「シリーズ変・小泉的ニッポン」
「わたしが愛した小泉純一郎」
以下、かぎ括弧のみは全てナレーションの言葉。括弧は背景で流れるVTRの内容及びVTRの言葉です。
「5年前、私にとってあなたとの出会いは衝撃的でした」
(ここでBGMは「バトル・ロワイヤル」のテーマソング)
「あなたのポスターを見(?)、あなたがくれる恋文を読みました」
「振り返ってみればすべてのことが私の気を引くためでしたが、そのときの私は気が付きませんでした」
「恥ずかしいほどあなたに夢中でした」
「出会って3ヶ月このときのあなたとこんなに長い付き合いになるとは思いませんでした」
「一緒に過ごし出すと、相手の振る舞いが気になることもあります」
(小泉の靖国神社参拝の映像を2種類、中国政府の広報官の抗議、中国での日本食レストランを襲撃する暴力による反日デモ)
「隣近所からは文句を言われましたでもあなたは〜」
「うちの家計の問題」
(小泉の「30兆円に抑える」→「〜」→「その大きな問題を処理するためには約束を守れなかったのはたいしたことではない」発言)
「いい加減でした」
(
>>679の続き)
「生みの母」
(田中真紀子と小泉が一緒に応援演説会→田中外相誕生)
「二人三脚でがんばっていたあなたの母が涙を流したとき」
(田中真紀子更迭)
「生みの母に冷たかったあなたの仕打ちには本当に驚きました」
「私との外に目を向けたのです」
(未納三兄弟→「人生いろいろ会社もいろいろ」)
「駄目かと思ったときに危機を乗り越えてきました」
「妻の間の安定した穏やかな時間が訪れます」
(2002年10月の拉致被害者5人及びその家族の日本帰国の映像)
「家族の再会はあなたの努力があってのことでしょうか?」
「安定のためあなたはこんな努力もしました」
「あれは独裁者ですよ」(古賀の言葉)
「〜」(江藤の言葉)
「〜」(野中の言葉)
「一種の政治的テロ」(中曽根の言葉)
こういう偏向が逆効果だということにいまだにあのバカどもは気付いていないらしい。
つーかあんなもんで世論を左右できると思っていたら国民蔑視もはなはだしいな。
(
>>679-680の続き)
「あなたは私が付いていきそうな人を置いていきました。
こともあろうにあなたは彼女以外に大切な相手がいたのです」
(小泉とブッシュのキャッチボールの映像→9.11テロ映像→ブッシュのテロリスト批判演説、小泉のテロリスト批判コメント)
自衛隊派遣に
賛成27%
反対75%
(2003年11月調べ)
「でもそんな彼についてきたのはひとえにこの言葉があったかもしれません」
(小泉の言葉「自民党変われば日本が変わります」、「〜」、
「構造改革なくして成長なし」、「改革の本丸が郵政改革であります」)
カイカク・カイカク・カイカク
「呪文のように唱えたのは、私が痛みに耐えること」
(小泉の言葉「改革を止めてはなりません」)
(2005年8月、参議院にて郵政法案否決、衆議院解散)
(
>>679-680,
>>682の続き)
「そしてあなたは付いてくるかの判断を迫ったのです」
(小泉の言葉「賛成してくれるのか、国民の皆さんに問いたいのです」)
「さらに別れを迫ったのです」
(衆議院圧勝)
「なのにあなたは別れを告ぎました」
(小泉の言葉「(2006年9月の総裁任期後も)総理大臣を務めるつもりはありません」)
「なぜ、こんなにあなたに惚れたのか。あなたと過ごした5年間は何だったのか。
来週1週間かけて調べたいと思います」
(これでVTR終了。その後、筑紫がコメント)
--
筆者感想:
千葉補選前にこんなVTRを垂れ流して、
しかも冒頭、「バトル・ロワイヤル」で危機感を煽り立てるVTR、
筑紫哲也が「(NEWS23の)今年のテーマは変ですが云々」などとコメントした後、
最後に草野満代が「来週1週間、小泉政治の5年間を検証したいと思います」と言い、
小泉政治にネガティブな言葉を大量に羅列したボードを示して
「シリーズ変・小泉的ニッポン」の、言うなれば“前夜特集”を結んだあたりが
明らかに千葉補選を念頭に置いたマスメディアによる世論操作じゃないですか・・・
それを金曜日に持ってきて、明日以降は批判の声が来ても日曜日の千葉補選後まで何も釈明せずに済む。
世論操作の上に卑怯な手段じゃないですか・・・