269 :
文責・名無しさん:
専修大学出版局の『はんらんする身体』と中経文庫の『14歳の心理学』を
読んだんだけど、大変なことになってるよ。
同じ文章を二つの本に収録して発売って、法には触れないの?
『はんらんする身体』収録の香山の論文「若者とパフォーマンス」の、
語尾だけ(〜だ→〜です)変えてあとは殆ど全文同じものが、
『14歳の心理学』に載ってるの。
『14歳の心理学』の4、5章が文末や文の切れ目などの少々のマイナーチェンジ以外
全文同じ内容。
引用、データまで全て同じ!!
買うのはバカバカしいから、本屋で見てみて。
どうしようこれ。出版社に電話してみようかとも思ったんだけど、
誰か見た人いない?
三軒茶屋の動画なら見たよ!。最近帝塚山バージョンもでたらしいよ!
271 :
『はんらんする身体』から:2006/09/11(月) 23:26:10 ID:09zBdPq6
◆「若者とパフォーマンス」香山リカ
若者は、変わったのか。
時代を経ても繰り返し論じられるこのテーマであるが、答えは永遠に出ない。
それは、ひとりの人間が自分の目で「若者の変化」を観察できるのはせいぜい数十年であるから、
さらに自分もその間、加齢しているので「定点観測」が不可能であるから、という
大きな制限によるところが大きいのは言うまでもない。
そのことを踏まえてあえて言おう。自分が精神科医となってからのこの十五年ほど
(つまり自分が二十代なかばすぎの“若者”から四十代なかば前の“中年”に至るまで)の
観察の結果、私は「若者は変わった」と思うのである。
272 :
『14歳の心理学』から同じく冒頭:2006/09/11(月) 23:46:58 ID:09zBdPq6
◆「第4章 「生きづらさ」ととなりあわせで心を襲う
「若者は変わったか…」この問いは、時代を経ても繰り返し論じられるテーマですが、
答えは永遠に出ないでしょう。
それは、ひとりの人間が自分の目で「若者の変化」を観察できるのはせいぜい数十年であるからでしょう。
さらに、自分もその間、加齢しているので「定点観測」が不可能であるからです。
そういった大きな制限がある以上、「若者の変化」の観察が実質的に不可能ということになります。
そのことを踏まえてあえて申しましょう。
自分が精神科医となってからのこの十五年ほど
(つまり自分が二十代なかばすぎの<若者>から四十代なかば前の<中年>に至るまで)の
観察の結果、私は「若者は変わった」と思うのです。