4月4日 朝日北海道版
開会式排斥はチベットに害
井波玲子 小学校教員(東京都練馬区 41)
北京オリンピックの開会式をボイコットする動きが出ている。
オリンピックは有害無益と思う私だが、チベットのためにも、
今回に限り、たとえ開会式でもボイコットしてはいけないと思う。
私はチベットの人々や文化に憧れ、6回訪れている。
以前からダライ・ラマ14世が亡命した3月10日前後にはデモなどがあり、
今回のチベット人の抗議活動もオリンピックの妨害が目的ではなかったはずだ。
私が思うに、公安の行き過ぎた取り締まりが騒ぎを大きくするきっかけになったのではないだろうか。
今回、仮に多くの国が開会式をボイコットしても、一時的なガス抜きに過ぎない。
ボイコットした国々も、その後は以前と同様に、チベットのことを忘れてしまうのではないか。
一方、中国にはチベット人のため大恥をかいたという憎悪が募り、チベットの人たちを過酷に抑圧することだろう。
中国は誇りを重んずる国だ。オリンピック成功後、国際社会が
「先進国に仲間入りしたのだから人権問題を解決しないのはふさわしくない」
とチベット人への抑圧をやめるように中国に強く働きかけるべきだと思う。
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まー、なんだ、突っ込みどころは山ほどあるが、オリンピックが成功=先進国の仲間入りって
聞いたことない方程式だなw
冬季オリンピックを成功させたサラエボが、その後どうなったかこの教師は知らんのだろうw
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