やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その67

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460文責・名無しさん
>>451
相互理解求め「反日」(前編)
 中国で「反日」を叫ぶ人たちの間で、英雄として語られる男がいる。馮錦華
(フォンチンホウ)さん(35)。北京の広告会社に勤め、郊外の分譲マンションに妻(34)と長女(4)の3人で暮らす。
反日的な若者らに影響力を持つ「中国愛国者同盟」の中心メンバーだ。
 04年には日中間で領有権を争う尖閣諸島・魚釣島に上陸し、沖縄県警に出入国管理法違反容疑で逮捕された。今は、
東北部の黒竜江省で起きた旧日本軍の遺棄化学兵器の被害者救済を訴え、寄付金集めに奔走する。
 小泉首相の靖国神社参拝などをきっかけに、日中間は今、かつてない緊張状態にある。中国側で反日運動を主導する人は
何を考え、何を求めているのか。
 北京の馮さんのもとを訪ねた。勇ましい反日の闘志のイメージ持っていた私の前に現れたのは、日本語が滑らかな紳士だった。
実は日本滞在が8年間に及ぶという。
 内陸部の山西省出身。法律を勉強しようと94年に来日した。印刷工場で働きながら日本語学校に通い、大学で法律を学んだ。
東京都内の国際電話会社に就職した。同級生やバイト先で日本人の友人ができた。飲み会も楽しかった。日本の若者の多くが中国
での旧日本軍による行為に無関心な事に違和感を感じたが、友人関係がぎくしゃくすることを恐れ、戦争の話題をできるだけ避け
るよう心がけた。
 01年8月、小泉首相が靖国神社に参拝。中国から反発の声が上がったが、日本のネット上には正当化する発言があふれた。
「どうして中国人の気持ちがわからないのか」。国交正常化以降の日中友好ムードの中で育ち、日本に愛着があっただけに裏切ら
れた思いだった。怒りがこみ上げ、抗議の声をあげようと決めた。
 靖国神社のこま犬の台座に「死」「ね」のスプレー書きした。逮捕され、器物損壊罪で有罪判決を受けた。
 在留ビザがなくなり、翌年帰国。祖国では勇気をたたえる声が相次いだ。年老いた戦争被害者からの支持も多かった。「この被
害者の思いを日本に伝えねば」と思った。

(後編に続く)

連投規制のため、後編のうpが遅れますのでご了承下さい。