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文責・名無しさん:
朝日声欄 07参院選特集
川柳に促され いざ投票所へ
主婦 新津澄子(千葉県袖ヶ浦市 77歳)
声欄の川柳(20日)にあった「視察する防災服に汚れなし」に思わず笑った。
テレビに映る視察の人や政治家の服装があまりにもぱりっとしていることに、いつも違和感を抱いていた。
被災地に赴くにはそれなりの心構えが必要で、とくに服装などは活動に適すものが最適である。
今回、新潟県中越沖地震の被災地に安倍首相一行が「いち早く駆け付けた」というニュース映像は、
まるで新品の防災服を見せびらかしているようであった。選挙遊説中、急きょ東京に戻り、着替え後の
現地入りらしいが、迅速を心がけたのなら、遊説姿のままで被災地へ直行すべきだった。助言できる
側近はいなかったのか。
ちなみに、3年前に中越地震の被災地を見舞われた天皇・皇后両陛下の服装は質素なシャツと
ブラウス姿がテレビ放映されていた。
世情が描写される川柳は非常に楽しい。「これ主権ずっと我が家にいてくれろ」(21日川柳)と願い、
「あれこれ言いたきゃ選挙に行こう」(24日同)である。
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中越地震の時の声欄は、天候不良でヘリが飛べないと視察を遅らせた小泉を
叩きまくる投書が複数寄せられたはずですがねえ。
とりあえず当時の朝日川柳より。
>2004年10月28日の朝日川柳(大田絡人選)
> 国内の人道支援は腰重く 東京都 武藤 昌平
> 日和見て視察行くとか行かぬとか 船橋市 浅葉 進
> 評:一、二句、首相に怒りの句殺到。
(注:大田絡人は、現在の選者西木空人と同じ栗田亘)