NEWS23では連日報道している共謀罪のニュースについて、筑紫のスタジオコメント。
筑紫
「まことに荒っぽい、凶暴な法律です。
〜(聞き逃した)。
ろくに審議してないです。
こんなことがまかり通るのは勝っちゃったからですが、
それで苦しんだ創価学会が母体の公明党が何で賛成なのか」。
「それ」=治安維持法=共謀罪が盛り込まれる予定の組織犯罪処罰法
と混同させようとする意図がヒシヒシと感じられる、
実に筑紫キャスターらしい意識的なコメントでした。
ちなみに、公明党が賛成している(あくまで表向きではあるが)理由は、これだね。
運用をあらかじめ限定的にしているから(創価学会には影響が及ばないようになっているから)。
共謀罪 処罰対象明確に
(中略)
提案者の漆原良夫氏(公明党)は、「労働組合や民間団体などが共謀罪の対象にならないことを明確にするため、
同文を条文上に明示した」とし、対象はあくまで、国際テロ組織や暴力団、振り込め詐欺グループなどの
犯罪組織であると強調。また、伊藤氏は同罪の成立要件として、「共謀に係る犯罪の実行に資する行為」
という文言が付加されていることについて、その理由や具体的行為などを尋ねた。
漆原氏は、同罪の処罰条件について、共謀の後に実行のための現場の下見や凶器の購入、
金品の受け渡しなどを実際に行った場合と説明した。
http://www.komei.or.jp/news/daily/2006/0426_07.html そもそも組織犯罪処罰法は、公明党も提案者になっているんだよなあ。