やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その81

このエントリーをはてなブックマークに追加
859文責・名無しさん
129 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/12/28(金) 23:50:59 ID:yaFd/Aqt0
朝日新聞夕刊 12/28(金) 「窓」 論説委員室から

関与と強制

 教科書検定という制度は、慣れない人にはどうにもわかりにくいようだ。
周囲で聞いてみると、申請された教科書について、文部科学省が問題ありと見た部分を書き直していると思っている
人もいる。
 実際は、文科省の担当者から「△△の表現が誤解を生む」などと指摘されると、教科書会社がその趣旨に沿って
書き直し、再び判断を仰ぐ。担当者との協議の中で、どんな表現なら許されるのか推察しながら記述を修正していく
のである。
 沖縄戦の集団自決をめぐる検定は、軍による「強制」といった直接的な記述は避け、「関与」などと表現することで
決着した。修正をのまされた執筆者は無念だったろう。しかし、教科書会社が初志を貫こうとすれば、検定不合格
となり、元も子もない。事実上、文科省の言い分に従うしか道は残されていないのだ。
 集団自決と教科書検定。
 あの時代と今の、二つの「強制」がどこかダブってもみえる。
 さて、次の教科書検定に向けて教科書会社に提案がある。今回の一連の経緯を教科書に載せてみてはどうだろう。
 ・文部科学省は「軍が強制した」という記述を削るように教科書会社に強制した。
 でも、やっぱり検定でこんな風に変わってしまうのか。
 ・文部科学省の関与のもと、「軍が強制した」という表現は削除に追い込まれた。
 言葉の持つ意味を思う。(喜園尚史)



すごい電波がきました。
教科書検定は文科省の「強制」だそうです。