>>828 うちに来た朝刊では、池田香代子のコメントの代わりに在日弁護士のコメントがあった。
民主主義の時代、危険はない 中島峯雄・国際教養大学長の話
自分も委員の中央教育審議会が答申を出してから3年もたち、国を愛するという表現が
「言葉遊び」になり、政治的な妥協の産物になったのは残念だ。
「愛国心」はファシズムの時代なら危険だが、現在のように民主主義と個人主義が
貫徹している社会では、使ってもまったく問題はない。1920年代に、米国の社会学者も
「愛国心は郷土愛から出てくる健全な発露だ」と言っていた。一方、「他国を尊重し」という
表現もあり、真の意味での異文化理解につなげるべきだと思う。ただ、根本の議論は
教育をどうするかであるべきだ。政治レベルで教育の崩壊、とくに高等教育の危機を
どこまで本気で直すつもりがあるのかを見守りたい。
在日コリアンは生きにくく 在日韓国人の李博盛(リパクソン)弁護士
娘が通う福岡市の小学校が02年に、通知表で「愛国心」を評価した際に、異議を申し立て、
その項目が削除されたことがあった。これでは、在日コリアンはますます生きにくくなる。
基本法が改正され、同じようなことが我が身にも降りかかってくれば、一つ一つ保護者が
解決していくしかない。
「伝統と文化」の文言があれば、これまで以上に、教育の現場に日の丸、君が代、天皇と
いった要素をいかようにも詰め込むことができるようになる。愛国心が、子どもを指導する際に
評価の対象となるのは不可避だ。内心反対していても、生活がかかっている教員は
職務命令を受けると、従うほかない。悔しいし、残念だし、心配だ。
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いずれにせよ、肯定派1に朝日と近い論調の反対派2という、毎度お馴染みの構成でつね。
北朝鮮シンパの東大教授に在日弁護士と、朝日のスタンス丸分かり。