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文責・名無しさん:
朝日の本音?
10月4日 東京版
「詰め甘くても合理的な判断」 無職 海老沢照明(東京都 59歳)
「証拠がないのに憶測で判断してはならない」。この言葉の妥当性には二面性がある。対権力の場合、権力者が
法的、社会的、道義的な問題を起こしても、証拠を掴むのは容易ではない。たとえ明確な証拠がなくとも
「合理的な判断」が「十分にできうる」場合には、冒頭の言葉は妥当性を欠く場合がある。
今回の朝日新聞のNHK「番組改変」報道では、中川、安倍、松尾氏からの反論に証拠をあげられなかった点で、
朝日は取材の甘さを反省している。だがそれを、自民党やNHKが鬼の首を取ったかのように「虚偽報道」と攻撃し、
自分たちの正当性を強調するのは筋違いだ。
一連の流れから、朝日が主張する「政治家の発言が圧力となって番組内容が変わった」点、
「安倍氏らと面談したNHKの国会担当幹部が番組変更の指揮をとった」点は、事実だと判断するに足る合理性がある。
「NHK報道」委の見解にあるように、番組制作に関係のない国会担当幹部が改変個所を指示し、政治家らが
指摘していた線に実質的に沿うものとなった点は「番組編集に政治家の影響力が及んだ」ことを示唆している。
それを「証拠がないからなかった」などとして朝日攻撃に終始する自民党やNHKの態度は、居直り以外の
何物でもない。
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