中日新聞・東京新聞こそ電波!! その24

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53文責・名無しさん
>>51これですね。

特報 ネット世論と靖国参拝
現実の政治行為に触発され… 右傾化へ相乗効果
掲示板 あふれる「憂国の士」

小泉首相の靖国参拝を高裁レベルでは初めて「違憲」と断じた三十日の大阪高裁判決。
判決内容はもちろんだが、目を引いたのは、判決文にネットへの言及もあった点だ。
いまや既成メディアに肩を並べるネット世界だが、その右寄り加減が語られて久しい。
ネット世論と靖国参拝の関係は?
(中略)
判決直後、
「もうすぐネット上のあちこちの掲示板に『反日判決』とか、裁判長への悪口があふれるだろう」
と予想したのは、元公安調査庁職員でジャーナリストの野田敬生氏だ。
「『2ちゃんねる』に代表される巨大掲示板は“いじめ”の巣くつ。
この裁判長の個人情報、私生活を暴いたり、住所まで割り出したそうという利用者(2ちゃんねらー)が必ず出てくる」
(中略)
ネット上の事件に詳しい小倉秀夫弁護士は「原告側は良いところに目をつけた」と切り出した。
「増えているという靖国神社のホームページへのアクセスには、単に靖国神社側の言い分に興味があるというだけでなく、そこで掲示板への書き込みネタを仕込んだり、確認目的の利用者も少なくないはずだ」
(続く)
54文責・名無しさん:2005/10/01(土) 22:41:47 ID:OkCRildS
(続き)
たしかにネットの書き込みには「憂国の士」があふれている。
名を名乗って、論理的に書き込む人もいるが、匿名で「ブサヨ」(左翼の蔑称)「プロ市民」(市民を装った左翼)などと、反対派をののしる内容が大半だ。
インターネットジャーナリストの森一矢氏は
「過激な話が多いのは匿名性のゆえ、無責任でいられるから。思想的な思い入れよりもストレス解消が目的」と指摘。
小倉氏も「自らの論理を正当化する受け売りの材料は、ネット上では右派の方がはるかに多い。それが右傾化を支える一因。
しかし、新しい世代の中にはそうした根拠薄弱な論理を心から信奉している人たちが出ている」と話す。
(中略)
小倉氏は「話の中身が分からなくても、とにかく執着して相手をやっつけようという傾向がある。
まじめに受け答えを試みる人々は根負けしてしまい、掲示板から離れていってしまう。
あるいはそうした人々のサイトがつぶされてしまう」と言う。
「歴史的にはよくあるパターンだ。不景気でうっぷんがたまり、生活に根ざした個人の尊厳を見いだすより、国家主義的な大きな物語(グランドストーリー)に寄りかかろうとする」
(中略)
野田氏の意見に、小倉氏も同調してこう語る。
「仕事としての政治家にとってネット世論は当然、無視できない存在。ネット世界は逆に現実の政治行為に励まされる。
右傾化の相乗効果が垣間見える」