☆★☆★2007年11月06日付
▼安倍さんのサプライズに続いて今度は小沢さんのサプライズ。これだから
政局からは目が離せない。世間は驚きの声に満ちて、なぜ今頃の辞任なのかと
その原因を探る動きがかまびすしいが、本人以外は誰もわからないというのが
「真相」だろう。しかし自民党下野のシナリオが崩れかかったことは事実だ
▼テロ特措法の期限が切れて、民主党が凱歌を上げいよいよ政権奪取の
可能性が高まったという見方がある一方で、ではもし民主党政権が誕生した場合、
日米関係をどう処理していくのだろうかという疑問を小欄は抱き続けてきた。
どんな国とも不即不離、つまりつかず離れずの関係を保つというモンロー主義が
自国の孤立化を招いた米国の先例に学ぶというのならそれはそれでいい
▼だが、北朝鮮にそれは許されても、世界との協調抜きに日本の将来は語れない。
とりわけ戦後ずっとパートナーを組んできた米国との蜜月時代にケリをつけて、
“独身”に戻るというのなら別だが、そこまで踏み切れないのならインド洋の
給油活動にもどこかで落としどころを見つけるというのが「現実認識」であり、
政権党に求められる「融通性」というものである
▼国会のねじれ現象でどんな法案も参院で否決されることになれば、
政治そのものが混迷し、国民生活に重大な影響を及ぼしかねない。
これはやがて自らまいた種によって自分が苦しめられる結果になることを、
小沢さんほどの現実政治家が気付かぬはずはない。福田さんとの党首会談で
小沢さんが一大決心した妥協がその辺だったと思う
▼老舗に生まれ、そこを飛び出して色々会社を作ったまではいいが、
心ここにあらず、どこか実家が恋しい何代目が苦悩した結果の選択が
このサプライズだったと見るのはうがちすぎとしても、「育ち」は説明できない
作用をする。
東海新報社 世迷言
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi
☆★☆★2007年11月08日付
▼亭主の浮気がバレてはらわたが煮えくりかえる女房が、「絶対に許せない。
離婚してやる」と一度は息巻くが、しばらくして冷静になると「子どももいるし、
自分一人では生活できないし、亭主の稼ぎも悪くないし。ここは我慢するか」と
いう境地に達する。そんな例は世間にザラだ
▼たとえは悪いが、小沢辞任発言とその後の収拾のしかたを見ると、
民主党の対応には「亭主の稼ぎ」が離婚に踏み切れない最大の理由であるように
思われて、失礼ながら冒頭のような情景が浮かんできた。昨日の日経、
産経両紙のコラムは期せずして小沢さんを天の岩戸に引きこもった天照大神に
たとえていたが、八百万の神々に「自活能力」があれば、岩戸を叩く必要はないのである
▼はしなくも小沢さん自信が漏らしたように、民主党が政権担当能力を
備えていれば、党首などどうでもいいことなのは、自民党がこういう時、
「お代わり」に不自由しない現状が参考になろう。一度辞任を決めた小沢さんが
党役員の説得と懇願によって翻意したことで、「離婚騒動」は収まったが、
しかし裏切られたという思いは女房の心の中に澱のように残るだろう
▼「子はカスガイ」となって「父帰る」ことになったが、本当は突っ放した方が
よかったのである。それは民主党に一時的混乱をもたらすが、強い獅子にするには、
わが子を千仭の谷底に突き落とすことが必要だ。せっかく大連立やら政策協議
やらという「虎児」を求めて虎穴に入ったはいいが、中はもぬけの空だった
▼こうして仲間から袋だたきにあった猟師が、こんどは虎児ではなく「虎親」を
狙おうという作戦を立てたとしても、竜になれなければ「竜虎相うつ」状況は
生まれない。それは柳本ジャパンが対セルビア戦で苦戦したごとくである。
東海新報社 世迷言
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☆★☆★2007年11月09日付
▼「歴史は夜つくられる」というが、政治も夜つくられることは歴史が証明しているところだ。
つまり表舞台だけでなく裏舞台でも色々と工作されるのが政治の常で、民主党を
舞台にした今回のドラマにも「黒子」の存在が明らかになった
▼続投表明をした小沢さんが会見の中で、「さる人」から呼び出されて「大連立」を
持ちかけられその後、同じ人物から「首相の代理と会ってくれ」と頼まれたことが、
党首会談につながったと「告白」したことで、黒子が「白子」になった
▼名前こそ明かさなかったが、それが誰かは明白で、この「からくり人形劇」は
客席から座布団を投げられて中止、打ち切りとなる。さる人というのが読売新聞の
渡辺恒雄会長、その意を体してメッセンジャー役をつとめたのが森喜朗元首相であることは、「公然の秘密」
▼だから、観客はみな裏舞台の方へ回ってしまった。この「大連立劇」は
かくして興行的には失敗するが、脚本的にはおもしろいと、「座付き作者」の名を
高めた。この原作者は、「安倍辞任劇」の後も役者を集めて「福田擁立劇」の
脚本を書き、演出まで担当したほどで、隠然たる実力をのぞかせる。
井原西鶴にしてもこれだけの才覚は持ち合わせていまい
▼日本最大の発行部数を持つ読売新聞の主筆でもある渡辺さんは、
「ナベツネ」と呼ばれて良くも悪くも風雲を巻き起こす政界のフィクサーだが、
この党首会談をお膳立てした裏に、盟友である中曽根康弘元首相の影がどうもちらつく
▼自民、民主両座の興行はこれから表舞台中心となりそうだが、観客動員の
行方は役者と何より脚本次第で、民主座の方は新たな座付き役者を
育てる方針らしい。自民座は「お手並み拝見」と高見の見物だが、
こちらが演目の「国会胸算用」は、まだ構想すらまとまってないらしい。
東海新報社 世迷言
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi
238 :
文責・名無しさん:2007/12/26(水) 00:47:57 ID:JWfysmpV0
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて
ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
239 :
文責・名無しさん:2008/02/05(火) 12:43:57 ID:7ttLHt/OO
age
240 :
文責・名無しさん:2008/03/03(月) 22:16:34 ID:YEOL7Ltv0
「はい、ギョーザ一丁あが〜り」とはいかないのである。少なくとも中国製ギョーザの中毒事件で
“犯人”と断定された殺虫剤・メタミドホスがどこで混入されたのか、そして裏で糸を引くその
“真犯人”は誰かを特定しない限り、中国製食品に対する不安は一掃されず、海外市場は
閉ざされてしまう。
しかしながら中国は「一丁あが〜り」とやる積もりらしい▼中国当局が記者会見して「中国での
混入はあり得ない」、「殺虫剤は外側から内側に浸透することも確認された」と早々「結論」を
出したのは、ヤブを突いてヘビが出ないようにするためとしても、まさに「語るに落ちる」という
見本だろう。
まだ捜査途上の段階で「判決」というのは「新滸伝」も「三国志」もようせぬレトリックである▼
相手からは捜査資料を手に入れ、こちらからは何も出さないで「捜査協力」もないものだが、
その挙げ句に「日本混入説」を主張するあたり「拉致問題など存在せぬ」と言い張るどこかの
国とそっくり。だがそれは中国に対する不信感を募らせるだけで、少なくとも北京五輪を控え、
食の安全を印象づけることとは逆の効果をもたらすことを中国当局は考えなかったのだろうか
▼国連で分が悪くなれば「拒否権」を発動するクセが習い性になったわけではあるまいが、
サギをカラスといいくるめるこんな論法がまかり通るようなら、信頼というものは成り立たない。
真相を究明して再発防止を誓うことこそが最善の策だったのである▼案の定、店頭から中国
製食品が姿を消しつつある。不安の上に「偽装」の上塗りとなれば、消費者はいっそう遠のくだろう。
メタミドホスの毒性よりこわいのは、その場を取り繕って大局を見失う結果の害の方である。
ソース:東海新報社 2008年03月01日付
http://www.tohkaishimpo.com/index.html
241 :
文責・名無しさん:2008/03/07(金) 21:26:57 ID:Gb+hIVODO
東海地方と紛らわしいから「気仙新聞」と改称したらどうだろう?
242 :
文責・名無しさん:2008/04/06(日) 22:59:53 ID:PN6RM1zi0
東海新報
ttp://www.tohkaishimpo.com/ ☆★☆★2008年04月02日付
▼エンゲル係数といえば家計費における食費の率を指し、これが高いと「生活程度」が低いとされてきた。
しかし衣食住の中で絶対に不可欠なのは「食」であり、「衣住」充実のために
顔の見えない外国産の安い食材で補うというのは果たしてハイレベルな生活と言えるだろうか
▼そういう前提で中国製に限らず外国産に頼るという覚悟があればそれはそれでいい。
しかし日本が食料自給をやめて輸入に頼るようになってからたかだか四半世紀である。
その間、食料に関するどのような事件があったか思い出してみるべきだろう
▼「医食同源」とは、地元の食材を食べておれば問題は起きない、という先人の体験から来た教えである。
それがまた長寿を助けてきたのだと思う。しかし「医食異源」の現代、
食費を削って結果は医療費を増やすという戯画がちらついてならない。
ほ
ほ
しゅ
246 :
文責・名無しさん:2008/05/15(木) 03:00:33 ID:ywwW2Aqs0
コピペまだ〜?
ほしゅ
ほしゅ
☆★☆★2008年05月02日付
▼洞爺湖サミットを前に内閣を改造して人心もイメージも一新し、
福田政権を浮揚させる必要があると、自民党の“重鎮”たちは考えているようだが、
それで求心力が高まればしめたもの。しかし単なる延命策に終われば、
本復はかえって難しくなるだろう
▼福田政権の不運は、参院選敗退による後遺症が尾を引いているせいもあるが、
しかしそれだけに転嫁することはできない。やはり一国の将来を託される存在なのだから、
他人の嫌がることも敢えて行い、時には虎穴に入ることも虎の尾を踏むことも必要だ。
だが、そうした気概が伝わってこないから国民はもどかしく思うのだ
▼ねじれ国会という構図ができあがって、法案成立には与野党が真剣に
政策論争を交わし、納得した上で妥協するという形が必要となったが、
現実はこと重要法案となると互いの主張が平行線をたどり、
歩み寄りというのはまず期待できなくなった。ガソリン税についても、
どこかにクロスする部分があったはず
▼だが、継続か廃止かの論争だけで終始し、結局は一カ月廃止して
また復活という茶番とすら呼べない顛末となった。このために費やされた
エネルギー、ロスは決して小さくない
▼与野党にコンセンサスというものがない以上、混乱は続くだろうから
福田政権はサミット後、解散総選挙を行い国民の信を問うべきだと小欄は思う。
いっそのことこれを機会に与野党ガラガラポンにし、政界再編成ができないかとさえ思うのである。
☆★☆★2008年05月04日付
▼「どこまで下がる支持率ぞ」共同通信の世論調査によると福田政権の
支持率はついに20%を切った。これは森内閣が退陣した時以来のことで、
民主党が首相の問責決議をあげる前に国民から不信任されたに等しい
▼水に落ちた犬を叩くほど当方は非情でないと思っているので、
これ以上福田さんを責めるつもりはないが、ご本人の性格では今後支持率を
劇的に向上させるような荒療治は期待できないゆえに、安倍さんのひそみに
ならってあっさり政権を投げ出した方が、心身両面の安寧のためにも
いいのではないかと奨めたい
▼政治の世界は非情そのものである。すでに党内には退陣を想定した動きが
胚胎している。そんな一つの動き。先月末、中川昭一自民党元政調会長が
中国の人権状況を考えるシンポジウムを開いていたところ、麻生太郎前幹事長が姿を現した
▼突如のことで大きなどよめきが起こったが、少し遅れて今度は安倍前首相が
現れたので場内は再びどよめいたという。これは中国との融和路線を続ける
福田首相への強烈な牽制だといえる―との解説があったが、ポスト福田政権の
受け皿としての動きというより、三氏とは思想的に対極にある福田さんへの反発が
内燃していると見たい
▼中川さんは雑誌の中で「このままでは日本は黒字倒産だ」とまで言い切り、
この閉塞状況をなんとか打開しなければと指摘しているが、そのためには
大切開手術が必要なことを国民も気付き始めたのが、この支持率だろう。
☆★☆★2008年05月05日付
▼中国の胡錦濤国家主席が明日六日来日する。江沢民前主席の来日から
十年ぶりで、そこに日中間を隔てる「距離」が示されている。それにしても
タイミングが悪かった。テレビのワイドショーはそのあたりを反映して
いまひとつ元気がない
▼それもそのはず。反日、反政府、反権力的言辞を弄しておれば進歩的と
勘違いしているワイドショーの常連たちにとって、北京五輪という祭事に
チベット問題という悩ましい問題が絡んでくると、これは手放しで五輪を
祝っているわけにはいかない。そんな苦しい胸の内が視聴者にも伝わってくる
▼内外の課題についてはいつも快刀乱麻で切って捨てる某キャスターなども、
たまたま見たこの日はさすが良心の呵責に耐えかねたのか「チベット問題を
解決しない限り北京五輪の成功などあり得ない」と珍しく中国の非をならした。
「親中」度の高い局にしては意外な展開だった
▼もう一つのワイドショーに出演した常連の某氏は、普段口をきわめて
ののしるタイプなのに、自ら手を挙げてコメントするわけでもなく、
促されてしぶしぶ発言したが、しどろもどろにあるべき五輪の姿を
述べただけでお茶を濁した。これははしなくも普段のスタンスが、
人権でも正義でもないところにあることをうかがわせる
▼真の日中友好は互いにおもねり、へつらうことからは生まれない。
言うべきことは言い、たしなめることはたしなめることだ。福田首相が
もし胡主席を諫めたら、支持率は一挙に回復するだろう。
☆★☆★2008年06月14日付
▼四川大地震から一カ月が過ぎ、テレビ各局が現地の模様を伝えていたが、
一時は外国報道陣に対して取材制限も事前検閲もせず、鷹揚なところを見せた
中国政府も一転、貝になり、すべてが元のモクアミに戻ったようだ
▼倒壊を免れた高層アパートの住民たちが、そこには戻らずテント住まいしているという光景は、
「おから(手抜き)工事」への不安と、そういう不正をまた黙認していた行政に対する不信が
いかに大きいかを物語るものだろう
▼多くの学校が鉄筋の不足で「非耐震構造」になっていた結果、
跡形もとどめずに崩壊した。その瓦礫の中に子どもたちが生き埋めとなり、
いまだ閉じこめられている。肉親たちにとってその悲しみとやりきれなさと憤りは
どれほどか、想像するにあまりある
▼手抜き工事の責任を明らかにしたいと子を失った親たちが、
プラカードを掲げてデモ行進していた。当局からにらまれてどんな報復が
待ち受けているかも分からない国では勇気のある行動だが、
むろん制限を受けないわけがない。取材陣の前に公安当局者がたちはだかり、
倒壊した学校は立ち入りが禁止されていた
▼被災者の不満、憤懣を報道によって増幅されることを恐れる措置は
こうしてじわじわと強化拡大され、怒りという怒りが封殺されていく過程が、
現地から送られてくる映像から伝わってくる。すべてが力によって
押さえ込まれるのだが、それは積もりに積もり、どんどん凝縮されていくだけだろう。
☆★☆★2008年06月17日付
▼外交とはすぐれて心理学だと思う。相手は何を考えているのかその真意を
読み取りその裏をかくためには、まず「読心術」が必要なのだが、
これが「錬金術」より難しい
▼北朝鮮が「解決済み」と取り合わなかった拉致問題を「調査」し、
日航機「よど号」乗っ取り犯の身柄引き渡しに「協力」するという軟化の陰には
何があるのか、何が目的なのかをまずはじっくりと検討する必要があるのは論を待たない
▼だが、政府は先の日朝実務者協議の結果を「一定の前進」とみなして
経済制裁の一部を解除することに決めた。解決済みとあれほど強気一点張りだったのが、
手のひらをかえしたように「未解決」を認めたのは、よっぽど困る事情があるからである。
よど号事件の犯人だってお荷物ではあったにしても引き渡しは裏切り行為だ
▼これは「太陽」ではなく北風、つまり経済制裁がもたらした成果と捉えずして
なんと理解すべきだろう。「対話と圧力」という路線がその「対話」で
ことごとく破綻してきた以上、残るのは圧力しかなかったのだ
▼経済制裁緩和を拉致被害者家族会は疑問視し、政府部内にも異論があるが、
心も空気も読めない福田首相は「交渉しなければ解決しないでしょう」と
「思うつぼ」にはまってしまった。後でホゾをかむ結果はもう見えているが、
もしすべてが首相の望むように展開し、拉致被害者全員が
無事帰って来るようだったら、小欄は不明を恥じて頭を丸めることにしよう。
☆★☆★2008年06月22日付
▼「昨日の敵は今日の友」互いに憎しみ合うからこそ戦争も紛争も起こる。
そう米国は反省したらしい。十八日、ライス国務長官はテロ支援国家指定リストから
北朝鮮をはずすと表明した。「人のいやがることはしない」という福田首相に学んだのだろう
▼だが、この指定解除は拉致問題解決には圧力が不可欠と主張してきた
安倍前首相や被害者家族会の期待をテーブルごとひっくり返すものである。
核を放棄しなさい、拉致被害者を返しなさいという要求に、「はいそうですか」と
乗ってくる相手ではないことを百も承知しながら、この譲歩は不可解
▼核問題とリンクさせ、その解決のために拉致問題は決して後退させないと
あれほど約束したブッシュ大統領が、その舌の根も乾かぬうちに変心したのはなぜか。
かの国では少なくとも「大統領に二言はない」とは言わず、約束を平気でホゴにしても
道義は問われないのだろうか
▼だが、伏線はあった。他ならぬ当事国の日本が対北経済制裁を緩和し、
相手側に擦り寄ったということは、トップの方針が変化したというシグナルを
米国に送ったと同様なのだ。相手が音を上げるまで圧力をかけ続けるという
安倍政権の意向が、福田政権の下で軌道修正されたと
▼そう判断すれば「もう日本に義理立てする必要はない」とドライな選択も
生まれよう。米国最大の関心は拉致問題などではなく、拉致という無法まで
敢えてする国から、核という凶器を取り戻す方便そのものにあるからだ。
☆★☆★2008年06月28日付
▼北朝鮮を「テロ支援国家」と指定していた米国が心変わりしたことで、
拉致被害者家族会はがっくり肩を落としている。政権が対北強硬派の
安倍前首相から融和派の福田首相に代わって以後、頼みの綱は
米国だけとなっていただけになおさらだろう
▼家族会の心中を慮ってかブッシュ大統領もライス国務長官も、
指定解除は拉致問題の先送りを意味しない、解決に向けて努力していくと
いった発言をしているが、これはリップサービスに終わるだろう。
名を捨てて実を取った北が自国に不利な拉致問題で日本に
譲歩するわけなどないからだ
▼こういう展開は十分に予想されていたのに、福田首相は対北経済制裁の
一部を解除し、さらにテロ支援国家指定解除が濃厚になると
「核問題解決のためには望ましいことではないが歓迎すべきこと」と
容認発言をしていた。つまり米国の軟化に理解を示すメッセージを送っていた
▼こうなったら対応はただ一つ。自力解決あるのみ。与野党問わず心ある議員たちが
一致して立ち上がり、断固経済援助協力などを拒絶することである。
六カ国協議に日本だけ取り残される?いいだろう。拉致問題解決なしに
びた一文出す必要などない。困るのは残る五カ国の方なのである
▼交渉ごとは相手の弱みにつけ込むことだろう。その点、北にとって
日米とも与しやすい相手であることを証明してきた。だが、
ここで一転日本が変わる。そう、主権国家としての気概を行動で示すことである。
>>249-255 * *
* + GJですた!
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
257 :
文責・名無しさん:2008/07/07(月) 22:52:01 ID:Qr6FQYxz0
age
新たなバブルの崩壊!!
等と、最近マスコミで取り上げられる事が増えて来ましたが、実際あのバブルの処理に、国民の税金が無駄に流用されてしまった事実を覚えていますか?!
以下参照(是非ゆっくりと考えながらお読み下さい)↓↓
http://www.kokusaipress.info/19-06t.htm 何のお咎めも無く、国民の税金で責任逃れをした輩が、意気揚々とまだ金儲けを企んでいる事を知っていましたか?!
是非マスコミ関係の方、税金を納める為、日々必死に働いている国民の為にも、改めてこの事実を取材し、責任の所在と今後の対策を世論に公開して下さい。
良識のある対応をお願い致します。
259 :
文責・名無しさん:2008/07/17(木) 08:44:54 ID:MME6c/tx0
☆★☆★2008年07月16日付
教科書の中で竹島をどう扱うかを協議した政府は「わが国固有の領土」とはうたわず、
あやふやな記述でお茶を濁した。人の嫌がることはしないのが福田流とはいえ、ここまで逃げ腰とは…
▼中学校の学習指導要領解説書改定で最大の関心事とされていたのは、
文科省の主張を官邸がどう受けとめるかだった。島の帰属は領土、領海の規定と絡む。
だから相手に対する思いやりの深い首相といえども、これだけは絶対譲るまいという観測もあった
▼が、やはり淡い期待だった。「(中学生を)領土問題や経済水域の問題に着目させたりすることも大切」
「竹島をめぐり韓国と主張に相違はあるが、北方領土同様理解を深めさせることも必要」といった
改定の内容は、核心をぼかして問題を先送りする日本外交の悪しき伝統をそのまま踏襲した形となった
▼先送りは問題をこじらせるだけで解決の糸口とはなり得ないことは尖閣諸島の例が証明済みで、
竹島についても領有を主張しないと、帰属の根拠を自ら薄めることになり、かえって禍根を残すことに
つながる。しかし首相は「日韓関係をぎくしゃくさせる」と目先の利害にとらわれた
▼「独島」と呼んであくまで固有の領土と主張する韓国が文言をいじるだけで納得するわけがなく、
どこまでも平行線をたどることは明白だったのだから、領有権はきちんと明記しておき、
後は国際司法裁判所に持ち込んで決着をつけようというのが、政府のとるべき態度だった。
東海新報コラム 世迷言
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi
260 :
文責・名無しさん:2008/07/19(土) 09:01:25 ID:Qse4aiw10
☆★☆★2008年07月19日付
気仙方言の「おだづ」という言葉の語源を知りたいと思っている。これは「ふざける」という
意味を持ち、それが過ぎると「おだづバカ」となり「お調子者」、「悪ふざけ」といった表現になる
▼おだって(悪ふざけして)いる間はいいが、度を越すと相手も怒り出し「おだづな(ふざけるな)よ」
と詰問調になる。この「おだづなよ」は当方の好きな表現で毎日一回は使っている。本当に怒って使う
ことはまれで、ほとんどが「そんなのあり?」、「やってられないよ」といったニュアンスか
▼しかし昨日読んだ新聞記事には思わず怒りを覚え怒声用法になっていた。それは中国を訪問中の
山崎拓前自民党総裁に対し、武大偉外務次官が北朝鮮支援を要請したという内容だったからだ。
武次官は、北朝鮮に対し核計画申告などの見返りとして実施しているエネルギー支援に関し
「日本も自らの負担を真剣に考えてほしい」と述べた
▼さらに「他国が日本の負担分を肩代わりするのは断固反対だ」とも述べ、
支援不参加は日朝関係の改善に影を落とし、日本のイメージに傷がつくと表明したらしい。
以上は山崎氏が記者団に話したことだが、その場の雰囲気は大体想像がつく
▼だが、北朝鮮がどんな申告をしようと、複数の同胞を拉致して返さぬその無法を鳴らさず、
金だけ出すというそんな理不尽は天人共に認められるものではなく、
誰だって「おだづなよ」と席を蹴るだろう。むろんびた一文出す必要なし。
東海新報社 世迷言
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi
相変わらずの神っぷりで
262 :
文責・名無しさん:2008/08/08(金) 00:24:17 ID:tCii0rKk0
_, -――- 、_/^\
ー=こ⌒\: : : : : : : :\厂^\\
/ : : : :| |\ \:__: : : :\ |∨
/ : / : : : |_| \ \: : : : : \_|ハ
. ´ ̄了: : : :∧| ,ィ≦沂: ,: ト、:\ :'
|:|: : : f才汽 ∨り ∨: |、:厂 : :'.
_____. |:ト: : 入∨り// /`´ |: ムイ: : : : :',
|____ \□□ _ |八: |: :n‐ァ、 r‐ 、 j/|: : : : : : :│
/ / □ □ | | 〉{: ハ{ ' L ー'_// │: : : :│ :|
/ / __/ /. | : {⌒ヽ }了\∧-ヘ: │: :| :│
/ / / / |/´ | | ト、_∧ノv }ハ∧: :| :│
 ̄  ̄ ̄ .〈 /^7 |ノ/ {o「 V / ∨ :│
(⌒ ⌒ヽ. |ヽ __/ ,} }o} }ハ | : : |
(´⌒ ⌒ ⌒ヾ. }ー{_{〈 / / / ノ _ノ. | : : |
('⌒ ; ⌒ ::⌒ ).. 厶 _ト、__/ / / /ー{ | : : |
(´ ) ::: ) <___/ \厶ム/r―イ | : : |
(´⌒;: ::⌒`) :; ). // ヽ、_ /; | │ │.:.:.|
(⌒:: :: :⌒ )三≡≡≡ / / . : : _:_:/ |│ │ | : : |
( ゝ ヾ 丶 ソ. | | ハ, |,ハ l |:.|: :|
. ヽ毎日ヾ ノノ ノ. ∧ | ヽ: . }| ∧ l ノ∧│
263 :
文責・名無しさん:2008/08/18(月) 14:13:56 ID:5txrYT6G0
8月15日の気仙坂、なんかスピリピュアルな内容だったが、自分をライトワーカーなんて言っててキモいよな〜。あんな内容新聞に載せていいんかね。この新聞は。
264 :
文責・名無しさん:2008/08/18(月) 18:05:28 ID:T/aIpNkb0
■第85回一水会フォーラム
日時・平成20年9月16日(火)/18時30分開場・19時開会
場所・ホテルサンルート高田馬場/3階会議室
演題・『北朝鮮再考』
講師・講師・吉田康彦先生
(大阪経済法科大学客員教授)
会場整理費・1500円
お問合せ・一水会事務局:
265 :
文責・名無しさん:2008/08/28(木) 15:29:21 ID:E6lQxHKM0
今一番神に近い新聞 : 東海新報
神々しいまでに :北國新聞
神のお膝元にある新聞 : 伊勢新聞
+++++++++++++【 神の壁 】+++++++++++++++
割と安定してる :産経新聞 ( *・ー・)
最近空気読んでる :読売新聞 ミ*■Å■彡y━~~
出来不出来が激しい :静岡新聞、山陰中央新報
やれば出来る子 :朝鮮日報<;@Д@>、大紀元時報
コンスタントにだめぽ :神奈川新聞、中国新聞、新潟日報、盛岡タイムス
逝ってよし : 日本海新聞
---------【 あなたの知りたくない世界 】--------
意外とまとも : 赤旗(医療・増税・サラ金関連)
(゚∀゚) : 東奥日報、岩手日報
(´Д`) : 神戸新聞
('A`) : 琉球新報、京都新聞
m9(´Д`) : 河北新報、時事通信
266 :
文責・名無しさん:2008/08/28(木) 15:31:08 ID:E6lQxHKM0
---------【 早く消えて欲しいあの世 】----------
誤惨家 :沖縄タイムス、信濃毎日、西日本新聞
諸悪の元凶 :共同通信(;`凶´)
また大西か :ニューヨークタイムズ東京支局
--------------【 ネタ 】---------------------
チラシの裏 : 北海道新聞、日本経済新聞(;Θ-Θ)
不治の病 : 高知新聞
-------------【 同人誌 】--------------------
毒電波 : 赤旗(憲法・外交関連)
ペットのトイレ : 聖教新聞
---------------【脳に寄生虫が浸食】-------------------
なあに、免疫力が憎いし苦痛:東京新聞、中日新聞
-------------【 メトロポリタン ミュージアム♪ 】---------------
私はコスモポリタンでありたい: 朝日新聞(#@Д@)
----------【サイレント魔女☆リティ】------------
(*^ー゚)/~~日本は皇室もhentai☆ふーびっくりした:毎日 (li´m`)●~*
☆★☆★2008年07月23日付
▼中国雲南省の昆明市で起こったバスの連続爆破事件は、当局の発表によると
「人為的」なもの、つまりテロの疑いが濃厚という。党指導部が受けた衝撃度は爆発物の
破壊力よりはるかに大きかったろう
▼テロなどといったら同国では国家反逆の最たるものであり、原因の究明と犯人逮捕に
これから全力が挙げられるだろう。捕まれば本人はむろんのこと一家眷属にまで類が及び、
その報復は想像を絶することになるはず
▼天安門事件が象徴するように、共産党独裁体制を維持するためには、
少しでも不穏な動きはチェックされ事前に封じられるという国にあって、テロという行為がいかに
無謀なものか想像するに余りある。しかしそれが現実に起きたということは、
命を張った個人なりグループが存在するということを意味する。
当指導部にとってこれは戦慄的だ
▼中国国内で暴動が頻発していることは公然の秘密だが、それが日本の農民一揆のように
何年かに一、二度という頻度ではなく各地で常態化しているというのは、
それだけ国民の不満がマグマのように溜まっている証拠だ。
そしてその噴出を抑えきれなくなってきている
▼四川大地震で子どもを失った親がおから工事追及に命がけで抗議している場面を見て、
自暴自棄の国民を増やす恐ろしさを素人なりに感じた。これは単なるガス抜きだけで
収拾できないものを秘めている。積もり積もった不満がついにテロという手段にまで発展したと見ると、
この事件は決して軽視できない。
東海新報社 世迷言
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi
☆★☆★2008年08月02日付
▼「しない」といっていた福田首相が「した」のは、一体どういう理由なのか?
その内閣改造によって第二次福田内閣がスタートした。この卦が吉と出る確率は低く、
せっかくある任免権を「引退興行」として使ってみるかといったような印象だ
▼閣僚をそのまま引き継いだだけに、やはり独自色を打ち出すためには内閣改造が
必要という声は福田政権発足当時からあった。しかし任期半ばで降板する安倍さんと
道連れにさせるのはしのびないと福田さんは思いやったのだろう。
しかし新しい酒は新しい革袋に盛るべきだった
▼福田さんとは旗幟を異にする安倍さんの好みで組閣された陣容をそのまま引き継ぐというのは、
使う方も使われる方もやりにくい。しかしあえてそれをしなかったのは、「他人の嫌がることはしない」
その流儀ばかりではなく、首相としての器量を示したかったからだろうか
▼党内や外部からの「内閣改造のすすめ」にも応じず、じっと沈黙していた福田さんだったが、
ここに来て一転翻意したその動機を知りたいものである。内外からの圧力、心境の変化、
その他さまざまが考えられるが、「空気を読める」首相経験者のアドバイスとみるのが妥当だろう
▼改造しても自民の人気が浮揚するとは考えられず、支持率低迷のままいずれ退陣に
追い込まれるだろうという観測がもっぱらだが、一寸先は闇なのが政治の世界。
とんだどんでんがえしもあり得る。それも福田さんの運次第という卦が出た。
東海新報社 世迷言
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☆★☆★2008年08月03日付
▼「溺れるものはワラでもつかむ」というが、頼りなさそうなペットボトルでもそばにあれば
強力だとか。福田改造内閣の顔ぶれを見ると、救命ボートや救命浮環を備えるのではなく、
ボトルを集めて浮力をつけるという対応のよう
▼福田さん自前の内閣だから、福田色が出るのは当然だが、それは悪い意味でのという気が
小欄にはする。というのも、こと外交面、とりわけ対中外交において「押す」よりは「引く」ことが多くなる、
つまり主張より譲歩に走る懸念をこの顔ぶれから感じるからだ
▼トップの福田さん自身「親中度」が高く、毒入りギョーザ事件に対する腰の引けた対応に
それが出ている。そして二階さん谷垣さんと同じ傾向を持つ人物の入閣。党役員ならまだしも、
閣僚として対外交渉に当たる場合「相手のいやがることはしない」では困るのだ
そういう場面は少ないとしても、問題は閣内協議の場合で、特に中国の出方に対応する時はなおさらだろう。
選挙区内に江沢民前主席の銅像を建てようとしたほど中国びいきで、経産相時代東シナ海のガス田開発をめぐり、
中国への対抗上日本も試掘すべきという安倍―麻生ラインに反して試掘カードを放棄した二階さんと、
硬派の麻生さんが呉越同舟するのはいいが…
▼しかし高村外相も町村官房長官も対外的には「穏健路線」。そこで心配なのは、
中国と正面から向き合うような事態になった時、譲歩、妥協第一にならなければいいがということなのである。
東海新報社 世迷言
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☆★☆★2008年08月14日付
▼すぐネタの割れる安手の芝居を見ているようで、腹立たしくなるというよりは情けなくなるのが、
日本政府の拉致問題対処法だ。何度だまされたら気が済むのか、またもニンジンをぶら下げられて
ノコノコと付いていく算段とはあきれるばかり
▼中国・瀋陽で行われた日朝実務者協議で、双方が合意したのは、今秋までに北朝鮮が
拉致被害者の「再調査」を終え、それによって日本側は経済制裁の一部を解除するというもの。
再調査とは聞こえがいいが、実際は「精査した結果、拉致などなかったことが確認された」という
結果があらかじめ用意されているという意味だ
▼そして、再調査をして答えを出したのだから今度はあんたが誠意を示す番だと要求されると、
返答に窮すという次第。この?典型的?な外交術で日本がこれまでどんな煮え湯を飲まされてきたか、
その実例をここで挙げるいとまはないが、こちらが誠意を見せれば相手も誠意で応えるだろうという
大前提でテーブルについている国は日本ぐらいなものだろう
▼拉致被害者家族会が「解除(制裁)は時期尚早、(再調査は)また口約束に終わるだろう」と
疑問視するのは当然で、これほど筋書きが明らかなのにまた茶番劇を見に行く方の気がしれない
▼なにせ、拉致被害者を取り戻したのに、一時帰国の約束だから返せという政治家がいる国。
どこまでお人好しなのかと考えるこちらの方が「人を見たら泥棒と思え」式、
狭い料簡の持ち主なのかもしれない。
東海新報社 世迷言
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☆★☆★2008年08月26日付
▼昨日届いた新聞の業界紙によると、新聞業界には相変わらず逆風が吹いていて、
中央紙、地方紙とも部数減が続いている。中央紙では前年上期比、朝毎読とも減紙、
日経と産経だけがわずかに伸びているがまあ「冬の時代」に入ったことは疑いない
▼各メディアの比較から新聞の優位性を挙げれば、記録性、視認性ではダントツといっていい。
速報性ではテレビにかなわず、訴求性にも欠けはするが、情報量の豊富さにおいて
新聞の牙城は崩れない。視認性は確認性でもある。そして保存性も見逃せまい
▼しかし、それでも読者を引きつけておけなくなったのは、やはり原因があるからだろう。
無料ならともかく有料だから家計費切り詰めの犠牲になりやすいのは分かるが、
しかし面白ければ手放さない。活字離れという「時代相」もあるが、識字率そのものが
下がったとも思われない
▼やはりメディアが多彩になって選択肢が増えた結果の優勝劣敗が形となって
表れたのだろう。新聞とラジオだけしかなかった時代、電波のポケット地帯はあっても、
新聞の届かない地域はなかった。明治からの中央集権国家には、中央の動きを知る
手段として新聞紙しかなかった
▼そんないい時代が続き高度成長に入っても動かず、ついに読売一千万部、
朝日八百万部という時代が到来した。人口一億の国で二紙の総数がこれだけあるというのは
驚異的だ。だから減ったとはいうが、普通になったというべきかも。しかし他人事ではない。
小紙もここで頑張らなければ。
東海新報社 世迷言
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☆★☆★2008年09月03日付
▼このチームは優秀なバッターこそ多いが、投手陣にはエースどころか中継ぎすら不在。
今回も先発の安倍が序盤で降板し福田が継投を託されたはいいが、その福田までが
猛打を浴びて戦意を喪失、監督の采配を待たずに自分でマウンドを降りる始末
▼「自民・白鵬・玉子焼き」といわれたほど子どもたちに人気のあった「自民ライオンズ」だが
いまや往時の陰もないほど人気凋落、二位の「民主タイガース」に首位を明け渡すのは時間の問題
▼だからこそ、スピードこそないがコーナーをうまく突いて無難にこなす福田の踏ん張りが期待されたのだが、
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」式にばんばん振ってくる相手の勢いに気圧されてすっかり手元が狂ったのか、
投げる球のいずれもが甘いコースに入り、得点の山を築かれた
▼観客席からは「無責任」「続投しろ」といったヤジやブーイングが飛び、
球場全体騒然とする中、福田はうなだれて肩を落としたまま観客の視界から消えていった。
「敗戦投手結果を語らず」しかし無念だったろう。安倍に対して浴びせられた「無責任」コールを
まさか自分も浴びるようになるとは
▼まだ場内アナウンスはないが、福田の次には麻生が登板するであろうことは確実。
なにせチームにはもう麻生以外にリリーフの持ち駒はないのだ。
ここで彼が好投し試合をひっくり返すか、それとも刀折れ矢尽きて
監督選手共に試合を投げ出すか、首位をめぐる攻防はいよいよ混沌としてきた。
東海新報社 世迷言
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273 :
文責・名無しさん:2008/09/08(月) 20:04:05 ID:Eah/ejks0
☆★☆★2008年09月06日付
▼次期の五輪からは、責任という重い物質をどこまで投げられるかという種目が
投擲競技に追加される。任期途中で政権を投げ出す(放擲)連続劇にヒントを得たもので、
戦う前から日本の金は確実と見られている
▼これは悪い冗談として、ポスト福田に自民党から四人が名乗りを上げた。
最初は麻生氏独走と思われたが、さすが人材綺羅星のごとく煌めく自民党のこと。
勝敗は二の次として民主主義政党はかくあるべしと、複数が総裁ダービーに駒を進めるあたり、
長年政権を担当してきた矜恃はさすが
▼昨日の朝日新聞による色分けだと「積極財政派」が麻生氏、「財政再建派」が与謝野氏、
そして小池、石原両氏は「上げ潮派」だという。いずれもそんな「旗指物」を背中にくくりつけているわけではないが、
旗幟が一目でわかるようにこのようなラベルを貼る必要があるのだろう
▼積極財政とは、景気対策のためには財政出動もいとわないということ。財政再建とは、
再建のためには消費増税も辞さずということ。上げ潮派とは増税よりも経済成長重視ということだという。
以上は朝日新聞からの「翻訳」で、目的とするところは同じだが過程だけが異なるわけか
▼できれば四人を首相とし、交代でそれぞれの手法を展開させいずれが正解かを確かめたいもの。
しかし、その前に出ずるを徹底的に制すことが必要だ。そして財政出動も増税もせずに
再建してかつ景気を浮揚させる―そんなウルトラCを放つ名伯楽はいないのか。
東海新報社 世迷言
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi
応援してるぜ。>転載主
>>274 どうもありがとう。
☆★☆★2008年09月11日付
▼北朝鮮の金正日総書記にはこれまで何度も重病説が持ち上がったが、
そのつどやや間を置いて元気な姿を見せ、西側の「期待」を裏切った。
これは金総書記一流の隠遁術というべきか
▼ここ三週間以上公式の場に姿を見せず、九日に行われた建国六十周年式典でも同様だったことから、
またも重病説が出ている。米情報当局筋からは「脳卒中で倒れ重体」という未確認情報が伝わっているが、
電子技術に頼るだけでヒューミント(ヒューマン・インテリジェンス=人的情報)がおろそかになった同国だけに疑問符もつく
▼重病説というのは99%西側の希望的観測に基づくものといってもよかろう。金王朝が倒れ専制体制が瓦解して同国が
民主主義国家として生まれ変わりやがて朝鮮半島の統一、という期待と希望に彩られたシナリオが状況判断を狂わせるわけだが、
これまでの例から見て今回も同じような結果に終わる?
▼テレビなどで見る総書記は明らかにメタボで、内臓脂肪も多そう。生活習慣病にかかる確率はかなり高いと見ていい。
脳卒中説もそのあたりからの推理ではなかろうか。本当に重体ならそれを隠すために変化を感じさせない演出をするものだ
▼影武者がいるはずだから、テレビではロングのみ写させ、場合によってはCG処理も施すはず。
大事な建国式典にも姿を見せないという一見不利な「不在証明」は、憶測させることによって何かを引き出す常套手段か。
間違っていたらご免なさい。
東海新報社 世迷言
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi
誰も読まない新聞がなぜ売れているのか
http://www.kcn.ne.jp/~ca001/ 新聞が大部数を維持し続け、廃刊に追い込まれないのはなぜでしょう。それは新聞業界に
自由競争がないからです。日本の新聞は世界でもまれな専売店による宅配制度の下で
大半が売られていますが、そこに問題があるのです。
専売店制度は、以前日米自動車交渉の時にも問題となったいわゆる系列販売の典型で、
排他的な流通制度です。 また、宅配制度の下での無期限購読は、店頭で商品を選ぶのと違い、
消費者が商品を比較検討、選択する機会がありません。この世に新聞自身の商品内容、
他紙との違いを訴える広告というものは全くありません(産経新聞は『新聞はみな同じでは
ありません』と訴えていますが、裏を返せば消費者は新聞はみな似たようなものという認識を
持っていて、新聞を内容で選択していないということを新聞社自身が知っていると言うことです)。
新聞のセールスマン(拡張員)は来ますが、しつこさと、強引さを競うだけで、商品の説明は全くなく、
消費者には大変迷惑な存在です。月に一度の休刊日は各社一斉で、たまに他の新聞を
読むこともままなりません。一般に店頭販売をせず、訪問販売のみと言う商品は多かれ少なかれ
消費者には不利益となります。比較検討したり選択する余地がないか、あっても非常に限られて
いるからです。そして、一度定期的な購入を始めると、購入見直しのキッカケがありません。
何せ、その商品しか知らないのですから。
(中略)
元朝日新聞の記者で、週刊朝日の副編集長だった稲垣武氏は、井沢元彦氏との対談の中で
「日本の新聞社が倒産しないのは宅配制度に支えられているからです.もし宅配制度が壊滅して、
みんな駅のキヨスクで新聞を買うようになったら、言論の優劣による競争結果がはっきり現れる。
それがないから、品質の悪い記事をのうのうと書いている」と宅配制度の問題点を指摘しています。
(井沢元彦著「虚報の構造 オオカミ少年の系譜 朝日ジャーナリズムに異議あり」)
277 :
文責・名無しさん:2008/09/18(木) 17:25:50 ID:oDmxzvWJ0
>>276 東海新報ってどうすりゃ生き残っていられるんだろうな
278 :
文責・名無しさん:2008/09/24(水) 21:44:23 ID:Ypj8H+dc0
☆★☆★2008年09月17日付
▼負債総額六十四兆円。プライムローン問題に揺れる米国金融業界に核分裂が起こった。
証券大手四位のリーマン・ブラザーズが経営破綻、こんな天文学的借金を抱えて六十余年の
歴史に幕を引いたのである
▼ゴールドマン・サックス、メリル・リンチ、JPモルガン……。知ろうともしないのに、
米国の巨大投資銀行の名がいつの間にか脳裏に刻まれているのは、その影響力が
実際世界経済に及ぼす実例をいやでも見せつけられてきたからか。「不沈戦艦」というものがあれば、
まさにこれら巨大バンクのことだろう
▼その不沈の一角が崩れた。もはや米国政府も支えきれなくなったという明らかな証拠である。
やはり深傷を負って絶命寸前だったメリル・リンチはバンクオブアメリカが買収という形でタオルを投げ入れたが、
巨大戦艦が二隻相次いで満身創痍となり戦列を離れれば「無敵艦隊」の信頼度も急降下する
▼案の定、日米欧や新興国の株価が急落、ニューヨーク株は二年二カ月ぶりの安値、
下落幅は米同時多発テロ以来の大きさとなった。当然ドルも安値となり、円がその分高くなった。
こうした株安、ドル安の不安が高まる中で、救いとなったのはニューヨーク先物市場で原油が
七か月ぶりに九十五ドル台になったことか
▼米国発金融市場不安の今後が日本にどのような余波をもたらすか、経済音痴には予測がつかないが、
これはコインの表裏であろう。こうなれば、円高が思わぬ効果をもたらすという一面を見守るしかない。
東海新報社 世迷言
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☆★☆★2008年09月18日付
▼米国がくしゃみをすれば日本は風邪を引くと言われるほど、米国経済の影響をもろに受ける日本だが、
米国初の金融不安はさっそく日本列島を揺るがし昨日はどこへ行ってもその話でもちきりだった
▼まずは株安。膝株しか持ち合わせない当方には痛くもかゆくもないのだが、マクロ的に日本経済を
考えればこれはマイナスだろう。しかし大方は平静で、それは株価の上下に一喜一憂していないからである。
つまりは大部分が「非投資家」だからだろうか
▼次に円高だ。輸出で今日の基盤を築いたと言っても過言ではないわが国が為替に敏感なのは当然。
輸出はほとんどがドル建てだから、円高よりはドル高の方が実入りがいい。だからメディアは
「これで輸出が不振になる」と騒いでいたが、ショックの大きさの割にはそれほど円高にならず、
まずはさざ波程度で収まっている
▼それは日米欧の中央銀行が市場介入したせいでもあるが、一ドルが七十九円を記録した時などから
見たらショックは軽微も軽微。確かに株安とはなったが、金融危機に陥ると安全弁として株は
下がり、それが緩衝材となってやがてゆっくり回復するというのは歴史が教える通り
▼というわけで、世界が大騒ぎしている割には拍子抜けするほど世間はのんびりしている。
米国政府がリーマン・ブラザーズの救済のため公的資金導入などの措置を取らなかったのも、
影響度を見極めた上での判断だろう。金儲けに失敗した尻ぬぐいを税金でさせられるのでは
たまったものではないからだ。
東海新報社 世迷言
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☆★☆★2008年09月20日付
▼多くのドライバー、とりわけ中高年や女性が渇望しているのにメーカーはなぜ開発しないのかと
思っていた「安心ナビ装置」がいよいよ実用化される。遅きに失した観はあるが、
縦列駐車や車庫入れで悩んだことがウソになる時代が来る
▼ドライバーの死角を低減する予防安全技術「マルチビューカメラシステム」を開発し、
十月発売予定の新型ミニバン「オデッセイ」に搭載すると発表したのがホンダ。
直訳すれば「多角眺望写真機装置」(苦しい)だから、要するに車の死角にレンズを
何本もつけたということ
▼このカメラは広角よりさらに広角の「魚眼レンズ」を採用したのがミソで、
複数の映像を電子的に処理し運転席正面のナビゲーション画面に表示する。
これによって「駐車」「視界」「幅寄せ」という、ドライバー大方が苦手とする運転操作がかなり楽になる
▼前記のように注意力と勘を要求される運転は小生のはなはだ苦痛とするところで、
駐車場ではいつも気をつかう。だからこのようなニーズがあるのにメーカーはなぜ
要望に応えないのかと疑問に思っていたが、ようやくにしてホンダが気付いたというのは、
この業界に案外空気の読める人間がいなかったから?
▼このシステムについては以前にも書いたので重複するが、しかしなんど書いてもこれは
ユーザーの目線に立った工夫としてたたえたい。このシステムの普及によって
車の接触によるトラブルは激減し、事故そのものの予防にもつながることは請け合いだ。
なお、十七日付本欄でリーマン・ブラザーズの歴史が「六十余年」とあるのは約百六十年、
正確には百五十八年でした。読者の指摘に多謝。
東海新報社 世迷言
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☆★☆★2008年09月21日付
▼事故米の不正転売が次々と明るみに出て、日本の商道徳がここまで“汚染”されていたのかと
驚くと同時に悲しくなった。勤勉で正直なところが日本人の「売り」なはずだったが、
いつ頃からこんなにも情けない国民に成り下がったのか
▼「士農工商」という呼び方は決して序列ではなく、単なる職業の分類法であり、武士以外には
上下関係などなかったようだが、水戸黄門のドラマでは農民も職人も悪さはせず、
役人に取り入って不正を働くのは商人と決まっているから、もしかしたらこれは倫理観の厚い順?
▼しかし実際のところ「商い」は「飽きない」から出発し、そのためには践み行うべき筋道というものがあって、
それが家訓としてきちんと守られたればこそ何百年と続く老舗がある。その数において日本に
比肩できる国はないというのは、まさにその商法に由来しよう
▼なにせ、百年以上続く老舗が日本には十万社もある。二百年以上となると、
世界全体で五千五百八十六社に絞られるが、そのうちなんと日本が三千百四十六社を占める。
二位のドイツは八百七十七社、フランス二百社、中国にいたってはわずか九社に過ぎない
▼モラルの問題だけで論じることもできまいが、やはり根幹は信用を重んじる伝統だろう。
ギネスブックにも載る「金剛組」は千四百三十年前の創業という、その事実だけをみても日本では
「のれん」をいかに大切に守ってきたかがうかがわれる。と、嘆いても「のれんに腕押し」か。
東海新報社 世迷言
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☆★☆★2008年09月24日付
▼自民党の第二十三代総裁に麻生太郎氏が選ばれた。母方の祖父はワンマン宰相と言われた故吉田茂首相。
父親も衆院議員だったという政界のサラブレッド。初めから将来が約束されているようなセレブだが、
果たせるかな総理総裁の椅子が待ち受けていた
▼福田首相が内閣改造をし、幹事長に総裁選を戦ったライバルの麻生氏を起用した時「禅譲説」が流れたのは、
本来あり得ないシナリオだったからだが、それはどうやら当たらずとも遠からずのように思われる。
もう後のない自民党にとって総選挙を戦える駒は麻生氏しかないからだ
▼それにしても、安倍前首相、福田首相と相次いで政権を放り出し、自民党が国民や野党から非難の十字砲火を
浴びて解散総選挙→民主党圧勝→政権交代という図式が浮かび上がってきた時、総裁選に本命の麻生氏だけでなく、
四人も対抗馬が登場したというところに自民党のしたたかさを感じる
▼というのも、民主党が小沢代表の無投票三選濃厚というその時期に、こちらは五人ですよというのは、
あまりにも話が良くでき過ぎているからである。おかげで民主党の動きは陰に隠れてしまった。
これが演出でなかったら、自民党の復原本能おそるべし
▼しかし麻生氏有力という情勢となっても自民党の支持率は上がらず、このまま総選挙となれば
大苦戦を余儀なくされるのは間違いない。そういう明白な状況下、自民党がこのまま手をこまぬいて
いるわけがなく、これから一波乱、二波乱あると思うべきだろう。一寸どころか一ミリ先は闇だ。
東海新報社 世迷言
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283 :
文責・名無しさん:2008/10/01(水) 08:30:29 ID:lS1S0W+D0
滝沢住んでるが
これ購読できないのかな
284 :
非公開@個人情報保護のため:
滝沢じゃだめだ。