朝日の基地外投稿第166面

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533文責・名無しさん
「沖縄県民大会 人数に意味は」

大学院生 中川登志男 (神奈川県茅ヶ崎市 32歳)

 沖縄戦で日本軍が住民に「集団自決」を強制したしたとの記述が教科書検定で削除された問題で、
沖縄県宜野湾市で抗議集会があった。
 だが、主催者発表の参加者数「11万人」は不正確で、「県警幹部」が証言した「4万人強」が正確
な数字だ、と報じた記事もあった。
 主催者発表が水増しされること自体はよくあることで、今回の「11万人」も不正確な数字である可能
性は否定できない。その一方で、「4万人強」も正確な数字である保証はない。警察が不正確な情報
を流すことも、最近では珍しくないからだ。
 「11万人」であれ「4万人強」であれ、人口約137万人の沖縄で、万単位の人が大会に集まった事
実は重い。
 「軍の強制」を認めたくない立場からすれば、「沖縄の怒り」をできるだけ過小評価したいのだろう。だが、
そもそも参加者数をうんぬんすることに、どれほどの意味があるのか。
 むしろ、教科書検定制度についての議論を深める方が、今後の学校教育や歴史教育の在り方を考
えるのに有益ではないか。

2007/10/12(金) 朝日新聞・東京版 17面 「声」 より