2006・5・29日経1ページ
御手洗日本経団連会長の言葉
*少し安心*
日本のこれからを、企業、経済の面から語った言葉を書いてみたい。
1)経済のグローバル化は、止めようがない。
技術や製品の優劣は、世界規模の競争で決まる。
だが、企業組織のあり方まで、世界中で同質化していくわけではない。
国や文化ごとのローカリティー(地域性)は、必ず残る。
独自の「文化」こそが、日本がもっと強くなる基盤だ。
2)キャノンが終身雇用にこだわるのは、それが息の長いイノベーションを生み出す
源泉になっているからだ。
終身雇用があればこそ、日本では目先の業績にとらわれない基礎研究などに資源
を配分する事が出来る。
3)日本のサービス産業の生産性は確かに低い。
小さい商店や食堂が多数あるからだろう。
しかし、それを経済的な判断で、切り捨てられるだろうか。
キヤノンの幹部教育研修では、「櫻井よしこ」さんが講師を務めています。
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キヤノン式―高収益を生み出す和魂洋才経営 180ページ
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