日韓の友好にスポーツ利用
会社員 佐々木陽一(東京都板橋区 53歳)
私は、日本と韓国(妻はソウル出身)の両方の血が流れている中学生2年の息子に
「ハンドボール日韓戦はどちらを応援する」と聞いてみた。
横にいた妻が「もちろん韓国に決まっているわよね」と息子に言った。息子は困った顔をし、
しばらく悩んだ後に「うーん、ハンドボールに引き分けはないのかな」と答えた。
私は息子に意地悪な質問を続けた。「ありえないが、もし韓国と日本が戦争をするようなことに
なったなら、お前はどちらの国を守るんだ?」と言った。
すると息子は「武力による解決ではなく、あくまでも平和的な解決ができる方法を考える。
その前にこのような戦争が起こらないように、僕は日本と韓国の友好を今よりももっと深めるための
『平和の掛け橋』になりたい」と答えた。
先日行なわれたハンドボールの日韓戦、男女とも韓国が勝利した。しかし勝ち負けは別にして、
ハンドボールを通じて両国の友好関係がますます深まることを期待したい。日本と韓国、
まずは一人ひとりがお互いの国を理解し合える気持ちをもてれば、最も近い「平和的友好国」になると思う。
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息子さんはどちらも尊重する優等生的模範回答だと思う。
それでいいと思うし、戦争になったら苦しい立場に置かれるだろうけど、信念に従って行動したらいい。
問題は父親、デリカシーないな。家族間だから許容されうるけど、このような「踏み絵」的な質問は
第三者が行なったら差別的な発言として問題視されかねない。
あと、この父親の頭の中には日本と韓国しか存在していないみたいだけど、ハンドボール予選を行なった
経緯を思い出したほうがいい。スポーツを通じて、日本とクウェートの関係に暗雲が漂っているわけで…
結局、「日本と韓国がハンドボールの試合をしました。もっと日韓友好が進展したらいいな」と友好友好言いたいだけ。
若年層コーナーで掲載されるならわかるけど、大人の投稿としてはどうかと思った。