お題：『衆愚扇動メディアが達成したもの』

あるある納豆捏造問題に象徴されるように、マスコミ(メディア)の取り上げるモノに
いとも簡単に吊られる一般庶民

ダイエットに効くといっては朝晩に納豆　　消費量は単純に考えて２倍に
吊られない人間も大勢いたことでしょうが、普段は食べない人間が１日２食を目標に
買いに走り、元々いた「朝は納豆派」の中からも『夜も食べなきゃ』の意識が芽生えた
人も少数ではないのでしょう　　捏造発覚前のスーパー等の品薄状態を考えれば

では、これらマスコミの流す情報に飛び付くようになったのはいつ頃からなんでしょうか？

安室奈美恵が流行れば巷にアムラー少女が多数出現し、その後は浜崎あゆみ→倖田來未へ
と引き継がれ、歌姫がレコード会社の業績を牽引する
今のようにネット配信や不正コピーが横行する少し前には、宇多田ヒカルのデビューアルバム
が累計８００万枚を超えるメガヒットを記録し、GLAYが野外コンサートで２０万人を１ヶ所に
集めたという伝説を作ったり、失われた１０年とかリストラ旋風とかデフレ加速とか就職氷河
期など全くモノともせずに売れまくった

たまごっちや韓流ブーム、ユニクロやヤマンバ･ガングロコギャル現象など枚挙に暇がない
ほどにブームに踊らされ「右に倣え！」で横並びをもって安心してしまう国民性
今現在、落ち着いて考えてみれば『あんなに盛り上がったのはいったいなんだったんだろう？』
というような物事ばかりじゃァないのでは？

振り返って・・・
メディアが力を持ち、その力を悪用し世論を作る

政治が世論に阿ってポピュリズムに向かう　　世論とかけ離れた政治家はメディア総掛かり
でバッシングして辞任にまで追い込む(良くも悪くも ------ イジメの要素も多分に含んでる)
※マスコミの匙加減ひとつで擁護も叩きも自由自在に出来る現状

ネットの出現で少しは大人しくなるか、自戒するのかと思えばこれまたお得意の捏造や
印象操作に明け暮れるマスゴミ (夕刊フジの２ｃｈ閉鎖騒動やひろゆき失踪報道 etc)


少し前置きが長くなってしまいましたが、果たしてこのままで良いのでしょうか？
皆様のご意見を賜りたい

「個性の時代」などと吹聴するわりには“没個性”の人間ばかりのコミュニティを作り
他人と違った目立つ奴を排除する「イジメ」は勢いが無くならない　　逆に押さえ込もう
とすれば陰湿化し陰に隠れるのみで、悪質化の一途を辿っているようです

多摩川にアザラシが現れたといっては連日押し掛けた「タマちゃん報道」、「回転ドア
の危険性」や「シンドラー社のエレベーター誤作動」や「三菱車の発火事件･事故」など
すべて解決されて問題が無くなってしまったのだろうか？
「練炭による集団自殺」などは、もうぱったり無くなってしまったのだろうか？

ただ報道が視聴率を取れるニュース素材ではないとして放置する(無視する)態度に切り替
わっただけのことじゃないんじゃなかろうか

センセーショナルであること、視聴者の興味を(ダイエットとか占いとか、金策にまつわる
ことだとかグルメとか健康とか芸能人の離婚とか...)引く題材であるであること
それ以外は報じられない
そんな状態が長らく続いていて、今後もその流れは加速していくことでしょう

国民の知る権利とは、そんなつまらないことに向けてなんでしょうか？　 既得権のマスコミ
に都合が良いものだけが報じられて、ないがしろにされて良いものでしょうか？

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