日用品に広まっているらしい。バターをマーガリンに、小麦粉 を米粉に代えた、これまた哀感あふれる新商品も登場している。 酷暑の列島は値上げづくし。消費者は生活防衛に追われる毎日だ。なるべく買わない、使わな い、遊ばない。そうはさせまいと、メーカーや小売店も手段を選ばない。切ない知恵比べである。 広がったちくわの穴から、くらしの非常事態が見えてくる。
天声人語 2008年7月28日(月)付 女優の黒木瞳さんが初めて飛行機に乗ったのは、郷里の福岡から大阪への一人旅だった。親が 「高校最後の思い出に」と許した、宝塚音楽学校の受験である。別世界の人を見れば夢もさめよ うと、ご本人も思っていたという。離陸時、座席のイヤホンには「運命」が流れていた(自著『わ たしが泣くとき』幻冬舎)。 ここまで格好いい話は例外だろう。宝塚専門の予備校で歌や踊りを鍛えても、約20倍の競争 に涙をのみ続け、受験資格の15〜18歳を通過していく少女がほとんどだ。 あこがれのその学校が、来春から入試を一変させる。全受験者に課していた声楽とバレエの実 技をやめ、1次試験は容姿や華やかさを見る面接のみに、2次の歌や踊りも基礎能力を重視する。 より多くの人に受けてもらうための見直しだという。受験技術の予習を重ねた子はうまいが、 髪形まで似る。そこで、芸事の素人さんにも挑んでもらい、型破りの逸材を見つけたいと。 都内の受験スクールにお邪魔した。黒いレオタードの一群が夏休み返上で特訓中だった。元タ カラジェンヌの代表者は「原石を探すといっても、初心者からトップ級は出にくい。受験者を増 やすなら、修学旅行生にもっと舞台を見てもらうのが近道です」。 宝塚での2年の学校生活は、校訓「清く正しく美しく」の前に、まず厳しい。芸能界への道筋 は増えたのに、毎年約千人の娘たちがその厚い門をたたく。外からは、伝説は十分生きているか に見えるのだが、中には中の考えがあろう。守るべき夢が大きいと手入れも大変だ。
書評は書評コーナーで。
568 :
文責・名無しさん :2008/07/28(月) 18:32:57 ID:c+wzT7Za0
天声人語 2008年7月29日(火)付 らちの明かない議論を「水掛け論」と言うが、水争いから生まれた言葉ともされる。農家にとっ て水は命である。かんがい施設の整う以前は、日照りが続くと、水をめぐるいさかいが頻発した。 争いは、他人同士ばかりではなかったようだ。狂言に「水掛聟(むこ)」というのがあって、 婿と義父が田へ引く水を奪い合う。顔に泥を塗り合ってけんかを始める。ときには身内の仲も裂 くほどに水は貴重だった。 きびしい「水争い」がいま、アジア各地で起きているという。食糧需要の高まりや、工業用水 の急増が背景にある。インドでは、借金をして井戸を掘ったものの、水が出ずに自殺する農民が 後を絶たない。くみ上げすぎで、地下水の層が年々深くなっているためらしい。 タイでも、穀倉地帯の水不足が深刻だという。農業と工業で、取り合いをしている。「限られ た水資源の中で生産は目いっぱい」と憂える現地の声を、本紙記事が伝えていた。豊かな大河の 流れるかの国でも、いまや安泰とはいかないようだ。 宇宙から見れば地球は青い。色のとおりの水の惑星である。とはいえ、ほとんどは海水で、淡 水は2.5%にすぎない。東京大の沖大幹教授の試算によれば、水を安定的に得るのが困難な人 たちは、いま世界で約25億人にのぼっている。 それが、今世紀半ばには約40億人に増えるそうだ。私たちとは無関係、と思うなかれ。食糧 輸入の多い日本は、農畜産物を育てるための膨大な水を、実は外国に頼っている。わが食卓が世 界の水につながっていることを、忘れまいと思う。
91 文責・名無しさん[sage]
2008/07/29(火) 22:14:55 ID:vJ02jD6a0
ニュー速+から
【論説】広がったちくわの穴から、くらしの非常事態が見えてくる 朝日新聞・天声人語
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1217127681/ 115 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/27(日) 13:05:32 ID:SuZECxA60
>▼大手の水産会社が2年前から、ちくわを短く、穴を大きくしているという記事があっ
>た。原料のすり身が世界的に高騰したため、1本を30グラムから25グラムに減らし
>たそうだ。それでも追いつかず、結局は値上げを強いられたという
いつものソースロンダリングっぽいな
日水は一言も「穴を大きくしている」なんて言っていないじゃん
「身を薄く」したんだろ
ttp://www.asahi.com/national/update/0720/TKY200807200189.html >水産加工大手の日本水産(東京都)は06年9月から、主力商品「活(いき)ちくわ」の穴を大きくしている。
>原料のスケトウダラのすり身の価格が、世界的な魚肉需要の高まりで高騰したため、1本30グラムから25
>グラムへ減量したという。穴の直径は公表していないが、同社は「長さを短く、身も少し薄くしました」と明かす。
316 名前:183 投稿日:2008/07/28(月) 13:27:41 ID:HxKZxkNF0
>>115 ニッスイお客様相談室経由で、活ちくわ重量変更の内容聞いてみました。
(先日は日曜日なので先方の製造部門は当然休日。俺わざわざ今日有給orz)
結果
・芯径は変更していない(=穴径変更は無い)
・基本は長さで対応している
との事。
非常に丁寧な応対して頂きました。
天声人語 2008年7月30日(水)付 明治の初めに来日したオランダの治水技師ヨハネス・デレーケは、富山県の常願寺川を見て「こ れは川ではない。滝だ」と驚いたそうだ。高い山から海へと急ぐ姿に、欧州の平野をゆったり流 れる川とは違う厳しさを見たのだろう。 そうした河川が、山がちな日本には多い。神戸市の都賀(とが)川も、デレーケが見たら滝と 思ったかもしれない。六甲山系から坂の街を流れ下る。おととい、急な雨で増水し、子どもら4 人の命をのみ込んだ。 コンクリートに固められた「せせらぎ」は、市民の憩いの場だった。それが瞬く間に濁流と化 した。手なずけていたつもりの動物が、いきなり野性に目覚め、牙をむいた印象である。都市河 川といえども、自然の一部に他ならないとあらためて思う。 アウトドアが人気の昨今、人が手を加えた「疑似的な自然」を楽しむ場所が増えている。整備 されたキャンプ場や親水公園などだが、油断は禁物だ。ふだんはやさしげに見えたとしても、人 間の管理で「自然の牙」が抜けたわけではない。 大正から昭和初期の名登山家、大島亮吉を思い出す。名著『山─―随想』を書き、「そのもっ とも平穏な日において、山の凶暴さを思え」という警句を残した。のちに多くの登山家の胸に刻 まれていった言葉である。 大島の言う「山」は、川とも、海とも、そして自然とも置き換えることができよう。自然に親 しむ機会の多い夏休みである。大いに楽しみながらも、秘めたる「牙」への用心はゆめゆめ忘れ ぬよう。亡くなった4人の冥福を祈りつつ、肝に銘じたい。
天声人語 2008年7月31日(木)付 北京の街を、夏の熱気と靄(もや)が包む。高揚と期待、不穏やナショナリズムが、大気汚染 の靄に溶けるように入りまじる。五輪の開催が秒読みに入った7月の言葉から。 実力通りの記録がなかなか出せなかった走り幅跳びの池田久美子さん(27)は、最後の競技 会で代表に滑り込んだ。初の五輪だ。「久々に味わう浮遊感でした。逃げなかった自分をほめて あげたい」と目を赤くした。 お母さん選手、クレー射撃の中山由起枝さん(29)は、シドニー五輪では予選落ちした。一 度は引退したが、「将来、娘に五輪の話をしても、負けたことしか話せない」と復帰した。娘に 捧(ささ)げるメダルをめざす。 祖国ブラジルの選手として男子400メートル障害に出る杉町マハウさん(23)は、日本で 暮らす。「心は日本人、向こうの監督に握手でなくお辞儀をしそうになってしまう」。移民100 周年の節目に、「両国の懸け橋になりたい」とさわやかだ。 片や、北京からは厳重警備の報道が続く。大枚をはたいて観戦券を買った女性の大学教授(46) は、「どこで爆発が起きるか分からない」と不安がりつつ、「自分の国で五輪なんて一生に一度 見られるかどうか。もう少し悩んで決めます」。 反日的な行動への心配もある。昨秋、女子サッカー日本代表は中国観衆の罵声(ばせい)を浴 びた。だが試合後、「謝謝」の横断幕を観衆に掲げた。大学生の汪翠霞さん(22)は回想して 言う。「日本は試合に負けたけど観客の尊敬を集めた。精神的には勝ったんだと思う。日本に学 びたい」。開幕まで、あと8日となった。
573 :
文責・名無しさん :2008/07/31(木) 12:18:32 ID:YiT1+FpR0
女子代表の横断幕は協会の指示でやらされただけなのに 軽々しく美談にするのはどうかと思う。
天声人語 2008年8月1日(金)付 鶴彬(つる・あきら)という川柳作家を、どれほどの方がご存じだろう。昭和の初め、軍部な どを批判する川柳を次々に作った人だ。特高に捕まって勾留(こうりゅう)されたまま、1938 (昭和13)年に29歳で死んだ。今年が没後70年になる。 軍国色に染まる時代に立ち向かうように、その句はきっぱりと強い。〈屍(しかばね)のいな いニュース映画で勇ましい〉〈銃剣で奪った美田の移民村〉〈手と足をもいだ丸太にしてかえし〉。 2句目は旧満州への入植を、3句目は、手や足を失った帰還兵を詠んだものだ。 資本家にも痛烈な目を向けた。〈みな肺で死ぬる女工の募集札〉。紡績工場では、過酷な労働 で胸を病む者が絶えなかった。〈初恋を残して村を売り出され〉は、貧困ゆえの娘の身売りであ る。 石川県で生まれ、本名は喜多一二(かつじ)といった。同じプロレタリア文芸家で、『蟹工船』 を書いた小林多喜二に、字づらが似ているのは不思議である。大阪の町工場で働きながら、世に はびこる「非人間性」への怒りを燃やしていった。 その生涯をたどる映画作りが、70周年を機に始まっている。映画監督の神山征二郎さんは去 年、人づてに鶴の話を聞いた。こんな人がいたのかと驚き、「もっと世に知られるべきだ」とい う思いに背中を押された。 「日本の破滅が見えていて、『この道を行くべからず』と叫び続けた人」だと、神山さんは、 その人間像を胸に描く。そして鶴の死後、日米開戦から敗戦へと、日本が破滅への道を突き進む のは周知の通りである。内外の苦難への思いを深める8月が、今年もめぐってきた。 -------------------- 鶴彬個人のことは知らぬ。だが、彼を取り上げる人々の有り様を見ると、憐憫と嫌悪の混じった もやもやを感じる。 「日本が悪いから日本が悪いんだ」のための目新しい神輿を持ってきたのか、としか。 ま、8月恒例行事、なのでしょうかね。
576 :
文責・名無しさん :2008/08/01(金) 15:58:50 ID:xtCnL9vO0
当時、軍国色の強かった朝日新聞に取り上げられるなんて無念だろうな。
死神法相がーーーーーーーーーーー
578 :
文責・名無しさん :2008/08/01(金) 18:58:30 ID:6uuKXO7S0
>>576 当時、朝日がこれに関する記事を書いたら一体どうなっただろうか
実際、なんか書いていたりしてw
6/21素粒子 > 法相のご苦労や、被害者遺族 >の思いは十分認識しています。 >それでも、死刑執行の数の多さ >をチクリと刺したつもりです。 >(鳩山氏の)執行命令を批判するつもりはなく、13人の死刑が多いと言っているのではありません 意味が分かりません。
素粒子 7/28(月) 霞が関に様々な役得。国交省 なら群を抜く公用車数。いっそ 国公省(国の公用車省)とでも 改名したら分かりやすいのに。 × × 「夏休み」から「休み」を取 ったらただの「夏」。休み短縮 の小・中学校が増加。思い出を たくさんつくって欲しいのに。 × × おそらく誰ひとりとして気づ かないであろうこんな光景、い かにも夏。<プールサイドの鋭 利な彼へ近づき行く>中嶋秀子
素粒子 7/29(火) いったい内閣改造やるの、や らないの。後ないはずの「背水 の陣内閣」の次なるネーミング 考えあぐね、躊躇との声あり。 × × 20万隻の全国一斉休漁で漁船 の燃料高、国が実質補填。効果 覿面。こっちは1人マイカース トで生活防衛するしかないが。 × × 川遊び暗転。10分で水位が1 ・3b上昇の濁流がのみ込む。 「れおが流された」「るー君 も」。子供たちの叫び、悲し。 ――― 躊躇に「ちゅうちょ」、補填に「ほてん」、覿面に「てきめん」、とルビ。
素粒子 7/30(水) 今の世の中、何だか3K流行 り。「改造・国会・解散」で首 相大いに悩めば、「コネ・口利 き・金券」が採用不正の温床。 × × 一部の若者「ケータイ・孤独 ・キレやすい」。最近の天候、 突然「雷・強風・局地豪雨」。 WTO「閣僚・交渉・決裂」。 × × 物価上昇で「車離れ・コメ人 気・景気低迷」。まだまだたく さんあるとは思うけれど、何と なく憂鬱なることばかりなり。 ――― 流行りに「ばや」り、憂鬱に「ゆううつ」、とルビ。
素粒子 7/31(木) けじめ じめじめとすっきり しない状態。「まじめ」の派生 語。周囲が追い詰めすぎると 「いじめ」に(政界迷解辞典) × × 定員割れ ゆったりとしたキ ャンパス環境を保障し、「ゆと り」の軌道修正にあえて逆行。 存続期間未定(教育迷解辞典) × × チューインガム 中印(中国 ・インド)の協力関係。最近、 欧米を圧倒。一度くっついたら 離すのに厄介(外交迷解辞典) ――― 「けじめ」「定員割れ」「チューインガム」が太字。
素粒子 8/1(金) 内閣改造「身体検査」新項目 腹回り測定 生活習慣病の予 防推進の先頭に立てるよう導 入。ついでに腹黒チェックも。 × × 目の検査 首相の口癖「国民 目線」を重視。上目、大目、裏 目、負い目、落ち目、変わり 目、祟り目など徹底チェック。 × × 子供たちよ、夏休みに動物園 に行くといいぞ。いろんな発見 がきっとある。<八月や目をあ けて河馬沈みおる>大坪重治 ――― 「内閣改造「身体検査」新項目」「腹回り測定」「目の検査」が太字。
>>572 >>「日本は試合に負けたけど観客の尊敬を集めた。精神的には勝ったんだと思う。日本に学びたい」。
これはこの学生の方、個人の感想であり、意見である。
一部分を取り出して全体の印象を操作する、彼ら新聞社のよく用いる手口だ。
>>574 事実を伝えて思考を促すのではなく、或る思考を促す為に選んだ事実を提示するのであれば、
彼らは、いつの時代も変わってはいないという事だろう。
天声人語 2008年8月2日(土)付 思索的な随筆で知られた故・串田孫一さんが、幼時に買ってもらった12色の色鉛筆について 書いている。物の豊かでない大正時代のこと、使えば短くなる色鉛筆を惜しみながら、力を入れ ず、そっと淡く色を塗ったそうだ。 今の子のように、ぐいぐい塗り込んでは描けなかったと回想している。さて、自前のカラーを 出すべく内閣を改造した福田首相はどうだろう。思い通りにぐいぐい色づけしたのか。それとも 党内のしがらみに縛られて、ろくに色づけ出来ずに終わったのか。 改造に先立つ自民党人事では、「きのうの敵」だった麻生氏を味方につけて幹事長に置いた。 解散総選挙に向けての「顔」である。けられる心配もあったようだが、まずは挙党一致の色を濃 く塗ったといえる。 意外と言っては失礼だろうか。新内閣の顔ぶれは「しがらみ色」をさほど感じさせない。党三 役をそろって閣僚に横滑りさせた。派閥間のバランスも、例によってなかなかのものだ。とはい え、何とか「適材適所」と折り合っている印象は残す。 だが、わだかまるものもある。結局は選挙のための改造で、政策のためではないのでは、とい う不信だ。口をそろえて「難局」を叫んでも、それが党の難局であって、国民の難儀でないよう では困る。 冒頭の串田さんには後日談があって、還暦を過ぎて60色の色鉛筆を贈られたそうだ。鉛筆は 申し分ないのに絵が下手で、と悔しがっている。ぐいぐい上手な絵を描いて、それを絵に描いた 餅に終わらせない。国民が期待するのは、そんな首相に違いない。 -------------------- まあ、内閣改造に当たってのコラムとしては、こんなもんかね。やや好評価、といったところか。 最終段落『国民が期待するのは、そんな首相に違いない』ってのは、酷いな。 過去に絵を描き切った小泉氏は否定の接頭語に使われ、安倍氏は絵を描こうとする前に絵筆をも ぎ取り折られた。要は「オレの気に入る絵を描け」に過ぎない、わけだ。 もちろん、「国民が望むような方向に進む」首相が正しく求められているのだけれど、国民てな お前らマスコミ連中だけで出来ているわけじゃない。
>>574 何か嫌らしいコラムだな、でも何でかなと思ったんだが、少し考えて漸く理由を思いついた。
このスレに居る方々ならご存知の通り、当時の朝日って散々戦争に向けて煽ってたんだろうが。
それと当時の企業から足許を見て随分と広告を「毟り」取ってたんじゃなかったか?
鶴彬にしてみれば先ず間違いなく朝日は「唾棄すべき」大企業の一つだという自覚は無いのか?
まあこれについては「お前(朝日)が言うな」の一言で済むね。
それともう一つ。この手の戦前の反戦主張者って、独ソ戦が始まった途端にその主張を引っ込めた
手合いが多くて(理由は皆さん推察の通り)、あんまり額面通りに受け止められないのですよね。
(日本のその手の輩は大概刑務所かあの世に居て態度表明しなくて済んだだけですよ)
590 :
文責・名無しさん :2008/08/02(土) 19:43:13 ID:DVz6ZrDr0
>>588 >意外と言っては失礼だろうか。新内閣の顔ぶれは「しがらみ色」をさほど感じさせない。党三
>役をそろって閣僚に横滑りさせた。派閥間のバランスも、例によってなかなかのものだ。
朝日好みの閣僚がさらに増えたからうれしそうだな。
まぁ書き手の心情というのは非常に判りやすいな。 この手の記事を見るとしょっちゅう思うことだが 朝日に限らずマスゴミは不偏不党とか公平って言葉を使うの好きだが 全く記事には現れてないよな。意味わかって使ってるのやら?
592 :
文責・名無しさん :2008/08/02(土) 21:55:19 ID:5UMIcZUH0
今日、甲子園夏の大会が開催されました。 例によって、嫌がる高校生に、大日の丸旗を持たせグランドを一周させる。 続いて、朝日新聞にとって吐き気がする日の丸の国旗掲揚、君が代斉唱。 帽子を脱いだ高校生の頭は、強制的と思われる丸刈り。 将来の軍事訓練の予行演習か。
593 :
文責・名無しさん :2008/08/02(土) 21:58:26 ID:OjnbcTLT0
「おそ松くん」「天才バカボン」などで知られる漫画家の赤塚不二夫(あかつか・ふじお、本名・藤雄=ふじお)さんが2日午後4時55分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。72歳だった。旧満州(現中国東北部)出身。 自宅は東京都新宿区中落合1の3の15。葬儀・告別式などは未定。
素粒子 8/2(土) ご隠居「熊さんや、今度の、 『安心実現内閣』って福田さん 命名したんだとさ。なにやら保 険会社の宣伝文句みたいだよ」 × × 熊「しおらしかった『背水の 陣内閣』に比べて、大きく出た もんだ。で、ご隠居、いったい 誰にとって安心実現なんでえ」 × × ご隠居「そこよ。政敵とり込 み、ご自分が安心実現なのかね え。総選挙の『顔』できたぞと お仲間安心させたいのかねえ」 ――― 段落頭の「ご隠居」「熊」が太字。
>>585 > けじめ じめじめとすっきり
>しない状態。「まじめ」の派生
>語。周囲が追い詰めすぎると
>「いじめ」に(政界迷解辞典)
具体例:小泉・安倍政権時の朝日新聞報道。
天声人語 2008年8月3日(日)付 キャッチボールが見直されているという。危ないからと閉め出された公園に、フェンスを設け て「呼び戻す」動きがある。素手で受けられるゴム製の専用球もある。相手が捕りやすいよう胸 に投げ、それたら「ごめん」と笑顔を送る。快い汗を流しながら、意思疎通のイロハや思いやり が身につくのがいい。 「夏の甲子園」の開会式に先立ち、元球児の親子100組がキャッチボールを楽しんだ。かつ てスタンドを沸かせた名選手11人も、懐かしい母校のユニホームで加わった。 中に、PL学園出身の桑田真澄さんがいた。甲子園で通算20勝。読売ジャイアンツを経て大 リーグに挑み、この春引退を表明した。週刊朝日の増刊号で、1年生として優勝した83年夏を 語っている。 控え野手だった桑田さんは、大阪大会の途中から先発投手に起用される。代表はつかんだが、 カーブは全く曲がらず、直球しか投げられなかった。弱音をもらす桑田さんに、臨時コーチが言 う。「大丈夫。甲子園に行ったらカーブは曲がる」。報徳学園などを率いて甲子園に8回出た故 清水一夫さんだ。 初戦の初回、背番号11が投じたカーブは大きく落ちた。桑田さんは「努力していれば、必ず 神様が降りてくる」と話す。そこでは、いつもと違う何かが起こる。 キャッチボールから始めた少年たちの頂点が、この夏も聖地に集まった。神様もいれば魔物も すむ甲子園。どちらに出会うのも出場のご褒美である。神様がどのチームにも優しく、魔物が昼 寝していることを祈りながら、白球のゆくえを追いたい。 -------------------- 天人子、どうも野球そのものに対する愛を、あまり感じないのだけれど。
天声人語 2008年8月4日(月)付 その悲報に、「シェー」が小さく出た。ギャグ漫画の神様、赤塚不二夫さんが72歳で亡くなっ た。ひょっとして、ご本人は「これでいいのだ!」であろうか。ここ10年、大病が重なり覚悟 はしていたが、赤塚ギャグで育った世代としては万感の「シェー!」で送るしかない。 最初の衝撃は「おそ松くん」だった。おフランス好きのイヤミ、おでんのチビ太、デカパンや ハタ坊。ところ構わず出てくるおかしな脇役と、めちゃくちゃな展開に笑い転げた。 読み切りで売れ始めた赤塚さんに、「少年サンデー」が4週連載を注文したのは1962(昭 和37)年。「どうせ4回じゃないか、思いっきり暴れて終わってやろうじゃないか」(自伝『こ れでいいのだ』)。この勢いに悪ガキたちは打ちのめされ、「おそ松くん」は連載5年を超す出 世作となる。 それまでの漫画がのんびりした落語調なら、急テンポのドタバタ映画。ページを繰るたび、理 屈抜きの笑いが飛び出した。そんな赤塚さんの世界は、論理や常識で動く世の中が一方にどんと 構えていてこそ、輝いたように思う。 スピード感あふれるナンセンスは、60〜70年代の日本の元気にも共鳴した。いま匹敵する 才能がいても、漫画以上に不条理な現実に埋もれるか、よどんだ空気に浮いてしまうのではない か。 映画監督の伊丹十三さんが赤塚さんのすごいところとして、「世の中の方が彼のマンガに似て くるもんネ」と核心に触れたのは33年前だ。壊れっぷりに拍車がかかる社会を残し、昭和を 「線」で笑わせた鬼才が旅立った。 -------------------- 死を悼むんだか、世を嘆くんだか、どっちかにしろよ、天人子。
天声人語 2008年8月5日(火)付
輝く鉱石を思わせる白い袖口から、両手が紙に伸びている。女が視線を落とすペン先からはど
んな思いが流れ出ているのだろう。17世紀オランダの画家、フェルメールの〈手紙を書く婦人
と召使い〉だ。
東京都美術館で「フェルメール展」が始まった。わずか三十数点の真筆から、日本初公開の5
点を含む7点が集まった。同時代の画家の作品も楽しめる(12月14日まで)。
晩年、といっても40歳を前に描いた〈手紙を──〉は、画家が最後まで手元に残していた一
枚だ。死後、借金の形(かた)にパン屋に渡り、欧州を転々とした。74年と86年、ダブリン
近郊の同じ豪邸から盗まれたことでも知られる。
朽木(くちき)ゆり子氏の『盗まれたフェルメール』(新潮選書)によると、再度の盗難を受
けた修復で、婦人の左まぶたに針穴が見つかった。カンバスの一点から放射状に糸を張り、遠近
を正確に描いたとの仮説がここから生まれた。手紙の中身、画法ともに定説はない。答えを知る
はずの召使いは、思わせぶりに外を見やるのみだ。
多くは左から陽(ひ)が差す室内に、画家は楽器や地図を配して日常を描いた。どの絵も、抑
制の利いた画面に安らぎの光が満ちる。晩年はそこに寓意(ぐうい)を忍ばせもした。静謐(せ
いひつ)と冗舌。
米ボストンの美術館から消えたままの〈合奏〉を含め、世界に散ったフェルメールはどれも波
瀾(はらん)万丈だ。希少価値をわが目で確かめようと、一生かけて全作を訪ねるファンも多い。
作品の2割がいま、縁あって酷暑の東京にある。「巡礼」を思い立った人には、この上ない始発
駅となろう。
--------------------
パンフレットに書かれた内容の丸写し、という風情もあるけれど、コマーシャルとしては、まあ
まあ、なのかな?
asahi.com:フェルメール展 「光の天才画家とデルフトの巨匠たち」
http://www.asahi.com/ad/clients/vermeer/index.html
棒なんかちょっと擦ってやれば太くなるよ
わぁ…おっきくなった
素粒子 8/4(月) 改造後の内閣支持率、各紙の 調査結果まちまち。朝日・横ば い24%。毎日・微増25%。日経 ・上昇38%。読売・好転41%。 × × 官邸の君「シェー」とおどけ てみせたか「ニャロメ」とつぶ やいたか。ともあれ、国民目線 はや「ゴルゴ13」の御仁の方。 × × 今日は、俳号・風天の十三回 忌。週刊誌「アエラ」句会での 好きな一句。<うつり香の浴衣 まるめてそのままに>渥美清
素粒子 8/5(火) 熱き甲子園。昨年亡くなった 阿久悠さんの言葉。「人生の紙 一重の機微みたいなものが一試 合に幾つも盛り込まれている」 × × 熱き北京。アテネで「繰り上 げ金」の室伏広治さんの言葉。 「メダルの色はいろいろ。大切 なのはそれに向かっての努力」 × × 財政事情の厳しき折、この夏 は遠出もせず、テレビの前でご ろりと横になって過ごしたいの が、お父さんの本音だが……。
天声人語 2008年8月6日(水)付 先ごろ長崎市であった国際平和シンポジウムに、少し勇気がわいた。米メリーランド大、ナン シー・ギャラハーさんの発言だ。「米議会は核兵器は無意味だと考え始めている。次期大統領が 核廃絶を唱えれば、国民は支持するだろう」。 炎天下で平和への思いを新たにする時節だが、冷戦終結で期待を持たせておきながら、人類は 進歩を止めたかに見える。腹立たしいのは、国際社会で核兵器がいまだに大きな顔をしているこ とだ。 大量破壊の道具を後生大事に抱えているのは、本来、恥ずかしいことだろう。枕元に銃がない と寝つけない親分にも似て、実は弱さの証明なのだ。その恥ずかしい核が、国際関係の場では「格」 になる。 核保有を宣言したとたん、北朝鮮は米国と交渉できる立場になった。独裁者は「もっと支援を」 と図に乗るばかりだ。ほどなく「平和の祭典」を開くのはアジアの核軍事大国。思えばその次の 五輪を争ったのも、英仏海峡を望む核保有国同士だった。 この現実、広島と長崎の犠牲者は許すまい。報いるために、反核を叫び続けよう。個々の叫び が国際世論をつくり、為政者を動かし、歴史を変える。米国の指導者が交代する好機に、「熱意 の連鎖」をうねらせたい。 「英語を話せるようになって、世界中の人におばちゃんの言葉やヒロシマの心を伝えたい」。 大伯母(82)に被爆体験を聞いた広島市の小学6年生、今井穂花(ほのか)さんの思いだ。今 井さんは本日の記念式典で、同学年の本堂壮太君と「平和への誓い」を読む。また一つ、明日へ の連鎖が始まる。
605 :
文責・名無しさん :2008/08/06(水) 11:50:00 ID:BAljNsCT0
>ほどなく「平和の祭典」を開くのはアジアの核軍事大国。思えばその次の >五輪を争ったのも、英仏海峡を望む核保有国同士だった。 でも北京五輪を大歓迎し、東京開催には反対しているアサヒ
606 :
文責・名無しさん :2008/08/06(水) 14:52:50 ID:eqrojArR0
>核廃絶を唱えれば、国民は支持するだろう」。 こんなこと書いてりゃ購読者が増えると思ってんだろうな。馬鹿だね。
607 :
文責・名無しさん :2008/08/06(水) 23:38:51 ID:lglnoO5t0
608 :
文責・名無しさん :2008/08/07(木) 05:28:50 ID:D5DOHcom0
天声人語 2008年8月7日(木)付 結婚して子どもがいる女性にとって、40代後半から60歳前後は務めも望みも多い充実期だ ろう。子育ては仕上げに入り、家計と格闘しながらも余暇は増えていく。夫と老後を語り、孫に 癒やされる人もいよう。人生は盛りの夏から、実りの秋へと移る。 その輝くべき14年を病床で過ごし、いや闘い、河野澄子さんが亡くなった。94年6月の松 本サリン事件で倒れて以来、うらみや怒りの一言もないままにだ。チューブにつながれて還暦を 迎えることで、宗教をまとったテロの狂気を告発し続けた。 異変を真っ先に通報した夫の義行さん(58)は、妻の容体を気遣ういとまもなく、警察とマ スコミに容疑者扱いされた。報じる側に身を置く者として、こうべを垂れるほかない。 義行さんは報道被害についての講演や著述の傍ら、14年を妻の介護に費やした。ある日、家 族で行った鎌倉の話をしながらマッサージをしていたら、澄子さんが涙を流した。気持ちの高ぶ りか、ただの生理反応か。「私は、感情だと思うことにした」(『妻よ!』潮出版社)。 事件当時、年子の1男2女は高2から中3だった。何年かで訪れる、夫婦だけの熟した時に備 えてだろう。澄子さんは木彫りや書を習い始めていた。海外旅行をするならベネチアがいい、と も。 改めて、人を危(あや)めることの罪深さを思う。あったはずの歳月が、幾多の喜怒哀楽もろ とも失われる。「好きな音楽を流し、3日間は家族だけで送りたい」と夫。きょう立秋の蝉(せ み)時雨も加わり、人生の夏から先を奪われた女性が安らぎの地に赴く。 -------------------- 文章は上手いけれど、レトリックに凝りすぎという気もしないでもない。 報道被害についてもテロに対する怒りについても、感情が薄いように見える。 マスメディアの異常性についてはほんの一文触れただけだが、まあ書かないよりはマシかな。 今日は読売新聞編集手帳が、同ネタコラム。そっちは、報道被害についてがメイン。
8月7日付 編集手帳
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20080806-OYT1T00932.htm 父親は高校生の長男に告げた。「家にあるお金はこれだけだ。足りなければ保険を解約し、ま
だ足りなければこの家を売りなさい」。
松本サリン事件で当初、警察は第1通報者の河野義行さん(58)を容疑者扱いし、メディア
は“疑惑の人”として報じた。意識不明の妻を気遣いつつ無実の逮捕に備える日々を河野さんは
手記「『疑惑』は晴れようとも」(文春文庫)につづっている。
報道には抜きがたい不信感を抱いたが、捜査の非を鳴らすにはマスコミに頼るしかない。心情
を吐露する相手として、河野さんは読売新聞を選ぶ。「中央の警察情報に強い“最大の敵”を味
方につけ、全体の流れを変えようとした」という。
たしかに流れは変わったが、本紙を含む報道各社が警察情報を鵜呑(うの)みにすることで河野
さん一家に精神的なリンチを加えた事実は動かない。「最大の敵」という言葉はいまも胸にうず
く。
あれから14年、ついに意識の戻らぬまま、妻の澄子さん(60)がサリン中毒の後遺症で亡
くなった。「わが家にとっての松本サリン事件が終わった」と河野さんは語った。報道に携わる
者に事件の終わりはない。
いやー、地下鉄サリン後に松本サリンの真犯人がオウムだと分かって、 最初に謝罪したマスメディアは、実はわれらが朝日新聞であったことを知っていて読むと、 「編集手帳」の記事って実に味わい深いコラムだよね。 何を隠蔽しようとしているか、よく分かる。 ここにいたっても「胸がうずく」だけ?と思う。 ちなみに河野義行を追い詰めていたのは、信濃毎日と読売。
冤罪の片棒担いだ常石敬一が、未だに731部隊ネタや毒ギョーザで出てきてる件。
素粒子 8/6(水) 改造騒ぎが終わった永田町で にわかに蝉の声。「ジミーン、 ミーン」の鳴き声相変わらずな れど、今夏は種類が違うよう。 × × ザイセイサイケンゼミに代わ り、ケイキタイサクゼミの鳴き 声が喧し。「バラマーキ、バラ マーキ」と聞こえて仕方なし。 × × 広島原爆の日。「平均年齢75 歳を超えた被爆者……」で始ま る平和宣言。<広島忌蝉は鳴き つつ焼かれたる>上田フサ子 ――― 蝉の声に「せみ」の声、喧しに「かまびす」し、とルビ。
素粒子 8/7(木) その昔「欧州情勢は複雑怪 奇」と総辞職の内閣あり。ギョ ーザ中毒新情報、国民目線内閣 すぐに公表せぬとは複雑怪奇。 × × すでに景気、後退局面に転じ たそうな。国民目線で言やあ、 と〜っくの昔よ。なんとなく買 い控えするようになったのは。 × × 最近、船こぐ人電車で多し。 何度も凭れかかる頭を必殺の肩 すかしでかわし、爆睡人睨む隣 席人あり。みなさん、お疲れ。 ――― 凭れに「もた」れ、睨むに「にら」む、とルビ。
天声人語 2008年8月8日(金)付 ブウタとけんかした子豚のブブコが、怒りを火力にする不思議なフライパンを拾う。ギョーザ を焼いたらおいしくて、まだプリプリしているブウタにも焼かせて仲直り。いろんなことで怒っ ている友だちにも次々と焼いてもらい、みんなニコニコになったとさ。絵本『いかりのギョーザ』 (苅田澄子作、大島妙子絵)だ。 ギョーザは動物たちに笑顔を、日中には相互不信をもたらした。その中国製冷凍ギョーザの中 毒事件で、新たな展開である。現地で回収された製品を食べた人たちに、同じ中毒が起きていた。 「国内での毒物混入はない」という先方の主張はほぼ崩れた。ああ、やっぱり。回収品が出回 るのも論外だが、そもそもの調査がおざなりだったのだろう。 意外にも、中国側はこの「不都合な真実」をひと月前に日本に伝えていた。表に出たら捜査に 差し障ると言われたらしく、政府は公表しなかった。せめて五輪が終わるまでと頼まれたのか。 慶事を控えた国への配慮がのぞく。 だが命にかかわる国民の関心事を伏せては、強権国家を非難できない。日本に非がないならな おのこと、訪中する福田首相に、言うべきことを言う覚悟はあろうか。妙な遠慮は捨てないと、 ブブコとブウタの関係にはなれまい。 絵本では、最後に怒ったフライパンが「あんたら、いくらなんでもこきつかいすぎやで」と自 ら熱くなり、全員集合のギョーザ祭りとなる。食の安全、貧富の差、大気汚染、人権、チベット。 あらゆる怒りの火種をフライパンから遠ざけて、いよいよ祝宴の幕が開く。 -------------------- 捜査に障るから伏せておいてくれ、と頼まれた事を、いや国民の生命の方が大事だからと公表す るのは、それは中国人を、中国の対応を信頼していないという証ではなかろうか。 中国と言う国家や中国人が信用ならない、というのはその通りだけれど、普段は「互いの信頼」 だのなんだのと言う方々が、この件では掌返して言い立てる様は滑稽だ。 所詮その程度なのか、自国の政権を批判する事が至上なのか、と。 文章は面白い。
素粒子 8/8(金) 「期末の成績が親に分かると 自分も怒った親も嫌な思いをす る。その前に家族全員を殺して 自殺」と父親刺殺の中3長女。 × × 「不快」を避ける価値観、蔓 延。「人に合わせ、人から嫌わ れないように生きていくのに疲 れ、耐えられなかった」とも。 × × 08年8月8日午後8時。縁起 のよい数字を並べた開会式の開 始時刻まで、あとわずか。いろ いろあって、北京五輪が開幕。 ――― 蔓延に「まんえん」、とルビ。
天声人語 2008年8月9日(土)付 開会式の演出が「極秘」となったのはどの五輪からだろう。東京では無名の青年が淡々と階段 を駆け上がり、青空にトーチをかざした。素朴な時代を思いながら、天女が舞い飛び、ハイテク と「人力」で中国文明を誇示する式典を間近に見た。 空前の厳戒の下で「平和の祭典」の幕開けである。警察と軍で約140万人。市民有志も加わっ て、歓迎ムードの後ろから数百万の目が光る。地下鉄に乗る前、長い列に並んで持ち物のチェッ クを受けた。高揚と緊迫が混じる街を、もやとサウナのような湿気が覆う。夕日は下敷きを通し て見たように黄色い。 その空をミサイルがにらむ図は、9・11テロ後の世界そのものだ。少数民族、人権、貧富の 差。宴(うたげ)を前に、国内の矛盾や摩擦に重しを載せた。そこから、いつ、何が飛び出すか 分からない。 開会式会場の愛称「鳥の巣」から、つい「累卵」の故事を連想してしまう。卵を積み重ねたよ うに危うい状況のたとえだ。開幕直前にも、テロとおぼしき事件が国内で相次いでいる。 ユートピアという言葉を思う。理想郷などと訳されるが、もとはギリシャ語からの造語で「ど こにもない場所」の意味だという。思えばオリンピックも、4年ごとに地球上に出現する人工の 祝祭空間にほかならない。 無理と危うさが目立つ中国製の「理想郷」。だがそこに集い、ひたむきに戦う選手の姿は変わ らない。なんとかたどり着いた聖火は「天翔(あまかけ)る最終走者」が北京の夜空に灯(とも) し、幕は開いた。最高級の心技体が、万全の安全の下で躍動せんことを祈る。
>617 その極秘映像を流したバカ放送局があるわけだが せっかくの「お祭り」に水を差すバカがさ。
天声人語 2008年8月10日(日)付 古い時代の中国の詩人、陶淵明に「桃花(とうか)源記(げんき)」という散文がある。ある 男が山深い渓谷をさかのぼるうち、世の塵芥(じんかい)を隔てた桃源郷に迷い込む話だ。桃源 郷から帰った男は再び訪ねようとするが、その道は二度と見つからない。 昨日の小欄でも触れたが、北京五輪の開会式は桃源郷さながらだった。一夜明けても北京っ子 は興奮さめやらない。壮観な出し物は中国のナショナリズムを大いに刺激し、ナルシシズム(自 己愛)をくすぐったようだ。 だが、威信をかけたスペクタクルも、主役である選手の行進にはかなわなかったように思う。 砂漠の熱、スコールの白雨、草原の風。様々な風土があり、文化があり。雰囲気をまとう各国選 手の姿が、世界の多様さへの想像を膨らませてくれた。 その祭りに水をさすように、黒海のほとりから戦火の煙が上がった。137番目に入場したロ シアと、153番目のグルジアとの武力衝突だ。空爆や地上戦で市民の死者が多数出ているとい う。 この日の北京には各国首脳が集っていた。ロシアのプーチン首相から「戦争が始まった」と聞 いたブッシュ米大統領は、自制を促したと伝えられる。だが戦火は広がりつつある。「一つの世 界、一つの夢」を演出した「鳥の巣」を一歩出れば、現実の世界は生々しく、きな臭い。 「桃花源記」を陶淵明が書いたのは1600年ほど前。その心中には、戦乱の続く世への幻滅 もあったらしい。グルジア大統領は「戦時状態」を宣言した。遠い時空を隔てて、戦う性(さが) を克服できない我々の姿が浮かび上がる。
あんなゲッペルスレス・ナチスオリンピックの醜悪な演出に例えられちゃ陶淵明も泣きたいだろ。 桃源郷は、エルドラドとか蓬莱山みたいな黄金とか不老不死なんてオプションの付かない ただただ平和な村という、切なる思いの込められた世界なのに。
天声人語 2008年8月11日(月)付 世界の白地図を前に、黒海とカスピ海を指せる人がどれほどいるだろう。ましてや、二つの海 に挟まれた地がいかなる国々に属するのか、即答できる博識はそういまい。喜ぶ話ではないが、 そのカフカス地域の詳しい地図が紙面に連日出ている。 黒海に面したグルジアと、ソ連時代まで一帯を支配していたロシアの武力衝突である。火種は グルジア北部の南オセチア自治州とアブハジア自治共和国。ともにロシア軍が常駐し、事実上の 独立状態にある。そこにグルジアが進攻、ロシアが反撃し、多くの死傷者や避難民が出たと伝わ る。 一つの国の中に独立をめざす自治州や共和国があること自体、島国育ちは面食らう。南と名が つく自治州は、実は国土の北辺に位置し、埼玉県ほどの領地に大統領までいる。 「ややこしい地域」の基礎知識は、硝煙に乗って広まるらしい。90年代のユーゴスラビア紛 争は、バルカン半島が民族や宗教のモザイクだと知らしめた。私たちは再び、地理と歴史と国際 政治を生の教材で学ぶのか。望まぬ夏季補講だ。 カフカス、英語のコーカサスには5千メートル級の雄峰が連なる。ギリシャ神話のプロメテウ スは、天上の火を人間に与えて最高神ゼウスの怒りを買い、この地に鎖でつながれた。「火薬庫」 の戦火も封じ込めるほかない。 ほぼ同緯度の中国・新疆ウイグル自治区では、五輪便乗の暴力が続く。こちらもシルクロード の時代から民族と宗教がせめぎ合い、ややこしさでは負けない。「あとで引いた国境」の危うさ を思いつつ、当事者の自制を求める。 -------------------- 第3段落「島国育ちは面食らう」。 島国云々は関係なく、天人子が周囲に目を向けていないせいだろうと思う。 もしくは、見ないふりをしていたのか。
黒海とカスピ海くらい中学生でも分かるだろ。 自分がわからないだけ。
そういや、埼玉の浦和市辺りに独立を目指す勢力がいたなw
無防備宣言とかある意味独立志向勢力って感じだがなw 何にせよこの記事は天人子の無知と無関心を晒しただけだな。
>621 日本でも沖縄あたりで独立叫んでいる連中がいるんだけどね。 こいつらが外国勢力と手を結ぶと・・・・
素粒子 8/9(土) 「同一個世界 同一個夢想」 「加油」とわたしが習字で書い ていると、お母さんが言いまし た。「ギョーザ食べたいの?」 × × 中国語で「一つの世界 一つ の夢」「がんばれ」の意味なん だよ。どんな連想したのかな あ、お母さん。(絵日記から) × × 今日、長崎市内の小中高校は 登校日。午前11時2分、全校で 黙祷ささげるため。<慰霊碑を 寮歌で囲み長崎忌>達山丁字 ――― 黙祷に「もくとう」、とルビ。
素粒子 8/11(月) まったく同じ金メダルなのに 「チョー気持ちいい」コメント あれば、「すいません。何も言 えない。ああ」コメントあり。 × × 「金以外は同じ」と表情を崩 さぬ19歳銅メダリストあれば、 「僕には金色に輝いて見える」 と32歳銅メダリストの夫あり。 × × 軍事衝突の二つの国あれば、 表彰台でたたえ合う、その二つ の国の選手あり。「戦争を始め たのは人でなく政治家だ」と。
素粒子ってほんとがんばった人を馬鹿にするような気持悪いことばっかり書くね。 ×2つまでと最後の段落とまったく繋がってないし。 書いてる人相当性格悪いんだろうね。
>>621 >一つの国の中に独立をめざす自治州や共和国があること自体、島国育ちは面食らう。
よく政治家の「日本単一民族発言」にかみついていたはずの朝日でも、
その程度の認識しか持っていないわけだ。
あるいは読者をその程度のレベルと思って書いているのか。
>>626 昔の正月の朝日社説を思い出した。
「グローバル化」と言うとアメリカ中心で良くない、中国語で「全球化」と言うのがイイ!って内容w
630 :
文責・名無しさん :2008/08/12(火) 08:08:59 ID:1BvLlo/H0
「島国」発言が自国議会からも不適切の謗りを免れなかった 某国大使に対するエールじゃねえの。
天声人語 2008年8月12日(火)付 この季節、クラゲになりたい時がある。ふらふらと夜風に誘われ、満天の星を仰いで波まかせ。 次はクラゲに生まれたい、とまでは思わぬが、管理社会から遠いその姿は逃避の虫をくすぐる。 「漂う生き方」を見習いに、都内の水族館を訪ねた。漂うのではなく、半透明の傘を開閉して 水中を泳いでいた。タコクラゲは元気よく、ミズクラゲは優雅に。「水母」とも書く通り、水の 惑星の先住民を思わせる。これを癒やしと見るのは、しかし片思いだ。 今年はクラゲ被害の出足が早いという。神奈川県の江の島では、海水浴客300人近くが刺さ れた日もある。7月からの高温と日照が成長を促し、アンドンクラゲなどが大量発生したらしい。 殻も甲羅も、逃げ足もないから、毒で身を守るしかない。みだりにさわるものには、触手が一 撃を見舞う。クラゲに放言させれば、サルの仲間が海で遊ぶのが間違い、となろうか。 ミジンコ好きで知られるジャズミュージシャンの坂田明さんは、著書『クラゲの正体』でクラ ゲ博士の故柿沼好子さんと対談した。柿沼さんいわく。「人間がかまわず海を汚すと、クラゲは その身を削り命をかけてクリーニングしなければならないから、どんどんやせてしまう」。クラ ゲには海水の浄化作用があるとされる。 〈命透け海月(くらげ)に秘するものはなし〉江口かずよ。水と戯れる姿は、なるほど、どこ か悲しい。浜辺の嫌われ者も、生態系の小さな歯車として何かの役に立っているはずだ。クラゲ が生きやすい海は、人が住みやすい陸と一対のものである。 -------------------- まあ、コラムの雰囲気はよい。 お盆休みだしな。水族館くらい行くのも、いいんでね。
>>628 斜に構えてる俺カッコイイって感じなんじゃない?
メンタリティが子供なんだよ。
素粒子 8/12(火) なになに、人気のオグシオが 散り、スエマエは大金星でコン カマが出遅れ、だって。ン? キムタクなら分かるんだけど。 × × なになに「消費者がやかまし い」だって。アタボーよ。新役 所名「消費者やかましい庁」に すりゃ頑張りそうなんだけど。 × × 午後7時前、羽田のレーダー から機影が消える……あの日か ら23年。今年も「御巣鷹の尾 根」に慰霊登山の遺族らの列。
相変わらず全国紙とは思えない低俗な文だな
死に紙新聞ですから (※ 中傷の意図はありません) もうはっきり言って、廃業してもらいたい (※ 激励のつもりです)
いいかげんスポーツ選手にアホみたいなあだ名やキャッチコピーつけて タレント化するのはやめてほしい。 個人的に一番アホだと思ったのは、テレ朝の女子フィギュア番組で エミリー・ヒューズに付けてた「金メダル遺伝子」。
>>633 第一段落なんて、おっさんのぼやきじゃねえか。
クライマーズハイはマスコミの自己満足があふれてて
非常に胸糞悪かった。
(-@∀@)主義者って優性っぽい考え大好きだよな
素粒子 8/13(水) ♪予算は 国民のためにある んやでェ〜 選挙向けにバラマ キたい政治家のものと 違うの んやでェ〜 (嘆きの有権者) × × ♪教員は 生徒を教育するた めに採用されるんやでェ〜 商 品券をもらうためと 違うのん やでェ〜 (あきれる保護者) × × ♪柔道は 一本勝ちするため にやるんやでェ〜 マイレージ ポイントためるのと 違うのん やでェ〜 (胸を張る柔道家) ――― ♪は紙面では庵点でした。 ちなみに新聞が何のためにあるのか、といえば 「〜おびただしい量の情報が飛びかう社会では、なにが真実か、どれを選ぶべきか、 的確で迅速な判断が強く求められている。新聞の責務は、正確で公正な記事と責任 ある論評によってこうした要望にこたえ、公共的、文化的使命を果たすことである。〜」 だそうです。(新聞倫理綱領より)
天声人語 2008年8月13日(水)付 朝の街路樹にセミの抜け殻がしがみついていた。歩道に目をやるとアブラゼミが裏返しになっ ている。まさか殻の主ではなかろうが、生と死がせわしなく行き交う夏半ばである。 地中で何年も過ごすセミは、むしろ長寿の虫といえる。しかし地上にいる期間が短いために、 生まれる端から死んでいく印象が強い。虫かごに入らなければ、その短い日々は子孫を残すのに 費やされる。人間の場合、そこからが長い。 日本人の07年の平均寿命が過去最長を更新した。女性は23年続けて世界一の85.99歳、 男性も3位の79.19歳。これは0歳児が何歳まで生きるかという数字で、病気や事故を乗り 越えてゆけば、例えば70歳の男性は85に迫り、女性は89を超す人生が見込まれる。 三大死因のがん、心臓、脳の病で亡くなる人が減っているそうだ。医療や年金制度のほころび で「長生き地獄」とまで言われるが、長寿そのものは古今東西を問わぬ喜びであろう。 女優の桃井かおりさん(57)が、過日の毎日新聞で「こじゃれた長生き」について語ってい た。「わたし、死んだら死体の役で使ってほしいの。そこまで俳優やりたいのね……120歳ぐ らいまで生きたら性別もなくなって、おじいさんもできるかもしれないし」。 医療技術の発達で、生物としての存続はそこそこ期待できる。ビールと枝豆に生き返るような、 ささやかな喜びを重ねる幸せ。その上で、誰もが望むのは最後まで張りのある人生だ。「平均」 を大きく超えた人たちが、誕生祝いのたびに「もう1年」と願う世でありたい。
天声人語 2008年8月14日(木)付 悲喜こもごも届く北京五輪のニュースの中で、それは悲を超えて「泣」に近い衝撃だった。野 口みずき選手(30)の欠場である。4年ごとの舞台に合わせ、ぎりぎりまで筋肉をいじめてく る一流ランナーの厳しさを思う。 北京の切符を手にした昨秋の東京国際女子マラソンを間近で見た。手を横に振り、弾むような 大股で地をける。小遣い銭を握りしめ、菓子屋に急ぐ子どもに例えては失礼だろうか。小さな体 が走る喜びを発散していた。 女子マラソンの系譜を顧みれば、有森裕子さんには禁欲的な美しさ、高橋尚子さんには精密機 械のすごみがあった。野口さんには、荒野で鍛え抜いた脚力を感じる。跳んで弾んで「鳥の巣」 へと独走する絵を見たかった。じっくり養生してほしい。 政治が絡む五輪には虚実が交じる。特に北京の開会式は「虚」の世界だった。千発もの「消雨 弾」が雲に撃ち込まれ、花火の映像は一部CG、美少女の独唱は口パクだった。裏で歌ったのは、 見た目は及ばぬが声は一番とされた別の少女である。音楽総監督は「国益を考えた」と明かした。 対照的に、野口さんの決断は「実」そのものだ。「今も走りたい、走ろうという思いは消える ことはありません」。しかし、ここで無理すれば選手生命が危うい。肉体を苦使する仕事の、残 酷なまでの正直さである。 北京では連日、研ぎ澄ました肉体と精神が正直にぶつかり合っている。北島康介選手の金も、 谷亮子選手の銅も、あらゆる「虚」を排した実力勝負の結果だ。だから勝者は輝き、敗者もまた 美しい。
素粒子 8/14(木) これまでの日本の金メダル、 いずれも連覇。アテネ後に敗北 を味わい、精神のどん底から這 い上がってきた真の勝者たち。 × × 開会式の少女の歌声は「口パ ク」。そういやァ、2年前のト リノ冬季五輪でのパバロッティ 氏の熱唱も。こちらも連パク。 × × どうも大型補正予算が組まれ そう。規模未定だが「景気対策 小出しは駄目」と麻生氏。選挙 睨んだ口撃、こちらは連パツ。 ――― 這い上がってに「は」い上がって、睨んだに「にら」んだ、とルビ。
素粒子 8/15(金) 作家の永井荷風は日記にこう 書いた。「S君夫婦、今日正午 ラヂオの放送、日米戦争突然停 止せし由を公表したりと言ふ。 × × 恰も好し、日暮染物屋の婆、鶏 肉葡萄酒を持来る、休戦の祝宴 を張り皆々酔うて寝に就きぬ。 〔欄外墨書〕正午戦争停止」 × × 本誌「声」欄に「あの日」の さまざまな思い。戦争と平和に 思いをはせる日。<いつまでも いつも八月十五日>綾部仁喜 ――― 恰もに「あたか」も、葡萄に「ぶどう」、寝に「しん」、とルビ。
>>642 開会式の過剰演出が相次いでバレて「やっぱり中国は…」「これだから中国は…」
という空気が広がる中で「パヴァロッティだって口パクだったじゃないか!」とは、
涙ぐましい宗主様擁護ですねw
口パクったって、あっちは一応本人ボイスなんですが。
カワイイ子に別人の歌をかぶせるって、昔のアイドル漫画じゃないんだから。
天声人語 2008年8月15日(金)付 人の数だけ、戦争があった。兵士50人の手記を編んだ『父の戦記』が、先ごろ朝日文庫から 復刊された。1965年に週刊朝日が募ったものだ。中に、南仏印(ふついん)のサイゴンで終 戦を迎えた元中尉の作がある。 その日、兵舎では激論と痛飲が繰り返されたという。住民に加勢し、フランス軍と戦おうとす る者もいた。逃亡、自決、抑留。何が正義で、何が卑劣か見えぬまま、隊長として全隊70人を 集める。日本刀を抜いて、叫んだ。 〈我々が一刻も早く帰還しなければ、敗戦の祖国は一体どうなるのだ。一時の感情に走って道 を誤るな。逃亡する奴(やつ)は俺(おれ)が斬(き)る〉。手記には「自分の行動が無性に腹 立たしく、恥ずかしくさえ思われた」とある。 過日、別の手記が公開された。終戦の直前、東条英機元首相が心境などを残した直筆メモだ。 「もろくも敵の脅威に脅(おび)え、簡単に手を挙ぐるに至るが如(ごと)き国政指導者および 国民の無気魂」と、悔しさを時の政府や国民にぶつけている。「新爆弾に脅え、ソ連の参戦に腰 をぬかし」など、随所に徹底抗戦への未練ものぞく。 「新爆弾」にやられた広島と長崎をはじめ、国土は焼け、民は窮乏を極めていた。外地では、 補給を断たれた兵が銘々の処し方を問われた。この期に及んで戦争を正当化するメモは、戦後の 感覚からは読むに堪えない。 元中尉の戦争と東条の戦争。誰を主人公とするかで、一つの史実も別の物語になる。昭和とい う時の巨木に生い茂った、何億もの慟哭(どうこく)の葉。勇ましいだけの裸木に戻さぬよう、 一枚一枚、静かに語り継ぎたい。 -------------------- 「この期に及んで」「読むに耐えない」「勇ましいだけの裸木」等、いやらしい。 思い、感情の、片方側にある葉を全部腐して刈り取っておいてから「一枚一枚、静かに」等とは、 大変傲慢なことだと思う。
天声人語 2008年8月16日(土)付 半世紀ほど前、川端康成が本紙に連載した『女であること』に、主人公らが都内遊覧に興じる 場面がある。ガイドがなかなかの名調子だ。〈この東京は、四季折り折りの変化は申すまでもな く、朝に夕に刻々と、移り変っているのでございます……〉。「はとバス」である。 戦後の東京見物を担ったバス会社が、おととい、設立60周年を迎えた。「お一人でも乗れる 観光バス」が実際に走り出すのは1949(昭和24)年。地方からの家族連れや、異国の旅人 に、変わり続ける首都の姿と新風俗を紹介してきた。 隅田美枝子さん(67)がガイドになったのは、川端作品の後、18歳の時だ。女性では屈指 の人気職種で、10倍を超す難関だった。高校時代は放送部、案内の口上や歌は家でも磨いた。 国会議事堂前から皇居のお堀端を北に進めば、靖国の社(やしろ)が見えてくる。そこで「九 段の母」や「東京だよおっ母さん」を歌うと、老夫婦らがよく泣いた。終戦からまだ15年、わ が子や夫を戦地で亡くした人はいくらもいた。 疎開の記憶もおぼろげな隅田さんは、新米ガイドの歌に涙する客に打たれた。他方、貸し切り で迎えた修学旅行生とは、姉妹のような交流が生まれた。「あの時代と、あの人たちをいとおし く思う」と語る。 四季を重ねるたび、車窓の街は復興から高度成長へ、淡彩から原色へと豊かになった。「走る 戦後」である。敗戦で生まれ変わった日本に通じる「はと」の名は素朴だが、時代がひと回りし たせいだろうか、古臭くはない。黄色の車体には、いまも平和の鳥が飛ぶ。
天声人語 2008年8月17日(日)付 もう命日は過ぎたけれど、8月は明治を代表する落語家の三遊亭円朝が亡くなった月だと聞い て、東京の谷中(やなか)にある墓所を訪ねてみた。「三遊亭円朝無舌(むぜつ)居士」の文字 が山岡鉄舟の筆で刻まれている。 円朝は生前から「無舌居士」と号し、〈閻王(えんおう)に舌を抜かれて是(これ)からは心 のままにうそも云(い)はるる〉などと歌を詠んでいた。近世以来の話芸を集大成した才人に似 つかわしく、思わずニヤリとさせる墓碑である。 ところで墓碑といえば、まずは「〇〇家之墓」が刻字の定番だ。だが、近ごろは変化が兆して いるらしい。ユニークな「自分流」が人気だと、先日の記事が伝えていた。定番に代わって、 「愛」「和」「永遠」「やすらぎ」といった文字が大書されているそうだ。 そして、故人の名や命日は側面や裏側に控えめに彫るのだという。注文主の望む文字を書家が 書くサービスを始めた業者は、「潜在需要は多いはず」と踏む。専門家によれば、家という概念 の希薄化や、個人を尊重する傾向が自由な文字の背景にあるようだ。 岩本素白の残した一節を思い出す。早大で文学を講じた人で、名文の随筆で知られた。信州へ 疎開して迎えた終戦の年の秋、鬱々(うつうつ)とした気分で散歩をするうち、野辺に一群れの 墓を見つける。 南に向かい、遠い山を眺めているような墓石の一つに「秋山微笑居士」と彫ってあった。素白 はすっかり良い気分になり、足取りも軽く宿へ帰ったそうだ(「野の墓」)。故人を記憶する文 字が様々な感慨に生者を誘う。そんな墓に遭うのも、楽しからずやである。 -------------------- 墓石屋と書家の、新しいビジネス、ということなんだろうか。 墓地はそうそう増やせないから、墓碑を置き換え続ける事でビジネスを回していく、という方向 性なのかな、などと思った。
天声人語 2008年8月18日(月)付 駆け出し記者だった頃に厳しいデスクがいて、紋切り型の表現をすると怒られた。びっくりす る様を「目を白黒」などもってのほか。「衝撃が走った」と書いた新米の背中に「衝撃」と大書 した紙を張り、社内を走らせたという伝説も残した。 もう引退した鬼デスクも、一昨日の夜は「目を白黒」させたことだろう。「衝撃が走った」と 書くしかないような、北京五輪の陸上男子100メートル、ジャマイカのボルト選手の疾走だっ た。 ぴったりフィットの競技着が幅を利かせる中、黄色いランニングシャツをはためかせる姿は、 「カリブの風」を思わせた。勝ちを確信したのだろう。ゴール前で踊るように減速し、胸をたた いてみせた。それで史上初の9秒6台には恐れ入るしかない。 メダルは3位にまで授与される。だが勝負の実質となると、1人の勝者と、その他大勢の敗者 である。ボルト選手の走りは「1人の勝者」を強烈に印象づけた。2位の選手いわく。「こっち はこれからというときに、あいつは両手を広げて余裕だったね」。 人類最速への興味は、「100メートル」を「10秒」という分かりやすい数字に負うところ が大きい。〈あらゆるスポーツを通じて、記録上の、数学的な美の極致〉だと、スポーツライター の小川勝さんは著書『10秒の壁』で言う。 その美しさを体現する選手たちには、「暁の超特急」「褐色の弾丸」といった流線形の称号が つけられてきた。ボルト選手は「稲妻」と呼ばれているそうだ。21歳。極致の数字をまだまだ 縮めそうな、おそるべき雷光である。 -------------------- 定型句ばかりの天人子、怒られても怒られても、治らなかったんだねえ。 ┗衝撃┓ ┏┗ 三 ダッシュ
/⌒) __ {´ / / /´ ./;;;;;;;;;;;;ヽ / ィ''´ / ,ノ |;;;;;;;;;;;;彡| ,/ / :| \ 弋::::::::ノ( } ,, -'´ / | ヽ─ノ ∨_,,ィ''' '''´ ̄ _ィ'゙ 弋 / ヽ, 衝: ィー‐''´ { 撃 | | :: } l :: イ ', :: | ', : | | | イ | {__(___.} ノ::::::::::|;;;;;|::::::::::::ヘ, |ヽ、::::::|;;;|::::::::/ヘ| |::::::::`ヽソ|彡'゙:::::::::| |:::::::::::::::/|:::::::::::::::::|
650 :
文責・名無しさん :2008/08/18(月) 14:03:19 ID:41vU5J7S0
>>645 >戦後の感覚からは読むに堪えない。
戦後の感覚で戦中を論じるのは無理があるのを分かっていながら
それを平気でやっていたのが今までの朝日だろーが。
>>645 >外地では、補給を断たれた兵が銘々の処し方を問われた。
少し前のアサピーなら「生きて虜囚の辱めを受けず」という教えの元で…
とか書きそうだが、妙にぼやけた表現なのは何故?
>この期に及んで戦争を正当化するメモは、戦後の感覚からは読むに堪えない。
戦後の感覚から、当時の人間の心情を一方的に断罪する朝日の文章は読むに堪えない。
あと東京裁判関連の個所は明らかに筆跡が違うという指摘はスルーか。
>>646 >国会議事堂前から皇居のお堀端を北に進めば、靖国の社(やしろ)が見えてくる。そこで「九
>段の母」や「東京だよおっ母さん」を歌うと、老夫婦らがよく泣いた。終戦からまだ15年、わ
>が子や夫を戦地で亡くした人はいくらもいた。
終戦から間もない頃は靖国に大した抵抗もなかったんだな。
戦争を直接体験していないはずの世代が「近隣諸国」の言いなりに靖国を貶める、
これこそ戦争の記憶の風化では?
653 :
文責・名無しさん :2008/08/18(月) 18:09:32 ID:T/aIpNkb0
■第85回一水会フォーラム 日時・平成20年9月16日(火)/18時30分開場・19時開会 場所・ホテルサンルート高田馬場/3階会議室 演題・『北朝鮮再考』 講師・講師・吉田康彦先生 (大阪経済法科大学客員教授) 会場整理費・1500円 お問合せ・一水会事務局:
654 :
文責・名無しさん :2008/08/18(月) 20:40:50 ID:E0nYywn30
>>628 >素粒子ってほんとがんばった人を馬鹿にするような気持悪いことばっかり書くね。
マジで同感。
6/7(土)の素粒子の
北京五輪に出場の日本競泳選
手向け英スピード社からの新C
M「泳ぐのはあなたでも、世界
新記録を出すのは水着です」。
なんてひどすぎるな。
素粒子 8/16(土) ぼくが自由研究のテーマにこ まってると、テレビを見てたお 父さんが言いました。「『耳だ この研究』ならかんたんだぞ」 × × 金とった柔道選手が耳にたこ ができるほどかんとくに負ける なと言われたそうです。たしか にその選手には見事な耳だこ。 × × 今日からお父さんが「勉強」 とうるさく言い、お母さんが物 さしでぼくのたこをはかること になりました。(絵日記から)
素粒子 8/18(月) 短い言葉に隠されたさらに知 りたい五輪物語の数々。「この 年齢でも走れると証明できた」 (女子マラソン金のトメスク) × × 「米国の冬は寒いから留学断 りジャマイカに残ったのさ。僕 は勝つためにここに来た」(陸 上男子100bで金のボルト) × × 「今でも僕はママと話すん だ。『マイケルは成功しない』 と言った中学の先生がいたね、 と」(水泳8冠のフェルプス)
>>656 お前、天人の真似して「最近の言葉から」やらんでもよかろうもん。
そろそろ死に紙記者加藤のあだ名でも決めてやろうぜ
天声人語 2008年8月19日(火)付 夏の高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」は、朝日新聞社が詞を募って60年になる。還暦の 旋律に歩を合わせる大阪桐蔭、常葉菊川の選手たちは誇らしげだった。そして黒かった。 点差は開いても、決勝戦は胸が詰まる。一度きりの舞台で最高の仲間と輝きたい、という思い が見る者に伝わるからだ。ひと夏にかけた一投一打に、甲子園はとびきりの物語を用意する。 10年前は「横浜・松坂大輔の夏」だった。準々決勝からの3試合はすでに伝説の域だ。延長 17回の死闘(対PL学園)、6点差を追いついての逆転サヨナラ(対明徳義塾)、ノーヒット・ ノーランでの春夏連覇(対京都成章)。日替わりの奇跡は、鍛え抜いた肉体が時と場を得て生ま れた。 よく似た一期一会の縁や哀れを、五輪にも見る。北京の「星野ジャパン」は連日、甲子園のよ うな緊張の下で戦っているはずだ。個人種目はなおさらだろう。限りある選手寿命のピークがい ずれかの五輪に重なり、かつ表彰台の真ん中に立つのは楽ではない。 ところが、競泳で8冠を達成した米国のフェルプス選手を前にして、そうした感慨は揺らぐ。 アテネと合わせた金は14個。時と場さえも引き寄せてしまう、圧倒的な肉体がそこにある。 「きちんと食べ、きちんと寝るしかない。練習だけではだめなんだ」という言がいい。高校球 児はもちろん、一般の健康管理にも通じる教えだろう。「一度きり」のこの夏は、例年にもまし て体について考えさせる。きちんと食べて寝て、あとはテレビ観戦というのでは太るばかりだが。 -------------------- 最後に胴回りを気にしたこと書いて、なにがしか共感を得ようとしたのでしょうか。 コラムとしての締りがなくなって、脂ののった腹の如きぶよんぶよん感で終わっている感じ。
素粒子 8/19(火) 国会周辺野外採集珍図鑑 ショウヒシャチョウ まだ見 ぬ蝶。静かなる飛翔が特徴らし いが、実際はうるさいらしい。 × × オオガタホセイムシ クワガ タムシの一種。カマキリの異種 バラマキリの脅しを財務省「無 視」できるか、繁殖が見もの。 × × オダマリアソウ 野草の一 種。首相公邸の庭に最近、猛繁 殖。精神安定によいと住人が煎 じて毎日服用とのウワサあり。 ――― 「国会周辺野外採集珍図鑑」「ショウヒシャチョウ」「オオガタホセイムシ」「オダマリアソウ」ガ太字。 蝶に「ちょう」、飛翔に「ひしょう」、煎じてに「せん」じて、とルビ。
661 :
文責・名無しさん :2008/08/20(水) 08:12:59 ID:bozSlX+10
ワメキチラソウ 野草の一 種。東京築地周辺に以前から、猛繁 殖。精神安定によいとキュウ条虫 寄生患者が煎じて毎日服用とのウワサあり。
天声人語 2008年8月20日(水)付 相撲の技に「五輪(ごりん)砕き」というのがあるそうだ。小兵に食い下がられた力士が、も ろ差しの両腕と腹で相手の頭を挟み、そのまま出ていく。首を痛め、命にかかわる危険な取り口 という(新山善一『図解・平成大相撲決まり手大事典』国書刊行会)。さて、北京の興奮を砕く 衝撃はないにしても、相撲協会の体面は粉々であろう。 ロシア出身の幕内力士、若ノ鵬(20)が、大麻入りたばこを持っていたとして警視庁に捕まっ た。所属の間垣部屋や自宅からは、大麻の吸引具や吸い殻が見つかったという。 端緒は自宅近くで拾われた財布。怪しいにおいを放つロシア製たばこ1本と、外国人登録証が 入っていた。大麻に名を書いていたようなものだ。場所前になくした物に気を取られたか、7月 の名古屋は4勝11敗と崩れた。 スピード出世ながら、負けた腹いせに風呂場で暴れるなど「素質十分、素行に難」が大方の評 らしい。心根を正すべき師匠は、弟子を竹刀で殴打した件で協会に処分されたばかり。部屋の指 導にも物言いがつこう。 伝統にはびこる暴力と、一部外国人力士の礼知らずは、今の大相撲が抱える病だ。大男の力自 慢だけでは務まらぬ、強けりゃいいってもんじゃない。大麻となると、こうした嘆きの次元さえ 超す。 そういえば、神話の世界の勇士、野見宿禰(のみの・すくね)が相撲で倒したのが当麻蹶速(た いまの・けはや)だった。ガグロエフ・ソスラン・アレキサンドロビッチという本名は、相撲の 神々にも負けない立派さではないか。日本の国技を選んだのも何かの縁だ。まず人として出直し てほしい。 -------------------- 五輪砕きが、なんにも繋がらない。音、字面としての「ごりん」をオリンピックに繋げても、そ のオリンピックが話に絡んでいないし。お前、「五輪」「北京」言いたいだけちゃうんかと。 しかしなんだ、相撲に対してのワイドショー的バカ騒ぎは、どうなんだろうな。
社長の息子が売人やってたクセにな。
天声人語 2008年8月21日(木)付
外国生活と仕事を両立させ、悠々自適の老後を送る大橋巨泉さん(74)が、自らの多趣味に
ついて「広く浅く始めて、いくつかにしぼってきた」と書いている。後半生を楽しむには、屋内
外に最低一つずつの趣味が必要だという(『巨泉・人生の選択』講談社)。
若いうちはあれこれかじり、体や懐と相談しながら「生涯の友」を二つ三つ選ぶ。巨泉さんは
ジャズとゴルフらしい。納得しつつ、わが身を省みる。仕事が趣味とは言わないけれど、かじり
かけ、食べ散らかしの山である。
社会経済生産性本部のレジャー白書によると、余暇の過ごし方に変化がうかがえるそうだ。外
食、ドライブ、カラオケなど91種の活動のうち、15歳以上の日本人が07年に一度でもたし
なんだのは平均14.5種。10年前の調査の17.8種から減った。
とりわけ、遊び盛りの10代が21.6種から15.6種へと3割もの減だ。一方で、特定の
活動には何度も参加する傾向が見られた。時間の使い道を絞り、本当に好きなものにお金をつぎ
込む姿が浮かぶ。
狭く深くの選択投資では、かじりもしない趣味が多くなろう。関心の間口が狭い若者がそのま
ま中高年になるなら、レジャー市場の将来は明るくない。白書は、余暇の貧困化だと気をもむ。
携帯電話やゲーム機での暇つぶしが習慣となり、インターネットに費やす時間も膨らみ続ける。
かくして、生涯の友となるような、実のある趣味に回すべき養分は枯れていく。内はパソコン、
外はケータイ。こんな「内外一つずつ」だと、どんな老後になるのだろう。
--------------------
第4段落、種類の減というけれど、何が減ったのかわからないから、なんともよく判らない。
パチンコ産業が苦戦している、という分析をしていたな、レジャー白書では。
ネットは『実のある趣味』ではない、と言いたげですが、大きなお世話だな。
天人子の考える『実のある趣味』とは、さて何なんだろう。
レジャー白書 2008
http://www.jpc-sed.or.jp/leisure/
今、首都圏で使われている標準語が 維新政府要人等のお国(薩長土肥)言葉から作られた件について
京言葉じゃないの?
667 :
文責・名無しさん :2008/08/21(木) 17:29:00 ID:oDDyhI1/0
>>664 天人子の考える『実のある趣味』とは、厳密に言えば「趣味=ホビー」
じゃないよ。
広告主のビジネス、「娯楽=レジャー」のことだね。
「趣味=ホビー」関連の業者は、専門誌にしか広告を出さない。
若者のお金が、朝日新聞の方に流れてこなくなるのを危惧している。
それが、天人子の本音だね。
さすがに、あからさまには言えないので、ねじ曲がったおかしな文章に
なっているのだと思うよ。
<時間の使い道を絞り、本当に好きなものにお金をつぎ
込む姿が浮かぶ。>
…という文章が、
<実のある趣味に回すべき養分は枯れていく。>
という結論に達するのが、すごいね。
668 :
文責・名無しさん :2008/08/21(木) 18:00:02 ID:WTsrK5sp0
朝日紙面のレジャー関連広告といえばパチンコ広告かな。 たまに大きな全面広告が載るよね。
つまり朝日が儲けるために好きでもないものに金を注ぎ込めと言いたいのかね
670 :
文責・名無しさん :2008/08/21(木) 23:54:42 ID:xwEMghdg0
>>659 > 「きちんと食べ、きちんと寝るしかない。練習だけではだめなんだ」という言がいい。
>高校球児はもちろん、一般の健康管理にも通じる教えだろう。
若者潰しの朝日がなにをいうか。
玉数制限もかけず、決勝戦を13:00という一番気温が上がる時間に行うくせに。
大会が盛り上がれば球児達の将来のことは知ったことではないんだろう?
>>664 痛ニューでも取り上げていたネタだね。
今日読んで実に下品で傲慢な回だと思った。
新聞屋の利益につながらないものはすべて悪なんだな。
本当に4段落と6段落のつながりが無茶苦茶だな。 若者の趣味なんぞ時代で変わるだろうに余計なお世話も良い所だ。 >携帯電話やゲーム機での暇つぶしが習慣となり、インターネットに費やす時間も膨らみ続ける。 趣味の話を習慣に摩り替えたり、印象操作に熱心だな。
672 :
667 :2008/08/22(金) 03:08:32 ID:vhKtQxyM0
667のコメントは、 ちょっと考え過ぎだったかも…という気がしてきた。 <本当に好きなものにお金をつぎ込む姿が浮かぶ。> までが、筆者の本来のエッセー。 それ以下の部分は 上司の要請を無理やり貼り付けたのが真相かもしれないと思えてきた。 ・・・つまり、 <趣味人の巨人・天人子・近頃の若者、それぞれ趣味・娯楽に対する考えが 違っていて面白いねー。>という天人子の罪のないなエッセーに、 きまぐれな上司が、 <レジャー白書の内容、ネットへの依存>という別件を 合体させて書くことを強制した。 (これも憶測だけれど・・)
673 :
672 :2008/08/22(金) 03:10:26 ID:vhKtQxyM0
訂正 巨人->巨泉
>>664 ケータイもパソコンも、趣味を楽しむためのツールに過ぎないと思うんだが。
おまいの紙面に載ってる「息子に聞くより簡単」「旅行の予約にも便利」という謳い文句が並ぶ
パソコン入門ソフトの宣伝は何なのかと。
というか趣味に「実」の有無を求めること自体、天人の趣味というもへの認識の不毛さを示している気が。
天声人語 2008年8月22日(金)付 スポーツ映像は、勝敗が決した瞬間が華だろう。顔を両手で覆う選手が結構いる。悲喜を問わず、感極まった面相は公開無用の「私物」ということかもしれない。それはさておき、北京からの絵に一喜一憂するこの国で、覆いようがなくなってきたものがある。政治と経済の弱さだ。 福田首相は早めの臨時国会で成果を上げたいのに、長い会期を嫌う公明党の意向も無視できない。間(あいだ)をとって、国会召集は9月中旬らしい。先の「追い込まれ改造」同様、首相に主導権はなく、自民幹部からは「ぐず内閣」の声まで出た。 与野党の関心は、誰の手で解散・総選挙をするのか、この一点。地味な首相では選挙の顔にならないが、唐突に派手な人が継いでも有権者に密約を疑わせる。いずれにせよ、解散含みの国会で実のある政策論議になるか。 夏休みの間にも、景気は停滞の度を強めている。政府は、後退局面に入ったことを事実上認めた。4〜6月は1年ぶりのマイナス成長、株価もさえない。ここ6年は戦後最長の拡大でしたと聞いても、どこの国の話かと思う。 ガソリン価格をにらんでの休暇は「安近短」が主流だった。政策不信の裏返しであろう。生活は自分で守るしかないという背水の節約が、停滞に輪をかけるはずだ。 電気代を気にしつつ、時差1時間の五輪ドラマを追う人も多かろう。陸上の男子200メートルは異次元の走り。100メートルに続く2冠を世界新で飾ったボルト選手は、大の字になり、両手で顔を覆った。悲と喜は正反対ながら、一瞬、日本の今が重なる絵だった。
ごめん、改行を忘れた。 それにしても昨日今日は酷いな。 今の天人子がここまで滅茶苦茶なこじつけをする書き手だとは思わなかった。
>>676 政局を語るのにオリンピックの話題を持ち出すことが不自然ですね。
文章の本意(内容)は、変ではないと思います。
もしかしたら、何らかのノルマがあるんじゃないでしょうか?
(例えば、開催期間中はオリンピックの話題をなるべく沢山書かなきゃ
いけないとか…)
678 :
文責・名無しさん :2008/08/23(土) 00:23:31 ID:Du/fkuWf0
また父親を貶すネタだね 素粒子書いてる人は父親に虐待された過去でもあるのだろうか
>>678 昔、「だめオヤジ」というタイトルの漫画がありました。
今よりも父親の権威が高い時代だったからこそ、
だめなお父さんという設定がギャグになっていたのです。
「だめオヤジ」は、気弱なお父さんが家族から恐ろしいDVで
殺されそうになるお話でしたが、連載中に何となく
世の中の雰囲気が変わったのですね。おやじ虐待漫画は、受けなく
なりました。
そこで作者は、「だめオヤジ」が、愛すべき人柄ゆえにビジネスで
大成功する話に路線変更して、最後はハッピーエンドになりました。
おそらく、素粒子は、かなり年配の人物なのでしょう。
「父親を貶すネタ」は、昔の笑いのセンス(昭和50年代中期くらいまで)
そのままです。あれは、面白いジョークのつもりで書いているのです。
素粒子 8/20(水) 外国人力士「3ナイ」指導 @お外に1人で遊びに行かない Aお財布にお金以外は入れない B外人さんから物はもらわない × × 官邸の主「3ナイ」ぼやき @臨時国会召集日が決まらない A支持率がグーンと上がらない B解散時首相なのか分からない × × 楽しい夏も、あと少し。子供 たちにとっては気が重い時期。 小学5年生の句。<夏休み時計 はずっと動いてる>大類広人 ――― 「外国人力士「3ナイ」指導」「官邸の主「3ナイ」ぼやき」が太字。
素粒子 8/21(木) 福田内閣回覧板。「薩長土肥 の時代ではないので、各閣僚は 標準語でしゃべっていただきた い。とりわけ九州弁は御法度」 × × 東京・渋谷の私鉄駅にサル出 現。切符売り場うろうろ。「き っと、お猿の電車に乗ろうとし たんだよ」と坊やのつぶやき。 × × 100b、200b衝撃のサ ンダーボルト(稲妻)。こんな 名句あり。<いなびかり北より すれば北を見る>橋本多佳子
素粒子 8/22(金) ソフトボールで金が決まる と、お父さんが「これが日本の お家芸よ」とさけび、おいしそ うにビールを飲みほしました。 × × 2度も負けた相手に、最後に は勝つ。王ジャパンが世界一に なったときも、むねのすくよう なうっちゃりだったそうです。 × × 「今は母さんに頭上がらない けど……」とお父さんの声。居 間をのぞくとひとり、よいつぶ れていました。(絵日記から)
天声人語 2008年8月23日(土)付 きょうは「処暑」。暑さ収まる候とされる。なるほど、秋の風が吹き始め、熱波と雷雨が暴れ た季節も出口が見えてきた。浅黒い子どもたちが、観念して勉強机に向かう頃でもあろう。〈日 焼顔(ひやけがお)見合ひてうまし氷水〉水原秋桜子。 かき氷というもの、久しく口にしていない。それでも、シロップの原色、脳天に走る稲妻とと もに、小さな雪山を崩していく感触がよみがえる。冷房の喫茶店ではなく、駄菓子屋の店先、炎 天下の小景である。 枕草子の「あてなるもの」(上品なもの)の段に「削り氷(ひ)にあまづら入れて、あたらし き金椀(かなまり)に入れたる」とある。平安貴族は、つる草の甘い汁で食したらしい。清少納 言が「上品」に分類した通り、保存に手間がかかる氷は貴重品だった。 別段の「星は」には、すばる、ひこぼし、ゆふづつと並ぶ。ゆふづつとは宵の明星、金星のこ とだ。明るい天体に目が向くようだが、「削り氷」食べ放題の星があると知れば、列記は別物に なったかもしれない。 火星に水があることが、米国の探査機によって科学的に確かめられた。少なくとも氷の状態で 大量に存在する。水は命の母という。遠い過去には、生命を育む海や川があったのだろうか。「生 の痕跡」を求めて、火星探査はいよいよ佳境に入る。 大宇宙の悠久の営みは、命を紡ぎ出せる環境を至る所に用意したはずだ。それがご近所にもあっ たと分かれば、銀河の孤独はいくらか癒やされる。残暑の夕刻、赤い惑星に「夏日星(なつひぼ し)」の字をあてた先人を思いながら、納めの氷水にさじを運ぶのもいい。 -------------------- 夏休み、かき氷、枕草子、火星。 話があちこち飛びすぎという感じはするけれど、まあ面白い。 第4段落「食べ放題の星」の転換は、どうにも微妙。
天声人語 2008年8月24日(日)付 中国語で「游泳」とくれば水泳だろうと見当はつくが、「田径」はいかがだろう。英語のフィー ルドを「田」に、トラックを「径」に言い換えた陸上競技のことだ。「径」の字には小道とか、 細い道という意味がある。 文字どおり細く、険しい道を走り続けてきた日本陸上界のトラック陣が、ついに銅メダルとい う果実を手にした。男子400メートルリレーの快挙は、五輪のトラック種目では伝説の名選手、 人見絹枝の「銀」以来80年ぶりになる。 一人ひとりは世界のトップには及ばない。だが4本の矢が連なれば話は違ってくる。バトンパ スの技を磨きぬいて、無駄なタイムをそぎ落としていった。受け渡しに失敗する有力国を尻目に、 日本らしい精密さで3位を引き寄せた。 〈力の限り走って/走って走って/走り抜いて/土の上に転って/閉じた瞼(まぶた)の裏に/ 空の青が透けて映ったときの/あの いい気持ち〉。川崎洋さんの詩の一節のような素朴な幸福 に、4人の走者は包まれたことだろう。 詩は、〈馬力はもうひと雫(しずく)も残っていないのに/心は存分に充電されてずしりと重 い〉と続く。80年前の8月、アムステルダム五輪の800メートルで2位に入った人見は、精 根尽きて気を失ったという。彼女もまた異国の青い空を、瞼の内に見ていただろうか。 その人見が、別の競技会で渡欧する途上に詠んだ歌が残る。〈恋も欲し金も欲しきや人のすむ よすがさへなきシベリヤの野に〉。高揚、失意、歓喜。いまも変わらぬアスリートの思いをのせ た北京五輪も、残すところきょう1日である。 -------------------- 引用ばかりで、競技そのものへの視線の薄さが若干気になるけれど、読後感は悪くない。
天声人語 2008年8月25日(月)付 もう18年も前になる。天安門事件の翌年に北京でアジア大会があって取材に行った。国際社 会の信頼を取り戻すのに、中国が懸命になっていた時期だ。開催そのものが危ぶまれたが、各国 から約6千人の選手が参加した。 ピリピリした空気を覚悟していたのに、当局者の対応は意外に緩やかだ。街の雰囲気も明るい。 一見の記者が抱いた甘い感想を、しかし、助手に雇った大学生は一蹴(いっしゅう)したものだ。 「北京は今、お客さん用の顔をしていますから」。 さて五輪の期間中、中国はどんな顔を見せてくれただろう。やはり開会式の「演出」は後味が 良くない。「漢族の子が扮した56民族の代表」「CGの花火映像」、さらに「口パクの歌」。 壮麗な出し物ともども、長く記憶されるだろう。 わけても口パクである。ある少女から「容姿」を、別の少女からは「声」を「いいとこ取り」 するやり方には、「個の人格」を軽んじる危うさが透けていないか。「国益のため」という説明 を聞くにつけ、国家主義の横顔が脳裏から消えやらない。 開閉会式の総監督を務めた張芸謀(チャン・イーモウ)氏は、本紙との会見で「小さなことを 意図的に拡大するのはよくない」と批判に異を唱えた。だが大きな真実は往々にして、小さな穴 からこそ、のぞき見えるものだ。 ともあれ五輪は成功裏に幕を閉じた。17日間にわたった「お客さん用」の化粧を落として、 中国は宴(うたげ)のあとの日常に戻る。化粧を落とした新たな表情は、大国としての自信を深 めていることだろう。その「自信」の先行きに、隣人として目を凝らしたい。 -------------------- ごく普通。 日本の選手団、スポーツ界にたいする提言なんてのが出てくるのは、まだ先でしょうかね。 視線は中国にしかない様子。致し方なし、とは思うけど。
素粒子 8/23(土) 「ボタンの掛け違い」ならぬ 「バトンの駆け違い」にハラハ ラドキドキ。落とさなくてよか った。400bリレーの快挙。 × × 「似て非なり」ならぬ「以て 火なり」の心配も。グルジア侵 攻のロシア軍。「撤退」後も一 部が平和維持部隊の名で駐留。 × × 朝晩、ちょっぴり秋の風。真 っ黒に日焼けした子供たちに、 一抹の寂しさ。<新涼や白きて のひらあしのうら>川端茅舎 ――― 以てに「もっ」て、とルビ。
素粒子 8/25(月) 五輪を四字熟語で振り返れば 聖火の通過どこも「騒者一掃」 開会式口パク批判「万事東風」 金逃すも妻と夫は「一心同谷」 × × 2連覇北島感激の「七字絶句」 自分色のメダルは「色即是銅」 ジャマイカに続々「電光一家」 ネットに飛び交う「劉厳批語」 × × 女子ソフト感動の「粘戦苦投」 星野ジャパン残念「指揮消沈」 中国の金ダントツ「一国51金」 (数々あれど思いつくままに) ――― 「五輪を四字熟語で振り返れば」が太字。
>>687 官製応援団を動員しても観客のマナーの悪さは隠しきれず、
空気読まない応援で中国選手さえ怒り出したり、静かにするよう呼びかけたりする有様なのはスルーか。
二宮清純あたりにも「金メダル大国=スポーツ大国ではない」と言われてるんだが。
こんなこと書くとまた「日本人の苛立ちが歪な形で噴出しているぅぅぅ!」とか書かれちゃうかなw
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
週刊朝日7/12号 p.156 編集部発
W杯で気になった現象があります。日本が決勝T1回戦で敗退し、
韓国が4強進出を決めて以降、こんな匿名メールが編集部にくるよ
うになりました。
「韓国戦で誤審が多いのは意図的と思われても仕方ないのに、日本
のマスコミはそれをきちんと追及していない。」「韓国のサポータ
ーは日本の敗戦を大喜びしていた。共催国として許せない」「韓国
戦以外、スタジアムはガラガラ。なぜ日本のマスコミはこの事実を
伝えないのか」
韓国の熱狂と大活躍をたたえる報道が日を追うごとに増えたせい
か、インターネットでは、もっと下品な表現で偏見に満ちた「韓国
を妬む」言葉が飛び交っていたようです。先週、紹介した大学時代
の在日韓国人の友人も「日本人のオモシロクナイという感情を肌身
で感じる」と話していました。
W杯は人々のナショナリズムに火をつけると言われます。政治・
経済の閉塞的状況下、日本人の「苛立ち」が、こんな歪な形で噴出
しているとしたら、あまりにも貧相な感じがします。
本誌・加藤明
天声人語 2008年8月26日(火)付 ある事件現場の近くに、何か目撃していそうな家があったという。聞き込みの捜査員が通うが 話をしてくれない。そこで、手品に覚えのある刑事が出向いてトランプを一席。大喜びする子の 横で、家人が口を開いた。「実は、あの日……」。 永江朗さんの『話を聞く技術!』(新潮社)にある刑事の体験談だ。「警察手帳を出せばしゃ べると思ったら大間違いですね。誰だって関わりたくないというのが本音なんですよ」とも語っ ている。取材やセールスにも通じる極意だが、ドアに続き、心を開いてもらわないと仕事になら ない。 今年の警察白書によると、07年、聞き込み情報を元に摘発された刑法犯は1.4%。93年 にはまだ4%強あった。警察庁が全国の刑事に聞いたところ、「捜査への協力を得るのが難しい」 と感じる人が79%いた。 刑事たちは非協力の理由を推測する。「後々面倒」などに次いで、「警察を快く思っていない」 が4番目に挙がった。一線が肌で感じる「警察嫌い」の裏には、白書も触れた不祥事の数々があ ろう。鹿児島や富山では、捜査ミスでは済まない人権侵害が起きた。 逆の話もある。10年前の和歌山毒カレー事件。本部で被害者支援に当たった刑事が、望んで 現場近くの交番に移り、住民を見守り続けている。来春の定年を前に、地元から「辞めないで」 と嘆願書が出たそうだ。 警察嫌いを減らすには、それぞれの持ち場で、警察官が信頼に足る実績を重ねていくしかない。 司法といえども、突き詰めれば人と人、心と心。一発逆転の、手品はない。 -------------------- 警察官は手品師じゃないし、聞き込みに必殺技を持ち込む必要もない。 このコラム、単に「ああ、やっぱり関わると面倒なんだ」「協力したくないのは私だけじゃないん だ」「不祥事があるから悪いんだ」「警察官が信頼できないんだからしょうがないんだ」という 言い訳を提供しているだけ、としか読めない。 治安、平穏な生活を守るために、捜査に協力するのは市民の義務、自分の安全を守るための手段 なのだと、そう伝えるべきだと考える。
警察は行政だよな。 司法は検察。
>>689 以前マスゴミの不祥事やプライバシー意識の高まり等で
取材がやりにくくなったという愚痴をみたな。
,. -───-: 、 /::::::::::::::::::::::::::::::::\ / '':::::::::::::::::::::::::::::::''''' ヽ !::::::::::ィ::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::! i::|:::i::/l/ i;::ト、:、:::i:::::::::::::::i |::i/レ'-i'' 'ヽi-ヾ,ヽ!:::::::::::::l |::ハ -‐- -─- i::::::::::::::l あかん・・・また、加藤や・・・ |::::::l| | | | |::::::::::::::! |::::::ヽ | r---、! l,.!::::::::::::::l l::::::::::::`;'-'=,‐,='r''i~!:::::::::::::::| !:::::::l、::r'"´'. ' l ' i::::::::iヽ:::l i:l、:::|./、_____,l::::;l:/‐'ヽ! '!ヽ;i'>l____,.//-‐'''"ヽ !/ |.VVVVVVVV.lV\!. i | | | l
>>689 記者がそもそも警察組織が嫌いで
捜査に協力するのは〜の辺りの意識が無いんじゃね?
不祥事を擁護する気は無いが、不祥事を煽ってるお前が言うなと。
天声人語 2008年8月27日(水)付 美食家の北大路魯山人は、料理哲学を様々な言葉で残した。〈どうしても料理を美味(おい) しくつくれない人種がある。その名を不精者(ぶしょうもの)という〉。魯山人が没する前年、 この信念に挑むかのような商品が世に出る。熱湯だけで出来上がる「チキンラーメン」だ。 日清食品が世界初の即席めんを売り出して、おとといで丸50年になった。腹ぺこを3分で片 づけるインスタント技術に、器いらずのカップ型も加わり、食の風景は一変した。 学生時代、仕送りの谷間を、チキンではなかったが即席めんが埋めてくれた。湯を切っためん に中濃ソースを絡めて焼きそば風にし、粉末スープは別に食す。妙な一汁一菜はしみじみうまかっ たけれど、袋にプリントされた「盛りつけ例」がまぶしかった。 貧乏学生がすがった即席めんは今、緊急援助に欠かせぬ品となった。各国メーカーでつくる世 界ラーメン協会は、ミャンマー水害と四川大地震の被災地に計100万食を送った。きょうも誰 かが湯を注ぎ、細く長く、命をつないでいるだろう。 世界で年に1千億食が消費されている。中心は中国で、日本の食文化が逆上陸した形だ。生み の親の安藤百福(ももふく)翁は「半世紀」を1年待てなかったが、発明品のグローバル化を見 届けての大往生だった。 空(す)き腹にまずいものなし。この格言に、魯山人も異は唱えまい。即席めんのうまさは、 万国、五感より腹加減で決まり、すすれば当座の元気は出る。逆境でこそ輝く一杯。食べ物が偏 在するこの地球で、太く長く続きそうな「ハングリー」との二人三脚である。 -------------------- 腹の減る天人。この手の話の時には筆致が生き生きしている感じがする。 第3段落『「盛りつけ例」がまぶしかった』あたり、いい味わい。
素粒子 8/26(火) 自民と公明の主張を「足して 二で割り」やっとこ臨時国会の 会期が決着。困ったときの算数 頼み。自民の伝統芸、復活か。 × × 国民栄誉賞。「メダリストに 大盤振る舞いはやりたし。でも バラマキ批判は怖し」。こっち は、足して二で割る妙案なし。 × × この夏、富士山に山梨側から の登山者22万人突破。今夜、お 山じまいの火祭り。<火祭や富 士秘めし闇鎮めたる>桑田青虎
素粒子 8/27(水) 「うまれた時が悪いのか、そ れとも俺が悪いのか」は昔流行 った「昭和ブルース」。次なる は今流行の「閣僚ブルース」。 × × ♪大臣に選んだ首相が悪いのか それとも受けた俺が悪いのか 経費なしでやっていけるなら それはたやすいことだけれど × × アフガンで拉致された日本人 青年の無事を祈る。「自分が出 来ることを全力でやりたい」と 現地で農業の指導を5年近く。 ――― 2行目の俺に「おれ」、流行ったに「はや」った、流行のに「はやり」の、とルビ。 ♪は紙面では庵点でした。
天声人語 2008年8月28日(木)付 アフガニスタンの民話に、千年を生きた大蛇が美しい娘に化け、カブール領主の妻に納まる物 語がある。この地域、東西文化が豊かに溶け合った古(いにしえ)は美女の顔、戦火絶えない今 は怪蛇の相であろう。その蛇が、青年の善意に見当違いの牙をむいた。 現地で農業支援をしていたNGO職員、伊藤和也さん(31)が殺された。政府・多国籍軍と イスラム武装勢力の抗争が続く壊れた国。最近は治安が一層悪化し、外国人を狙う犯罪が増えて いたという。 伊藤さんが所属するペシャワール会は、一帯で20年以上も活動している。医師の中村哲さん を中心に病院や水路を作り、住民の信頼は厚い。伊藤さんは現地語を話す指導者として慕われ、 たくさんの村民が捜索に加わった。 サツマイモ、お茶、牧草。青年が荒れ地に根づかそうとしていた作物は、来るべき平和を底か ら支えるはずだった。収穫は空腹を満たし、換金されて生活を豊かにする。「子どもたちが食べ 物に困らないように」と汗を流したそうだ。 ご両親の悲痛、いかばかりか。一時流れた解放情報に、母順子さん(55)は「マグロの刺し 身を食べさせてやりたい」と喜んだそうだ。好きで選んだ道ながら、人助けに行った息子に死ぬ 理由はない。 撤収していればとも思う。だが、国を背負わぬ組織だからできることもある。ペシャワール会 幹部は言い切った。「絶対に逃げない」。会の真価は〈誰もが行きたがらない所に行き、誰もが やりたがらないことをする〉。夢半ばだったが、本物の国際貢献に身を投じた日本人を誇りたい。 -------------------- 最終段落『本物の国際貢献』などと言う天人子の言葉には、胡散臭く下衆いものを感じる。 しかし、ペ会の人々の行動行為はすごいものだ、ということには変わりない。
699 :
文責・名無しさん :2008/08/28(木) 11:04:36 ID:K+LWX+r90
偽物の国際貢献の代名詞であるイラク人質の高遠の活動を絶賛した朝日に褒められても 伊藤さんのご家族やペシャワール会のメンバーは苦笑するしかないだろうな。
>>699 おかしいな高遠さん手放し絶賛の記事を産経で酔読んだ様な気がする。
702 :
699 :2008/08/28(木) 12:34:47 ID:K+LWX+r90
>>701 朝日しか読んでないので産経の記事のことを言われても困るのだが
天声人語 2008年8月29日(金)付 釣れた釣れた、さあ帰ろうという時に、水の底から「置いてけ〜置いてけ〜」の声。江戸に伝 わる「置いてけ堀」だ。霞が関村の農水堀にも、昨年来、通りすがりの政治家があれこれと置い ていった。地位に名誉、将来まで。あの声がまた、聞こえてきた。 農水相、太田誠一氏の政治団体が、家賃いらずの秘書宅を「主たる事務所」と届け出て、事務 所費や人件費を計上していた。この支出に実体があるかどうかが問われている。氏を「育てる会」 なる団体は、実のところ、どれほど育てたのか。 農水相といえば、安倍内閣で「政治とカネ」の鬼門だった。事務所費にしても、多くの政治家 が釈明に追われた因縁の費目だ。それを踏まえたはずの、改造内閣の身辺調査。ザルどころか真ん 中に大穴である。残り少ない信頼の水が、音を立ててこぼれている。 この際、太田氏は堂々と領収書を示し、歯切れよく説明してほしい。口が重い人ではない。中 国製ギョーザの中毒事件では「消費者がやかましいから(国内対策を)徹底していく」と言い放っ た。そう、国民は政治家のカネ繰りにも余計な関心を寄せる、いや、やかましい。 耳を疑う「集団レイプをする人はまだ元気があっていい」は5年前。古傷の再録は本意ではな いが、大臣という地位を得た後の「生傷」がいけない。選んだ人の眼力も怪しい。 「安心実現」内閣だという。民の心配ごとが山とある時、危機感を欠いた「慢心失言」内閣で は、有権者からおいてけぼりを食らうだろう。秋風に乗り、政権末期のにおいが漂う。 -------------------- 事務所費云々、具体的に何がどう問題なのかわからない。このコラムだけでは、太田氏の話がい つの事なのだかわからない。方言失言云々はマスメディアのいつものトリミング切り貼りされる と前後のつながりがわからない。 わからない事だらけの内容で、得々と「堂々と」「説明を」「政権末期」だのと言われても、読 者有権者おいてけぼりで、マスメディアだけが狂乱しているようにしか見えない。 お前だよ。天人子。実体のない恐怖で人々を縛り、人々から財を巻き上げている妖怪の正体は、 あんたがたマスメディアなのだ。
704 :
文責・名無しさん :2008/08/30(土) 00:29:13 ID:u72tmbzj0
みんな聞いてくれ。 必要に迫られ通っている語学講座で9月に進級試験があるんだ。 それで「天声人語」を訳す問題が出るらしい。 そこでこの1ヶ月ばかり毎日読まざるを得なかったのだが、 キモくて、キモくて、毎日ゲッソリしている。 たとえ主義主張が違ったとしても、それなりの名文であれば黙って訳してもいい。 でもこれは内容がくだらなすぎて、訳す気持ちになれない。 実際訳してみても、日本語がヘンだから訳せない。 腰が定まっていないから、主語がフラフラと変わり、時々不明になる。 内容に関しても、たとえば警察がなんで司法なのか、意味不明だ。 これでは誤訳とされてしまうのがオチだ。 オチといえば、手品で人の心を開かせたという挿話があるのに、 正反対の「一発逆転の、手品はない」という結び。 話に脈絡というものがない。 同語の重複が多く、そのまま訳せば駄文として減点される。 どうも最近体調が悪いのは、天声人語を毎日読んでいるのが原因らしい。 早く試験が終わってサヨナラしたいものである。
修行と思え
706 :
文責・名無しさん :2008/08/30(土) 01:30:34 ID:3GvzfoDy0
>>703 しばらくおとなしかったのに今日のはひどかったなー
この期に及んで安倍叩き、目的もなく責任追及、無意味に政権末期
やりたい放題、うぬぼれすぎにも程がある
よくこんなんを堂々と全国紙の一面に載せるもんだ
天声人語 2008年8月30日(土)付 感激も演技もてんこ盛りの、いい笑顔だった。最初の黒人奴隷が北米に運ばれて4世紀、同じ アフリカ系の血を引く政治家が、とうとう米国の頂に手をかけた。民主党が大統領候補に指名し たオバマ氏。激しい予備選が技に磨きをかけたのだろう。受諾演説に、無用の高ぶりは見られな かった。 「変化はワシントンからは来ない。ワシントンに向けて起こる」「後戻りはできない。未来へ 行進しよう」と全米に訴えた。45年前のワシントン大行進で、黒人解放の父、キング牧師が「私 には夢がある」と語りかけた、まさに同じ日だった。 牧師は、暗殺される前年の遺著『黒人の進む道』(猿谷要訳)で、「確信と信頼に基づいて」 「熱狂的声援をおくれる」黒人政治家を渇望した。そして「その人は白人の政治的な会議のなか でも……尊敬をもって扱われるであろう」と見通した。 オバマ氏は牧師が思い描いた「奴隷の子孫」ではない。父はケニアからの留学生、母は白人。 ハーバード出のエリートでもある。「分類」の難しい来歴は、強みにも弱みにもなろう。 党大会の直前、氏の暗殺を企てたとして白人3人が捕まり、ライフルや弾が押収された。キン グ牧師の夢が現実に近づくほど、時代を逆に回す力も強まりかねない。米国史をかけた挑戦なの だと実感する。 あらゆる障壁、妨害を乗り越え、褐色の手で頂を引き寄せるのか。スタジアムを埋めた8万の 歓喜に肌の色の別はない。人種の壁をめぐる長い長い絶望と夢の果て、「異色」を背負う47歳 が、最後のコーナーを抜けた。 -------------------- お前ら、本当に、民主党が好きだな。社説も天人も、これだよ。 民主党、オバマ氏、黒人、そういうものに無条件に『新しく好ましい』レッテルを貼り、そうで はないものを『古く好ましくない』とする、そういうシンプルな脳は、問題があると思うのだけ れど。
天声人語 2008年8月31日(日)付 北京での「平和の祭典」にわいた夏、戦争を語り、平和の重みを訴える人々の姿が日本の各地 にあった。忘却を拒み、風化にあらがって、未来を見つめる8月の言葉から。 広島の原爆の日、山口県下松市の集会に野坂清子さん(79)は姿を見せた。市原爆被害者の 会の会長を務め、毎回参加している。「私たちにはもう何もできません。ただ体の続く限り、こ うやって集会に出るだけ。あの日を風化させないように」。 横浜市に住む成田富男さん(78)は、自作の紙芝居でシベリア抑留の苦難を伝えている。40 枚の絵をめくった後、「日本に帰ってうれしかったのは、戦争をしない国になっていたことだっ た」と話を結んだ。 細菌戦で知られる731部隊の隊員だった千葉県の篠塚良雄さん(84)は各地で証言集会を 開いてきた。「部隊にいたころ、考えることをやめていた。自分の行動の意味を考えれば気が狂っ てしまう」。自分たちがしたことを闇に葬るわけにはいかない。そんな一心で全国に足を運ぶ。 盛岡市の駒井修さん(70)の父親は、捕虜虐待の罪で戦犯として処刑された。息子として謝 りたいと昨夏、被害者の元英兵に会い、手書きのカードを渡された。「過去を悔やみながら振り 返らないでください。二度と帰ってこないのだから。現在を賢く改善してください。未来に向かっ て恐れず進んでください」とあった。重い言葉を胸にこの夏、戦争を語る活動にいそしんだ。 世代を超えて悲劇を受け継ぎ、平和を守り継いでいく。戦後生まれの責任を、夏逝く空にあら ためて思う。 -------------------- 証言がウソだ、とまでは言わないでおく。だが、それはどこまでも個人体験だ。 語り継がれた証言は最早、連鎖した記憶、伝言ゲームのオチに過ぎない。 そういうモノを積み重ね、『平和』と称した『日本が悪いから日本が悪いのだ』という思想を押 しつけ、思考を抑圧し、これに反するものに対して異常者というレッテルを貼るのは、危険な精 神だ。
709 :
文責・名無しさん :2008/08/31(日) 23:08:15 ID:Q2UrbgeA0
「夏」が来る限り「戦争」と無理矢理結び付けて、 とことん日本を貶めるんだね。
天声人語 2008年9月1日(月)付 東京の下町、谷中(やなか)には広い墓地がある。昨年亡くなった日本文学研究者のエドワー ド・サイデンステッカーさんはその散策を好んだ。散策するうち、あることに気づく。〈大正十 二年九月一日と昭和二十年三月十日に死んだ人々の墓がいかに多いか〉と、随筆集『谷中、花と 墓地』(みすず書房)に書き残している。 前者が関東大震災、後者が東京大空襲なのは言うまでもない。片や天災、片や戦災の違いはあ るが、どちらも東京を炎で包み、壊滅的な被害をもたらした。その天災から85年経(た)ち、 きょうは「防災の日」である。 天災は忘れたころにやって来る、と戒めに言う。だが、このところの列島は、忘れる暇もない ほどに、地震、竜巻、水害――と見舞われ通しの感がある。数日前も東海や関東が記録的な豪雨 に襲われた。 「何十年も住んでいるが、こんなのは初めて」と、被災した人はしばしば口にする。きのうま での無事も、きょうの安全を保証してはくれない。自然はときに、想像を超える無慈悲な牙を我々 にむく。 世界でも、中国四川省の大地震、ミャンマーのサイクロンと大災害が相次いだ。そのせいもあっ てか、本紙の読者アンケートでは、いつになく防災意識が高まっている。「他人事(ひとごと) ではない」が、昨今のキーワードらしい。 関東大震災の後には、「この際だから」が流行語になったという。諸事を見直したり、改めた りする枕詞(まくらことば)のように語られたそうだ。夏が過ぎ、台風の季節はもって本番。こ の際だから、身近な防災策を見直して、万が一に備えるとする。
素粒子 8/28(木) 最近、話題の世界の迷作 クリントン『風と共に去れぬ』 福田康夫『吾輩は首相である』 上野由岐子『ソフトはお好き』 × × プーチン『東部戦線異常あり』 若ノ鵬『若き飢えてるの悩み』 ボルト『誰がために雷は鳴る』 麻生太郎『バラマ木は残った』 × × 「現地に行かねば何も始まら ない」と志抱き、活動してきた 伊藤和也さん、31歳。その無念 を思うと居たたまれなくなる。 ――― 「最近、話題の世界の迷作」が太字。 吾輩に「わがはい」、とルビ。
素粒子 8/29(金) 今や昔、虎退治で喝采浴びた 岡山のお姫様が脱藩し、小藩に 身を寄せるそうな。「政治の道 は一本道」とは参らぬようで。 × × 「引き返すは恥にございま す」も今や昔。飛脚民営化騒動 で刺客送られた面々。新奉行に なったり、新四役になったり。 × × 現地の葬儀に数千人が参列を 希望したという。「恩を仇で」 と嘆く村人がいたという。心か ら慕われていた伊藤和也さん。 ――― 仇に「あだ」、とルビ。
素粒子 8/30(土) 新秋田音頭 秋田名物八森ハ タハタ……わらしっこ学力 2 年連続 全国トップップ ハイ キタカサッサー ヨイサッサ × × 新自民音頭 与党名物山盛り 対策……頼みの公明 ああせい 攻勢 選挙で仕方がネェ ハイ キタカサッサー ヨイサッサ × × 新共和党音頭 見たか聞いた か……あっと驚く女性知事 こ れで負けいん 意気盛ん ハイ キタカサッサー ヨイサッサ ――― 「新秋田音頭」「新自民音頭」「新共和党音頭」が太字。
素粒子 9/1(月) 今さら「不正採用。お辞め下 さい」と言われても。不正頼ん だ覚えなく、採った責任うやむ やで、こんな先生に誰がした。 × × 捜査急転。内部犯行の可能性 が高いとみた集中的な事情聴取 判明。早急に真実を突き止める べし。こんな餃子に誰がした。 × × 炎熱、ゲリラ豪雨の8月去り ぬ。月が替われば、なんとなく 心も新た。<今朝九月草樹みづ から目覚め居て>中村草田男 ――― 餃子に「ギョーザ」、とルビ。
>>710 この際だから、関東大震災以来デマ・虚報が絶えない朝日新聞は解体しましょう。
>>712 伊藤氏を二日連続で取り上げてるのに、姫井の離党ドタキャンはスルーか。
天声人語 2008年9月2日(火)付 〈谷川の岸に小さな学校がありました……さわやかな九月一日の朝でした〉と、宮沢賢治は書 き出す。夏休みが終わって子どもたちが登校してくる。そして教室の机に、赤い髪の転校生がぽ つんと座っているのを見つける。 山の子らは、突然やってきた都会風の転校生に驚いて泣き出してしまう――ご存じ『風の又三 郎』の冒頭である。名作を思い出しながら、きのうの夏休み明け、突然いなくなる先生に泣く子 はいなかったかと心配した。こちらは大分県の学校の話だ。 この春から教壇に立っている21人が、不正に合格したとして採用を取り消される。うち1人 はすでに、夏休み中に辞職した。ショックを受けた子もいるだろう。さわやかさとは程遠い2学 期の始まりである。 去った担任に、ある児童が「またこの学校に帰ってくるもんね」と手紙を書いたと聞いて、胸 が痛む。自主退職は明日が期限だが、だれも自分では口利きを知らなかったという。周囲と教委 の罪は小さくはない。 9月1日の教室には、夏と秋がゆきあうような、不思議な空気がある。子ども心にも夏の終わ りは寂しい。そんな感傷を先生の姿と声が断ち切って、新しい学期への意欲がさざめき出す。子 どもの季節を回すのに、先生はなくてはならない存在だろう。 『風の又三郎』の先生も、〈むかしから秋は一番からだもこころもひきしまって、勉強のでき る時〉だと話して、季節を回した。不正のウミを出し切りつつ、子どもたちへの影響を最小限に とどめる。県教委に課せられた前代未聞の宿題である。 -------------------- 教師教員がからむと、追求の矛先も緩やかだな。 子供を前面に押し出す様は、感傷的でどうにも卑怯なものを感じる。 他紙では福田辞任のコラムも散見されるんだが、天人は間に合わなかったか。
>>716 「採用に組合枠があった」という証言は、日教組の否定コメントだけでスルーかい?
天声人語 2008年9月3日(水)付 運動会の季節、福田首相の辞任に「棒倒し」が浮かぶ。小沢民主党が揺さぶるのは当たり前だ。 だが気がつけば、味方のはずの与党は、棒を守る手を休めている。休めるばかりか、揺さぶりを かける者までいる。 〈みづすまし味方といふは散り易(やす)き〉鷹羽狩行。だれを味方として頼みうるか。深い 孤立感と閉塞(へいそく)感があったのだろう。民意にもそっぽを向かれたきりだ。むざむざ倒 される前に、というのが父親に続く「二代目宰相」の美学だったかもしれない。 執拗(しつよう)を嫌う淡泊さを、哲学者の和辻哲郎は名著『風土』で日本人の美質と見た。 だが潔いあきらめは、時と場合によっては無責任の別名になる。自身が好んで口にした「国民の 目線」から見れば、辞任は無責任と呼ぶほかはない。 安倍前首相の辞任のとき、小欄は「平沼騏一郎を思い浮かべる」と書いた。戦前、「欧州の天 地は複雑怪奇」と言い残して8カ月で政権を投げ出した人だ。今度は歴史をひもとく必要もない。 1年に2度もの騒動は、世襲議員の多い政治のひ弱さを示して余りあろう。 佳境の米大統領選を思う。徹底的に吟味され、食うか食われるかの長丁場を経て権力の座につ く。タフでなければ勝ち上がれない。そして、国民の投票で選ばれたという正統性に、4年の任 期は支えられる。 海の向こうの民主主義の光景に、わが政界をかえりみる。もうこれ以上、与党が民意を問わず に権力の座にしがみつくことはできまい。敵も味方もガラガラポンの解散・総選挙で、立てるべ き「棒」を決めるのは国民である。 -------------------- 第4段落『世襲のひ弱さ』は、どうだろうな。首相の座への執着を見せたら、意地汚いだの権力の 亡者だのと口を極めて罵るだろうことは明白。事実締めの段落でそう言っているし。 民主党も幾つかのマスコミも、『参院で示された民意』とやらを1年以上使い回しに回しているわ けで、まあなんだ、こいつらのその場限りの言葉は、胡散臭さでいっぱいだ。
天人にある『小欄は「平沼騏一郎を思い浮かべる」と書いた』は、2007年09月13日。 天声人語 2007年09月13日(木曜日)付 まず浮かんだのは、復古的な国粋主義を唱えた政治家、平沼騏一郎だ。昭和14年に首相に就 くも、国家の手本とするナチスドイツがソ連と不可侵条約を結んだ衝撃から、8カ月で政権を投 げ出した。迷言「欧州の天地は複雑怪奇」は流行語になった。 安倍首相が突然、辞意を表明した。代表質問を受ける直前に、随分な職場放棄である。小沢さん に袖にされたから、はなかろう。同じ泣き言でも「疲れた。政治への気力がうせた」の方がまだ 得心がいく。 「我が国の将来のために続投を決意した」はずだ。インド洋の自衛隊に「職を賭す」のではな かったか。参院選の結果を見れば遅きに失し、最近の言辞からすれば早すぎる。ただの無責任に とどまらず、最後まで頃合いというものを心得ておられぬ。 00年の九州沖縄サミットを思い出す。安倍氏は新米の官房副長官として、会議の中身を記者 団に説明する役だった。「次代を担う」にしては口べたで、それゆえ誠実そうでもあり、線が細 くも見えた。 辞意の裏には、健康不安もあったと聞く。心身ともに絆創膏(ばんそうこう)だらけだったの だろう。気の毒だが、それを隠すのは指導者の振る舞いではない。時宜を踏まえ、区切りよく辞 める機会は何度かあったはずだ。 戦後レジームからの脱却、美しい国。浮遊する観念的な言の葉が、安倍氏の業績、ではなく思 い出となる。広げたままの大風呂敷を残し、国民の心に届く言葉の一つもなく、不可解な退場に 至った。主の気まぐれで右往左往の永田町。ここの天地も複雑怪奇である。 -------------------- 今日のも、この日のも、下衆さは変わらず。
素粒子 9/2(火) 他人事ではありますが、疾風 のように現れて、疾風のように 去ってゆく。国民目線に安心実 現。ありゃ、なんだったのさ。 × × 「首相になくてはならぬ資格 は忍耐」とは英国の名言。「首 相になくてはならぬキレ技が投 げ出し」とは日本政界の貧困。 × × おい、おい。ホントかよ、 「驚いている」と与党の面々。 これで選挙に希望が、とほくそ 笑んでいる御仁多いだろうに。 ――― 他人事に「ひとごと」、一行目疾風に「はやて」、とルビ。
素粒子 9/3(水) 辞任興行「貧乏籤」忠臣蔵 【配役】吉良上野介(小沢一 郎、太田昭宏、太田誠一らが入 れ替わり出演)。ほかは未定。 × × 【見どころ】主役は勿論、ま だ首相。七変化の吉良役に、今 だからぶつける恨みつらみの名 台詞。もう聞きたくもないか。 × × 【日程未定】「ぶら下がり」 拒否で主役の出演交渉難航。告 白本『わが逃走(闘争)』の執 筆で多忙との噂は聞かないが。 ――― 「辞任興行「貧乏籤」忠臣蔵」が太字。 籤に「くじ」、上野介に「こうずけのすけ」、勿論に「もちろん」、台詞に「せりふ」、噂に「うわさ」、とルビ。 4/10(水)以来久々の忠臣蔵。
480KBを超えた様子。そろそろ次スレの準備。 次スレは50番目。スレタイ案がありましたら、お願いします。
天声人語 2008年9月4日(木)付 「鉄の女」でさえ、と言うべきか。英国のサッチャー元首相が認知症との報道に、時の流れを 感じる方もおられよう。国を率いた現役時代、彼女は政治について、「予期しないことが起こる と、いつも予期していなければいけない」と言っていた(『政治の品位』内田満)。 日本で言う「一寸先は闇」だろう。ところで今回、福田首相の政権投げ出しが、かの人にもそ の寸言どおりだったかどうか、気にかかっている。麻生太郎自民党幹事長のことだ。 ひと月前、福田氏に熱望されて幹事長役を受けた。そのときすでに「福田後」のやりとりがあっ たそうだ。2人が「あうん」の間柄になっていたと聞けば、やはり国民より党利党略、何が安心 実現内閣か、と不信感はいや増す。 総裁選の日程は、まるで計ったようだ。告示から選出まで、先に決まっていた民主党の代表選 に、皆既日食のように重なる。女性候補も出馬をめざす「自民劇場」に対し、「民主座」は地味 な一人芝居になるらしい。前者の影に後者はかすむ。そんな見方がもっぱらだ。 政治を巡る寸言は古今に多く、「政治とは妥協の芸術」というのもある。妥協と言えば聞こえ は悪いが、折り合える最善の解決を見いだしていく営み、ということだろう。首相ともなれば、 強靱(きょうじん)なリアリストにしか務まるまい。 「再選されることばかり考えていると、再選に値するのが難しくなる」も味わい深い。毎度の 「政策より政局」では期待もしぼんでしまう。「再選」を「政権維持」に置き換えれば、与党の 標語にもなるだろう。 -------------------- 折り合うことなく一切の妥協を排し、要求を呑まないなら最悪の結果を招くも辞さない態度で臨 んできた野党に振り回された、福田首相の一年だった。 民主党は全員が阿吽の呼吸で小沢氏続投を支えるようですが、天人子、やはり国民より党利党略、 何が「国民が第一」か、と不信感が増したりするのかな? 「再選」を「政権交代」に置き換えれば、野党の標語になるね。 『あっちもそうじゃないか』とか、そういう話ではない。一方の行動は全面的に擁護し、他方の 行動を全面的に腐す、あんたがたマスメディアの態度に苛立っている。
724 :
文責・名無しさん :2008/09/04(木) 19:42:06 ID:K4NKS51p0
皆既日食とは上手いこと言うもんだなあ、と感心していたが、 よく考えてみたら、日食じゃなくて月食だろうが!? ショボい民主党の代表選を太陽に譬えるあたり、 アカピーの本音が透けて見える。
漏れの2ch加藤顔カキコ煽りが政府司法関係者へチクられてたら、素粒子が漏れの煽りを踏んだお!
素粒子 9/4(木) 秋の村民祭りのプログラム 【演劇】麻生一座の「幹事ん 長」。義経・弁慶「あうん」の 呼吸。禅譲疑惑を勧進帳風に。 × × 【舞踊】村の伝統芸能「投げ 出し」の「一の舞」を安倍流家 元が美しく。福田流家元が国民 目線で「二の舞」を踊ります。 × × 【野球大会】小池さんちの百 合ちゃんが、やる気満々。「野 球は1人ではできない」とぐず っています。参加者大募集中。 ――― 「秋の村民祭りのプログラム」が太字。
>>726 「幹事ん長」は、ちょっと上手いと思ったが、「勧進帳風に」とか自分で書いているあたり興醒め。
天声人語 2008年9月5日(金)付 1904年に米国のセントルイスで第3回のオリンピックが開かれた。そのマラソンは「キセ ル事件」で歴史に残る。へばった選手が通りがかりの車に乗って先へ行き、再び走り出して先頭 でゴールした。 さすがにバレて失格になった。本人は冗談のつもりだったらしいが、「メダルを盗もうとした」 と非難され、競技から追放されてしまったそうだ。フェア精神には背くが、どこか憎めない失格 でもある。 現代の失格は、主にドーピングで起きる。北京五輪のハンマー投げで2位と3位の選手が失格 する可能性がある。その場合は、5位の室伏広治選手が銅メダルになるという。昨日からメディ アが伝えるニュースは、しかし、朗報とばかりは言えない。 前回アテネでも、室伏選手は1位の失格で金メダルに繰り上がった。再び、となれば選手個人 にとどまらず、「メダル泥棒」の横行する「治安の悪い」競技という印象を与えかねない。フェ アに戦う選手たちにはつらいことだろう。 検査と新薬物のいたちごっこ。ついには遺伝子まで操作する「遺伝子ドーピング」など、不正 は人間の身体深くへ潜行しつつある。「薬」の字源は呪術師の振る鈴ともいう。北京の感動をく れた選手すべてが、鈴の音の誘惑に打ち勝っていたと信じたい。 ところで冒頭のマラソンは、キセル男に次いで「2位」に入った選手が優勝した。この選手は、 いまで言う「ドーピング常習者」だったらしい。このときも、酒と興奮剤を飲んで走ったそうだ。 スポーツと薬物の関(かか)わりは、かくも古くて新しい。 -------------------- ドーピングについてのトリビアコラム。 型どおりという感じではあるけど、わりと面白い。
素粒子 9/5(金) 「投げ出し杯」出走予定表 【寸評】村の祭りを盛り上げよ うと多出走になりそうだが、抜 け出すのは一番人気の本命か。 × × オタクシンボリ 政治的血統。 脚質・景気重視。不動の本命。 カジンノホマレ 文学的血統。 脚質・財政再建。政策通だが。 × × ファミリーホープ 政治的血 統。脚質・上げ潮。人気次第。 クールビズクイーン 紅一点。 脚質・上げ潮。波乱要因だが。 ――― 「オタクシンボリ」「カジンノホマレ」「ファミリーホープ」「クールビズクイーン」が太字。
↑「「投げ出し杯」出走予定表」も太字でした。 素粒子 9/6(土) 「投げ出し杯」出走予定追加 オタクムテキ 政治的血統。脚 質・外交安保。議論好きだが。 注・出たがり血統馬まだあり。 × × 「現場の判断」と本社。「社 長の指示」と工場。発覚当初の 食い違い。「弱い立場」の方が 正しいこと多いけど、今回も。 × × 細い茎の先で白や淡紅色の花 が風に揺れていると、思い出す 句。<コスモスなどやさしく吹 けば死ねないよ>鈴木しづ子 ――― 「「投げ出し杯」出走予定追加」「オタクムテキ」「注」が太字。
天声人語 2008年9月6日(土)付 映画の故・黒澤明監督が「羅生門」のあとに作った映画の評判は、散々だった。「当分は冷や 飯を食わされる」と覚悟を決め、憂さ晴らしに川へ釣りに出かけた。ところが、何かに引っかけ て糸がぷつりと切れる。 仕掛けの予備はない。ついていない時はこんなものかと帰宅すると、奥さんが飛び出して来た。 ベネチア国際映画祭で「羅生門」が最高賞を取ったと知らされる。自作が参加していることさえ 知らなかったと、自伝につづっている。 歳月は流れて、今年のベネチアにも「日本の風」が吹く。最高賞を競う部門に3作品が招かれ た。北野武監督「アキレスと亀」、宮崎駿監督「崖(がけ)の上のポニョ」、押井守監督「スカ イ・クロラ」である。 宮崎、押井作品はいまや日本のお家芸のアニメ映画だ。わびしく釣り糸を垂れた黒澤と違い、 3人とも現地入りして、自作のお披露目に会見にと忙しい。前評判は良いと伝わっている。 3本はどれも、監督の哲学や技量に裏打ちされた深い世界がある。しかし国内を見渡せば、そ うした作品ばかりではない。いま作られる多くは、ベストセラー本や人気テレビドラマの映画化 なのだという。海外での評価の一方、邦画全体の底は案外浅いのが実情らしい。 生前の黒澤も、邦画の商業主義に辛口の意見をしていた。そして晩年まで、「まだ映画が何か よく分かっていない」と口にした。映画人にとっては永遠の問いに違いない。きょうは没して10 年の命日。そしてベネチアの賞はあす発表される。金獅子のゆくえを見守っていることだろう。
天声人語 2008年9月7日(日)付 大相撲初のテレビ中継は、NHKの本放送開始から3カ月後の1953(昭和28)年5月16 日だった。その日、北海道の洞爺湖畔で、農協職員に男の子が生まれた。後の大横綱にして日本 相撲協会の理事長、北の湖である。 テレビ史に刻まれた夏場所の優勝は平幕の時津山がさらうが、「栃若」時代が始まろうとして いた。「柏鵬」から「輪湖」「若貴」へ、北の湖の半生は大相撲の隆盛と重なる。大衆化を担っ たそのテレビが昨今、「土俵の外」ばかりを映している。画面の真ん中に、理事長の渋面がある。 露鵬と白露山の兄弟力士に、大麻吸引の陽性反応が再び出た。先に解雇された若ノ鵬に続き、 ロシア出身の関取ばかりが同じ「決まり手」で転がるのか。秋場所を1週間後に控え、相撲協会 は土俵際だ。 あろうことか、白露山の師匠は理事長その人。不祥事のたびに口をついた「師匠の責任」が、 今度は自らの首をしめる。こういう時の無口や仏頂面は、公益法人のトップに似合わない。 辛口で知られる横綱審議委員、内館牧子さんは5年前、理事長と対談した後で「とても頭のい い方です」と書いた。「出るべきところと引くべきところ」を熟知していると。 現役時代は大きいのに速く、憎らしいほど強かった。自ら「引退が近い」と察したのは、最後 に優勝した84年の夏場所、場内に「頑張れ」の声援が飛んだ時だという。13歳で入門し、土 俵一筋。慣れない説明責任を求める声の中、小さくなってサウナに通う姿は哀れさえ誘う。間違 いなく「引くべきところ」である。
天声人語 2008年9月8日(月)付 学生運動がしぼみ、田中角栄内閣ができた1972年、テレビ界はフジ系「木枯(こがら)し 紋次郎」の人気にわいた。主人公はニヒルな渡世人、レギュラーは紋次郎役の中村敦夫さんだけ という異色の作品だ。 大阪の朝日放送は、同じ「反体制」時代劇でも、主役級を複数にしてこれに挑む。〈晴らせぬ 恨みを晴らし、許せぬ人でなしを消す〉の語りで始まる「必殺仕掛人(しかけにん)」である。 商売として悪を葬る話は批判もされたが、視聴率は紋次郎を抜き、後のシリーズ化につながった。 多くの役者の絡みがツボにはまると、「1+1」が3にも4にもなる。 政局の算術も同じだろう。きょう告示の民主党代表選は、しかし、足し算のしようがない小沢 一郎氏の独演らしい。この現職、剛腕で鳴らすが、紋次郎ほどの新味はない。 かたや幕が開きかけている「自民劇場」は、複数も複数、麻生太郎氏を軸に老若男女が絡む「群 舞」の様相だ。腕より華を見せ、「計画倒産」の声まである政権投げ出しをちゃらにする魂胆と みえる。この党の、瀬戸際の生命力には恐れ入る。 政治ショーはもういい。せめて、新総裁をめざす諸氏は政策論を戦わせ、勝ったら必ず小沢代 表との党首討論をお願いしたい。この秋の騒動を、「次の次の首相」を品定めする機会と考えよ う。 まごうことなき政治の節目である。「晴らせぬ恨みを……」と思い詰めることもないが、ここ で「あっしには関(かか)わりのねえこって」と、紋次郎を気取ってはいけない。すぐそこに総 選挙という、国民の「ワンマンショー」が控えている。
>>734 朝日放送だから「必殺〜」マンセーかねwww
誰も読まない新聞がなぜ売れているのか
http://www.kcn.ne.jp/~ca001/ 新聞が大部数を維持し続け、廃刊に追い込まれないのはなぜでしょう。それは新聞業界に
自由競争がないからです。日本の新聞は世界でもまれな専売店による宅配制度の下で
大半が売られていますが、そこに問題があるのです。
専売店制度は、以前日米自動車交渉の時にも問題となったいわゆる系列販売の典型で、
排他的な流通制度です。 また、宅配制度の下での無期限購読は、店頭で商品を選ぶのと違い、
消費者が商品を比較検討、選択する機会がありません。この世に新聞自身の商品内容、
他紙との違いを訴える広告というものは全くありません(産経新聞は『新聞はみな同じでは
ありません』と訴えていますが、裏を返せば消費者は新聞はみな似たようなものという認識を
持っていて、新聞を内容で選択していないということを新聞社自身が知っていると言うことです)。
新聞のセールスマン(拡張員)は来ますが、しつこさと、強引さを競うだけで、商品の説明は全くなく、
消費者には大変迷惑な存在です。月に一度の休刊日は各社一斉で、たまに他の新聞を
読むこともままなりません。一般に店頭販売をせず、訪問販売のみと言う商品は多かれ少なかれ
消費者には不利益となります。比較検討したり選択する余地がないか、あっても非常に限られて
いるからです。そして、一度定期的な購入を始めると、購入見直しのキッカケがありません。
何せ、その商品しか知らないのですから。
(中略)
元朝日新聞の記者で、週刊朝日の副編集長だった稲垣武氏は、井沢元彦氏との対談の中で
「日本の新聞社が倒産しないのは宅配制度に支えられているからです.もし宅配制度が壊滅して、
みんな駅のキヨスクで新聞を買うようになったら、言論の優劣による競争結果がはっきり現れる。
それがないから、品質の悪い記事をのうのうと書いている」と宅配制度の問題点を指摘しています。
(井沢元彦著「虚報の構造 オオカミ少年の系譜 朝日ジャーナリズムに異議あり」)
>>722 50(ごま)めの歯軋り
はどうかな?
河野太郎のブログの名前でもあるし、いろいろ含みを持った言葉だと思う
ご一考を
738 :
有栖の特技 :2008/09/08(月) 22:00:00 ID:k/3rIDR40
9月7日、毎日テレビ時事放談(あさ6:00〜6:45)を鑑賞した。 ゲストは、塩川正十郎元財務大臣と武村正義元内閣官房長官で、やはり、自民党総裁選についての話題に終始していた。 番組中、出演者の後方に、あれは「ハリダシ」とか言われいるらしいが、各候補者の顔写真と、各候補者の当選回数や、 議員としての経歴等が書いてある、どでかいフリップが据えられていた。 この「ハリダシ」、よく観ると、なぜか、各候補者の「特技」が書いてあった。 ちなみに、各候補者(注:敬称略)の「特技」は、 麻生太郎 :「マンガ」 与謝野馨 :「囲碁」 小池ゆり子:「アラビア語」 石原伸晃 :「サーフィン」 石破茂 :「プラモデル」 山本一太と棚橋泰文は、上記の5名より、「ハリダシ」が小さくて、スペース的な事もあるのか、「特技」まで、書けていなかった 感じもした。 有栖としては、どういう話をしていたのか、今となっては「上げ潮派」ぐらいしか、出て来ないが、番組を鑑賞中、むしろ、 出演者の後ろに延々据えられている「ハリダシ」の、各候補者の「特技」欄が、気になって、いつ、あの各候補者の「特技」に ついての話が出てくるのかと、ハラハラしていたが、結局、最後まで話に上る事も無く、番組は終わった。 これは、余談であるが、有栖の「特技」は、ズバリ「犬かき」である。 有栖は、25mは泳げる。 前に、25mプールを「犬かき」で泳いだとき、折り返しでデンして、後、10mほど泳いだ地点で、「犬かき」がめんどくさくなり、 立ってしまった。 気が向いたら、50m泳げるだろう。 2008年9月8日 有栖ヒロ子 ※以上の文章は、「幼年期の失敗の終わり」に帰属する。
740 :
文責・名無しさん :2008/09/09(火) 01:03:50 ID:3pr/RXzf0
>>新総裁をめざす諸氏は政策論を戦わせ、勝ったら必ず小沢代 表との党首討論をお願いしたい。 おいおい、党首討論を逃げ回ってるのはどっちなんだ?
天声人語 2008年9月9日(火)付 先ごろ小欄で触れた哲学者の和辻哲郎は、日本の風土の特徴として「湿気」を重く見た。朝霧 や夕靄(もや)、たなびく霞(かすみ)など、湿潤な大気の濃淡は、日本人の情緒に深く結びつ いてきたと考察している。 霧の中から現れる川舟。おぼろに潤む月――。ものの輪郭をぼかす湿潤は、季節季節に日本人 の琴線をかき鳴らしてきた。とはいえ、暑い季節の湿気は風雅とはいかない。このところ列島に は湿った空気が流れ込み、関東以西は蒸し暑さが居座っていた。 しっとりなら風情だが、じっとりは不快である。その天候が昨日から変わった。大陸の高気圧 が乾いた空気を連れてきた。まだ真夏日の所もあるが、物陰は涼しく、心なしか空も高い。 〈夏と秋とゆきかふ空のかよひぢはかたへ涼しき風や吹くらむ〉と古今和歌集にある。二つの 季節が行き交う空を「ゆきあいの空」と呼ぶ。体ひとつで暑さに耐えるしかなかった古人は、秋 が夏を追いやる日を待ち焦がれたことだろう。 『徒然草』の兼好法師は、季節の推移に万物の流れる姿を見た。〈春暮れてのち夏になり、夏 果てて秋の来るにはあらず。春はやがて夏の気を催し、夏よりすでに秋は通い……〉。同様に、 死はすでに生の中にひそんでいると、哲学的な思索もめぐらせる。 さて人の世に目を転じれば、政界も、自民と民主の「ゆきあい」の風景だ。夏が生き残るか、 秋が勝つか、天下分け目だろう。そして角界には、秋風どころか嵐が吹きすさぶ。事が事である。 霞よろしく責任をぼかす逃げ技は今度ばかりは使いようもなかった。 -------------------- 空を見ても自民党。秋風に触れても相撲協会。
天声人語 2008年9月10日(水)付 福田首相は能が好きかどうか知らないが、世阿弥の書いた能楽の秘伝書『花鏡(かきょう)』 に「離見(りけん)の見(けん)」という言葉がある。舞台で舞う自分を見物人として冷静に眺 める、もう一つの目が必要という意味だ。 「自分自身を客観的に見ることができる。あなたとは違う」と辞任会見で見えを切った福田さん は、だから能役者向きかもしれない。ならば辞任表明後、記者団の「ぶらさがり取材」に1週間 も応じなかった沈黙は、自身の目にどう映っていたのだろう。 国民に意思を伝える機会を、自らつぶしてきたことになる。おととい久々に姿を見せ、だんま りの理由を「(自分の発言で)政治の情勢が影響されてはいけない」からと述べた。この「政治 の情勢」は、翻訳すれば「政局」にほかなるまい。 つまり「党利によろしい環境」であって、国民のための政治ではない。思惑含みの辞任を質(た だ)されたくないのだろうが、「首相」のバトンはまだその手にある。あとは野となれと、国政 への責任を忘れてもらっては困る。 福田さんが総裁に選ばれた時、小欄はやはり世阿弥の『風姿花伝』から一節を引いた。「たと え跡取りでも、不器量の者には奥義を伝えるべからず」。そして増えつつある世襲政治家の志や 責任感を案じた。1年たって、不安は当たったようである。 「一寸先は闇」は何も政界の専売ではない。災害あり、経済不安あり、国際問題あり。国民生 活のいたる所で、あす何が起きるやも知れない。総裁選の祭りに浮かれず、最後まで褌(ふんど し)を締めてかかるのが、せめてもの奉公だろう。 -------------------- 「ぶら下がり取材」は、所詮マスコミに向けて伝えているだけであろう。それをして「国民に意 思を伝える」等というのであれば、マスコミはその取材を、切り取らず、編集せず、生の素材と して国民に伝えねばならない。 旧来のマスコミに、それが出来ないのであれば、ぶら下がり取材は全編無編集でネット配信すべ きだと思う。 内容は、修辞に富んだ華美な引用と腐臭漂う悪意で出来ている、といったところ。
/ー- /==ヽ i ▲_▲/. |/ /|\(-@∀@) キョキョキョ ⌒⌒''(つ 朝 Φ_. ▼~|\ .\三\[=]\ | .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | . \| 死神新聞 |
素粒子の下等のAAこれでよくね?w