『毎日新聞』朝刊『余録』夕刊『近事片々』NO.1

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1文責・名無しさん
『毎日新聞』の朝刊一面コラム『余録』と夕刊一面コラム『近事片々』を徹底検証するスレッド。
2文責・名無しさん:2007/06/02(土) 10:52:34 ID:Y+3W2bqh0
毎日新聞『余録』2007年6月1日

「半ズボンか、長ズボンか」で世界史が変わることもある。フランス革命当時、
貴族はキュロットと呼ばれる半ズボンをはき、長ズボン姿の職人や労働者を
「サン・キュロット」(キュロットなし)とさげすんだ。だが当の庶民にはそ
れは誇らしい呼び名だった▲おかげで長ズボン派が半ズボン派を打倒したフラ
ンス革命は、男性の標準的服装が長ズボンになる服装革命をもたらした。もし
貴族と庶民のズボンが逆だったら、今ごろ日本のビジネスマンも半ズボンにタ
イツ姿で街を行き交っていたかもしれない▲だが、この先さらに100年後に
は本当にスーツが半ズボンになりかねない地球温暖化の勢いである。温室効果
ガス排出抑制の一環として、政府の音頭とりで進められてきた日本の夏の服装
革命「クールビズ」もきょうの衣替えで3年目を迎えた▲そうはいっても「大
きな取引先相手に上着もネクタイもなしというわけにいかない」「親会社がや
らないのに、子会社がノーネクタイにできない」など「クールビズ格差」も浮
き彫りにした過去2シーズンだ。逆に政府推奨の服装だけに時の政権への忠誠
の踏み絵のような様相も帯びる▲そこで気になるのは今夏の参院選で、自民党
幹事長からは「参院選はクールビズで戦え」との指示が聞こえてきた。前の総
選挙でクールビズ姿で戦ってスーツ姿の野党に圧勝したのにあやかろうという
ものらしい。何か服の違いが党派を分けたフランス革命の時代に逆戻りしたよ
うだ▲当たり前のことを今さらいうのもなんだが、クールビズ・スタイルだか
らといって「地球に優しい人」だとは限らない。半ズボンであろうと、長ズボ
ンであろうと、冷房をどれだけ節約するかがポイントであることをお忘れなき
よう。
3文責・名無しさん:2007/06/02(土) 10:54:52 ID:oBGFjPSk0

印刷しやすいように八面付け版を増やしてみた。
みんな、うまく“置き忘れて”くれ。





【ペッパーランチ事件】 置き忘れ用チラシ一覧

http://www.uploda.org/uporg834822.jpg (プロデザさんによる大判
http://upl.silkload.info/all/link.php?id=000005 (ミラー1
http://zelgas.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gra/be/img20070531004907.jpg (ミラー2

http://www.uploda.org/uporg834811.jpg (QRコード付きミニ版
http://www.uploda.org/uporg834828.jpg (QRコード付きミニ版、八面付け

http://www.uploda.org/uporg834813.jpg (一番シンプル版 QR付き
http://www.uploda.org/uporg834831.jpg (一番シンプル版 QR付き、八面付け





4文責・名無しさん:2007/06/02(土) 10:55:00 ID:Y+3W2bqh0

毎日新聞『近事片々』2007年6月1日

余波あれこれ

得意技いろいろ。

荒川静香=イナバウアー▼北朝鮮=瀬戸際外交▼社保庁=おざなり▼社長=おわび会見▼関テレ=番組ねつ造▼与党=採決強行▼野党=不信任案連発▼国会=夜戦。

   ◇

余波あれこれ。

クールビズ=ネクタイ業界悲鳴▼ハンカチ王子=六大学野球人気復活▼ロシア、生きたカニ禁輸=食通落胆▼年金支払い漏れ=内閣支持率急落▼不節制=メタボリック症候群▼二酸化炭素排出=地球温暖化▼6月スタート=値上げ続々。

   ◇

欠かせぬもの。

はしか=ワクチン▼定年退職後=年金▼憲法改正=国民投票法▼土俵上の力士=品格▼サラブレッド=血統▼のんべえ=休肝日。
5文責・名無しさん:2007/06/02(土) 10:57:35 ID:Y+3W2bqh0

毎日新聞『余録』2007年6月2日

英国の立憲政治の起源であるマグナ・カルタ(大憲章)は、勝手に税金を取り立てたりしないよう
貴族らが王様に約束させた文書だ。例外も定め、王の長男のナイトへの叙勲、長女の結婚、そして
王の身代金を払わねばならなくなった場合の臨時徴収は認めている▲憲章の初めの方には、相続を
受ける未成年の財産の保護の詳しい条文がある。どうも当時は未成年の後見役をつとめた国王の役
人が相続財産を食い荒らしていたらしい。貴族たちはよほど頭にきていたのだろう、役人に損害を
賠償させる規定もある▲法による裁判などもうたわれたマグナ・カルタだが、王政による苛斂誅求
(かれんちゅうきゅう)への怒りなしには生まれなかったろう。後にその思想を受け継ぎ世界初の
近代憲法を作った米国の独立革命も、本国の植民地への一方的徴税への不満から火がついている▲
こう見てくれば、近代の立憲政治は何も「美しい国」を造ろうとしたからではなく、自分たちの財
産を不当に奪われた人々の恨みや憤りから生まれたといっていい。そのような支配者の専横を許さ
ぬための仕組み作りが憲章や憲法に託されたわけだ▲衆院で年金時効停止法案をスピード通過させ
た与党だが、その急ぎぶりは一日も早く年金問題にけりをつけて参院選の争点化を避けるためとい
う。だが首相がその上で争点は憲法だというならば、この年金をめぐる国民の怒りや不安を置いて、
どこの国の憲法を論議するつもりだろう▲こと年金制度については、国民の託したお金が勝手に食
い荒らされ、帳尻も合わなくなった成り行きに国民は心底あきれ、憤っているのだ。首相が思い描
くどんな「憲法問題」にもまして、それこそが国のあり方の基本中の基本問題であることは歴史の
示すところだ。
毎日新聞 2007年6月2日 東京朝刊
6文責・名無しさん:2007/06/02(土) 10:58:25 ID:dUm/wrfN0
テスト
7文責・名無しさん:2007/06/02(土) 12:30:27 ID:0gkiwLpf0
ぜろいち に〜ぜろ〜♪

よ〜むは ざいにち〜♪
   
      ∧_∧
     <丶`∀´>
      ( O┬O
  ≡ ◎-ヽJ┴◎

よむは ザイニチ♪

ザイニチッ♪

     ∧_∧
    <`∀´# >
     O┬O )
     ◎┴し'-◎ ≡

在日新聞
8文責・名無しさん:2007/06/02(土) 15:47:07 ID:Y+3W2bqh0
毎日新聞『余録』2007年6月2日

ベストセラーから。

「人は見た目が9割」。貧相、メタボ腹、胴長短足。かりゆしウエアで閣議に臨んだ閣僚ファッションに「背広は欠点を隠せるけど、ラフな格好は年齢と体形がそのまま出る」と服飾通。

   ◇

「鈍感力」。鈍感は生きる知恵だが、ぼけを装い過ぎては犯罪?だ。時効を解除しないと請求権消滅の年金は950億円。異議申し立てのないものには知らんぷりするつもりだったのかね。判決主文、鈍感偽装のネコババ未遂罪に相当する。

   ◇

「風林火山」。採決は風のように素早く、ミスを隠すには林のように静かで、ヤジを浴びせるときは火のようにたけだけしく、不明記録の照合には山のように動かない。
9文責・名無しさん:2007/06/02(土) 18:01:25 ID:En5MeIyd0
So-TV
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 近日スタート!
10文責・名無しさん
あまり伸びそうにないから、↓でやったら?
毎日新聞総合 3
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1167649681/