57 :
池内さん脅迫事件1:
3月17日東京本社版朝刊
ネット炎上…出演中止 池内さん脅迫事件
評論家の池内ひろ美さんをインターネットをインターネットの掲示板で脅迫し、
講演を中止させたとして2月末、45歳の男が逮捕される出来事があった。ブログでの
記述をきっかけにネット上で池内さんへn中傷や非難が集中する中、NHKラジオが
池内さんの番組出演をキャンセル。これが掲示板では「勝利」ととらえられ、さらに
攻撃がエスカレートした末の事件だった。(斎藤徳彦)
58 :
池内さん脅迫事件2:2007/03/17(土) 09:46:50 ID:7+VKZ8fu0
攻撃の発端は、家族問題などに詳しい池内さんが昨年10月に書いたブログ。旅先の
居酒屋で出会った自動車工場の期間工だという若者たちについて、向上心がない、と
嘆く内容だった。
若者たちの学力を疑ったようにも読める表現などをとらえ、11月以降、ネットの掲示板群
「2ちゃんねる」で「職業差別だ」「謝罪しろ」と批判が巻き起こった。本人や家族への
中傷や、池内さんの離婚相談業務を「非弁活動で、犯罪行為だ」と決め付ける記述も
続いた。住所などの個人情報もさらされた。望遠レンズを持った男が自宅周辺で家族に
カメラを向け、警察に通報したこともあったという。
渦中の11月末、12月14日放送のNHKラジオの生番組「いきいきホットライン」に
出演が決まった。「熟年離婚」をテーマに聴取者の質問に答える番組だった。
59 :
池内さん脅迫事件3:2007/03/17(土) 09:53:22 ID:7+VKZ8fu0
ネット掲示板では同じころ、池内さんの出演する番組へ「疑問を呼びかける
メールを送ろう」などと呼びかける書き込みが相次いでいた。
NHKは番組直前の12月12日、「出演者について疑問を示す7通のメールが届いた」
などとして出演キャンセルを申し出た。池内さんは「NHKを動かしたという
成功体験を与えることになる」と再考を求めたが、判断は覆らなかった。
NHK広報は、出演中止について「圧倒的な数のメールやサーバー攻撃や、
FAXが不通になることが考えられた。池内さんの身の安全も危ぶまれる状況で、
出演することで誹謗中傷がひどくなる恐れもあったことを勘案した」とする。
だが、出演中止がわかると、掲示板には「大勝利」「ざまあ」「こうやって
地道にでも追い詰めよう」といった書き込みがあふれた。講演予定会場などへの
直接行動を促す発言も続いた。
12月20日、名古屋市内で予定されていた講演について「血の海になります」
「灯油をぶちまき火をつければ終了」などとネット掲示板に書き込みがあり、
池内さんは講演を中止した。
ネットソースは好き勝手に記事が書けていいねえ…。
61 :
池内さん脅迫事件4:2007/03/17(土) 09:58:00 ID:7+VKZ8fu0
警視庁は2月、発信者情報からこの書き込みをした東京都日野市の会社員
小林一美容疑者を割り出し、脅迫と威力業務妨害の容疑で逮捕した。掲示板では
今も「小林容疑者はそそのかされただけ」などと擁護する書き込みが絶えない。
情報の前例を作らぬように
ネット社会に詳しいジャーナリストの歌田明弘さんの話
現実社会へも圧力を及ぼそうとするネット側の手法はエスカレートしてきている。
ただネットからの働きかけに対し、企業やメディアが過剰反応して「成果」を
あたえれば、標的にされた個人はいよいよ過激な反応にさらされ、「ネット世論」を
刺激するようなことは言えない社会になっていく恐れがある。不用意に対抗する
必要はないが、あっさり譲歩するという前例を作るべきではない。